時空太郎 さん

時空太郎さん: 超時空ノベルカタストロフ
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プロフィール

ハンドル名時空太郎 さん
ブログタイトル超時空ノベルカタストロフ
サイト紹介文ブログ小説に革命を起こすと豪語する
伝説の小説ついに連載。伝説は今、始まった!
自由文“異彩”
数あるブログ小説の中でもこの言葉がぴったりなブログは
全ウェブページを探してもここ以外に見つからないのではないだろうか。完全ノンノンフィクション大作がただで読めてしまうとは現代人はなんと幸せなのだろう。あなたも肌で感じて欲しい。生きる伝説を。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供13回 / 40日(平均2.3回/週) - 参加 2008/03/26 18:04

時空太郎 さんのブログ記事

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  • 2008/03/31 19:54其の2
  • 飽きたが行かないと…。単に刺激を求めてこの高校にやってきた俺は留年はしたくなかった。もしかしたら高校創立以来初の大学進学者になるかも知れないという、あってないようなプレッシャーを背負いながら歩く。こんな時間に歩いていても同級生と会う。「ようサミー。」バイク越しに話しかけてきた男は裏では顔が広い(らしい)マツヤマだ。俺はあまりこいつと関わりたくなかった。何度かねずみ講に誘われたからだ。無論、騙す側で... [続きを読む]
  • 2008/03/30 18:37二章 其の1
  • 俺、サムはちょうど今起きた。今…10時くらいか。外資系企業のお偉いさんの父親の出勤前に食事をして、あたかも学校へ行くふりをする。父親が出ていくと再びベッドへ潜りしばしば眠るのが日課だ。近所の有名高校、私立サイデンスティッカー高校に通っているが学校に飽きていた。有名高校であって、名門高校ではない。盗んだKワサキのクールなバイクが廊下を走り、生徒の九割が煙草を所持しリーゼントまたはスキンヘッドで、無免... [続きを読む]
  • 2008/03/30 18:34当たり屋の午後 其の11(完)
  • 「あ、あなたの名前は何ですか。」「川崎。通称早撃ちの川崎だ。さ、事務所に行こうかね。」そう言って先を行く彼の後を距離をあけついていき、出口付近で無意識に公園を振り返る。いつもと変わらない雰囲気の平和な時間が流れる公園。しかしもうあのベンチに座ることはないきがした。私はこれからどうなるのだろうか。ふと、トムの頭に疑問が浮かび上がる。(なぜ私が公園でうつ向いてたのをカワサキは知っていたのか。)まさか当... [続きを読む]
  • 2008/03/30 18:32当たり屋の午後 其の10
  • 「はっはっは。ずいぶん頭の入れ換えが早いな。もうこっちの仕事に興味津々か。名前は?」「トムです。ハンクスでもクルーズでもないですが。」「はっはっは…粋なジョークだね。いいか、トムさん。あの獲物は捕らえられた。しかしあれはあえて逃がした。あんな素人みたいなやり取りしないっつーの。ではなぜそんなことをしたか。それは比較した結果だ。あんたと獲物とをね。当てる獲物はウジ虫のように沸くが、当てられる社員はそ... [続きを読む]
  • 2008/03/30 18:30当たり屋の午後 其の9
  • 「あんたさ…筋がいいね。片言日本語、あんたは気がついてないだろうが、不思議な力があるよ。最初に近づいてきたときの心地よい日本語とのギャップで落とす力を磨けば…うん、いいねぇ。」最悪の展開は回避した…のだろうか。嫌な予感がする。「平日の昼間に公園でうつ向いてるイコール職無しだな。どうだい、うちに来ないかい?お分かりの通り汚い裏商売だけどよ。」いいえなんて言えなかった。うなずいた。しかしさきほど冒険心... [続きを読む]
  • 2008/03/30 07:52当たり屋の午後 其の8
  • 「もう全部忘れて去りな。俺はこの外人さんに用があるから。」なぬっ!?トムはゾッとした。青ざめた。ムシャ震いした。死神が見えた。こんな人生の転機はアイドンライク!!!当たり屋に宣告されて当てられる?なんと私は小物な男なのか。ああ今や被害者となった加害者さん。どうか去らないで。ああこんなことなら下手なこと言わずに第三者相応の対応で無難な終わらせ方をすべきだったんだ。しかしそんなトムの嘆きは玉砕される。... [続きを読む]
