- 2008/05/16 21:55☆107☆ 初めての不動産屋・・・。
- 翌朝、私と母は不動産屋に出かけた。昨夜は、これからのことを考えて中々眠ることが出来なかった為か大きなあくびが止まらない。どんな部屋に住みたいかどんな家具を置こうか実家に近いほうがいいのか学校に近いほうがいいのか色々と考えるとワクワクした。取り合えず家から近い不動産屋に入った。「いらっしゃませ!」愛想の良いスーツを着た人がカウンターに現れた。「お部屋をお探しですか?」”それ以外に何があるのだろう”私 [続きを読む]
|
- 2008/05/15 21:00☆106☆ 妹の喜び・・・。
- しばらくの沈黙を破ったのは、父の言葉だった。「お前がそこまで言うなら止めはしない。」「ちょっと!お父さん!」父の言葉に割って入ったのは心配そうにしていた母だった。「あなたは、本当にいいの?」不安な表情を浮かべた母は私に考え直させるかのように聞いてきた。「うん!もう決めたから!」笑顔で答えた私に母はこれ以上何を言っても無駄と悟ったのか言いたい気持ちを抑えてその場に座り込んだ。「お前の意思は尊重するが [続きを読む]
|
- 2008/05/14 20:30☆105☆ 私の決心・・・。
- 私の発した言葉によっていつもの状況ではなくなった居間。「なんだぁ〜そうなのか?」父が異変を感じたのか突然話しだした。「い・いや!別に今すぐって訳じゃないんだけど、来年は、高校受験も控えてて勉強に集中したいなぁ〜と思って・・・。」妹は父の質問に正直に答えた。「で、お前がこの話を出したってことは何か考えがあったから話題にしたんだろ?」相変わらず鋭い父は、私の心が見えるのかと思う程に話し出した。「あぁ〜 [続きを読む]
|
- 2008/05/13 21:10☆00☆ こんばんは☆
- こんばんは。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。本日の更新をお休みさせていただきます。前回のように体調不良ではなく、本日、5月13日は私の誕生日なのです(≧▽≦)楽しみにしてくださってる方には本当に申し訳ありませんがご理解の程、よろしくお願い致します。そして、いつもペタをしてくださる方、コメントをくださる方、メッセージをくださる方、本当に励みになっています。心から感謝いたします。これか [続きを読む]
|
- 2008/05/12 20:30☆104☆ 夕食時間・・・。
- 平田への相談で私の決心は固まり平田との時間が終わると自宅へと帰った。「ただいまぁ〜!」「お帰りなさい!」夕食を作る母が答えた。いつもと変わらぬ会話を済ませて、自室へと入った。私の決心を話すタイミングは夕食後と決めていた私は普段と変わらない様子で夕食までの時間つぶしをしていた。部屋に漂ってくる匂いから今日の晩御飯はカレーだということがすぐにわかった。誰が嗅いでも、絶対に間違わないだろうあの独特の香り [続きを読む]
|
|
|
- 2008/05/11 21:00☆103☆ 平田に相談・・・。
- 母と妹の話を聞き自室に戻った私は、さっきから見ていたテレビをドリンク片手に見ていた。しかし、妹の言葉が頭から離れず、テレビに集中できず考え込んでしまった。私は、中学校から自室をもらって妹は、ずっと二女との二人部屋だった。高校受験を控えた妹の気持ちがわからないでもない。まだ7歳の次女と同じ部屋なら勉強にも集中することも出来ずいつも、ストレスが溜まって母に相談したのだろう。しかし、今の部屋の数を考えれ [続きを読む]
|
- 2008/05/10 20:30☆102☆ 夏休み・・・。
- 蝉の泣き声が鳴り響くこの季節。私は、この夏という季節は昔から嫌いだった。理由は、至って単純で、裸になっても暑いからだ。しかし、学生の頃の夏はまだマシだった。この理由も単純で夏休みがあるからだ。そして、この年も夏休みがやってきた。夏休み前に平田と付き合うようになって、午前中は宿題をして、昼からは、平田との時間を満喫していた。とてもいい夏休みだった。夏休みも一週間程過ぎた頃、いつもと変わらず平田と遊ん [続きを読む]
|
- 2008/05/09 21:00☆101☆ 不思議な彼女・・・。
- 晴れて、平田と付き合う事となり次の日からは、自宅が近所というのもあり学校へは一緒に行くこととなった。平田とのことは、すぐに学年中に広まり昼ごはんを食べるときは必ず平田は、私の教室にきて食べていた。「友達と一緒に食べなくていいの?」「えっ!何ぃ〜?それよりこのおかず美味しいよ。」私の言葉をはぐらかしたのか本当に食べるのに必死で聞いていないのかわからないが平田は、食べ物で頬を膨らませて答えた。「どうで [続きを読む]
|
- 2008/05/08 21:40☆100☆ 二人の想い・・・。
