- 2008/05/09 02:06サービス!
- 今日はヨーロッパ戦勝記念日。1945年5月8日フランス、ランスでドイツ軍は降伏し、ヨーロッパでの第二次世界大戦が終結した。日本では勿論まだ戦いが続いていたけれど。うちの前の村役場にも今朝からトリコロールの国旗が揺れている。フランスも5月は祭日が多い。とはいえ私の教えているふたつの教室ではもうすぐ発表会があるので、休みナシ。せっかくの祭日にレッスンに来る子供たちに、せめて楽しんでもらおうと今日はソルフェー... [続きを読む]
|
- 2008/05/08 02:46太陽と緑の手、活躍する
- 夫の趣味で、うちにはたくさん植物がある。彼は緑の手を持っているのだ。見かけによらず。ゼラニウムにシクラメン、オリーブの木、キウイの木、そして一番多いのはサボテンと水分を含んだ葉をもつ多肉植物。私はトゲトゲしているサボテンはあまり好きじゃないので近寄らないけれど、薔薇の花に似た多肉植物は気品があって気に入っている。そしてこの名前もわからない植物が今年初めて、ちいさな白い花をつけた。花が花を咲かせたみ... [続きを読む]
|
- 2008/05/07 07:14眼鏡と天使の大通り
- なにしろコルニヨン村には銀行もスーパーもないので、必然的に近くの街サロン・ド・プロヴァンスに少なくとも週に1度行くことになる。今日はコンタクトレンズの受け取りに行った。大通りにある眼鏡屋さんでは今回で3度目の無料お試しコンタクト。一週間試しては検査をして、「もっと完璧なレンズが見つかるはず!次はこれを試してみてください。あと少しです。頑張りましょう!」と、担当のおねえさんがとても仕事熱心なのだ。し... [続きを読む]
|
- 2008/05/06 06:02モニカ風呂
- 移動の多かった4月、その間は気が張っていたのだけど、ここ2,3日どっと疲れが出始める。体中が重くて何をするにもやる気がでない。そこで今夜はアロマオイルと海塩をたっぷり入れた熱いお風呂に入ることにした。この家に引っ越して真っ先にしたのはペンキ塗り。お風呂場のタイルは寒々しい薄緑色でちっとも好きじゃなかったので思い切って憧れの「モニカの洗面所!」を再現しようと紫に塗った。タイル用の水に強いペンキも見つ... [続きを読む]
|
- 2008/05/05 04:33日曜・ピクニック的朝食
- うちには庭はないけれど、ガレージの上がテラスになっている。ここのところだいぶ気温があがって、石造りのひんやりした家の中よりも外の方がずっと暖かい。それで影のある午前中や午後の早い時間は飲み物をもってテラスで読書をするようになった。今日は日曜日、朝ごはんを外で食べよう!と寝起きのあまり良くない夫のお尻をたたいて用意する。前日に焼いた人参ケーキは何を入れ忘れたのかぺったんこだったけど、味は悪くなかった... [続きを読む]
|
|
|
- 2008/05/02 04:26幸せを呼ぶ花
- 5月1日はメーデー、祭日だ。なんでも第二次世界大戦中にフランス政府が労働者の人気を呼ぼうと祭日に決めたらしい。お店も役所もみんなお休み。とはいえ午前中だけレッスンをすると、生徒さんがスズランを持ってきてくれた。フランスでは昔からメーデーにスズランを贈る習慣がある。鈴なりに花をつけるスズランは幸せを呼ぶ花といわれているそうで、ちいさな男の子が「幸せな人生を願って!」とまじめくさって言うのでおもわず顔... [続きを読む]
|
- 2008/05/01 04:18花衣ぬぐやまつわる・・・・
- なんにしろ中毒はよくないと思って、一ヶ月我慢した日本語の読書を解禁。さっそく松本清張の短編集(松本清張にすぐ手を出すあたり飢えが見える、それでも短編にしたあたり少しはセーブが効いている?)を読んでいると『菊枕』、どこかで聞いた話だ。そして思い出す。女流俳人ぬい、となっているけれどこれは杉田久女!!この俳人を私は、田辺聖子の『花衣ぬぐやまつわる・・・わが愛の杉田久女』という本で何年も前に知った。先日... [続きを読む]
|
- 2008/04/30 03:26ちょっと一品
- この頃よく作る前菜。材料:生ハム4枚、生クリーム80g、ドライトマトオリーブ漬け4片、チコリ?生ハムと生クリームをミキサーにかけ、クリーム状にする。?ドライトマト3片を細かく刻み?に加え、よく混ぜる。?残りのトマトを飾りように細かく切る。さっと洗って水をよく切ったチコリに?を載せ、上に飾りようのトマトを散らす。... [続きを読む]
|
- 2008/04/29 05:01私にはそう見えた
