浩詩 さん

浩詩さん: 浩詩短編小説の世界
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プロフィール

ハンドル名浩詩 さん
ブログタイトル浩詩短編小説の世界
サイト紹介文音楽にまつわるLove Storyを紹介それらの物語は日常的な僕らの街角にあふれている。
自由文『Edlessラブを聴きながら』音楽小説シリーズ第二弾。主人公:堀池香津美はレストラン“アフリカ”のオーナーの息子。いつの頃からか女子高生の制服姿よりもユニフォームに着替えて働く渋谷真理奈の方がキレイだと思うようになった。この曲を聴きながら読んで欲しい。
二人の愛は永遠だから・・・。
参加カテゴリー
更新頻度情報提供76回 / 85日(平均6.3回/週) - 参加 2008/04/26 12:19

浩詩 さんのブログ記事

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  • 2008/07/12 22:40小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(終了)
  • *************************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(終了)*************************************「忘れてしまったの?」「忘れてなんかいないよ。」「あの店は君のためにつくったお店だから。」桟橋の終わりまで歩くと香津美は思い切って真理奈に聞いてみた。「ねえ結婚してるの?」香津美は真理奈の左手の薬指にはめている指輪を見て言った。だけどどこか見覚えのある指輪だった。「いいえ。結婚してないわ [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:34小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(9)
  • ************************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(9)************************************「5年程働いたら厨房のことを全部任されてその後 店のシェフに認められたの。」「だけど日本に帰ってきた。」「ええ、副長から電話があって日本で一番困ってる男がいるから助けてあげてくれと言われたのよ。」「ふ〜ん。それって僕?」「他にいる?」「いないね。僕だけだね。」二人は笑った。「佐藤さんたら僕が [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:30小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(8)
  • ***********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(8)***********************************「ねえ、香津美クン。」「何?」「わたしキレイになった?」「オバサンっぽくなったかな。」「えっ、ホント。わたし化粧なんか余りしないからかな。油臭いだけだから。」香津美の言ったジョークを気にしているようだった。香津美は真理奈の腕を掴むと顔に引き寄せた。「ウソだ。キレイになったよ。昔よりもずっと・・ [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:28小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(7)
  • **********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(7)**********************************香津美と真理奈は桟橋を歩く。香津美には気になることが一つあった。「最初にデミグラスソースを舐めたときシェフは君じゃないかと気づいていたんだ。」「なんだ、つまらない。びっくりさせようと思ったのに。」「金目鯛が出た時確信したんだ。」香津美は桟橋を歩きながら海辺の波を見ていた。「だけどあれはどこでもあ [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:25小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(6)
  • ***********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(6)***********************************ゆっくりと歩いて厨房からシェフが香津美の前に姿を現した。「ムッシュ堀池、今日の料理はいかがでしたか?」料理を一口食べて動かなくなった香津美の背中にフランス語が聞こえた。「あなたの作った料理は本当に美味しかった。それにどんな料理よりも素晴らしい。真理奈、合格です。」「メルシー。」真理奈は香津美の [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:22小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(5)
  • **********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(5)**********************************やっと帰って来た日本でこれだけの料理を作れるシェフに出会い素晴らしい料理を味わえる香津美はつくづく幸せだなと感じていた。最後の料理が運ばれる頃、新しいシェフが挨拶にくることになっている。最後の料理は何なのか香津美は楽しみだった。ここまで料理は香津美のハートを掴み飽きさせることはなかった。最後の一 [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:19小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(4)
  • **********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(4) **********************************佐藤に逆らっていたのは香津美と真理奈だけだった。高校生の香津美と真理奈に原価の話をしてもしょうがないから佐藤一人が悪者になった。火事で“アフリカ”が無くなって一番泣いていたのは香津美でもなく真理奈でもなくそれは佐藤だった。3人の親友と作ったお店が消えてゆくのが一番悲しかったのは佐藤だった。原価の [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:16小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(3)