- その場を立ち去る平田に向かって私は、大声で叫んだ。「お前をもっと知りたい!」その言葉に平田はゆっくりと振り向いた。「俺、必死で考えたんだ!そしたら、考えようとしてない時間でもいつのまにか、俺の心の中にお前が居たんだ!」私の言葉に吸い寄せられるように平田はゆっくりと私の方へと歩きだした。「お前のいろんな表情が見たい笑顔・怒った顔・悲しい顔」無言で歩く平田は私の前に立った。「お前の想いを受け止めてお前 [続きを読む]
|
- 2008/05/07 21:20☆99☆ 拒む平田・・・。
- 不安な気持ちを必死で隠そうと感じるほど平田はずっと笑顔で接してきた。「この間の件だけど・・・。」「あっ!そうそう、今日ねぇ〜新しい服を着てきたんだけど似合うかなぁ〜?」まるで、話をさせないように私の話を打ち切った。「あ!新しい服なんだぁ〜似合うよ!安心しな!」「そう言ってくれてありがとう」私の言葉に笑顔になったが、表情は少し引きつっているように感じる。「俺の話を聞いてきれるかなぁ〜?」「あ!う・う [続きを読む]
|
- 2008/05/06 21:30☆98☆ 待ち合わせ・・・。
- 翌朝、天気にも”行くな”と言われている様に思わすほど、あいにくの雨模様。雨の音は色々な気持ちをもたらす。気分がいい時は、その気持ちの良さをを後押ししてくれる。気分が悪いときは、その気持ちの悪さを後押ししする。この日の雨音は、私の気分を複雑にしていった。静かな部屋に雨音が響き渡ることに嫌気がさし、テレビの電源を付けた。テレビの中のニュースキャスターの声で嫌な雨音は消え去った。待ち合わせの時間まではま [続きを読む]
|
- 2008/05/05 20:30☆97☆ 気持ちの変化・・・。
- 近所の公衆電話から平田の自宅に電話をかけると「はい!平田です。」いつもより少しトーンの高い声だがその声の主は平田だった。「村瀬だけど、遅くにごめん。」「あっ!村瀬君?どうしたの?」私が名乗るといつも通りの声になり少し驚いた感じにもとれる声で答えた。「いや、この間のことを俺なりに考えて考えが纏まったから話をしたくて。」緊張からか声があまり出なくいつもより声のトーンは低く話した。私の言葉か、トーンお低 [続きを読む]
|
- 2008/05/04 21:10☆96☆ 一週間・・・。
- 大きな音を出す目覚まし時計で目を覚ました。いつも通り学校へと向かう。平田が与えてくれたこの時間。平田がいなければ今でも学校に行かずに自宅にいたであろう。平田がいなければこんな気分で学校に行くことも無かっただろう。昨日の出来事から頭の中は、常に平田のことを考えていた。自分でもわからない。しかし、この答えが出たとき平田にちゃんとした言葉を言えるだろうと必死で悩み考えた。授業を受けているときも入学式に... [続きを読む]
|
- 2008/05/03 21:35☆95☆ 母親譲り・・・。
- 平田の思わぬ告白を受けた私は帰り道、ずっと考えていた。好きな人を2年間も想い続けその想いを伝えることなく陰ながら支える平田を尊敬するようになった。「ただいまぁ〜」私の大好きなエビフライの匂いを漂わす自宅に帰ってきた。「お帰り!おっ何かいいことでもあったの?」母の発言に驚きを隠せなかった。「うるさいなぁ〜何にも無いよ!」「あぁ〜ムキになるところが怪しいねぇ〜」私の相手の気持ちを察しずズケズケと相手... [続きを読む]
|
- 2008/05/02 21:50☆94☆ 平田の想い・・・。
- 私の答えを聞くと「そんな村瀬君のことが・・・」そう言って下を向いてしまった。”????!”こういう状況になれていない私はどうしたらいいかわからず黙って、遠くを見ていると「私の言いたいことわかってくれた?」突然、話し出した平田に私は驚いて「え!?何が?」思わず言ってしまった。その言葉にショックを受けたのか「今の話で、わかってよ!私は、そんな村瀬君のことがずっと好きだったの!」突然のことで、どうした... [続きを読む]
|
- 2008/05/01 22:20☆93☆ 行動の理由・・・。
- 私の言葉にびっくりした平田は、「本当に理由なんて無いの村瀬君の状況を聞いて凄く悲しくなって気が付いたら村瀬君の教室で泣きながら話してたの」うつむきながら話出した。「どうして、そこまでするの?」私は、考えることも無く言葉が先に出ていた。その言葉に平田は答えることなく黙ったまま遠くを見つめていた。この先は聞いてはいけないような気がして黙って、平田が見つめる先を同じように見ていた。しばらくすると、平田... [続きを読む]
|
- 2008/04/30 21:30☆92☆ 公園での会話・・・。
