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BLイラスト・漫画・小説何でも書いちゃう!BL小説(創作)オリジナルBL小説・・・ストーリー系
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プロフィール

ハンドル名grisgrisblanc さん
ブログタイトルblue がすき
サイト紹介文オリジナルBL小説です。ブルーのようにさわやかにグレーのようにしっとりと。ブランのように。。。
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更新頻度情報提供15回 / 14日(平均7.5回/週) - 参加 2008/05/03 13:16

grisgrisblanc さんのブログ記事

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  • 2008/05/16 19:24ブルー・スカイ・ブルー #14
  • 一カ月半前のその日。私立香南学院高校二年に進級した四月も終りの放課後。秋川は掃除当番もなく、SHRが終わると早々に校門へと独りで歩いていた。でもその日は稽古はない日で、べつだん急ぐ必要はなかった。秋川は週に三日、能楽シテ方一流派の弟子家へ能を習いに通っているので、部に所属していない。一年の時は、稽古がない日は、文芸部の幽霊部員を自称するクラスメートの大沢龍彦と一緒に、下校時間を町で [続きを読む]
  • 2008/05/15 20:52ブルー・スカイ・ブルー #13
  •     1通りに面したガラス越しの景色が、夏が近づいていることを告げる。白いブラウスの女子高生たちが軽やかに店の前を通り過ぎていく。この店の一番大きな、季節を写す風景画は、高校生の冬の学生服を夏服の群れへと様変えした。同じように、香南高校の夏服の、白い開襟シャツへと衣を変えた秋川幸宏は、店の正面ガラスに張り付けて作られた席で、次々と移り変わる町のシーンを楽しんでいた。歩道に [続きを読む]
  • 2008/05/14 23:35ブルー・スカイ・ブルー #12
  • 第三章 シックスティーンス・ムーン(十六夜の月夜に)昔むかしあるところに、それはそれは玉のように美しい王子がおりました。年老いた父王と母后が治める国は小さな国でしたが、民は勤勉でよく働き、恵まれた自然が農作物の豊かな実りをもたらす、戦いのない平和な国でした。兄弟を持たない王子を王と后は深く慈しみ、心やさしく高潔な王子を民は心から敬っていました。王子はその小さな国で、誰からも愛され [続きを読む]
  • 2008/05/13 19:44ブルー・スカイ・ブルー #11
  • 表情を変えなかった大沢を認め、フジイは言葉を続けた。「一カ月前秋川クンに一目惚れした。 んで、その後の進展はよく知らね。んで、先に上で見たふたり。 だから実際どうなってるか。秋川クンはどうなのか。アンタはなにか聞いてるのか。 もしなにか知ってたら教えて欲しかったんだ」クリッとした目は真剣だった。大沢はゆっくりコクリと頷いた。「正直に言うと、ユキヒロが実際どうなのか分からない。 ヤマト [続きを読む]
  • 2008/05/12 19:55ブルー・スカイ・ブルー #10
  •     3注文カウンターでドリンクを二ツ受け取ると、学生、会社帰りのOLやサラリーマンらで込み合う狭い店内を、ネコ科の動物を思わせるしなやかな動きでスルスルと抜けて、カレは、二人掛けの丸テーブルにいる大沢の前の席に着いた。「はい、オオサワクンの」と紙コップを手渡され、「どうも」と顔を上げる。いかにも運動神経の良さそうな細身の身体の上に、いかにも女の子にもてそうな華やかな顔が付いている [続きを読む]
  • 2008/05/11 18:42ブルー・スカイ・ブルー #9
  • 午前中急に降り出した強い雨は、午後から多少小降りにはなったが、放課後も降り続いていた。デパートから通りに出ると大沢は、ほとんど傘もいらない今にもやみそうな軽い雨足がパラパラと落ちているのを確かめる。行きつけの大型CDショップがある、そこから電車で一駅の町へ歩くことにし、先にコンビニで買ったビニール傘を開く。各沿線への乗換駅のその町は、夕方は中学や高校生、大学生らであふれる。細い雨 [続きを読む]
  • 2008/05/09 23:17 ブルー・スカイ・ブルー #8
