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- 2008/11/29 01:42松田と松田の猫-4
- 驚いたのは、、泥まみれで帰ってきた私を見た、私のあの、ドラムカン風の母であった。「どうしたの?!」聞かれても、私は状況を説明することが出来ない。とにかく、松田が、誰かをいじめているように見えて、、それを助けに入ったら、こうなった。ということを、しどろもどろに言った。いじめ、、自体が、あったのか、なかったのか、もはやよくわからなくなっていたので、全てが、あいまいに、自信なさげに、自分でも歯切れの悪い [続きを読む]
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- 2008/11/22 09:45ナオミの誤算-7(日向目線)
- 断んなきゃ、、、さすがに、、ユウの女はマズイ、と、ナオミちゃんに断りのメールを打とうとしたが、断りの文面が思いつかないのだ。(やっぱ2人ってのはマズイと思うから、)と、書いたところで、これじゃ、“惚れられる”と被害妄想に陥っている自意識過剰なヤツ、、とまたナオミちゃんに思われるんじゃね?と思い、文章を消した。そんな時に、あきのが来た。「やっぱ、アンタんとこの風呂かして!」「あ、、ああ、いいけど、ユ... [続きを読む]
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- 2008/11/15 15:25ナオミの誤算-6(日向目線)
- 「日向くんって、あきのさんと仲いいよね。昔からの友達なの?」「いや。大学から、、。」俺は自分の分のついでにナオミちゃんにコーヒーを入れてあげた。それを飲みながら話している。まだ、会って2回目なのに、、なんだが違和感を感じない、、、。自然と人の心によりそってくる。そんな感じ。あきのは、人に全く気を使わず、そこがまた自分も気を使わなくてよくて楽、、という感じだが、ナオミちゃんは、全然気を使っているよう... [続きを読む]
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- 2008/11/14 23:34ナオミの誤算-5(日向目線)
- 「リリ子はね。もし、日向くんと付き合えても、結局はヨッちゃんのところに戻るよ。あの2人はそういうことをずっと繰り返してるの。でも時々は刺激がほしくて、浮気騒動とか、いろんな騒動を起こしているの。だから。日向くんが責任を感じるとこじゃないよ。ただのスパイスにされただけなんだから。」スパイス、、俺が、、。俺が、ただの、、、ダシに使われた?でも、ヨッちゃんってのは、リリ子ちゃんを殴ったりする、サイテーの... [続きを読む]
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- 2008/11/09 14:50ナオミの誤算-4(日向目線)
- 驚いたのは、俺だけじゃなく、リリ子ちゃんもだった。リリ子ちゃんも、ナオミちゃんが残るなんて、知らされてなかったみたいだ。「え? ナ、ナオミ、、アレだったら、待ってるけど、、。」と、どぎまぎしながら言っていた。「ううん。いいの。リリ子は先帰っててね。」有無を言わせないトーンで、ナオミちゃんは、リリ子ちゃんの申し出を一蹴した。「う、、うん。」今ひとつ納得できない表情で、リリ子ちゃんは帰っていった。俺は... [続きを読む]
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- 2008/11/08 12:56ナオミの誤算-3(日向目線)
- ユウとあきのと別れて、家にたどり着いた。風呂入って、3限目の授業に出て、、ドアの前に人影がいることに気づいたのは、そんなことを考えている時だった。目玉の中を涙でいっぱいにして、リリ子ちゃんが立っていた。その後ろに、ナオミちゃんが、(アンタ、どうなのよ!)みたいな顔して、立っている。2人をみた瞬間、手すりからカラダを滑らせて、ここから飛び降りて死にたい、、と思った。内臓という内臓が、イヤな汗を流して... [続きを読む]
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- 2008/11/08 02:12ナオミの誤算-2
- 僕は、ナオミにバイバイをし、足取りも軽く、家に帰ろうとした。すると、デカイ女が道のまん前に立ちふさがっている、、。あきのだった。「遅い!!」「遅い、、、って、オマエまだいたの?」僕は歩きながら、あきのに、ナオミが日向の家で何をしていたか、説明した。あきのは、ふんふん、とうなづいているが、何か納得していない、、。「私が今日一緒にいたってこと、言ってない?」「ないよ、話題には出たけど、、」「話題って?... [続きを読む]
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- 2008/11/05 20:54松田と松田の猫-3
- 松田は、子分2人に何かを言った。すると子分2人も、私に泥を投げ始めた。松田はやはり何もしない。私は、他の子に投げられた分だけ、松田に投げ返していたが、松田はもうその手はくわないとばかりに、上手く避け、もう2度と松田には当たらなかった。そもそもすばしっこい松田、、、最初の攻撃が当たったのは、松田の予想を超える動きをしたからだったのだ。「帰れ!!帰れ!!カエレ、カエレカエレカエレカエレ!!!!!!!!... [続きを読む]
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- 2008/11/03 14:14松田と松田の猫-2
