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- 2008/06/25 22:10☆142☆ 大人への階段・・・。
- お風呂に入って仕事の汗を流してさっぱりした私は、美穂のいる部屋へと戻った。「あぁ〜さっぱりしたぁ〜美穂も入ってくれば」頭にタオルをかぶせたまま部屋に戻って美穂に言った。「うん!そうするよ!じゃぁ〜待っててね!」美穂は両手にいっぱいに着替等を持って風呂場へと行った。私は、ドライヤーで髪を乾かした。ふと、テーブルに目をやると美穂の手紙だった。”この間のお泊りのときはありがとう今日は、大丈夫だからね”た [続きを読む]
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- 2008/06/24 21:30☆141☆ 二度目の嘘・・・。
- 「今日はね、泊まる予定で親には友達の家に泊まってくるって言ってあるから大丈夫なんだよ!」美穂は、嬉しそうに言った。「嘘ついて大丈夫なの?前に泊まったときも同じように言ってたよねぇ〜?」私は、本当のことが美穂の親に知れたときを心配して言ったのだが、「大丈夫だって!心配性なだから!」「そりゃぁ〜心配するだろぉ〜!」美穂の態度にあきれた私は少し強めに言ったが美穂には届いてなかった。「さすがにケーキは駄目 [続きを読む]
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- 2008/06/23 20:30☆140☆ 満面な笑み・・・。
- 「どうだった〜?」私は笑顔で美穂の元へと歩み寄った。「お疲れ様ぁ〜」同じように笑顔で迎えてくれた。この笑顔で、美穂の気持ちは伝わった。「凄く良かったよ!」満面な笑みで答える美穂に私は心から安心した。と同時に照明の影響で私の怪我のことに気づいていないことにも安心した。「仕事内容には安心してくれたかな?」私は早速、本題を話し出した。「お仕事でこんなこと事をしてたんだね!まだまだ、不安はいっぱいあるけど [続きを読む]
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- 2008/06/22 21:00☆139☆ アクシデント・・・。
- 私たちの準備が整うと、お店のBGMが消えて一瞬店内は静かになった。そして、ウェーター達の掛け声と共に大音量の音楽が再び鳴ると同時に舞台の幕が上がった。私は、美穂が見てると思うと普段より自然に力が入った。緊張とは何かが違う。スポットライトで美穂の姿はこちらからは全く見えない。だが、座っている席はわかっていたので、その方向を見ながら一生懸命に踊った。踊りも終盤に差し掛かりラストの曲になった。私は、今まで [続きを読む]
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- 2008/06/21 20:30☆138☆ 粋な計らい・・・。
- お店に入って初めに美穂が発した言葉は、「綺麗なお店だね!」この言葉で少し不安が薄れた。気を悪くしていたら誉めることはしないだろうと思ったからだった。私は、マネージャーに事情を説明して協力してくれることとなった。私が初めてこのお店に見学に来たときに座ったカウンターに美穂を案内した。この日は、たまたま私目当てのお客さんが来なかったことでショーが始まるまでのほとんどを美穂のテーブルで過ごした。本来なら... [続きを読む]
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- 2008/06/19 21:45☆137☆ 締め付ける不安・・・。
- この日は、山本との電話を切るとそのまま眠りについた。夕方に目が覚めて仕事に行く準備を終えると美穂の自宅に電話をした。「手紙読んだよ。」「あんなふうに飛び出してごめんね」美穂はあの時とは違い冷静に話してきた。「もういいよ。後を追っかけたけど追いつけなくてごめん。」私は返す言葉が見付らず答えた。「で、今日はどうしたの?」「手紙に書いてあったお店の見学の件で連絡したんだ。」「あっ!あの件なら無理にとは... [続きを読む]
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- 2008/06/18 20:30☆136☆ 美穂の願い・・・。
- 美穂との出来事を考えながら美穂の手紙を読み最後のページになった。そこには、今回の出来事について美穂の願いが書いてあった。”あの時は感情的になって飛び出してごめんなさい。あれから色々と考えて夜の仕事場での仕事振りを見学させてほしい”そう綴ってあった。美穂は、安心と固定概念を取り去って応援したいようだった。私は、手紙を読み終えると更に悩んだ。見学をして逆に夜の仕事を嫌になるのではないだろうか。私は今回 [続きを読む]
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- 2008/06/17 21:15☆135☆ 美穂からの手紙・・・。
- 美穂からの手紙をテーブルの上に置くとしばらくその手紙を見つめていた。内容が、怖かったからだ。昨夜の状況から考えると別れの二文字が頭をよぎる。30分ほどしてから意を決して手紙を開封した。”昨日はちゃんと話しもせずに飛び出して帰ってごめんなさい”この文字から始まった。手紙を読んでいくとやはり私の仕事を理解できない内容でびっしりだった。しかし、今更仕事を辞めることもできない。美穂の手紙を読みながら色々な [続きを読む]
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- 2008/06/15 21:30☆000☆ お詫び・・・。
