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- 2008/09/15 23:25それは、乗客の気持ちを知らず
- 「PO6シリーズ、ですか」うん、とうなずきワンの問いに答えるのはネコである。その口にはメロンパンが咥えられている。いつものことなのか、ワンはそのことには突っ込まずに、問いを続けた。「Poliger OF 6、今回で6番目とはいえやはり慣れませんね、それ」「そうか?でもポリガーの正式名称だからね。研究室なんかではこれで呼ばれるよ」それはわかっているんですけどね、という風にワンは肩をすくめる。ここは... [続きを読む]
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- 2008/09/14 00:06列車は進む
- 『それでは試験を開始します』オペーレータの声を聞きながら、ルイスは前をみた。そこには今ままでの始まり方とは違って、いきなり水中の状態だ。(設定では敵陣の中から少しずつ後退して、一定の場所を越えればクリア、だったな)但し、その『一定の場所』へと後退するというのが至難の技であった。敵は余裕で30を超えていた。又、今までと違ってその30のうち第3期ポリガーなのは10体で、他は全てクラッカーがとる形態の魚 [続きを読む]
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- 2008/09/11 10:30乗り込んで、そして、やっぱり君が隣かい!
- 「第9回試験は敵陣営より撤退し、後方部隊と交代することです」既に試験内容についてざわめきも起こらない。何が言い渡されてももう皆驚かないようになっていた。そして、一人目の名前が呼ばれオペレーティングルームはそれぞれの話し声などで少しにぎやかになっていた。「そういえば、ケイ」「はいよ?」ジュンがおもむろにケイトに話しかける。いつもの4人で固まって座っていたためルイスとタカシにも聞こえてはいた。「昨日... [続きを読む]
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- 2008/09/10 10:30弁当を買って、さて、乗り込むかな?
- 食事は純和風に仕上がっていた。魚の定食である。「・・・・うまいじゃないか」「意外だなって顔を全く隠さずに言うなよ」苦笑のケイトだが、褒められて悪い気をしないのかそれ以上は突っ込まない。「っていうか、結構食材あったけどルイスって料理するのか?」「まぁ、それなりにな」そっか、とケイトは言いそのまま二人は食事を続けた。「・・・なんだか、妙な気分だな」「なにが?」「こうやって人と一緒に食事することだよ」... [続きを読む]
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- 2008/09/09 10:30で、なんで君が隣なの?
- 「おはようさん」「おう・・おはよう・・・じゃなくて!な、なんで?」首をかしげるケイト、しかもそのまま胡坐をかいてルイスに向き直った。どうやら下は着ていたようである。「なにが?」「いや、あのな、その、酔ってたからという言い訳をするつもりはないのだがな・・」「まぁ、落ち着けよ」くっくっくと笑う、ケイト。だが、ルイスは頭をかかえる。「何を考えてるのかしらねぇけど、昨日はしてないよ」「・・・・は?」「だか [続きを読む]
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- 2008/09/08 10:30電車が来るまでの小休止
- 手が見えた。その手が自分の手だということを認識するのに数秒かかった。それほどルイスは感覚がおかしくなってしまったことにおかしさを覚えた。ルイスは、部屋の天井に向かって右手を伸ばして、寝転がっていた。いつもの布団でいつもの天井。そこはルイスが今借りている借家の一部屋だった。ルイスはこっちKOBEに越してくる時に、不思議なことに日本的な借家を選んだ。それを見つけたのは、三宮から二駅神戸駅に程近い場所だ [続きを読む]
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- 2008/09/07 10:30さて切符の確認
- 水面をギリギリですべるように走る。(以前も見たな、こんな景色)ものすごいスピードで飛んでいく。(そういえば・・・今までこんな風に水面を滑っていくなんてポリガーでできなかったんじゃ・・?)違和感。(やっぱり・・・これは夢、か)そう、ルイスは認識した。水平線はどこまでも続いている。(このポリガー、どこに向かっているんだろう?普通なら端っこまで行けば後はループになっているだけなのに・・・)しかし、ルイス [続きを読む]
