- 2008/05/07 12:39Just wanna be with you ※18禁※フタナリ※
- やっと迎えた一瞬だった。大好きな人と、共に暮らす家の鍵を開ける瞬間。最愛の人と、三日ぶりに逢う事が出来る瞬間。めぐみはドアノブに手をかける。―りっちゃん、驚くかな?一昨々日から泊りがけの仕事で、帰りは明日になると律子に伝えていた。しかし予定は急遽早回りし、めぐみはこの日最終の電車に飛び乗ったのだ。途中、律子に電話を入れたが、きっと知らせたら深夜まで待たせてしまうだろうと、めぐみは何も言わずにおいた [続きを読む]
|
- 2008/05/05 01:05Promise in May
- 「めぐちゃん…?」その声に、めぐみが目を覚ますとまるで当たり前な日常のように、律子は傍らにいた。「りっちゃん…」二人が暮らす部屋に、二人の寝室。二人一緒に眠るベッド。二人で愛紡ぐ空間。めぐみが着ていたのは、二人お揃いで買ったパジャマで律子のものは側のイスに、きちんとたたまれてあった。先に着替えた律子は、お気に入りのエプロンをして扉の向こうから、食欲くすぐる香りを漂わせていた。これがめぐみと律子、二人の [続きを読む]
|
- 2008/04/30 23:49Romantic Connection
- 「今日はありがとう」そう言って、玄関のドアノブに手をかけるめぐみ。そこは律子の部屋だった。背中を向けようとするめぐみを、名残惜しむように律子はただ黙ってその動作を見つめている。―帰らないで伝えたくて、口にしかけたその一言を、言葉にする事は出来なかった。その日、昼間から約束をしていた二人は曲を作ったり、歌い合わせたりなどして、一日を過ごしていた。やがて陽が落ちる頃には、歌声とピアノの音色の代わりに他 [続きを読む]
|
- 2008/04/29 03:26星空にお祈り
- ある四月の夜更けのことめぐみは一人、ベランダのベンチに腰掛けていた。浮かんだ月は地平へと向かい、更に深くなる夜の闇がやがて朝が来るのだという事を告げていた。「ふー…」頬を撫でる夜の風が涼しく、心地よかった。めぐみは瞬き続ける星空を見上げながら先刻までこの腕にあった温もりを思い返し、噛み締めていた。―夢みたいめぐみが律子の部屋に移り住んでから一ヶ月。めぐみにとって、その日々の全てが夢のようだった。朝 [続きを読む]
|
- 2008/04/22 19:54情熱 ※18禁※フタナリ※
- 「めぐちゃん…めぐちゃんっ…はぁっ…あ…あぁぁぁッ…!」めぐみの指と舌に奏でられ、律子は最初の絶頂を迎えた。その手は激しく震え、すがるように愛しい肩を掴む。「…りっちゃん」秘部から大量に溢れた愛液を、丹念に舐めとっていくと半透明な糸を引かせながら、めぐみは口元を離す。見下ろす先には、恍惚した表情で酸素を貪る律子がいた。「……ッ」身体がほてり、動悸に似た感覚が頭を支配する。―もうダメかもしれないそう [続きを読む]
|
|
|
- 2008/04/22 00:33恋一夜 ※18禁※
- その夜、誰も居ない寝室でクリスマスは一人眠りにつこうとしていた。この日のクラウは昼間から“お仕事”に出かけていた。家を出る間際、クリスマスは行ってきますのキスの後に明日の朝まで帰れない事を告げられてしまう。それは今夜、クリスマスは一人で眠りにつかなければならないという意味で真夜中に一人きりなど、クリスマスにとって初めての事だった。度々回ってくる忙しい仕事をこなしながら、クラウはいくら遅くなっても必 [続きを読む]
|
- 2008/04/21 18:04誓い ※18禁※
- あれからどれくらいの間、口付けを交わしていただろうか。めぐみが視線を泳がせると、窓から差し込む夕陽が目に入った。未だ寄せ合ったまま、めぐみの唇は律子を離そうとはしない。それは律子も同じで、ただひたすらに求め合い与え合った。絡まる舌が吐息を荒くさせ、身体と心を火照らせる。―りっちゃん意を決したようにめぐみから唇を離すと二人の間を名残惜しそうに細い糸が引き、そして落ちた。力なくもたれかかるその身体を抱 [続きを読む]
|
- 2008/04/19 17:45A Merry Valentine