- こんばんは。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。本日は諸事情により更新はお休みさせていただきます。楽しみにしてくださってる方には本当に申し訳ありませんが本日は更新しますので、ご理解の程、よろしくお願い致します。そして、いつもペタをしてくださる方、コメントをくださる方、メッセージをくださる方、本当に励みになっています。心から感謝いたします。これからも宜しくお願いいたします。 ... [続きを読む]
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- 2008/06/14 21:40☆134☆ 気持ちの交差・・・。
- 美穂の居なくなった部屋。さっきまであんなに楽しい時間を過ごしていたのに事態が変わるのは一瞬しかし、悪化した出来事を元に戻すのはかなりの時間がかかる。私は、美穂が残していった手作りのケーキを見ながら考えた。どれくらいに時間が経ったのだろう。時計を見るとすでにクリスマスは終わっていた。私は、目の前のケーキをフォークで一口分すくうと口へと運んだ。甘い味が口に中に広がってとても美味しかった。しかし、時間が [続きを読む]
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- 2008/06/13 22:30☆133☆ 笑顔の行方・・・。
- 笑顔の消えた美穂を不思議そうに見ていると「これどうしたの?」「どうしたって、買ったんだよ」「どうして、こんなお金があるの?部屋を借りてからバイト代だけで今までギリギリの生活だったのにこんなのを買う余裕なんて無いはず」美穂は不安そうな表情をしている。「稼いだバイト代で買ったんだよ!」「だって、最近バイトのシフトに入って無かったでしょ?」確かに美穂の言うとおりだった。最近始めたバイトに行ってからはそ... [続きを読む]
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- 2008/06/12 21:30☆132☆ プレゼント交換・・・。
- 「電気消してぇ〜!」リビングから美穂が言った。私は言われた通り部屋の電気を消すと両手にろうそくの火が灯されたケーキを抱え、そのろうそくの明かりで美穂の顔を照らしながら姿を現した。「じゃ〜ん!手作りケーキだよ!美味しいかわからないけどね!」ろうそくの明かりだけだから美穂の表情はわからない。テーブルの上に置かれたクリスマスケーキは生クリームが塗られ上にはイチゴが沢山乗っていた。「うわ〜美味しそうぉ〜! [続きを読む]
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- 2008/06/11 21:50☆131☆ 美穂のサプライズ・・・。
- 自宅に着き部屋に入ると美穂は「今からこっちには来ないでね!」そう告げてリビングに籠もってしまった。私は仕方なく、テレビを付けてバラエティー番組を見ることにした。集中して見ていたため番組が終わって時計を見るとあれから一時間も経っていた。リビングからは美穂が何かをしている音が聞こえる。私は心配になってリビングの扉を開けながら「お〜い!まだ掛かりそう?」「わぁ〜!まだ、開けたら駄目!」中を覗く前に扉を閉 [続きを読む]
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- 2008/06/10 22:30☆130☆ クリスマスデート・・・。
- 待ちに待ったクリスマス。この日のために私は慣れない仕事をこなして美穂のために買ったプレゼントをコートのうちポケットに忘れないように入れて待ち合わせ場所に向かった。待ち合わせ時間より20分も早く着いた。”さすがに早く着すぎたな”そう思いながらゆっくりと待ち合わせ場所に向かうとそこには、見慣れた姿があった。”わぁっ!美穂だ!”私は、美穂の姿に気付くと美穂の元へと駆け寄った。「なんでこんなに早く来てん... [続きを読む]
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- 2008/06/09 21:30☆129☆ サンタクロース・・・。
- 外は一段と寒さを増す12月。学校は今日から冬休みに入った。夜のバイトを始めてから学校では居眠りすることが多くなり週末には、美穂に授業内容の書かれたノートを借りて必死で勉強していた。冬休みに入ったこととクリスマスイブに気分は浮かれていた。今日は実家に帰って家族で過ごし明日のクリスマスは美穂と過ごす予定だった。綺麗にラッピングされた美穂へのプレゼントを何度も見ては喜んでもらえるだろうか、気に入っても... [続きを読む]
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- 2008/06/08 21:40☆128☆ プレゼント決定・・・。
- 女性店員が出した商品は、銀色のネックレスに小さなダイアモンドが装飾してあった。照明のせいか一段と輝いて見える。「うわぁ〜高そうだなぁ〜!」山本は、唖然としながら見ていた。値札には”5万円”と明記されていた。到底買える品物では無かった。いくら給料をもらったばかりといっても「すみません・・・もう少し安い物はありませんか?」「もちろんございますよ!では、こちらなんていかがでしょう?」同じようなネックレス [続きを読む]
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- 2008/06/07 20:30☆127☆ プレゼント選び・・・。
- 翌日、山本と二人で、初めてもらった給料を手に繁華街にあるデパートへと向かった。もちろん、お互いの彼女に渡すクリスマスプレゼントを選んで購入するため。移動中にどんなプレゼントが喜ぶか話し合っていた。「女の子はやっぱり貴金属のプレゼントが嬉しいらしいぞ!」山本は前もって雑誌で調べていたようだった。「そうなんだぁ〜。貴金属ねぇ〜貴金属っていっても色々あるからなぁ〜」「雑誌では、ネックレスやピアスって載っ [続きを読む]