- 我が家は猫を飼っており、ちゃんとした成人猫なんだが、なんか華奢な猫だった。そして松田も猫を飼っており、、松田の猫は、、「え?アンタって猫?」というくらい、デカイ猫で、そのあたり一帯をすでに自分の傘下に治めている、ビック=ジャンボ=ボス猫(アル=カポネ風)で、人間がちょっと脅かしても微動だにせず大あくび、、、と貫禄たっぷり。いつもうちの華奢な猫は、熾烈な縄張り争いに負けまくって、松田の猫にボコボコに... [続きを読む]
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- 2008/11/02 15:05ナオミの誤算
- 「ナ、ナオミ!!」テクテク歩いているナオミを追いかけながら、ナオミを呼んだ。「あら?ゆう君、、。」なんと、ナオミは、、ニッコリ、、あのナオミスマイル、、。僕もつられてニッコリ、、。この笑顔、、この笑顔を見ると、なんかもう毒気を抜かれるというか、、。安心してしまうんだ。そりゃちょっと危なっかしいところはあるけど、、。ナオミは、あくまで天然なんだよな〜。「もう!やっぱりついて来ちゃったの〜?綱渡りみた... [続きを読む]
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- 2008/11/01 16:02松田と松田の猫
- あきのきりん弟がいます。弟が小学1年生の時、弟の友達に松田という男の子がいた。松田は、皆よりカラダがちょっと大きく、大人びて、かしこくて、邪悪だった。どう、邪悪なのか、ちょっと説明がしづらいのだが、気がつくと、いつも松田のいいようにされている、、そして、後になって、「あれ?何で??」と疑問がわく、そういうずるがしこさがあったのです。人の弱点を握るのが病的に上手く、気がつくとやりたくもないことを、喜... [続きを読む]
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- 2008/11/01 14:49疑惑と誘惑-10
- 「あの、バカって、日向のこと?あきのは、日向が誘った、、と思うってこと?」僕は、あきのに詰め寄った。(そうだよ。)という答えを70%くらい期待、あとの30%で拒否、これくらいの割合だった。でもあきのは、「ち、が、う!!日向ともあろうものが、ナオミちゃんの策略にまんまとはまったことに、バカ!と言いたいの!!」「な、ナオミはそんな子じゃないって!!」ナオミはそんなんじゃない、あきのは何度言ってもこれだ。コ... [続きを読む]
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- 2008/10/30 21:55誘惑と疑惑-9
- 日向への憎悪は、、正直いって僕自身が受け止められず、、僕はすぐに日向への恨みのような気持ちを打ち消そうとした。けれど、、どうやっても、頭の中に像を結ぶのは、、日向がナオミによからぬことをするシーンだった。昨日、ユキちゃんにしていたように、日向がナオミの肩を抱き、、ナオミのほっぺたに触れて、、そして、、ぎゃあああああ〜!!!!ひゅ、日向あああ〜やめろぉおお!!!こんな感じになってしまい、、僕は頭をか [続きを読む]
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- 2008/10/15 23:35はいからさんが通る
- 古いマンガばっか勧めて、コイツ、、一体ホントはいくつだよ、、と思われるの覚悟で、はいからさん、、好きと言わせてもらいます。あらすじを、簡潔にまとめると、親同士の決めた婚約者、華族、戦争、関東大震災、記憶喪失、ロシアの亡命貴族、と、まあ、ありえないありえない、恋愛ドラマスペクタルなのですが、個性際立つキャラクターと、ところどころにちりばめられたギャグで、2ページに一回は笑ってしまいます。でも、、ワタ... [続きを読む]
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- 2008/10/14 21:53疑惑と誘惑-8
- 日向の家のドアの前にいるのは、あきらかに困惑している背中をしている日向と、、、ピンクのフリフリのチュニックを着て、ヴィトンのバックを持っているリリ子ちゃん。そして、、、、2人より3歩くらい下がったところに、、ナオミ、、ナオミがいた、、。なんだ、いるじゃん!!いるじゃん!!!リリ子ちゃん!!あきの!!!オマエ、このうそつき!!超勘違い女!!このカッパババア!!僕はうれしいんだか、腹立つんだかわからな... [続きを読む]
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- 2008/10/13 22:37疑惑と誘惑-7
- 「早く早く!!」とせかすあきのを追いかけるように、僕らはまた日向の家に戻った。僕は、動揺しながらも、やはりあきのの被害妄想で、ナオミがそんな策略じみたことするはずもない、、、とも思っていた。だって、だって、たとえ日向を狙うにしても、、やり口がインケンすぎないか?ナオミはそういうタイプじゃないんだ。もっと天然で、確かに男を振り回すようなとこあるけど、自分で策謀をめぐらせて立ち回ったりするタイプじゃな [続きを読む]
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- 2008/10/12 15:40疑惑と誘惑-6
- 僕は迷った末、ナオミと一緒に日向をハメているほうを打ち明けた。あきのも、「日向は面と向かって断る勇気を持て!」派だし、きっとわかってくれると思ったのだ。事の細部を聞いたあきのは、しばらくじっとするめを見ていたが、、おもむろに、、、「アンタ、、バカじゃない? 」と言った。あれ?賛成してくれないの?なんで?「ナオミちゃんの狙いは、日向だよ、、。」「えっ!!!!?」僕は最初、あきのが何を言っているのか、... [続きを読む]