- 先日トゥルーズから帰る列車の中で、日本人のおじさんと知り合った。例のごとく列車は遅れていて、お互いにひとり旅だったので自然と話を交わすことになった。おじさんは日本からの旅行者、行き当たりばったりに宿をとって気ままに旅を楽しんでいるのだそうだ。ずいぶん前に息子さんと奥さんを亡くして人生に対する考え方ががらっと変わったということ、リタイアした後に資格をとって新しい生きがいを見つけたこと、などぽつりぽつ... [続きを読む]
|
- 2008/04/28 06:48花市とコンサート
- ちいさな村に音楽教室を開き、自分達も定期的にコンサートをして人を集めること、というのが私たちがここコルニヨン・コンフーに引っ越してきた目的。村おこしの一環として役所やいろいろな人の協力を得て少しずつ道が見えてきたところだ。今週末は歌とピアノのコンサートで、村長さんをはじめ、たくさんの人が足を運んでくれた。教室の小さな生徒さんたちもおとなしくじぃっと聴いている。日曜日はちょうど年に一度の花市と重なっ... [続きを読む]
|
- 2008/04/19 07:50la petite fille au kimono rouge
- このあいだ図書館で借りた本は直訳すると[赤い着物の女の子]、もとは英語の本だ。庭師のお父さんの仕事でアメリカに渡った日本の少女ミエコが少しずつ新しい土地になじんでいく物語。ミエコは最初、日本を懐かしく思い、他の子供達との違いにとまどってなかなか打ち解けずにいるが、ふとしたきっかけで金髪の少女キャロルと仲良くなる。彼女はクラス一の人気者。嬉しさと憧れでいっぱいになって、キャロルと同じような格好をして自... [続きを読む]
|
- 2008/04/17 02:14弱いところを
- ヨガのワークショップを受けに週末にトゥルーズに行った。私の先生の先生であるZhandor師はハンガリーの出身、シャドウヨガの創始者で現在世界中でワークショップを行っている。金曜の夜の講演とデモンストレーションから始まって土日に3回ハードなレッスンを受け、体はくたくたに、心はさっぱりと軽くなって帰ってきた。湧き上がる感情に溺れずに、全身の感覚に耳を澄ませること。トゥルーズはレンガ造りの建物の並ぶかわいい街... [続きを読む]
|
- 2008/04/09 05:42心の波、比重、調和
- エネルギーには波があるものだけど、その波をできたらもうちょっと一定にしたい。というのも何でも上手くいくような気がする時と何もかもどうでもよくなる時と、その差を持て余しぎみなので。ハタヨガでは陰と陽の調和を目的にしているという。調和というからには誰にでもふたつの面があり、どちらか一方だけが常に表に出ていることの不自然さを表しているんだろう。フランス語で心の穏やかな人をéquilibréというけれど直訳する... [続きを読む]
|
- 2008/04/02 07:19コンサート
- ここ最近、いろいろな楽器の人と知り合ってたくさんコンサートの企画がでている。コラボレーションは大好き、ああ心が躍るなあ。新しい生活が軌道に乗るまでちょっと時間がかかったけれど、また気持ちをいれて新しい音楽をつくろう。とりあえず、これは4月最後の週末コンサートのお知らせ。... [続きを読む]
|
- 2008/03/31 01:55150年目
- 今年は日本とフランスの国交が始まって150年ということで、あちこちでいろいろな催しがある。マルセイユにあるmaison de l'artisanat des metiers d'art(文化センターのような場所、内装は石造りでなかなか素敵)では3月中、毎週土曜日に折り紙、茶の湯、などの紹介があり、とくに最終日の昨日はお琴と生け花、日本舞踊ということで楽しみにしていた。ごちゃごちゃしたマルセイユの中心に車で到着すると、すでにすごい人だかり。... [続きを読む]
|
- 2008/03/28 05:56言葉は魂
- 外国語は頭の中で訳さずにそのままのニュアンスで覚えるべきだと思っていた。日常会話はそのほうがずっと早い。そして時々通訳の機会があると原語との違和感をよく感じた。言葉をそのまま訳したってそれを言わせた感情まで伝わるものではない。ところで久しぶりにソプラノ歌手のオードとのコンサートのためにフランス歌曲をさらっている。そして歌詞を今までは原語のまま捉えていたのをふと思いついてひとことひとこと訳してみよう... [続きを読む]
|
- 2008/03/25 03:27復活祭
- 少し前からウサギや卵の形のチョコレートが街にあふれている。イースター、復活祭だ。フランスではパックpaquesという。もともとは宗教的なお祭りだけれど、今では家中に隠してあるチョコレートを子供達が探しまわるという習慣だけが残っているという。私たちは大人だけの家族なので、ただ集まって食事をして(それも義母のリクエストで今年はお寿司、復活祭とは何の関係もない)、それでも子供時代を思い出させるようなプレゼント... [続きを読む]