  •    2香南学院高校から電車を一本乗り継いだ町のデパートで開催中の、人気イラストレーターの原画展最終日の会場は、今にも搬出の準備が始められようとしている。なんとか四時前に入場し、百点余りの展示作品を大急ぎで見終わった大沢は、係員が受付のディスプレイを片づけているのに気付いた。腕時計を見ると、四時半を過ぎていた。絵本や書籍、雑誌にイラストを描く作家は、テレビCMで手掛けた動物のキ ... [続きを読む]
  • 2008/05/08 20:50ブルー・スカイ・ブルー #7
  •    1古い木造校舎の二階の窓から、終業のチャイムとともに降り出した突然の雨に、体育の授業を受けた生徒たちが舎内へ駆けてくる姿が見える。グラウンドの隅では、数人が雨に濡れながらサッカーのゴールマウスを移動させている。彼は、窓側の席でひじを付いてそれをぼんやりと眺めていた。一時限目の古典でも時折窓の外に気を取られ、幾度も先生の話を聞き逃してしまったようだった。そして今も、窓下の風 [続きを読む]
  • 2008/05/07 19:36ブルー・スカイ・ブルー #6
  • 第二章 レイン・レイン・レイン四月仏滅 快晴(のち雷と大雨)今日、ボクは大失敗をしてしまった。ボクとしたことが、なんてことをしてしまったのだろう。今まで色恋沙汰に全く無関心だったハヤト君がいきなり恋に目覚めたことには確かに驚いた。がそれはいい。親友として喜ぶべきことである。しかしまさか相手が男だなんて! いったい誰が予想できただろうか?「お天道サマにも分かるめえ」であろう。さす [続きを読む]
  • 2008/05/06 10:25ブルー・スカイ・ブルー #5
  •    3藤井と隼人が開け放されている鉄の扉を抜け屋上に出ると、視界に真っ青な空が広がっていた。陽に反射した青色が痛いほど眩しい。空が近いだだっ広い空間に、弁当を分け合っているカップル二組、独りでマンガを読んでいる男子、受験参考書を広げる三人組、がいた。それぞれ適当な間隔で距離を取り、フェンス側に張り付いていた。真ん中の貯水タンクの周りに並べて置かれた、朽ちかけの木製ベンチは空 [続きを読む]
  • 2008/05/06 00:39ブルー・スカイ・ブルー #4
  •    2午前の授業が終わるとすぐ藤井は、購買部でパンと牛乳を買い、隼人と一緒に校舎の屋上へ向かった。新学年度を迎えたばかりで群れる生徒も少ないこの時期、昼休みに屋上を利用する者も少ない。弁当や購買部で買ったパンを教室で食べるか学食へ行く。学食で食べ終えてから屋上へダベリに来る連中もまだそんなにいない。ワケアリ話をするには適当な場所だ。「よおー、オマエら、 朝から校門前で熱烈ラブ [続きを読む]
  • 2008/05/04 22:43ブルー・スカイ・ブルー #3
  •    1   首都近郊のとある電車駅から二百メートル余り続くプラタナスの並木道は、ネイビーブルーのブレザーが連なり始めている。この先の登り坂の終にある、私立東城学園高校へ通う生徒たちの登校ラッシュだ。高さ二十メートルほどのプラタナスの花期は今ごろだが、植栽樹のためなのか、剪定されたためなのか、それとも地味で目立たないからなのか、生徒たちはその花を知らない。青春真っ盛りの高校生は [続きを読む]
  • 2008/05/03 22:54ブルー・スカイ・ブルー #2
  • 第一章 ブルー・スカイ・ブルーあああアアア?ッ。頭がヘンになりそうだ。いったいどうしちまったんだあ、オレは。サッカーがツマンねえ。マンガが読めね。テレゲーはいつのまにかOVERになっちまってる。ヒトの言ってることが分かんね。なぜだ。勉強が手に付かねえ。これは今に始まったことじゃないってか。でも、メシを食うのを忘れるなんて初めてだ。寝ても覚めても、気が付くとアイツのこと考えてる。 [続きを読む]
  • 2008/05/03 16:19ブルー・スカイ・ブルー #1
  • ある若者のある恋の話をしようと思う。まだ為初めし青い恋の物語である。いつの時代も、ちまたに恋があふれているらしい。しかし果たして、それが真の恋かどうか、いったい誰が知り得るのだろうか。かのプラトンはともかく、ゲーテにツルゲーネフにハイネにバイロンに、ランボーとボードレール、ジュネもワイルドも!時代を超えて恋の格言とやらを残した多くの偉大な先人たちだって、若かりしころは、いや年を重ねて ... [続きを読む]
  • 2008/05/03 12:12ブルー・スカイ・ブルー #はじめに
  • 5月連載予定◆ブルー・スカイ・ブルー◆サッカー名門高校二年、サッカーバカの俺王様ハヤトが恋をした。親友のユウヤが協力宣言をするが、相手は高嶺の花、学業優秀な伝統校のアイドルだった。 ... [続きを読む]
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