- 2008/05/11 09:56[今野敏]
- [asin:4022503874:image] 正直、今野さんの作品としてはイマイチだった。 中盤ぐらいまではすごくよかったけど尻すぼみ。 まぁ シリーズ化するんだろうからご挨拶と考えおk。 キャラは結構立ってるのでこなれてきたら面白い作品になりそう。 心配なのは売れっ子になってきたので、仕事量が増えて作品の質が 落ちること。何人もの作家が売れて(賞をとって)からダメになった のをみてきたから。 『隠蔽捜査』の続編も書い [続きを読む]
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- 2008/05/10 23:45[古川日出男]
- [asin:4087747212:image] アンケート Q 明日から無人島に流されることになりました。私物を三つだけ持っていけます。あなたは、なにを持っていきますか。 A サンドバッグ、パンチンググローブ、応急手当セット。島に着いたらヤシの樹あたりにサンドバッグを吊して、ひたすら蹴り、殴り、必殺技の開発に励む。その後、無人島に難破船の生き残りが流れ着いたり、はたまた海賊たちが一時休息のために上陸してきたりしたら、戦い [続きを読む]
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- 2008/05/09 22:49[川上未映子]
- [asin:4163270108:image] 登場人物は語り手の「わたし」と姉の巻子、巻子の娘の緑子。 物語は夏の三日間を巻子親子が東京のわたしのアパートで過ごすために 大阪からやってくるところから始まる。 巻子 ホステスをしてる39歳。豊胸手術を受けるために上京。 緑子 友達とは喋るが母親とは半年も筆記だけで会話。 いきなり緑子のノートの内容が出てくるが、全編に亘ってこのノートが 小説を引き締めてる。 喋らないから [続きを読む]
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- 2008/05/07 19:43[松井雪子]
- [asin:4344014820:image] まよいもん 肉体は死んでるがこの世に未練を残したまま 成仏できない者ども。 中学生のマナは母親と二人暮し。 父親は離婚して離れて暮らしてるがマナとは仲がよく月イチで 会っている。 母親は生保レディを正業としているが裏で[しのぶさま]と言う名で 霊能者のような仕事をしている。 このインチキ霊能者の母親を懸命に守ろうとするマナ。 しかしその努力も限界が来る。 壊れ [続きを読む]
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- 2008/05/04 11:32[小路幸也]
- [asin:4087462870:image] 東京の下町の一角、築七十年にもなる今にも崩れ落ちそうな日本家屋の 古本屋。これが【東京バンドワゴン】です。 『世の森羅万象は書物の中にある』 最初に出てくるこの言葉にやられた。 使い古された言葉ですが・・・。 思い返せば読書に夢中になったのは小学校高学年の頃。 きっかけはよくあることだが同じクラスの優等生の女の子がよく図書室で 本を借りてよんでたので、負けん気なのかほのかな [続きを読む]
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- 2008/05/01 10:34[五十嵐貴久]
- [asin:4396632959:image] 24歳の朝美は映画雑誌の編集者。 幼い頃から母親代わりに世話してくれた叔母が突然亡くなる。 身寄りの少ない叔母の残された物の後片付けを頼まれた朝美は 叔母(冬子)のマンションで青春時代の思い出の日記を見つける。 まぁ ここで亡くなった人の日記を読むのがいいのか?って ツッコミは当然あるけど(私は駄目だと思う)そこはスルーで。 冬子の高校生活は生き生きと描けててよかったけど、話... [続きを読む]
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- 2008/04/28 18:22[海堂尊]
- [asin:4103065710:image] 髪より細い硝子管で、彼女は生命を作り出す。 顕微鏡下人工授精のエキスパートの産婦人科医・曽根崎理恵のもとに 事情を抱えた五人の妊婦が訪れる。 まず驚くのは想像以上の医療現場の過酷さ。 官僚による法制の改悪によって崩壊する地域医療。 この先は首都圏にも及んできそうだけど。 文科省、国交省もそうだけど官僚ってやつは徹底的に「他人事」 なんだと痛感する。自分たちの豊かな生活と権益... [続きを読む]
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- 2008/04/26 23:02[アゴタ・クリストフ]
- 時は第二次大戦の終局。場所はハンガリーとかあたり? 戦火が忍び寄ってくるのを恐れて若い母親は幼い双子の息子を 双子の祖母のもとに疎開させてきた。 この祖母がとんでもない人で、近所では魔女と呼ばれ、不潔で 吝嗇、粗野で孫に対しても容赦ない。 おまけに夫も毒殺し... [続きを読む]
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- 2008/04/25 18:36[貴志祐介]
- こんな密室を待っていた! あの傑作『硝子のハンマー』の純子と榎本が帰ってきた。 こんなコピーみたら読むしかないでしょう。 といいながら前作のトリックもすっかり忘れてますが・・・(´д`)ハァ〜 このところ読んだ本の内容をすぐ忘れちゃいますね。 ●人性痴呆症の... [続きを読む]
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- 2008/04/20 09:12[津村記久子]
- カソウスキ 書名を見た時、ほぼ100%のひとが「はぁ?」って 思うんだろうな。 そういう自分自身もカソウスキ→カンソウキ(乾燥機)と勘違いして 図書館で予約する時に恥ずかしい目に・・・_| ̄|○ しかし内容は素晴しかった。 ここしばらく読んだ短編では一番面白か... [続きを読む]
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- 2008/04/17 23:32[石田衣良]
- さすがにちょいと飽きてきた。 いつもながら設定はうまいけど、雑さを感じた。 この手の小説は得意なんだろうけど、IWGPの二番煎じっぽいけど あんな瑞々しさもないし緊張感もまったくなし。 他の仕事の合間に書き飛ばしましたって印象。 まぁ こんだけ執筆してるんだから... [続きを読む]
