- 2008/05/15 23:16第119話:僕の防衛本能が作動する時
- 「もう頼まれても絶対いかないっすよ!」 僕は真さんにそう宣言した。 「いやいや、ありがとう!どうだった?」 「もうどうだった?とかのいう話じゃないっすよ!めちゃくちゃ恥ずかしい思いしたんすから! サラリーマンに白い目で見られるわ! 警備員に止められるわ! レジの美女に磯の香りを嗅がせて『おうぇ〜』とか、思われてしまうはで・・・。 もう半泣き状態っすよ!半泣... [続きを読む]
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- 2008/05/14 22:42第118話:もう間に合わない
- 僕は決死の覚悟で朝日新聞東京本社に足を踏み入れる。 勿論、割烹着を脱いで…。 僕にだって羞恥心はあるから、割烹着はそこらへんにあるベンチに置いてから新聞社に向かった。 しかしそれでも、焼け石に水とはよく言ったもので、格好の悪さと魚臭さは変わらない。 割烹着を脱いでもTシャツ一枚に汚れたチノパンと長靴という格好なのだから…。 この格好、どこから見ても怪しい... [続きを読む]
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- 2008/05/14 08:55上に立つ者(執筆秘話?)
- 妻が妊娠して早9ヶ月が過ぎようとしていますが、この数週間色々な事がありました。病院で、前置胎盤か癒着胎盤かという話まででて大変困惑した時期もあり・・・・。癒着胎盤は生死に関わる病気なのでとても心配でした。医者からは他の病院に行ってもらうと宣告されるなどもあり、もう不安でいっぱいでした。しかし、病院の院長先生にちゃんと面談してからすべてを決めようと思い、院長に直談判。すると、やっぱり院長先生と... [続きを読む]
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- 2008/05/12 00:05第117話:予想だにできない事
- 「行きます。是非、行きます!行かせてください!」僕はそう言ったものの、、『どこにあるんだろう。』と場所がよくわからないでいた。僕にとって頼りになるのは真さんからもらった紙、、、、だた一枚だけだ。僕はこれを頼りに場内市場をうろうろした後、市場の正門を出て、正面にある大通りを横断した。『えっと〜、、、、ここの信号を通って・・・・で、そのまま直進し、すると茶色ビルが建っているからそこの2F部分に書店が... [続きを読む]
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- 2008/05/09 00:10第116話:なぜ俺が・・・
- 「へい!いらっしゃい!!」今日も市場には活気が溢れていた。そして今日も新鮮な魚を求めて多くのお客さんが市場にやってきていた。僕もそれに合わせてせっせと氷袋作り励む。ガサッ ガサッ ガサッ パンパンパン「はい。お待たせしました〜」僕は出来上がった氷袋をお客さんの買物袋に入れたり、箱に詰め込んだり、真さんや安さんに渡したりとせわしく働いていた。それから時間はどんどん経過していき、ふと店の時計に目... [続きを読む]
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- 2008/05/03 00:10第115話:新たに・・・
- 「僕は、サッカー部の同期に裏切られ、居場所だと思っていた不良グループにも居場所はなくなり、また仲良くなったクラスメイトも離れていき、そして頼みの綱だった担任にも裏切られた。・・・・だから僕は、もう生きるのをやめようとしたんです。ですから僕の高校時代は順風満帆というよりも波乱万丈??だったんですよ」「そっか〜。そんな事があったとはな〜」僕の話に目を閉じてじっと耳を傾けていた真さんが口を開いた。「や... [続きを読む]
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- 2008/05/02 01:06第114話:届かない声
- 「今、もしいじめにあっている、困っていることがあるという人がいたら、いつでもいいから僕のところに来て下さい」僕はこの担任の言葉を聞いて、『すがってみよう頼ってみよう』と思った。『これだ!今の僕の状況を先生に言えば、なんとかしてくれるかもしれない』・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・コンッ!コンッ!僕は勇気出して担任のいる部屋をノック。するとガチャッ・・・中から、担任が出てきた。「... [続きを読む]
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- 2008/04/30 00:54第113話:伝えたい!
