- 2008/05/09 23:42序:鉄籠のタルマ 03/16
- ○マゼルとミゼルの家その日の夕食どき、マゼルとミゼルは今日講堂であったことをお父さんとお母さんにお話ししました。「うーん、そうか。懐かしいなぁ」お父さんは、魚の煮物の入ったお椀に入れたスプーンを止め、しげしげと語りだしました。「父さんも昔、ルードン大博士の星の講義を聞いたことがあるぞ。あれは今も父さんの仕事に役立っているな」マゼルとミゼルのお父さんの仕事は漁師です。ここマイロン市は海に [続きを読む]
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- 2008/05/02 03:14序:鉄籠のタルマ 02/16
- 「わ、私は!」タリムは次にルードン大博士から出てくる言葉を遮るように、叫びました。ここで大博士に口を開かせると、その迫力と威厳に圧倒され、もう何も話せなくなるような気がしたのです。「私はもう何年も、毎日夜空の星の動きを観察しています。 雲で星が見えない日以外は、全てです。 そこで気がついたのは、惑星のあまりに複雑な動きです。 惑星がそれぞれの天球に乗って廻っていることは分かりますが、 そ ... [続きを読む]
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- 2008/04/26 15:19序:鉄籠のタルマ 01/16
- ○マイロン大学・大講堂マイロン大学の講堂では、ルードン大博士の星についての講義が続いていました。「このように、丸い世界の中心に、ここマルゲリタ大陸が存在するのである」ルードン大博士は、教壇の上に恭しく置かれた、立派な模型を指しました。その模型は、中央に可愛らしい子供のお皿のようなマルゲリタ大陸があり、その上に大きさの異なる透明なガラスのボウルが幾つか、小さい順にきちんと重ねてかぶせてある ... [続きを読む]
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- 2008/04/23 00:41初めに。
- ここはオリジナル童話『廻るピッツァの星』を綴るブログです。不定期での掲載になると思いますが、宜しくお願い致します。★『廻るピッツァの星』とは?この世界は、ピッツァのように丸く平らである。陸を囲む海は広大無辺で、怪物の跳梁する航海不能の沼地をさらに進むと、その先は滝となり、往くもの全てを呑み込む“世界の果て”となっている。そう、下半球状の世界の上に、我々人間は住んでいるのだ。そして、太陽や月や ... [続きを読む]
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