  • ***********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(3)***********************************香津美も長い間、佐藤の事を誤解していた。佐藤がレストラン“アフリカ”の副料理長だった頃シェフの勝に代わって厨房を任された。食材が落ちた事で真理奈と二人で佐藤に逆らった事があった。食材を落としたと言ってもあの当時は原油高の高騰で食材にまで値上げが掛かっていた。勝がシェフでやっていた頃のレストラン [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:13小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(2)
  • ***********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(2)***********************************短い日数で世界を回り香津美の体は疲れていた。おそらくまずい料理や食材の悪い食品を口にしていたらすぐにでも体の調子が悪くなっていただろう。だけど美味しい食べ物を口にしてみるみる体に力が湧いてきた。「そうだ、これなんだ!。この店のコンセプトは。」香津美は言った。「誰もが“ストロベリー・フィールズ” [続きを読む]
  • 2008/07/12 22:09小説『Endlessラブを聴きながら』 第二十一話 エンドレス・ラブ完(1)
  • ***********************************第二十一話 エンドレス・ラブ完(1)***********************************渚の中で広がる いそしぎが僕の心の中で揺れていた。そこは浜辺の木陰の楽園。彼女の膝の上で僕はぐっすり眠りたい。彼女を思いながら彼女を待ちながらいつでも夢見ていたい・・・。伝統のレストラン“アフリカ”の味を忠実に再現しようと作られた。香津美のおしゃれな海辺のレストラン“ストロベリー・フィールズ” [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:55小説『Endlessラブを聴きながら』 第十九話 帰国(4)
  • ********************第十九話 帰国(4) ********************僕はその箱を時々開けては昔を懐かしむんだ。「お爺ちゃんは昔、近所の真理奈って子に恋してたんだ。」「それは一生に一度誰でも本気の恋をするものなんだ。」僕は一枚の写真を取り出してそう言って自分の孫に見せてやる。きっと僕の孫はこう言うだろう。「お爺ちゃんはロマンチストなんだね。」「そうだ、だからお前も早く大人になって素敵な恋を掴まえろ。」僕と僕 [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:52小説『Endlessラブを聴きながら』 第十九話 帰国(3)
  • *********************第十九話 帰国(3)*********************だけどまだ香津美は真理奈のことを諦めきれずにいた。彼女を捜し出してシェフにする事。そして一番の目的は彼女を幸せにすることだった。一つ目の願いは叶えられそうにないが、もう一つの願いは残りがもうあと半年しか残されていなかった。だけどまだまだ諦めた訳じゃない。生きてさすれば必ずまた巡り会える。体は離れ離れになってしまっても、心だけは離れてはい [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:42小説『Endlessラブを聴きながら』 第十九話 帰国(2)
  • *******************第十九話 帰国(2)*******************タクシーの中からハイウェイの外の木々の緑の光が見える。まだ朝も早い。携帯電話を掛けてスタッフを起こすのもかわいそうだ。スタッフから届いたメールを香津美が見たのは、ついさっきだ。元副料理長の佐藤が太鼓判を押すほどのシェフが見つかったという連絡だった。香津美が店に着いたらすぐに料理の味を見て欲しい。そう付け加えてあったメールは香津美の気持ちを揺 [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:35小説『Endlessラブを聴きながら』 第十九話 帰国(1)
  • ********************第十九話 帰国(1)********************長い人生の中で、誰にだって一度はドラマティックな瞬間がある。それはまるで刻印のようにその胸に刻まれてゆく。人は誰も運命に左右されて生きている。人生が自分の力だけではどうにもならないと分かっていながら。スペインでアナスタシア・ジョーンズに見送られながら日本へ出発した。空港で彼女に見送られた時、アナスタシアとはこれっきり2度と会えないような気 [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:41小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(10)
  • *****************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(10)*****************************************何かを言いかけたアナスタシアが気になった。香津美はアナスタシアを見た。アナスタシアは香津美を残して自分の部屋に入った。アナスタシアは窓から香津美に手を振るとカーテンを閉めた。一人バルコニーに残された香津美は、残ったワインを一人で飲んでいた。月に向かって一人で乾杯する。香津美は明 [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:36小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(9)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(9)***************************************「風が気持ちいいね。」「やだ、今頃気づいたの?まったく鈍感なんだから。」アナスタシアの口元の赤いルージューに引き寄せられそうになる。「ねえ、今晩私の部屋に泊まってゆく。」恥ずかしそうにアナスタシアは言った。「いや、やめとくよ。」「どうして? 嫌いになったの?」