サルコジ・ヒッチ さん

サルコジ・ヒッチさん: 映画批評ってどんなモンダイ!
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スリラー!白黒映画、モノクロ映画フランス映画
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レミーのおいしいレストラン *>▽<)不朽の名作・教えて(>▽<*映画批評のあり方ってなんでしょう?
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映画批評
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プロフィール

ハンドル名サルコジ・ヒッチ さん
ブログタイトル映画批評ってどんなモンダイ!
サイト紹介文映画と批評について映画批評に触れながら考えてみようなんて志高くの映画部屋。完全ネタばれ。でも読んで!
自由文まだまだブログ始めたばかりなので読みにくい部分が多し!それでも映画を愛するすべての人と映画と映画批評について考えていきたいな。
えと、一応キネマ旬報にも「読者の映画評」で批評文が何度か載せてもらってます。普段書いている批評文を放置するのはもったいないのでブログにジャンジャン掲載していくのでヨロシク!!成人迎えたばかりの若造サルコジ・ヒッチでした!!!
参加カテゴリー
更新頻度情報提供174回 / 135日(平均9.0回/週) - 参加 2008/04/08 14:55

サルコジ・ヒッチ さんのブログ記事

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  • 2008/08/20 20:33『ハムレット』
  •  『ハムレット』 2000年(米)監督マイケル・アルメレイダ ハムレットという人物は実に複雑で全くキャラクター性というのが明確ではない。そんなシェイクスピアの戯曲をそのままに、ハムレットの異様で狂気的な内面だけではなく、その世界観をも奇妙で怪しく魅せているのが本作なのである。 オープニングからナルシズムたっぷりに自己を語り出すハムレット。悲観的でうぬぼれ、それでいて野心的。狂気的であることを演じ [続きを読む]
  • 2008/08/20 13:43『会議は踊る』
  •  『会議は踊る』 1931年(独)監督エリック・シャレル 実に巧妙なストーリーテリングで観る者に幸福の夢物語とユーモアを感じさせる本作。実に美しく素晴らしく映画的な作品なのである。 シーンの切り替えときたらもうこれとないくらい映画の魅力満載ではないか。ロシア皇帝のパレードで花束を皇帝に投げようと考えるクリステルは幼馴染の彼と言い合いをする。「花束をあげるの!」「ダメだ!」と幾度と繰り返していくと [続きを読む]
  • 2008/08/20 00:36『ル・ミリオン』
  •  『ル・ミリオン』 1931年(仏)監督ルネ・クレール 億万長者となれる当たりくじがジャケットをめぐって繰り広げられるドタバタ喜劇であり、状況喜劇である本作。もう幸せいっぱいの大変愉快な作品なのである。 序盤から『イタリア麦の帽子』を思い起こさせるような状況喜劇が展開する。借金を払えずに、借金とりから追われる主人公。何をやらかしたのか、警察に追われる男。それらがカットバックで映し出され、追われる [続きを読む]
  • 2008/08/20 00:32『雨月物語』
  •  『雨月物語』 1953年(日)監督:溝口健二 恐ろしく妖気的で映画的な作品。人間の根底をえぐる強烈な心理描写と卓越したカメラ・ワーク。華麗なまでに洗練されている演出と怪しいほどの視覚的表現は本作を傑作とするのである。 オープニングから興味深い。町に行って瀬戸物を売ろうと意気込む男、彼の妻はこんなものが売れるのかと心配しながらもただただ生活できるほどのお金が入ればと祈るのだ。彼らのすぐ後ろ、武士 [続きを読む]