|
- 2008/03/21 05:47簡単おやつ
- リーフパイの作り方を教わった。フランスではpalmier(椰子の木)とよばれる。椰子科のシュロの葉からきているらしい。私はそっけない葉っぱのモチーフが好きだ。どうかすると甘すぎる花よりも。そしてこのさくさくのお菓子は昔からの大好物。こんなふうに、うちで作れるとは思わなかった。1.パイ生地に砂糖をふりかける。2.両側から真ん中までクルクル巻く。3.好みの太さに包丁をいれる。4.形を整えてオーブン板に並べ砂... [続きを読む]
|
- 2008/03/20 03:25平日の昼間に
- 平日のお昼に連れあいの友人の家に招かれた。音楽教室というのは、たいてい子供が学校の終わる時間帯に始まる仕事なので、午前中や午後の早い時間というのは家事をしたり自分のためにピアノを弾いたりして家にいることが多い。そうでなかったら買い物とか事務的な用事の外出なのであまりのんびりはできない。そのせいか、急にすごく贅沢な気分になってすっかり長居してしまった。彼はレストランのオーナー。かわいいやんちゃな2歳... [続きを読む]
|
- 2008/03/15 04:50竹の音楽
- マルセイユを中心に活動するバンブーオーケストラというグループが隣の村にやってきた。ちょうど先日パリの友人から話を聞いたばかりだったので楽しみにしていたのだけど、それは素晴らしかった。竹取物語をユーモアたっぷりの音楽とお芝居で綴るスペクタクルで竹で作られた舞台装置も衣装もみるみる楽器に早変わり、こんなにいろんな音が出るんだ!とため息がでた。終了後、友人のコネクションを頼りに楽屋に押しかけ、演奏から楽... [続きを読む]
|
- 2008/03/12 08:02苺スプーン
- 苺が食べたくなった。それでさっそく買って来て、あまり熟れていない硬い苺は牛乳とミキサーにかけて飲み、砂糖をまぶして1時間置いた苺をデザートに食べた。苺ミルクって、どうしてこう懐かしい味がするのだろう。実家にいた時は、ボールに牛乳と苺を入れて苺スプーンなる、底がぶつぶつしているスプーンで、ひとつずつ苺をつぶして食べた。すると牛乳がきれいなピンクに染まる。そういう食べ方を人に言うと、びっくりされること... [続きを読む]
|
- 2008/03/10 08:16今年は木で!
- カーニヴァルと称して、仮装した小学生達が村を一周していた。こういう時、こども自身のキャラクター以上に、親御さんの意気込みというか趣味というかがよく出ると思う。兵隊、ドラキュラ、お姫様..と定番のかわいい仮装に混じってひときわ注目を浴びていたのが「木」。この子のお母さん(またはお父さん)はきっと「もういろいろやったし、今年はひとつ木になんなさいよ!」なんて言いながら一生懸命、衣装を作ってあげたに違い... [続きを読む]
|
- 2008/03/07 06:47私の本棚
- 少し早めの誕生日プレゼントに赤い本棚をもらった。こうして本を詰めてみると、ずいぶん前から大きな本棚が欲しかったことに気づいた。都会の小さなアパートでは置けなかったから。ジャンルや作家ごとに整理して本を並べてゆく。小説、ミステリー、語学、歴史、音楽・・・整理整頓。すとんすとん。そして読んでいない本や読み返したい本がまだたくさんあることに、ほっとする。新しい家具が増えたり、模様替えをした時はいつもそう... [続きを読む]
|
- 2008/03/06 05:51窓のある蛇を見に
- 春近し、と思っていたら油断ならない。冷たい風で気温がぐっと下がった。飛ばされそうになりながら赤いほっぺの小さな子供達がそれでも元気にレッスンにくる。歩いてたら遠くの鉄道橋に電車がゆっくり走っていくのが見えて、図書館に返したばかりの絵本を思い出した。おとなしいキリンが毎晩毎晩遠くに走っていくので動物達が「どこに行ってるの?」と聞くとキリンはこう答えるのだ。「窓のある蛇を見に」興味しんしんで動物達はあ... [続きを読む]
|
- 2008/03/05 07:54文字
- 写真がないのが残念だけど、昨日レッスンに来た少年のTシャツには目が点になってしまった。フランスでは、かなり前から漢字の書いた服が流行っていてよく見かけるのだけど、なんと彼の真っ赤なTシャツには大きく黒字で「痔」と書いてあったのだ。痔!!!きっと寿とか侍とかとまちがったのだろう。それにしてもこれ、どういう意味?なんて聞かれなくてよかった。なんとなく格好いいとかデザインに惹かれて、とかで深く考えずに知ら... [続きを読む]
|