- 僕は、今でも中学生や高校生たちと話す機会がある。これは僕にとってとても貴重な時間だ。今の中学生は、高校生は今何かを考え、何を思うのか。時代がどんなに巡ったって人間の本質は変わらない。でも環境は、そんな事お構いなしにどんどん変わっていっていく。そして人間は、そんな劇的な変化を遂げている環境に翻弄されて今生きている。そう、人間たちが作り上げた環境のはずなのに・・・。皆さんはご存知だろうか。私達の... [続きを読む]
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- 2008/04/25 08:51第112話求めている言葉
- 僕はそれ以来、江田達から大嫌いなあだ名で呼ばれるようになってしまった。そして、江田達は川口へのいじめをやめ、今度はグループを裏切った僕を標的にしていったのだった。「プー」「ぷ〜?」「ぷっぷっ〜」事あるごとに、やつらは馬鹿にして、皮肉ってそう呼んでくる。思春期の子どもにとって、自分の弱みを握られたらもうどうすればいいかわからない。僕もそうだった。ニュースの中で「いじめ」を苦に自ら命を絶つ子ども... [続きを読む]
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- 2008/04/23 08:54第111話:消し去りたい記憶
- 江田が不敵な笑みをこぼし、「なあ〜タケオ、お前T高校に知り合いっている?」と、突然質問してきた。「は?」僕は、突然の事にそう答えるも、「タケオ・・・お前、中学時代、面白いあだ名つけられたことがあったんだってな!」「え?」「いや〜。偶然、この前バスに乗ってたら前の席の奴がタケオの話しててさ〜。お前、中学のとき太ってたからプーって言われてたんだって・・・・だははははは」これは僕にとって寝耳に水の... [続きを読む]
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- 2008/04/21 23:02第110話;様々な発見
- 僕にとって重い決断の迫られた「おはよう」 のひと言。けれども、川口の「おはよう」の返事によってそれまで胸が重たかった僕の体は不思議と軽くなり、気付けば休み時間ずっと僕は川口としゃべっていた。それに、この休み時間でなんと川口が【ゲーム好きである】ということが判明。しかも、ゲームセンターのゲームが大好きだというのである。僕にとってこれほどの朗報はない。それはなぜか?皆さんは覚えているだろうか。山... [続きを読む]
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- 2008/04/18 00:04第109話:勇気を振り絞って
- 人間には必ず人生の中で決断するときがある。でもそれがいつ来るのかは、誰にもわからない。それは小学生のときかもしれないし、中学・高校のときかもしれない。あるいは大人になってから、、、働き始めてから・・・・年取ってから。。。。。そう、僕たちはそのときが来ないとわからない。あなたにとっての決断のときとは一体いつなんだろう。。。僕が今こうして自分の短い人生を振り返ってみた時、「あなたの人生の中で決断した... [続きを読む]
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- 2008/04/17 08:50第108話:板ばさみ状態
- 『えっ!あの動じない川口が・・・・涙??』僕はあれ以来、胸が重い。『川口なら問題ない・・・問題ない』と僕はこれまで、勝手に理由をつけ、自分の行動を正当化までしてきた。しかし、あの川口の握りこぶしと涙の姿によって僕は、自分が寄りかかっていたもの、自分が正当化してきたもののすべては嘘であり、間違いである事に気付かされた、そして本当の事を知らされた僕は、あれ以来、胸がホントに重くなっていった。それ... [続きを読む]
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- 2008/04/16 08:48第107話:ホントの気持ち
- 江田の発言により、陰湿で陰険ないじめは始まってしまった。まず最初彼らが行なった事とは、根も葉もない噂を立てて川口に印象を悪くするというものだった。「ねえなんかあいつって臭くない??」「汚いよね?」「洗濯してないんじゃねーの?」という感じで・・・。思春期真っ只中の子どもにとって「汚い」・「臭い」という言葉ほど敏感なもの、そして傷つく言葉はない。しかも女の子にとっては特に・・・。この噂は瞬く間に... [続きを読む]
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- 2008/04/15 00:36第106話:今の俺って
- 「なんだか、うちのクラスの川口って奴、スゲーむかつかねー?」一人の仲間が口を開いた。なんとも唐突な言葉だったが・・・・・・この言葉を皮切りに「ああ、なんかあいつむかつくよな〜」「そうそう。俺もあいつキモイと思ったよ。」 「だよな!!なんか休み時間もひとりでいてジーッと自分の机にへばりついて気持ち悪いんだよ。」と、 愚痴っぽい言葉が噴出する。しかしここにいる奴ら全員、川口という同じクラスの... [続きを読む]
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- 2008/04/13 00:17第105話:【いじめ】の誕生の瞬間
- 「なんだか!つまんねーよな。最近」「おお、なんだか刺激的な事がほしいよな〜」僕の入っていた不良グループはいつものように、いつものたまり場に集まり、こんな話をしていた。僕が不良グループと一緒につるむようになって約一ヶ月。僕はあまり感じなかったのだが、周りの仲間達はというと・・・・なんとなくつまんない、刺激が足りないというムードとなっていた。今考えたら、そりゃあそうだと僕は思う。なぜならいくら高... [続きを読む]
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