史間 さん

史間さん: 君と1000年紡ぐ
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詩、ポエム創作家の自分記録  
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プロフィール

ハンドル名史間 さん
ブログタイトル君と1000年紡ぐ
サイト紹介文詩と童話を置いています。甘くもなく、でも辛口でもない。そんな物語たちです。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供10回 / 220日(平均0.3回/週) - 参加 2008/04/26 11:13

史間 さんのブログ記事

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  • 2008/05/08 21:31あしヶ原のフエ1
  • あしヶ原に緑の季節がやってきました。小さなフエは、青い光に目をぱちぱちさせながら歩いています。この野原にいくつかある二またの樹の、うき上がった根っこの間に、ちょうどいいくぼみを見つけると、フエはくるりと背中をまるめました。すると、きゅうに、からだがかるくなって。あっと... [続きを読む]
  • 2008/04/26 00:21カフカは笑う
  • カフカは笑う少年の眠りと少女たちが仕掛けた悪戯と秘密の思考といばらの海の先に、隠された花園と砂糖菓子に見合う紅茶と着飾った貴婦人のアンバランスとシュマールの顛末と隣人の盗聴と小さな女の呼吸についてカフカは笑うだれにも知られずにその大きな耳で... [続きを読む]
  • 2008/02/25 21:02底の底の
  • 底の底の右斜め左に行った突き当りカルカルの棲家はまあるいくうろいしんとしてむっくりしたとても居心地のいい底の底カルカルはしんとした真っくら闇が似合っているしんとしてむっくりした君の寝息にそっと近づいて嘘の底の底のだあれも知らない右斜め左の突き当... [続きを読む]
  • 2008/02/20 20:40関屋の想い
  • 僕はシギを誇りに思うよ君は暑さを嫌って長旅に出るはずなのにどこまでも僕へと影を落とす僕はシギを誇りに思うよだって君は大海を渡れる翼を持つのにいつまでも僕へ問いを投げかける尊ぶべき眩しい日々は過ぎ去ったどうしようもないことだったあれは君と僕が現実を供... [続きを読む]
  • 2008/01/23 11:27幻燈夜会
  • カルミアのつぼみが濃くなる頃幻燈夜会が訪れる誰が誘うでもなくひとつ、ふたつ影が重なり、列となって、村の大楠へと流れていく大楠の前では上等の羅紗の燕尾を身にまとった幻燈紳士が出迎える紳士はトップハットを目深に下げて深く屈んで挨拶をする「さあさあ5... [続きを読む]
  • 2008/01/17 11:58カルムクルム
  • カルムクルム光り、ふたつカルムクルム夜に、光る雪に、密やかに昼に、笑え小川の底から薄氷を見上げ見上げて光りの反射を呑み込めカルムクルム光り、ひとつカルムクルム春に、溶けるカルムクルムククルクルム... [続きを読む]
  • 2008/01/14 03:32瓦礫の幽霊
  • 瓦礫の幽霊は愛を知らない。陽は、たくさんの破片に阻まれ、夜は緑とオレンジの灯をまとった隣のバーは、ここまでそれを届けてくれない。汚いものを見るような目線を投げつけられた。瓦礫の幽霊は愛を忘れてしまった。「あった。あったわ」人形のような愛らしいアーモンド形の... [続きを読む]
  • 2008/01/13 08:37夜中の番人
  • 鈴虫がうたう白い線路に夜中の番人が棲んでいます街灯だけが続く 果てのない道を影が映らないように用心深く歩いています夜の鱗の黒い川水溜りに描いたネオンにひざを折り、祈りなさい「踊りながら眠りたい疑うことを忘れたい月を隠してください」と番人にはたや... [続きを読む]
  • 2007/11/14 08:32雲を運ぶ人の話
  • 男が雲を乾燥させて、小さな瓶に詰め持ち歩いています。彼は、それを別の場所で、水に溶かして土へ撒くのだそうです。乾燥雲は土の命を吸って舞いあがり、やがてふたたび雲として、雲を生きます。男は、そういう実験をしている人でした。世界を救うに値する、壮大でとても素敵な実... [続きを読む]
  • 2007/10/03 12:23犬のエンジン
  • 犬のエンジンぶっ飛ばせ犬のエンジンぶっ飛ばせ真っすぐに壁沿いにのっぱらを泥だらけ犬のエンジンぶっ飛ばせ犬のエンジンぶっ飛ばせ草むらで後ろ足石ころも撥ね飛ばす犬のエンジンぶっ壊れちゃった&nbs... [続きを読む]
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