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- 2008/07/24 23:54異国の窓から
- 異国の窓から(1988/01)宮本 輝商品詳細を見る「異国の窓から」この紀行文は、朝日新聞に連載する小説「ドナウの旅人」の取材のために旅したドナウ河と、その河が流れる国々について書かれたものです。同行したのは朝日新聞の女性記者である大上さん、挿し絵の安久さん、友人の池上さん、著者の4人ですが、現地では、もちろん通訳の方も一緒です。その先々で繰り広げられる人情味溢れる物語は、最初から面白く最後まで楽しめま [続きを読む]
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- 2008/07/23 23:49宿命
- 検事・沢木政夫宿命(2007/07)小杉 健治商品詳細を見る「宿命」「簡単に導き出された明確な事実にこそ落とし穴がある。完璧過ぎる事件ほど、その解明に疑いの目を向けるべきだ」まさに、この事件はそういった種類のものではないだろうか。すぐに割り出された容疑者。素直な自供。納得のいく動機。どこをとっても、問題はない。そこに陥穽が待ちかまえている。この単純な殺人事件が沢木検事になげかけたものは、想像にすらで [続きを読む]
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- 2008/07/22 23:58ドナウの旅人
- ドナウの旅人 (上)(1985/06)宮本 輝商品詳細を見るドナウの旅人 (下)(1985/06)宮本 輝商品詳細を見る「ドナウの旅人」(上・下)突然、家出した母を追って麻紗子はドイツに向かいます。母は男性と一緒でした。麻紗子の恋人、ドイツ人のシギィ、母絹子と17歳年下の愛人、長瀬道雄、2組の男女は共にドナウ川を辿って旅をします。家出した母を探し求める旅でしたが、かつての恋人シギィとの再会は自分を探し求める旅でもあり [続きを読む]
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- 2008/07/20 21:49頬よせてホノルル
- 頬よせてホノルル(1987/12)片岡 義男商品詳細を見る「頬よせてホノルル」だいぶ前に図書館から借りてきていた本で未読のもの数冊ありますが、その内の1冊。もう延滞期間に突入しているので、早めに返さなくては!題名に魅せられて借りてきた本でしたが、なんともいい気分にさせてくれる、時間の豊かさ、ささやかな時間を忘れ難いものにしてくれる雰囲気のある本でした。ハワイはぼくの故郷かもしれない、ぼくがすんなりぼく [続きを読む]
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- 2008/07/19 22:31夢をあきらめない
- 夢をあきらめない―全盲のランナー・高橋勇市物語 (イワサキ・ノンフィクション (9))(2008/06)池田 まき子商品詳細を見る「夢をあきらめない」高橋さんは目の病気のため、高校生のときから視力が悪くなり、34歳で完全に失明してしまいます。つらく苦しい日々を過ごし、自殺を考えたことも一度や二度ではありません。けれども、何度も立ち上がり、走ることを通じて、自分の可能性に挑戦してきました。そして、2004年9月 [続きを読む]
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- 2008/07/18 23:55手紙
- 手紙(2003/03)東野 圭吾商品詳細を見る「手紙」兄貴…直貴は胸の中で呼びかけていた。兄貴、俺たちはどうして生まれてきたんだろうな…。兄貴、俺たちでも幸せになれる日がくるんだろうか。俺たちが語り合える日が来るんだろうか。二人でお袋の栗をむいてやった時みたいに…。「差別はね。当然なんだよ」平野社長は静かにいった。「当然…ですか」「当然だよ」社長はいった。「大抵の人間は、犯罪からは遠いところに身を置 [続きを読む]
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- 2008/07/17 23:52人間通でなければ生きられない
- 決定版 人間通でなければ生きられない(1996/06)谷沢 永一商品詳細を見る「人間通でなければ生きられない」全く新しい現代の人間通とは、これまでの単なる苦労人ではない。独自の視点をもち、強靱な頭脳で、既成の概念にとらわれることなく、自由に発想できる人。ただ単にコロコロ変わるのでなくて、ポリシーをもって臨機応変に切り抜けて行ける人のこと。自分も相手も私利私欲の塊りであると、他人の私欲を最大限に認めること ... [続きを読む]
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- 2008/07/16 23:24人間通
- 人間通 (新潮選書)(1995/12)谷沢 永一商品詳細を見る「人間通」私は四十代あるいは五十代に至って人生に関する若干の知見を得ました。そしてそのたびごとに、このような思い至りがもう十年早く脳裏に浮かんでいたら、もっと賢明に生きることができたであろうに、とつくづく悔やむのが常でした。この本に書いた事柄はすべて私の遅すぎた納得事項ばかりです。それを早い目に読者へつたえたいというのが本書執筆の動機でした。( ... [続きを読む]
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- 2008/07/15 22:47こんばんは、お久しぶりです。