- 不機嫌な三日間がようやく終わろうとしている。会議室の窓から夜の景色を覗くめぐみの顔はとても疲れていて、何か物足りなさを訴えるような眼差しをしていた。「りっちゃん、なにしてるかな…」周りには聞こえない程度の小声で、ぽつりと呟く。本当なら三日前から二日間、律子と二人で旅行に行くはずが突然仕事が早回りし、急遽予定はキャンセルとなってしまったのだった。(せっかく休みを合わせてたのにな…)そう思い返しながら吐く [続きを読む]
|
- 2008/04/19 16:15二人の暮らし ※18禁※
- ―ギュルルル…朝、というには遅すぎる時間にクラウは自ら立てた音で目を覚ました。霞んだ天井を見上げながら、すっと息を吸い込む。「…おなか、すいたな」身体のどこかが痛いわけでもない、けれどどうにも力が入らない、その理由は空腹からだとすぐにわかった。「なにが食べたい?」昨日はエキサイトしすぎたかな、と心でつぶやいていると同じ音で目を覚ましたクリスマスが枕に頬を預けたまま訪ねてきた。クラウとの距離は息もか [続きを読む]
|
- 2008/04/19 16:01life is lovery
- 「めぐちゃん?」律子が明かりのついた寝室へ入るとそこには、毛布もかぶらずに仰向けでベッドに横たわるめぐみの姿があった。その瞳は閉じられていて、規則正しい寝息が律子の耳に響く。「めぐちゃんたら…」つい先ほど、風呂上りに律子が覗いた時には起きていて「待ってるー」そう、笑いながらめぐみはベッドで寝転がっていた。どうやら律子が髪を乾かしている間、ドライヤーの音を子守唄にうたた寝を始めてしまったらしい。「…めぐちゃん」 [続きを読む]
|
- 2008/04/18 01:58告白
- 「あたし、りっちゃんが好き」突然めぐみが口にした言葉に、律子は一瞬ここが何処なのか相手が誰なのか、自分が誰なのかさえ、わからなくなった。振り返ると、そこにはいつもの笑顔が取り除かれた強くて真っ直ぐな瞳が、ただ律子を見つめている。そこはめぐみの部屋だった。休みが取れれば常にお互いの家へ行き、二人きりで過ごす。それがいつしか当たり前になる程めぐみと律子は親密な関係になっていた。それは、仕事のパートナーとして... [続きを読む]
|
- 2008/04/18 01:55告白
- 「あたし、りっちゃんが好き」突然めぐみが口にした言葉に、律子は一瞬ここが何処なのか相手が誰なのか、自分が誰なのかさえ、わからなくなった。振り返ると、そこにはいつもの笑顔が取り除かれた強くて真っ直ぐな瞳が、ただ律子を見つめている。そこはめぐみの部屋だった。休みが取れれば常にお互いの家へ行き、二人きりで過ごす。それがいつしか当たり前になる程めぐみと律子は親密な関係になっていた。それは、仕事のパートナーとしての [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:59ENGAGED-1-
- 真野がこの土地に越して、斉藤と出逢ってから数ヶ月もの月日が経った。「じゃあね、行ってらっしゃい」斉藤と真野は今朝も一緒に、幼稚園の送り迎えに来ていた。「行こっか?」教室へと向かう子供を見送ると、真野は斉藤に声をかけ、二人は共に門へと向かう。出逢いから日も浅いが、斉藤と真野は確かな信頼を重ねた友達同士だった。真野が斉藤を敬遠したり、斉藤が真野を叱り付けたり衝突や涙もあった二人だが、それは二人を結ぶ強 [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:58ENGAGED-2-
- ―斉藤さんの手の温もりが、忘れられないリビングのソファーにもたれ、この冬一番の寒空を眺めながら真野はため息をつく。毎朝の送り迎えを済ませて、もう一時間もここでこうしてぼんやりとしていた。「斉藤さん、何してるかな…」たった一時間前に別れたばかりだというのに、真野の心中には斉藤の事ばかり。バレンタインのあの日から1週間も経っていたが真野はその日の斉藤の事を、毎日のように思い返していた。(斉藤さんの手が... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:57ENGAGED-3-