アナスタシアは真剣な顔 [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:31小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(8)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(8)***************************************「あと半年も!わかったわ。それ以上は待てないから。」アナスタシアはそう答えた。「ありがとう。それだけあれば店も落ち着くだろう。」香津美は真理奈のことを考えていた。「きっとどこかでもう結婚して幸せになっているかも知れないな。」香津美は思わず言葉に出てしまった。「またいなくなった彼女の [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:26小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(7)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(7) ***************************************「恥ずかしいことなんかないさ。誰も見てないよ。記念になるから。」「何の記念よ。」「うーん。お月様にさ。」「それじゃいくよ。せーの 。」「ルネッサンス!!」二人はそう言って乾杯した。「恥ずかしい。でも楽しい!!」アナスタシアはワインを飲みながら熱い眼差しで香津美を見る。香津美はアナス [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:21小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(6)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(6)***************************************よく冷えた白ワインをアナスタシアの持っているワイングラスと自分のワイングラスに注いだ。そして香津美はアナスタシアに頭上にワイングラスを掲げるように言った。頭上に掲げたアナスタシアのワイングラスに自分のワイングラスを軽くぶつけると「ルネッサンス!!」香津美はそう言って乾杯をした。「何 [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:13小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(5)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(5)***************************************「香津美はいつもそうよね、一つの事に気を取られているから回りが見えないんだわ。」香津美はそう言われて少し苦笑いをする。香津美はバルコニーの手すりにもたれて大きな月を見上げた。アナスタシアは月を見上げている香津美のその横顔を見つめている。「何か飲み物でも飲む?」アナスタシアは香津美に [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:10小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(4)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(4)***************************************窓が開け放たれた香津美の眠っている部屋。隣の部屋の香津美は眠っているわけではなかった。ベッドの上に横たわり目を開いて天井を見ていた。カーテンが風で香津美の心のように揺れている。ベッドから立ち上がると香津美は窓の外のバルコニーに出た。時よりきらめく町の灯りが香津美の目を引きつける。ア... [続きを読む]
  • 2008/06/11 22:00小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(3)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(3)***************************************「男としてカッコイイと思えることのすべてを兼ね備えている人です。」アナスタシアは香津美のことをビジネス誌のインタビューにそう言って答えて香津美を絶賛した。「一見甘そうな人間に見えるが、案外男くさいところもある。」ビジネス誌に載せられた最後のその一文は、かっての恋人アナスタシアが今で... [続きを読む]
  • 2008/06/11 21:57小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(2)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(2)***************************************アナスタシアは香津美を捨てて仕事を選んだのではない。香津美の心の中にはいつでも真理奈が住んでいて、自分の入り込む隙間がなかったのだ。やはりアナスタシアでも真理奈の代わりは勤まらなかった。アナスタシアにとって香津美は、今では仕事上の大事なパートナーだ。だけどアナスタシアは今でも香津美... [続きを読む]
  • 2008/06/11 21:52小説『Endlessラブを聴きながら 』第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(1)
  • ***************************************第十八話 アナスタシア・ジョーンズ(1)***************************************アナスタシア・ジョーンズはブロンドの長い髪と太陽のように明るい性格を兼ね揃えている。彼女のブロンドの髪は、かって香津美のなによりの自慢だった。彼女をスカーレット・ヨハンソン風に装わせたりして思い通りの女の子像に作り上げて満足していた。スペイン人というと その性格は情熱的だと言われて... [続きを読む]
  • 2008/06/11 21:30小説『Endlessラブ』第十七話 スペイン コーヒーの味(8)
  • *************************************第十七話 スペイン コーヒーの味(8)*************************************コーヒーを淹れる前に、あらかじめコーヒーカップには牛乳が入っている。カフェ・ソロという名前はエスプレッソのことでミルクがまったく入っていない。カフェ・コルタドというのはミルクが気持ちだけちょこっと入った程度の飲み物。カフェ ・コンレチェ というのはミルクとエスプレッソがハーフ&ハーフ、半々に [続きを読む]
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