- 女の子と二人で歩くのは久し振りだったので、妙に緊張した私は、どう接したらいいのか全くわからず”平田に聞こえるのでは”と思えるくらい”ドキドキ”していた。その気持ちを悟られないようにすることだけを気にして、目的地に向かっている間ほとんど会話が無いまま、近くの公園へと着いた。二人はベンチに座り辺りで遊ぶ子供たち見ながら話すきっかけを探していた。その気持ちを察したのか、「話があるって何ぃ〜?」沈黙を破っ [続きを読む]
|
- 2008/04/29 23:20☆00☆ ありがとうございます・・・。
- こんばんは☆沢山のコメント、メッセージ、本当にありがとうございます。とても励みになりました。体調が戻り次第返信させていただきますので待っててくださいね☆もう一日お休みをいただきます。それでは、おやすみなさい。 ... [続きを読む]
|
- 2008/04/28 20:20☆00☆ すみません・・・。
- こんばんは。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。昨日より少し体調が悪く本日の更新はお休みさせていただきます。楽しみにしてくださってる方には本当に申し訳ありませんがご理解の程、よろしくお願い致します。そして、いつもペタをしてくださる方、コメントをくださる方、メッセージをくださる方、本当に励みになっています。心から感謝いたします。これからも宜しくお願いいたします。おやすみなさい。 [続きを読む]
|
- 2008/04/27 21:30☆91☆ 緊張・・・。
- 平田の教室に入ると教室を見渡し、平田の姿を探した。教室の奥で、他の女子生徒3人で楽しそうに話をしていた。私はそのまま平田の元へと歩み寄った。私の姿に気が付いた3人は会話を止め私に顔を向けると「あ!ちゃんと学校に来てくれたんだ!」平田は笑顔で話しかけてきた。「あぁ〜」相変わらず素直になれない私は無愛想に答えた。ちゃんとお礼を言いたかったのだが、他の女子生徒がいた為、「放課後に少し時間もらえるかな?」 [続きを読む]
|
- 2008/04/26 20:30☆90☆ 和解・・・。
- 「なんのこと?」と質問した私に二人は話し出した。「先週、平田が教室にやってきて村瀬が中学校での揉め事を起こした理由同級生のためにしたこと村瀬の中学校での誤解を解こうと必死で泣きながら話したんだ。」そう話すクラスメートの話を無視してた訳ではないのだが、私の意識は遠くにいた。”平田はどうしてそこまで、私のために行動を起こすのか?”自宅へ来たり、今回のように弁解しに来たり、中学校でそんなに関わりがあっ... [続きを読む]
|
- 2008/04/25 22:20☆89☆ 久し振りの登校・・・。
- この日は、久しぶりに目覚まし時計の音で目が覚めた。学生服に着替えてリビングに行くと朝食を取る家族の手が止まって私の方を見てきた。「なんだよ!」そう言って椅子に座ると「今日は学校に行くの?」母は、少し嬉しそうに言ってきた。「行かないほうがいいなら行かないよ」また、素直になれなくて余計なことを言ってしまったが「そんな訳ないでしょ!」と笑って言ってくれた母の言葉に感謝した。長年一緒に生活をしている私の性 [続きを読む]
|
- 2008/04/24 20:30☆88☆ 一筋の光・・・。
- 私の心にも無い言葉に怒ることも無く「私は何を言われてもいいけど」「来週からは学校に来てね」平田は、悲しい顔をしながらそういうと立ち上がった。「いちいちうるさいなぁ〜!」「俺に意見するな!」そう言って私は、立ち上がり自宅に帰ろうと背を向けたとき、「私の気持ちも知らないくせに!」そう言って、平田はその場を立ち去った。私は平田の後姿を見ながら深いため息をついた。せっかく心配して来てくれた平田の気持ち本当 [続きを読む]
|
- 2008/04/23 20:50☆87☆ 吐いた唾・・・。
- 玄関には”平田 美穂”が立っていた。「そんな奴知らないよね?」「せっかく、ちゃんと自己紹介したのに」「忘れられてたんだね!」平田はとかなり怒っていた。さっきした、母との会話が筒抜けだったみたいだ。「ごめんって!悪かったよ!」「で、何のよう?」私は、困惑しながら言うと、「心配して来たのに」「存在忘れられるは、迷惑がられるは」「私、最悪だね・・・」少し悲しそうになった、平田を見て更に困惑した。私のそ... [続きを読む]
|
- 2008/04/22 21:30☆86☆ 訪問者・・・。
- 悩んでも一向に結論など出ないまま学校を休みだして一週間ほど経っただろうか、この日も、一日中布団の中で、答えの出ない悩みを続けていた。夕方になり、頭が痛くなるほど悩んでもお腹は空腹になり食べ物を求める。布団から起き上がると寝ぐせなど気にすることなくリビングへと向かうと冷蔵庫の中を物色しだした。物音に気付いたのか、母もリビングに現れ、「何か作ってあげるから」「冷蔵庫の物色はやめなさい!」そう言って、エ [続きを読む]
|