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- 2008/09/06 15:01てんし と しょうねん(ぬりえ倶楽部と妄想部活動報告)
- あるひ、てんしさまがいった。「あなたのねがいを 3つまでかなえてあげましょう」ぼくは一つめのながいごとをいいました。「せかいじゅうのひとたちがみんななかよくなりますように」てんしさまはうなずいて、つえをふりました。せんそうをしていたひとたちはみんなあくしゅをしました。ぼくは二つめのねがいごとをいいました。「おなかがすいたこどもたちが、いなくなりますように」てんしさまはうなずいて、またつえをふりまし [続きを読む]
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- 2008/09/06 10:30さて目的地の駅に行く前に
- 「う〜・・・」ケイトはその手のグラスを持ちながら突っ伏しる。場所はいつものバーだ。「どうした?」ルイスがグラスを傾けながら尋ねる。「いや、なんかさ・・・最近、それもこの2〜3回の間の試験、ものすごく疲れがでないか?」「ケイトもか」ルイスはその言葉に首を回しながら、「俺もなんだか疲れがひどいんだよ、連日の試験だからって、今まで1週間夜勤でもここまでの疲労なかったんだよな」サーバ、ネットワークは24... [続きを読む]
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- 2008/09/05 14:46倶楽部活動報告〜
- 世界はまず三つに分かれる。天使・妖精・神族が住む天上界。人間とその他動植物が住む地上界。鬼や死者のいる地獄界。そして、悪魔や逆神などが住む暗黒世界がその三世界の隣にいる。さて、今回は天上界の妖精が住まう、妖精域(ヨウセイイキ)の話。天上界の真ん中に位置する妖精域は東に神族住む神族域を西に天使住む天使域にはさまれながら唯一の地上界の「橋渡し」的な役割をしていた。いくら神族(無論最高神も含む)といえど [続きを読む]
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- 2008/09/05 10:30さぁ、最寄り駅についた・・・が
- 「ケイ」ジュンは久しぶりに旧友の愛称で呼んだ気がした。「どした?」オペレーティングルームでは次の受験者の名前が呼ばれ、先ほど出て行った。確かマーカフだったとケイトは覚えていた。「ルイスと、普段どんな話しとるん?」「いきなりだな、どうしたんだ?」「いや、最近仲ええみたいやからね。ルイスってなんやあんまり心開いてくれへん感じするでな」ケラケラと笑うジュン。「ジュンだって、ルイスって呼び捨てにしてるくら [続きを読む]
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- 2008/09/04 10:30懐かしい景色を通り過ぎると・・・
- 低い爆発音が響いた。多分、敵の弾丸がうまい具合に残った機雷に当たったんだろう。ルイスはその爆発を背に、前進する。今まで狙いがあいまいだった部分が、だんだんと近づくに連れて正確になっていっていた。(ま、それが近づいている証拠なんだけどね)右下へ回避運動を取って、再度もとの直線へ戻す。うっすらと前方にスナイパーライフル型のプログラムを持ったポリガーが見える。(正面突破は・・・)再度右下への回避運動、... [続きを読む]
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- 2008/09/03 17:26細い道を抜けるとそこは懐かしい景色が・・・
- 一つ、二つ、三つと飛んでくる弾丸をよける。よけながら少しずつ前進む。機雷領域を抜けたルイスは、ため息二つ分ほどだけ休んで前に進みだした。ほんの数秒後、前方より銃声が聞こえてきた。それは早くとも言えないがゆっくりとも言いがたく、確実にこちらを狙ってくる。それを又ルイスも先を見据えて避けていく。左へそして右へ。弾丸は少し上から下がるようにして跳んできている。処理速度の弱くなる深いほうにおびき寄せるため [続きを読む]
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- 2008/09/02 10:30ちょっと小休止・・・
- 「また・・・食べてるんですか?」呆れながら言ったのはワンだ。相手はネコである。ちなみにネコの前にはから揚げの定食が食べかけの状態でおいてある。ネコが箸を持っているところを見ると、ネコ自身が食べている途中なのだろう。だが、問題はそこではなかった。「・・・・朝食を食べてこなかったんですか?」「食べてきたよ」ここは試験場内の食堂だ。ネコは出勤したとたんここで今目の前に出ている定食を食べていた。そう、ハ... [続きを読む]
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- 2008/09/01 10:30細い道は結構な長さ・・・。