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- 2008/04/16 22:24[小池昌代]
- タタド エロチックな小説だ。 これといった性描写があるわけではないが、50過ぎた男女が 四人でパジャマを着てテーブルで向かい合ってワインを飲む。 このシーンが実にエロい。 パジャマから伸びる素足。 小さな爪に塗られた象牙色のペディキュア。 ひびわれて硬くなった... [続きを読む]
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- 2008/04/15 23:59[辻村深月]
- 未読の方は読んじゃダメ! ネタバレなんか気にする余裕ないから。 以下、思ったままに脈絡なく書きます。 上巻ははっきりいってシンドカッタ。 しかし下巻に入ってからは上巻のストレスも下巻のために あったんだねってことで文句なし。 久しぶりに感情移入しまくりで読んだ [続きを読む]
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- 2008/04/12 22:24[深谷忠記]
- もし毒薬をもっていたら・・・。 脳神経外科病棟に勤務する看護士の柳麻衣子は傲慢な セクハラオヤジの松永に辟易していた。 松永は大企業の重役で病院長とも懇意で特別室に入院 して家族や看護士はもちろん医師にも罵詈雑言の嵐。 つまりはみんなの嫌われもん。 そんなある... [続きを読む]
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- 2008/04/10 21:50[紺野キリフキ]
- 「うちはね、だめな図書館なんだよ」 町外れの名前のない図書館。 そこが筑津区だから【ツクツク図書館】。 ネーミング最高! ここは何年も本の貸出もない図書館。 なぜかって?それは一冊も面白い本がないから。 (まぁ それだけではないんだが・・・) そこへ職員募集を... [続きを読む]
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- 2008/04/09 20:23[北森鴻]
- 花師として名を馳せる佐月恭壱のもうひとつの顔は 絵画修復師。 生き馬の目を抜く美術界で今日も佐月に依頼がくる。 佐月、渋すぎ! 仕事へのストイックさだけでもかなりのものだけど 女性やお金に対しても自分のルールみたいなものが あって・・・クール。 美術関連の薀蓄 [続きを読む]
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- 2008/04/08 20:01[樋口有介]
- 大学四回生の三浦鈴女(すずめ)は中学時代の同級生が 相次いで殺されたことに衝撃を受ける。 一方、元刑事でフリージャーナリストの柚木草平は殺された 一人がアイドルであったことで事件の記事を依頼される。 殺された二人には肩に薔薇の刺青が。 そして事件は中学時代の... [続きを読む]
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- 2008/04/07 13:55[大田忠司]
- 「だ、か、ら、あなたがあたしのお母さんを捜すのよ」 高校三年の甘栗晃は交通事故で亡くなった父親の探偵事務所で 依頼人で12歳の仁礼淑子(エルム)と出逢う。 そして金貨一枚で失踪した母親の捜索を請け負った父親の 尻拭いをすることになる。 調査するうちに父の生前... [続きを読む]
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- 2008/04/05 17:21[恩田陸]
- 「真実を教えて」 「大切なのは真実だ」 「真実は曲げられない」 「真実は重い」 真実は何よりも大切なのだろうか? 本当のことを言ったら人を傷つける。 知らない方がいいことは世の中に溢れかえってる。 結婚生活してても分かることだが、聞かれたくないこと、できれば 伏... [続きを読む]
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- 2008/04/04 21:57[中山可穂]
- 久しぶりの中山可穂は三篇からなる短編集。 短編だがそれぞれが一冊の長編になるような濃密な物語たち。 あいかわらず一筋縄ではいかない恋愛。 心が引きちぎれそうになるような愛の物語。 こういうのは中山さんの独壇場だ。シビレルゼ! 「弱法師」(よろぼし、と読む) 日 [続きを読む]
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- 2008/04/03 20:36[有川浩]
- かれは望まずしてかれらとなった。 四国沖で原因不明の航空機事故が相次いだ。 女性戦闘機パイロットの光稀とメーカーの事故調査員の高己が 調査をすすめていくうちに驚くべき真実が明らかになる。 あとがきで著者が「怪獣物と青春物とを足しっぱなしにして 空自で和えてる... [続きを読む]
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- 2008/04/02 20:34[重松清]
- 三日間だけ猫を借りられるレンタルショップで猫をレンタルした 人々の三日間の顛末を描く短編集。 子供の授からない夫婦。 長年勤めた会社の金を持ち逃げする中年OL。 リストラ、イジメ、両親の離婚・・・etc 生きていくのは、ひとりっきりだけど「ひとりっきり」と「ひとり... [続きを読む]
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- 2008/03/31 21:36[吉田修一]
- 早川俊平は秋の神宮外苑で耳の不自由な響子と出会う。 響子に惹かれながらも響子の音のない世界に戸惑いも覚える俊平。 俊平の部屋で待つ響子と仕事に追われる俊平。 すれ違いに苛々しながらお約束の?展開。 人は失くしてから失くした物の大切さを理解する。 そして気づい... [続きを読む]
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- 2008/03/29 21:42[伊藤たかみ]
- 「知ってる?フラミンゴってほんまはしろいんやで。ピンクなんは アフリカの水がそうさせる。ほんまは鶴みたいに白い鳥やねん」 片瀬正人は実家の水商売を手伝うバツイチ男。 親友の妹の同じくバツイチの女と同棲して気楽に暮らしてる。 そんな正人のもとに六年前に別れた妻... [続きを読む]
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