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- 2008/06/07 13:10☆00☆ お詫び・・・。
- こんにちは。いつも読んでいただき、本当にありがとうございます。昨日は少し体調が悪く更新はお休みさせていただきました。楽しみにしてくださってる方には本当に申し訳ありませんが本日は更新しますので、ご理解の程、よろしくお願い致します。そして、いつもペタをしてくださる方、コメントをくださる方、メッセージをくださる方、本当に励みになっています。心から感謝いたします。これからも宜しくお願いいたします。では、皆 [続きを読む]
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- 2008/06/05 21:30☆126☆ 初給料・・・。
- バイトが始り1週間が過ぎた。このお店では最初の1ヵ月間のお給料は、週払い制となっていた。この日は、初めてのお給料がもらえる。いつも通りの仕事をこなし帰る間際に店長から呼ばれた。「山本!、村瀬!お給料を渡すからこっちへ来い!」「はぁ〜い!」まるでお小遣いを貰う子供のように店長の元へと行った。「はい。一週間お疲れ様、こ調子でこれからも頑張れよ!」「ありがとうございます!」私と山本は封筒に入ったお給料を [続きを読む]
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- 2008/06/04 22:00☆125☆ 初めてのお客様・・・。
- 「お〜い!村瀬!早く来い!」もう一度マネージャーは私を呼ぶ。すると、ウェーターの先輩が、「お前、ラッキーだな!後はやっとくから、早く行って来いよ!」言われるがまま、マネージャーの所へ歩み寄った。「何かありましたかぁ〜?」「何言ってんだよ!さっきちゃんと話しただろ!」そういえば、お店のシステムの説明の中で、初めてくるお客さんの中で、一人は、関わりのある店員のお客さんとなりその他のお客さんは、気に入っ [続きを読む]
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- 2008/06/03 21:30☆124☆ ウェーター業務・・・。
- 早速、勤務が始まり私は、山本の様子を気にする余裕も無くひたすらウェーター業務をこなしていた。厨房から出される料理や飲み物を各テーブルに運びお客さんから話しかけられたら笑顔で答えることを心がけていた。これは、マネージャの説明の中であったものだ。お客さんの中には、今日始めて来店する方も居てる。そのお客さんに指名してもらう為だった。しかし、慣れない業務に笑顔は明らかに引きつっていた。勤務が始まりしばら... [続きを読む]
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- 2008/06/02 21:00☆123☆ 後悔・・・。
- マネージャは淡々とお店のシステムについて話し出した。しかし、その内容に私たちは驚きを隠せなかった。初めの説明は、ダンスやレッスンについての説明を丁寧にしてくれた。「ダンスについてはこんな感じだから早く振り付けを覚えてショーに出れるようになってください。」「はい!わかりました!」私と山本は大きくうなずいた。「それまでのショーを行ってない間は、ウェーターをして、お客様に食事やドリンクを運んでください... [続きを読む]
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- 2008/06/01 22:15☆122☆ 初出勤・・・。
- あっという間に初出勤日となった。この日は、学校から帰るとバイトの準備を済ませると先輩と待ち合わせをしている駅へと向かった。もちろんそこには山本もいる。「さぁ〜みんな揃ったし行こうか!」先輩に言葉で電車へと乗り込んだ。「緊張してるでしょ?」「そりゃしますよぉ〜!」強張らせた表情で山本は答えた。「初日だからそんなに難しいことは無いと思うしリラックスしなよ!」先輩はそう話すが、二人ともとてもリラックス... [続きを読む]
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- 2008/05/31 22:40☆121☆ あのステージの上で・・・。
- 翌日の放課後に私たちは先輩に呼び出された。内容は、あのバイト先での初出勤日の報告だった。「昨日、店長さんに会ってあなたたちの意思を伝えたら来週の月曜日にでもってぇ〜!」「ほ・本当ですかぁ〜?」山本は大声で答えた。しかし、私は、ひとつの不安があるため先輩に質問した。「でも、僕たちダンスの練習も中途半端でいきなり踊れないですよ!」「そのことなら、大丈夫だよ!あのお店には専属のダンスの先生が居て合間に... [続きを読む]
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- 2008/05/29 22:15☆120☆ 先輩への報告・・・。
- 見学で見た光景が忘れられず夢にまで出てくるくらい興奮していた。翌週の月曜日、教室に着くとすぐに山本とあの日の話題で盛り上がった。山本は、バイトをすると決めたようだった。「村瀬はどうするの?」「お前が行くなら俺も行くよ!」「マジで!やったぁ〜!じゃぁ〜今日の放課後に先輩のとこに行こうよ!」「うん!わかった!」二人は、あのステージの上でスポットライトを浴びながら踊る姿を想像して興奮していた。放課後に... [続きを読む]
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