- 「・・・・っねぇ・・・」目の前に丸い、少しイビツ感を感じさせるものが浮いている。ほとんど鼻先だ、動き方を間違えば当たる。ルイスは今その状態で球体、機雷と対峙していた。途中まではスムーズに進んでいたのだが、右足のほうに浮かんでいた機雷を一つ見落としていた。慌ててよけようとしたが、それが災い、体制が崩れたままあれよあれよと進んでいった結果が、これだ。(とにかく動かなければ当たらない。考えよう)不幸中の [続きを読む]
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- 2008/08/31 10:30こんなところでまた1人合流
- 「どこいってたんだよ」「ちょっとよ〜じ、爪楊枝」くだらない駄洒落を言いながら、ジュンはケイトの追求を受け流した。ルイスが試験を受けに行ったほんのすぐ後にジュンはオペレーティングルームに戻ってきた。いや、正確には元々いなかった、のかもしれない。そして、件のタカシも同じように戻ってきた。が、タカシに関してはなにやら難しい顔をして二人とは離れて座っていた。ケイトはそのタカシを気にもせず。「今回の試験も... [続きを読む]
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- 2008/08/30 13:45なんだかえらく細いわき道に入った・・・。
- 偽者の海「ローカルオーシャン」その片隅に中級型の船が現れた。甲板にいるのは、ポリガーに搭乗したルイスだ。ルイスはゆっくりと船首へと歩いていく。ちょうど後2〜3歩で船首というところで、声が聞こえた。オペレータであるユウコの声だ。『試験を開始します。よろしいですか?』「はい、お願いします」その声に3秒ほど遅れて、海の様相が変わった。ルイスの目の前より少し右に外れて、海の全体のマップが表示された。船の... [続きを読む]
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- 2008/08/21 15:18後は真っ直ぐ歩くだけ
- 「全く・・・ほんとに一体全体どこに行ってたんですか?」朝食である玉葱の味噌汁を口に運びながら、ケディはたずねる。尋ねた相手は先日ワンと話していた、あのネコだ。「まだ怒っているのかい?」「当たり前ですよ。いきなりいなくなるんですから・・・いくらなんでもですよ、先生」苦笑いをしながらネコはおかずである鮭に箸を付ける。「笑い事じゃないですよ、全く。で、どこに行ってたんですか?」「ちょっとした仕事だよ、... [続きを読む]
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- 2008/08/20 10:21What do you want...?
- What do you doing ?「前を向いて歩いてるのさ」What did you do ?「何も、何もできなかった」Where are you going ?「『未来』へ、いや、ある意味『過去』かもしれない」Who are you ?「『僕』は『僕』であるよ。でも、『ぼく』ではない。」What do you want ?「ただ一つ、『僕』が『僕』であり続け、『君』が『君』であり続ける事」 ... [続きを読む]
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- 2008/08/19 10:30さて、曲がり角、もう少しで到着か?
- 「次の試験内容は長距離にいる敵の撃破です」内容はそこでは止まらなかった。「但し、今回は近接用の武器(ツール)のみ使用可能。敵からの攻撃トラップ各種を切り抜けて撃破してください」もはや試験と言うよりミッションにしか聞こえないその内容をオペレーティングルームにいるものは聞いていた。ルイスももちろんその一人である。「もはや戦闘ミッションだな、そこまでする意味あるのかな?」「さぁ?まぁでもこれ超えれたら、 [続きを読む]
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- 2008/08/18 10:30後ろの方で色々と相談すること
- 三宮から少し西に行くと元町がある。その高架下に夜遅くまでやっている飲み屋があった。薄汚れているが客入りは良い。仕事帰りの客が多いのであろう。そんな一席にタカシが飲んでいた。店の隅のテーブルだ。向かい側の席には誰か来るのか空けてある。そして、タカシはその席に誰かが座っているかの様に、睨み付けていた。「そない睨んだら、イスめげてまうで」そういいながらその席に座ったのは、ジュンだ。「壊れるか、そんなん... [続きを読む]
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