  • 2008/08/16 18:58『プレステージ』
  • 『プレステージ』 2006年(米)監督クリストファー・ノーラン本作の凄味はドラマティックで重厚な大どんでん返しだけではない。その衝撃的な大どんでん返しの数々を、マジックをする前に観客の心を操作する巧みな仕掛けと複線を「映画を観る」という行為に照らし合わせ、エンターテイメントの領域とメタ・シネマ(映画について考えさせる映画)の領域との境界線をなくし、見事、華麗なまでに娯楽メタ・シネマとして完成させ [続きを読む]
  • 2008/08/16 18:57『お遊さま』
  •  『お遊さま』 1951年(日)監督:溝口健二 お遊を愛する慎之介。慎之介と姉を愛するお静。妹と慎之介を愛するお遊。三角関係が複雑に絡み合い、嫉妬と礼儀の中で彼らは次第に破滅の世界へと足を踏み入れていくのである。そんな酷く繊細で恐ろしい感情を堂々と現実以上に盛り上げてカメラの前で露わにしてしまう役者の演技と監督の演出の才を感じさせられる。 序盤、お見合いを終え、慎之介を気に入ってしまったお静はた [続きを読む]
  • 2008/08/11 12:58『ゲッタウェイ』
  • 『ゲッタウェイ』 1972年(米)監督サム・ペキンパー刑務所に服役中の男が妻の助けを借りて釈放される。しかし彼は再び妻と犯罪に手を染める羽目になり、さらには警察からも仲間うちからも追われ、果てしない逃亡劇が始まるのであった。序盤から実に恐ろしいモーションの連続で、彼の閉鎖的な心境を感じさせてくれるのである。刑務所の中。男がいる。仮釈放の申請をしている最中。弁護士が彼はいかに真面目で危険性がないか [続きを読む]
  • 2008/08/10 19:49『夜の女たち』
  • 『夜の女たち』 1942年(日)監督:溝口 健二 売春婦という闇の女たちのどうしよもない心の孤独と闇に心が犯されていく些細な現実を恐ろしさいっぱいに演出している本作。人物の心が明から暗へと染まっていく瞬間が実にうまく丁寧に描かれているのである。 序盤、古着屋から帰ってきた和子に義妹から戦争で行方不明となっていた夫の情報が入ってきたと聞くのだ。もう嬉しくてうれしくて早く夫のことを聞きたくて聞きたく [続きを読む]
  • 2008/08/08 12:39『歌麿をめぐる五人の女』
  • 『歌麿をめぐる五人の女』 1946年(日)監督:溝口 健二 絵描きである歌麿のまわりに住み着く人物が織り成す人間の脆さと愚かさを戦慄で強烈に浮きとった本作。何よりも役者の演技と、その現場に漂う雰囲気をそのまま掴み取ってフィルムに焼きつけてしまうカメラワークの妙。実に丁寧で巧いものなのである。 実に醜い人間ばかりである。勢之助ときたら、歌麿の皮肉に怒り、武士の名誉にかけて果たし合いをしようとするく [続きを読む]
  • 2008/08/07 16:31『ジャンパー』
  • 『ジャンパー』 2008年(米)監督ダグ・リーマン 酷く爽快なモーションをサウンドたっぷりに盛り上げていく活劇らしい活劇である。自分がテレポーテーションの特殊能力を持っていることに気付いた青年が、彼らジャンパーを抹殺する組織に追われながらも、自らの過去と宿命、そして母の失踪の謎に立ち向かっていくアクション映画なわけである。そんなアクション映画の中でもモーションを巧みに生かしているのだから憎い。 ... [続きを読む]
  • 2008/08/05 12:47『卒業』
  • 『卒業』 1967年(米)監督マイク・ニコルズどうしようもない違和感。序盤からそんな若者の淋しさと虚しさを視覚表現いっぱいに物語ってくれるのである。彼の窮屈な心を感じさせる顔面いっぱいのクロース・アップ。そのまま手持ちカメラでベンジャミンに吸いつき「優等生」を連呼する夫人たちを長廻しでとらえていくのである。誰も彼の心の声を聞こうとはしない。優等生で金持ちの一人息子である彼が大人たちによって、また [続きを読む]
  • 2008/08/04 00:13『祇園の姉妹』