- こんばんは、お久しぶりです。家庭の事情により、どうしてもブログの更新ができませんでした。そのあいだも、お越しいただいた皆さんには心より感謝申し上げます。明日から、ブログを再開いたします。これからも、よろしくお願いします。↓ランキング参加中です。↓ポチで応援お願いします。 ... [続きを読む]
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- 2008/06/27 23:18人間力
- 人間力(2001/04)谷沢 永一商品詳細を見る「人間力」 人間は、職種や地位や出身校や勤め先や、家系や邸宅や財産や親類など、要するに、外なる物、によって身を飾る。しかし、人間力は微頭微尾、人間の内から発した美徳の結実である。男であると女であるとを問わず、あらまほしきは、人間力、ではなかろうか。〜人間力をかたちづくっている条件〜 毅然として、自尊心を精神の基軸としている。名刺に頼らぬ自主自立の構えで行 ... [続きを読む]
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- 2008/06/26 23:54樋口一葉
- 樋口一葉 (岩波ジュニア新書)(2004/05)関 礼子商品詳細を見る「樋口一葉」彗星の如くあらわれ消えた樋口一葉の全体像を本書から学びます。七つというとしより、草草紙というもののを好みて、手まりや羽子をなげうちよみけるが、其中にも一と好みけるは英雄豪傑の伝、人侠義人の行為などの、そぞろ身にしむ様に覚えて、凡て勇ましく花やかなるが嬉しかりき。かくて九つ斗の時よりは、我身の一生の世の常にて終わらんことなげか [続きを読む]
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- 2008/06/25 23:13水曜の朝、午前三時
- 水曜の朝、午前三時(2001/11)蓮見 圭一商品詳細を見る「水曜の朝、午前三時」残された4巻のテープには母の愛が語られていました。若い日に、運命の人とめぐりあい歓びにあふれる姿。絶ちきれない激しい思いに苦悩し挫折する愛の姿が静かな感動で迫ります。人生は宝探しのなのです。何も難しく考える必要はないのです。そう、楽しめばいいのです。でも、何によりも重要なのは内面の声に耳を澄ませじっと聞くことです。自分 [続きを読む]
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- 2008/06/24 21:59プラナリア
- プラナリア(2000/10)山本 文緒商品詳細を見る「プラナリア」いずれも温かさ充足感があり気持ち良く読める作品です。『現代の<無職>をめぐる五つの物語」』(働かないってそんなにいけない?)5篇に共通するのは、がむしゃらに働いてきた主人公たちがそれぞれの事情からドロップアウトした姿です。普通の生活をしている人からみると、「情けない、いい加減、何とかしろっ!」と言いたいところです。けれども作品を読んで ... [続きを読む]
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- 2008/06/23 21:21海を呼びもどす
- 海を呼びもどす(1989/02)片岡 義男商品詳細を見る「海を呼びもどす」 今ほど大学に女性が進学しない時代、ひとクラスに女性が一人ずつしかいない頃の学生時代の物語です。 僕には高校時代のクラスメートである川端彩子、年上でバーに勤めている霧子、大学生、野崎敬子の三人の女性と交際があります。 野崎敬子は法学部でクラスで唯一の女子学生。僕が授業を欠席したある日、男子学生全員で彼女を無視しようという決議がさ ... [続きを読む]
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- 2008/06/22 20:34陰の判決
- 陰の判決 (新潮文庫)(1989/01)小杉 健治商品詳細を見る「陰の判決」「父の死は、無駄ではなかったのですね」「そうです。あなたのお父さんが、中西弁護士という冤罪事件の鬼弁護士を生んだのですよ」 父親の冤罪を晴らして欲しいと水木弁護士の元へ村瀬ゆき子が訪れます。13年前の事件、時効まであと2年。父親は既に獄中死しています。水木弁護士は冤罪弁護士として有名な中西弁護士の協力を得て「岩槻事件」に取りかかり ... [続きを読む]
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- 2008/06/21 23:20絆
- 絆 (集英社文庫)(1990/06)小杉 健治商品詳細を見る「絆」 「あなたは、知恵遅れに生まれて不幸だったと思いますか?」原島弁護士が別な質問をした。 「いえ、ワタシは知恵遅れだったから不幸だったとはおもいません。ワタシの両親やおねえさん、おとうとがやさしく、ちいさいころ、すんでいた近所の人もとても親切でかわいがってくれました。現在もお店の人たちはとてもいい人たちです。だから、知恵遅れに生まれたから不幸 ... [続きを読む]
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- 2008/06/20 23:58悪人
- 悪人(2007/04/06)吉田 修一商品詳細を見る「悪人」 保険の外交員、石橋佳乃が付き合っている相手は土木作業員の清水祐一です。彼女は祐一とホテルに泊まり金をせびっていますが、同僚には裕福な大学生増尾圭吾と交際していると吹聴します。佳乃は祐一の他にも出会い系サイトで知り合った複数の男性と交際しています。増尾に思いを寄せる佳乃ですが彼女に長崎から車を飛ばして会いくるのはい祐一のほうです。増尾をに会うと出 [続きを読む]