- 「真野っ!おはよう!」真野が玄関を開けると、冷たい空気と共に強い声が響いた。「斉藤さん…」雪の積もった舗道で子供の手を引いた斉藤の姿がそこにはあった。「…おはよう」いつもと変わらない、斉藤の少し強い口調の挨拶に、真野は遠慮がちに答えた。斉藤は、そんな真野を見て訝しむような目をしたが二人のやり取りも、顔を合わせたお互いの子供達に寄って掻き消されてしまう。「昨日作った雪だるま、残ってるかな!」「上か... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:56ENGAGED-4-
- ―斉藤さんと、キス、したその日の夜、家事を全て片付けた真野は子供を寝かしつけたまま、その傍らで横たわっていた。その頭は、今日の出来事の反芻と斉藤の事でもう一杯になっていた。「さいとう…さん」自分にしか聞こえないぐらいの、とても小さな声で真野はその名を呟く。真野にとってそれは、特別な、誰より大切で恋しい者の名前だった。―あの人の唇が触れたなんて あの人に必要とされるなんて思い返しただけで涙が出てく... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:55ENGAGED-5-
- 「なんか最近…」「ん?」朝の幼稚園までの見送りを済ませた二人は住宅街を抜けてジムまでの道を歩いていた。「どしたの」隣を歩く真野の表情が暗い事に、斉藤はそこで初めて気付く。「ふとった、かも…」真野がそう口にすると、更に淀んだ空気が周りに漂う。「…別に、それぐらい大丈夫じゃない?」「それぐらいって!やっぱり斉藤さんも太ったと思う!?」真野は大きな声を上げながら驚いたように斉藤の方を向く。「いや、そう... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:54ENGAGED-6-
- 「全く…」14日の深夜、真野は斉藤宅を訪れていた。「ハンカチ忘れたぐらいでこんな時間に来るなんて」丁寧に畳まれた白い布地を、呆れたような顔をして斉藤が持ってくる。既に眠ろうとしていたところなのか、斉藤は寝巻き姿で押しかけてきた真野も、パジャマの上にコートという格好だった。「迷惑だったよね…」「迷惑なんて言ってないでしょ」ここへ来た目的だったはずのそれを、真野は力なく受け取る。そんな真野の動作が、忘... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:53ENGAGED-7-
- 斉藤の家を飛び出した真野は、自宅までの道を駆けて行く。見慣れたはずの景色は、涙でにじみ溢れた涙は拭われる事もなくこぼれ落ちていった。数百メートルもない距離を駆けながら真野の脳裏には今までの斉藤の記憶の全てが蘇った。出逢った時から、その言葉、行動の全てが眩しかった事いつかそんなふうになりたいと憧れ、友達になってくれた事時には鈍感な自分を叱りつけ、助けてくれた事そして、必要としてくれた事全てが愛しか... [続きを読む]
|
- 2008/04/16 22:52ENGAGED-end- ※18禁※
- 斉藤は、真野の顔にかかった髪をゆっくりとかき上げる。確かめ合うように視線を交わし、その唇を自らの唇で塞いだ。最初は、先ほどと同じように、そっと触れるだけの口付け。それが少しずつ熱を帯び、斉藤は真野の唇をついばんでいく。真野もそれに応えるように、斉藤の唇を求めていった。「はぁっ…」酸素を求めて、真野が唇を開いた一瞬を、斉藤は逃さなかった。待ち尽くした舌は真野の口内へと侵入していく。真野もそれを待ち... [続きを読む]
|
- 2008/04/08 08:21轟け!マキと美奈
- 「エアマスタァァァァァ!!!!!!」崎山の図太い声が辺り一面に響き渡る。マキは猛スピードで追いかけてくる彼女に、残り少ない力を振り絞って見事な跳び蹴りを命中させた。普段のマキにして言えば威力は半減といったところだったが重傷なのは崎山にも同じく言える事で、いつもならすぐ這い上がってくるはずが今度こそ本当に沈んでしまったようだった。そして、マキの方こそ既に限界という具合で、着地は辛うじて成功させたもの... [続きを読む]
|