  • 2008/03/29 08:16当たり屋の午後 其の7
  • しかし、トムの物語になんら面白味も加えられなかった行動とは裏腹に、当たり屋は水を得た魚のように活気が溢れ(こればかりは加害者にもよくわかった)弾が補充されたマシンガンを、今度は捕獲の為でなく威嚇の為にぶっぱなした。「俺のフェイタルな傷と心を放置して優雅な生活に戻るがいいさ。時折今日の出来事が暗い影のようにお前の人生に忍び寄り、お前に人間としての良心があるならそのたびにもがき苦しむだろう。神や仏に祈... [続きを読む]
  • 2008/03/28 07:37当たり屋の午後 其の6
  • そして当たり屋は言った、あろうことかトムに向かって。「あんたもアイツがよそ見して突っ込んで来たのを見ただろ?」ぶつかった音を聞いてから駆けつけたので、もちろんトムは見ていない。だからノーと言ってこのいざこざに終止符を打つべきだった。しかしつい先程自己の人生に疑問を持ったこの男は今、溢れんばかりの抑制出来ない冒険心に溺れていた。 「ボクハミマシタ。」なぜここにきてトムの台詞をカタカナで表記しなければ... [続きを読む]
  • 2008/03/27 18:01当たり屋の午後 其の5
  • フォーミラーワンレースより速く早い、その一方的な隙のないトークに、加害者はつい呟いてしまった。「あ、あんた当たり屋だな!」当たり屋。自分から交通事故に当たり賠償金を請求する詐欺だ。たぶんこいつは当たり屋だ。気の弱そうなこの男を狙ってぶつかったのだ。しかし彼が意外にも芯がしっかりしていたからか、または当たり屋の方があからさますぎたからか、畳み掛ける所で思わぬ反撃がきたようだ。それでも当たり屋は表情一... [続きを読む]
  • 2008/03/26 14:41当たり屋の午後 其の4
  • 「…ホワット!?」トムが外国人であるお陰であろうか、つい出た英語が二人の男の気持ちを、これ以上ない言葉に思われるほど見事に代弁した。「一体何を…」「だからさぁ…腕折れたのよ、俺。治療費も馬鹿にならないし、これじゃ仕事も出来ないのよ。わかる?警察沙汰も嫌でしょ?お互いに。今持ってないだろうからとりあえず有り金残らず出してよ。タクシーで近い病院行くからさ。口座教えとくから明日までに振り込んどいてくれな... [続きを読む]
  • 2008/03/24 19:01当たり屋の午後 其の3
  • 「大丈夫ですか?」美しい旋律を帯びたトムのその日本語は自転車に引かれた男の心を掴んだ。「イタタタタ…」腕を押さえ悶え苦しむ被災者。「絶体絶命か…」出た!漢字検定三級所持者の嫌みのない四字熟語。あまりに的確に状況を反映したその四字熟語にオドオドしていた加害者も「大丈夫ですか?」と青ざめ尋ねた。「アイター…ったたたた…腕がお…おれ…おれた…っタタタター50万円。」(……へっ?)トムと加害者は耳を疑った。... [続きを読む]
  • 2008/03/23 08:13当たり屋の午後 其の2
  • トムの座るベンチの先の噴水の奥…一台の自転車が通行人にぶつかった。武士道を貫く漢トムは目撃するとすぐさま駆けつけた。不思議な話だが今までの人生が走馬灯のように頭の中で駆け巡った。ビッグバン、明治維新、禁酒法、オイルショック、京都議定書、同時多発テロ、お笑いブーム、郵政民営化…目まぐるしく動く世界で家族を養う為に黄金の国ZIPANGに来た一人の男の小さな人生…走馬灯の中で彼はあまりにも小さすぎるリストラと... [続きを読む]
  • 2008/03/22 16:58当たり屋の午後 其の1
  • 「いってくるよサニー。」スーツ姿で家を出ていったその男のネーム、イズ、トム。ごく普通の外国人だが、リストラ宣告を受け今日も近所の公園で1日潰す予定だ。二年前に離婚し、心の支えの息子のサムとも関係がギクシャクしている。そんなわけで職を探す気にもなれず、畳の上で華麗な死をとげることばかり考えていた。「イフ…畳で死ねば、私もブシになれるだろう…」リストラという敗北を知られるならば死を選ぶ今の日本人にはな... [続きを読む]
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