夢砥 さん

夢砥さん: 詩と夢
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プロフィール

ハンドル名夢砥 さん
ブログタイトル詩と夢
サイト紹介文詩と夢のスケッチを淡々と綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供10回 / 30日(平均2.3回/週) - 参加 2008/04/05 20:40

夢砥 さんのブログ記事

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  • 2008/04/12 23:28海岸沿いの竹林と世界の灯火
  • 風が強く、空は灰色に淀んでいた。空と同じ灰色の砂浜に、波が激しく打ち寄せていた。砂浜から少し歩くと小さな竹林があった。何らかの神聖なものを囲んでいるような雰囲気を感じる。林の中に入ると、中は暗かった。真っ直ぐに生えた竹の間からは、外の空や海が覗いていた。地面には白い玉砂利が敷き詰めてあり、中央に灯篭がぽつんと建っていた。灯篭の中では青白い火がか細く燃え続けている。「この火が消えた時、世 ... [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • 砂浜
  • 2008/04/10 22:33喋る女
  • 女は喋るゆるゆると 百合の仄かな香りぼくは微笑むうつむいていないで 何でも喋ってご覧女は喋るやがてしたたかに 舌はなめらかに女は喋る 喋る汲めども汲めども湧き上がる 概念の泉女は喋る 喋る 喋るパロールの洪水に弄ばれ ぼくは息も切れぎれ女は喋る 喋る 喋る 喋る言葉たちは意味を失い 音列の炎熱が脳膜を焦がす女は喋る 喋る 喋る 喋る 喋る振動する唇がノイズと共に撒き散らす白い泡に 恥じらいの欠片 ... [続きを読む]
  • 2008/04/10 22:25高台のアイスクリームショップと崖下の施設
  • 僕は高台へと続く坂道を登っている。辺り一面、濃い霧に覆われていた。坂道の右側は切り立った崖になっていた。ガードレール越しに下を覗くも、湧き上がる霧のせいで何も見えない。僕の意識は瞬時に崖の下まで飛んだ。崖の下に建つ、古いアパートの1階の廊下に僕は立っている。辺りは薄暗く、地面はコンクリートだった。地面の上にはタンクと思しきものが幾つも並び、タンクから伸びたパイプやダクトは複雑に入り組んで ... [続きを読む]
  • 2008/04/07 23:12冒険の旅へ
  • 目眩めくような 冒険の旅に出たいんだって?簡単なことさいつもと少しだけ違う服を着ていつもと少しだけ違う道を歩いていつもと少しだけ違う言葉を紡いでみるといい薄汚れたレンズがふやけたら 剥ぎ取っておしまいそして 一糸纏わぬ瞳で見渡してごらんたった5秒前に作られた 君のための世界は脈動しながら 君が驚嘆に打ち震えるのを待っているどこまでも続くバベルの図書館の非直列化《デシリアライズ》旅はもう始ま ... [続きを読む]
  • 2008/04/06 15:49サプリメントと塗り絵とマネージャー
  • 朝オフィスに着くと、同僚達は既に仕事を始めていた。キーボードの無機質なタッチ音とファンの回転音、押し殺した息遣いが室内に立ち込める。後ろめたさを感じながらカバンをデスクの上に置くや否や、携帯電話が鳴った。電話に出ると、過度に抑制を効かせた低い声が聞こえてきた。「メタボ腹によく効くサプリメントがあるんだ。よかったら買わないか?」弟だった。弟のこの声を聞くと、なぜか苛立たしい気分になる。電話は ... [続きを読む]
  • 2008/04/05 23:27七色の川
  • 深い森の中を流れる小さな川を、小舟で下っていた。舟には、僕と船頭だけが乗っている。水面は木漏れ日に照らされ時に緑色に、時に紫色に輝いている。刻々と変化する水面の色に合わせてギターを爪弾く音が聞こえるが、奏者の姿はどこにも見当たらない。森の奥で弾いているのだろうか。船頭は何一つ喋ることなく、舟を漕ぎ続けている。 ... [続きを読む]
  • 2008/04/05 00:48老人と鳩
  • 神社の境内。昼前の日の光を浴びて敷石が鈍く輝く。ロイド眼鏡を掛けて白いあごひげを生やした老人が一人、敷石の上に佇んでいる。老人は座禅を組むかように掌を上に向けて前で重ね合わせその掌から腕や肩にかけて、数え切れないほどの鳩が止まっていた。不意に老人は、組んでいた手を大きく広げた。鳩たちはいっせいに空高く飛び立っていく。手を天に差し出し満面の笑顔の老人も、鳩と一緒に飛んで行くかのようだった。 [続きを読む]
  •   関連キーワード
  • 神社
  • 2008/04/03 23:01言刃
  • 柵に囲まれた空き地の中で縄で縛られた囚人たちが苦悶の声をあげ続けていた。ぼくも、そんな囚人の一人だった。柵の向こうで、母と祖母が和やかに談笑している。ぼくは声を上げて二人に助けを求めたが二人とも、こちらの様子には気付かない。母も祖母も、普段は煩わしいほどつきまとう人達なのに肝心な時に救いの手を差し伸べてくれないなんて。ぼくは、ひどく落胆した。目の前にはがっしりと背が高く柔道着と思しき [続きを読む]
  • 2008/04/02 21:51春の夢
  • モノクロームの 天蓋に小鬼がちらり 見え隠れ猫の恋鳴き 狂おしくなんて素敵な 夜でしょうワインを一杯 いかがです?星は燦燦 咲き乱れ月は凛凛 すまし顔ボトル傾け もう一杯揺らめく帳 かきわけてタイツを下ろす 蝋の脚女しとどに 融けだしてヒール転がり 甘い歌優美な時が 踊りだす影まで薫る 春の夢#####################以前、某掲示板の5段階評価スレに投稿した詩に若干手直しを加えたもの。A〜Eのう ... [続きを読む]
  • 2008/04/01 22:38ごあいさつ
  • 詩でも書いてみようかと思いブログを立ち上げました。「詩と夢」などと、お花畑で恋の歌を綴っているようなブログタイトルをつけていますがほのぼの系の詩や恋愛詩はあまり載せないと思います。てか、恋愛詩を書くのは苦手です。読むのは好きだけど。詩とは別に、今までに見た夢を文章化したものも載せて行こうかと思います。読んで、何か思うことがあればコメント頂けると嬉しいです。 [続きを読む]
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