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- 2008/10/11 13:36疑惑と誘惑-5
- それにナオミだ。ナオミには「あきのがいる、、」ということを言うタイミングがなく、結局、それは伝わっていない。別にあきのがいても、いなくても問題ないっちゃないんだが、日向は、あきのがいるとあきのに頼ってしまう可能性があった。それに、あきのがいることをちゃんとナオミに伝えていない、、ということはこれは僕のミスなのだ。ナオミは綿密に作戦を考えて、ファミレスでオールまでしてるんだ。その気合の入った作戦に水... [続きを読む]
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- 2008/10/05 23:02疑惑と誘惑-4
- 僕らはその後、いつものように、とりとめのない話をしつづけた。ジンはボンベイサファイヤがいいだのビフィータがいいだの、日本人の中で一番美しい女性は宮沢りえだと思うだの、いいや大地真央だと思うだの、いやなんだかんだ言っても黒木瞳だろうとか、鈴木京香はどうなんだ、とか、そして、エアロスミスの中でのベストソングを決めるとき、あきのの声は一段と高くなった。「Angel!だれがなんたって、Angel!!!」と [続きを読む]
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- 2008/10/04 21:52疑惑と誘惑-3
- とどこおりなく進んだ僕らの作戦の中に、ひとつのミスがあった。あきのだ。僕は、ナオミにあきのと一緒だと言ってなかったし、ナオミも、あきのはいないもんだと思ってしまっている。でも、僕はあきのがいようがいまいが、たいした問題ではない、、と思っていた。あの時までは、、。ナオミから電話が鳴り、ナオミは、まるで演技とは思えない自然な様子で、「ゆう君?リリ子諦めたって、、今からリリ子と一緒に帰るよ〜!」と言った... [続きを読む]
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- 2008/10/04 11:17疑惑と誘惑-2
- ナオミと立てた作戦はこうだ。あと一時間ほどで、ナオミからもう一度電話が入る。その電話で、リリ子ちゃんが帰った、、と僕に伝えられる、僕はそれを日向に伝え、日向が僕の家を出た後、ナオミに報告を入れる。ナオミとリリ子ちゃんは急ぎファミレスから日向の家に戻り、ドアの前で待ち伏せ、、問題点は、〓日向が家に帰るとは限らない。〓日向が何時に家に帰るかで、とっても遅くなってしまう。〓僕の白々しい演技がばれる可能性... [続きを読む]
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- 2008/09/28 22:30疑惑と誘惑
- 僕は、ナオミがすぐ近所にまで来る、、ということに、若干そわそわしながら、ナオミの、途中報告を待った。あきのは、梅サワーを飲みながら、自分の好きなことばかり話している。「瑛太〜!かっこいいよねぇ〜!!この間の瑛太の出てたドラマ見た〜?」「オマエ、この間まで、堤真一が好きって言ってなかった?」と日向に言われ、、「ああ〜!!堤真一、、でも、瑛太、、いや、やっぱり堤、、。」と、まるで両方に交際を申し込まれ... [続きを読む]
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- 2008/09/28 13:37自分らしくいるための闘い-4
- 2、3日もたつと、ゆりえはすっかり元通りになって、日向にフルーツのにおいのするケシゴムをあげていたりしたから、まあ問題なかった。だけど、ゲンコと日向は、そのままクラス替えの時まで、ずっとよそよそしいままだった。そして、あれから変わったことといえば、ヤツと、日向の力関係だった。ヤツは、ことあるごとに、その時のことを引き合いに出して日向をからかった。あの事件を知らない子にまで、「コイツ、ゆりえにいきな... [続きを読む]
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- 2008/09/27 14:42自分らしくいるための闘い-3
- 「いきなりぃいい〜!!!尻見せぇええぇえええ!!」僕と日向は、なかばヤケクソでいきなり尻見せをした。僕は、日向の後ろから走りこんでの、いわば「スライディングいきなり尻見せ」を見事に決めた、、と思ったが、勢いあまって、日向にぶつかってしまい、そのまま転んでしまった。日向も、予想もしない方向から僕の突撃をうけた為、そのまま大きく後ろにつんのめった。僕は、ゆりえの前にゴロゴロ転び、日向は後ろ向きにゆりえ... [続きを読む]
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- 2008/09/24 22:05自分らしくいるための闘い-2
- 「ナオミがリリ子ちゃんから、日向の居所を尋ねられているって、、。」携帯を自分の口元から離し、ナオミには聞こえないように小さく、早口で、日向に伝えた。いないって言って!!!日向は、その気持ちを込めて、手で大きくバツを作った。「い、いな、、」と言おうとしたところ、「いるんだね。」変な間が空いてしまったことで、ナオミは気づいてしまった。。ナオミ、、カン鋭すぎだよ〜。でも、本当にこのままリリ子ちゃん、ほっ [続きを読む]
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