  •  『祇園の姉妹』 1936年(日)監督:溝口 健二 本作でもしっかりと溝口の人間に対する内なる想いがにじみ出ている。しかしながら、本作の美しさと映画的魅力はそんなテーマではない。視覚的に聴覚的に、いやむしろ聴覚的な分野において、観る者に強烈な衝撃と心底空しくなる人間の脆さと弱さを感じさせたところに本作の凄味があるのである。 山田五十鈴が演じるおもちやが男どもを巧みに転がし、思うがままに操るシーン [続きを読む]
  • 2008/08/03 11:41『浪華悲歌』
  •  『浪華悲歌』 1936年(日)監督:溝口 健二 なんでもないような女が、何が原因であるわけでもなく家出をし、男の世話になり、好きな男のところへ逃げ、あげくの果てに家に戻ってくる。彼女はあまりに純粋で卑劣、そして純情で残酷なのだ。そんな彼女のなんでもないような視点が、彼女の盲目さを観る者に感じさせてくれるのである。 まるで観客を覗き魔に仕立てあげるような、セットの外か撮る冷たい長廻しが興味深い。 [続きを読む]
  • 2008/08/01 22:51『ハプニング』
  • 『ハプニング』  2008年(米)監督:M・ナイト・シャマランなんの前兆もなく、まさに突然、オープニングから恐ろしくグロテスクに死んでいく人間たち。観る者はわけがわからぬまま、一気に恐怖のどん底へと突き落とされるのである。渋滞の道路。警官と車の運転手が世間話をする。すると突然、頭を打ち抜かれて血しぶきを噴き出しながら倒れる運転手。銃が横たわっている。警官は恐ろしく静かに銃を拾い、フラフラ歩いたかと... [続きを読む]
  • 2008/08/01 11:46『ミモザ館』
  •  『ミモザ館』 1939年(仏)監督ジャック・フェデー カジノを経営しながら、宿屋を営業する夫婦の間には男の子が一人。十年後、彼らは運命の歯車によって綺麗に押し潰されていく。実に洗練されたシナリオで綴られる運命的ドラマが本作最大の魅力であり、ラストも『望郷』のごとく強烈に、且つ華麗に全てを包み込む運命というどうしようもない力が現れ、観る者をやるせない、しかしどこか心地よい想いにはしらせるのである [続きを読む]
  • 2008/07/30 23:03『野良犬』
  •  『野良犬』 1949年(日)監督:黒澤 明 もうてっとり早く、しかし確実に計算された絶妙なカットのつなぎによって、オープニングは観客を一気に引きこむ。 頭を深々と下げる三船。困った感じの上司。拳銃が盗まれたことは彼の謝罪の一言、二言でわかる。そしてワイプをし、彼がどういった経緯で拳銃を盗まれたのか、無駄なセリフを一切省き、クロース・アップとモーションの連続でインパクトたっぷりに映し出すのだ。そ [続きを読む]
  • 2008/07/28 23:15『酔いどれ天使』
  •  『酔いどれ天使』 1949年(日)監督:黒澤明 本作には一本の筋がピシッと通っている。理性と欲望の戦い。これこそが本作最大のテーマであるのだが、しかし本作の真の凄味はそんな黒澤のメッセージではない。視覚的、聴覚的に、映画的表現いっぱいで、観る者に理性と欲望の闘争を感じさせたところに真の凄味があるのだ。 理性と欲望の対決は結核に犯された高校生の女の子の登場によって露となる。彼女は「結核なんて理性... [続きを読む]
  • 2008/07/27 23:41『カリートの道』
  •  『カリートの道』 1993年(米)監督ブライアン・デ・パルマ 恐ろしくて美しい、そして、なんとも切ないギャング映画なのである。すべてがスローモーション。モノクロームで彩られる死の世界。そして幕が上がる。 主人公の生死が分からぬまま、物語は進行し、彼の抜けられない悲しき人生の生き方が展開されることにより、彼の死がいかに虚しく、いかに彼の本道を行っていたか思い知らされ、わかっていても抜け出せない、... [続きを読む]
  • 2008/07/26 19:26『お熱いのがお好き』