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- 2008/06/18 23:55夜市
- 夜市(2005/10/26)恒川 光太郎商品詳細を見る「夜市」大学生のいずみは、高校時代の同級生・裕司から「夜市にいかないか」と誘われた。裕司に連れられて出かけた岬の森では、妖怪たちがさまざまな品物を売る、この世ならぬ不思議な市場が開かれていた。夜市では望むものが何でも手に入る。小学生のころに夜市に迷い込んだ裕司は、自分の幼い弟と引き換えに「野球の才能」を買ったのだという。野球部のヒーローとして成長し、甲 ... [続きを読む]
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- 2008/06/17 23:58生きることの意味
- 生きることの意味―ある少年のおいたち (ちくま文庫)(1986/01)高 史明商品詳細を見る「生きることの意味」父と兄に見守られて育った幼い日々は、学校に通うようになって、がらりと変った。小さな肩に背負いきれないほどのつらい出来事が彼を襲う。さまざまな衝突をくり返し、死を考える彼をささえたのは、人間のやさしさだった。戦時下の日本に生まれ、敗戦を迎えるまでの一在日朝鮮人少年のおいたちをたどりながら、人間が生き ... [続きを読む]
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- 2008/06/16 23:59たけくらべ
- たけくらべ (1985年)(1985/05)樋口 一葉商品詳細を見る「たけくらべ」〜たけくらべ〜 遊女となる運命の大黒屋の美登利、龍華寺の僧侶信如、質屋田中屋の一人息子正太郎が中心となり吉原裏の下谷龍泉寺町界隈の少年少女たちの思春期を物語ります。 吉原の遊郭は鳶の頭の子長吉を中心とした集団と金貸しの子正太郎を中心とした集団に分かれ対立、夏祭りの日、長吉ら横町組は、横町に住みながら表町組に入っている三五郎を ... [続きを読む]
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- 2008/06/14 23:55たけくらべ
- たけくらべ (1985年)(1985/05)樋口 一葉商品詳細を見る「たけくらべ」 樋口一葉は明治5年3月25日東京に生まれ、同29年11月23日死す。25歳の若さだった。 東京府の官吏だった父親が官を辞した後は、事業の失敗、長兄の死、父親の死、婚約破棄などの相次ぐ不運が一葉をおそい生活の苦労が絶えなかった。一葉が19歳で職業作家を志す理由もここにある。貧窮ため一旦文学から離れざるを得ず、商人として歩むという転換が皮肉に ... [続きを読む]
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- 2008/06/13 23:55百言百話
- 百言百話―明日への知恵 (中公新書 (754))(1985/02)谷沢 永一商品詳細を見る「百言百話」 著者が感銘を受けた句のうち個性的で現代及び近未来の「明日への知恵」を探り求め得るべくものを選びコメントをエッセイ風に付したと後記にある。味わい深い百話である。 ☆俺とお前は違う人間に決まってるじゃねえか。早え話が、お前がイモ食たって、俺のケツから屁が出るか。(映画「男はつらいよ」)人間はどんなに親しくても、所 ... [続きを読む]
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- 2008/06/12 23:58鹿男あをによし
- 鹿男あをによし(2007/04)万城目 学商品詳細を見る「鹿男あをによし」 「あをによし 奈良の都は 咲く花の 薫ふがごとく 今盛りなり」 「あをによし」とは和歌の枕詞ですよ。「たらちねの」なら「母」とくるように「あをによし」なら「奈良」と来るわけです。「青丹よし」で建物の青色と丹色(赤)の色づかいが鮮やかで都の眺めはグッドだなあという意味のようですよ。 大学の研究室に勤める主人公は突然教授に「 [続きを読む]
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- 2008/06/11 23:53海に帰る日
- 海に帰る日 (Shinchosha CREST BOOKS)(2007/08)ジョン・バンヴィル商品詳細を見る「海に帰る日」 人は人生の終焉にさしかかると忘れ難い思い出を蘇らせ、再び味わおうとするものなのだろうか。生を終え立ち去るための最後の再生期間があるのだろうか。「ひょっとすると、人生はそこから立ち去るための長い準備期間にすぎない」のだろうか。 50年後、老美術史研究家マックス・モーデンは、少年の日を過ごした海辺の町 ... [続きを読む]
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- 2008/06/10 23:55他諺の空似
- 他諺の空似 ことわざ人類学(2006/08/24)米原 万里商品詳細を見る「他諺の空似」 ふんふんと、読んで、あはははと笑ってしまった。随所にちりばめられたしもねた話は、何とも愉快です。冒頭の「医者の不養生」から始まり「鶏口となるも牛後となるなかれ」「甘い言葉には裏がある」などなど、まずは一読を、どんでん返しの可笑しさお面白さです。 国際政治やブッシュ大統領に対する批判、日本政府、小泉首相に対する憤り ... [続きを読む]
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