  •  『お熱いのがお好き』 1959年(米)監督ビリー・ワイルダー 1927年、シカゴ。もぐり酒場で音楽を奏で、生活費を稼いでいる二人の男。不運にもギャングの殺人現場を目撃してしまったから大変。彼らは女装をし、女性ばかりのバンドに身をひそめるのだが、そこで彼らはある人物に恋をしてしまう。恋とギャングで逃走と闘争の日々を繰り返す彼らをユーモアたっぷりに映し出す喜劇。 本作はコメディでありながらも、様々 [続きを読む]
  • 2008/07/26 11:21『オズの魔法使』
  •  『オズの魔法使』 1939年(米)監督ヴィクター・フレミング 早くもテクニカラーを採用した作品として映画史上に燦然と輝く本作は、カラーの実験的な採用だけではなく、テクニカラーを効果的に使用しているのだから美しい。 ドロシーがオズの世界へと入っていくシーンが何よりも美しいではないか。竜巻に飛ばされ、目を覚ますドロシー。もう時間が止まったように彼女はゆっくりとドアの前に行き、ゆっくりとドアを開く。... [続きを読む]
  • 2008/07/23 11:37『トパーズ』
  •  『トパーズ』 1969年(米)監督アルフレッド・ヒッチコック 本作もスパイを主人公にしたドラマであるわけだが、明らかにそれは『007』シリーズへの対抗心が織り込まれ、ヒッチコック流ジェームズ・ボンドなわけだが、その複雑さと国際問題を絡めに絡めた本作は、もはやヒッチコックのサスペンス術を忘れてしまっているようである。 しかしながら、一つ一つ、シークエンスごとに観ていけば、さほど悪くもないスリラー... [続きを読む]
  • 2008/07/22 12:28『引き裂かれたカーテン』
  •  『引き裂かれたカーテン』 1966年(米)監督アルフレッド・ヒッチコック スパイである男が、敵国の国家機密の情報を手に入れる。指名手配された敵国から脱出し、いかにして祖国アメリカへ帰国するかを描いたサスペンス・スリラー。警戒なサウンドトラックとともにスリリングに展開されるいくつかのサスペンス・シーンが魅力的。 アメリカのスパイであるマイケルを尾行してきたグロメクが彼らを殺そうとするシーンは恐ろし [続きを読む]
  • 2008/07/21 15:10『マーニー』
  • 『マーニー』 1964年(米)監督アルフレッド・ヒッチコック 謎の過去を持つ女が現金強奪に成功するが、ある男と出会うことで運命が狂い始めていく。一体彼女が幼少時代に体験した秘密が何なのか、セクシャルな暴力性を主とした精神分析が本作を貫き、ドラマに深みを与えているのだが、観客の心をラストまで引っ張っていくサスペンス性が乏しいのが哀しい。 序盤、マーニーと呼ばれる女が会社の金を盗み、新たな獲物を探す [続きを読む]
  • 2008/07/20 23:12『間違えられた男』
  •  『間違えられた男』 1956年(米)監督アルフレッド・ヒッチコック 純粋なサスペンス・スリラーを展開させてきた『知りすぎていた男』とは異なり、本作は、冤罪で非道にも逮捕されてしまった男の「恐怖」を映画的表現たっぷりに描く恐怖映画だと言える。 オープニング。ヒッチコックが現れ、この映画が実話であることを告げる。思わぬ異化効果に驚かされるばかりなのだが、この奇妙な演出は本作をとてつもない恐怖の映画 [続きを読む]
  • 2008/07/14 12:08『知りすぎていた男』
  •  『知りすぎていた男』 1956年(米)監督アルフレッド・ヒッチコック ヒッチコックの初期作品『暗殺者の家』のヒッチコックによるリメイクである本作。純粋な恐怖や不安を巧みな視覚的表現で描いたヒッチコックの全盛期を越え、晩年期を迎えた作品なわけだが、そんな晩年期のヒッチコック作品は全盛期よりも洗練されていて、より緻密さをましたスリラーとなっている。まさに、ソフィスティケイテッド・スリラーと呼ぶべき... [続きを読む]
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