- 2008/05/10 16:28『健康の味』を読む
- 南伸坊著『健康の味』(白水社)を読んだ。「健康の味は、健康が損なわれて、そして回復できた、ほんの短い期間にのみ味わえる味である。健康が常態になった時、人は速やかにその味を忘れてしまう」と、南伸坊さんは言い、また「健康の味は喉越しの味かもしれない。喉元を過ぎれば忘れてしまう」とも言う。何のことはない、健康の味とは喉を通るビールのような味みたいなものなのだ。伸坊さんは見かけによらず、いろいろとからだの... [続きを読む]
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- 2008/05/06 20:05薄紫のシャワー
- この間から蒸し暑い日が続いていたが昨日の雨で、今朝はスッキリと涼しくなった。雨上がりのためか、空気も澄んでいる。カミさんと、私の家から車で約30分走った所にある「松任グリーンパーク」へ出かけた。ここの藤棚を見るためである。昨年はじめて知った場所で、昨年は5月12日に来ている。今年はもう藤の花が見ごろだという情報をカミさんの友人が入れてくれた。昨年より1週間ほど早いが、これも地球温暖化のせいだろうか... [続きを読む]
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- 2008/05/02 11:34『静かな爆弾』を読む
- 吉田修一著『静かな爆弾』(中央公論新社刊)を読んだ。テレビ局に勤める早川俊平は、ある日の夕方閉門近い公園で「響子」と名乗る一人の女性に出会う。彼女は全く耳が聞こえない。それからの俊平は筆談で彼女と付き合いを続けながらその不思議な存在感に魅かれていく。彼女と付き合っていると、安らぎとおののきを覚えるのだ二人はやがて寄り添い、親しむようになった。こういう描写がある。「正直に告白すると、シンと静まり返っ... [続きを読む]
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- 2008/04/28 17:29『思考の補助線』を読む(5)
- 『思考の補助線』の中の興味あるテーマについて抜粋して述べます。・自由意志は存在するのか?分子生物学の発達により、生命体を構成している物質のカタログは出来上がったが、生命現象の本質はいまだ理解できていない。部分に分解し、解析するというアプローチは科学にとって欠かせないものであるが、それだけでは生命の本質を理解することなどできない。要するに、人間の遺伝子配列が明らかになり、生命現象を支える物質的カタロ... [続きを読む]
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- 2008/04/26 16:39『思考の補助線』を読む(4)・・・死について
- 『思考の補助線』の中から興味あるテーマを抜粋して述べます。・死について人間は誰でも死を恐れる。さまざまな出来事に満ちたこの地上での生活がいつかは終わり、やがて自分の存在がなくなるという「絶対的な無」が訪れるであろう確実な予感に打ち震える。生まれる前も自分はいなかったのだから、そのような事態にも畏怖を覚えてもおかしくないはずであるが、なぜか私たちは時間については非対称的に考える習慣を持っていて、息づ... [続きを読む]
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- 2008/04/23 19:49『思考の補助線』を読む(3)・・・やる気を生む脳
- 『思考の補助線』から興味あるテーマについて抜粋して述べます。・やる気を生む脳脳はその中にある1000億の神経細胞の間のシナプスと呼ばれる結合部分を変化させることによって、その振る舞いを変えていく。このような脳の「学習」には、大きく分けて二種類ある。すなわち正解が決まっていて、もし間違えば「教師」がそれを教えてくれる「教師あり」学習と、正解がないかあるいは正解があったとしてもそれが何かを教えてくれる... [続きを読む]
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- 2008/04/21 18:29『思考の補助線』を読む(2)・・・個性について
- 前回紹介した『思考の補助線』の中から興味あるテーマについて抜粋して述べます。・個性についてそもそも、人格というものは他者との関係性なしでは成立しない。他者との濃密なやり取りの中に徐々に形成されていくのが私たちの人格である。河原の石ころが流されていく間に他の石とぶつかって次第に形を変えていくように、私たち人間もまた、他者との行き交いの中に、次第に人格を調えていく。その中で、しだいに一人ひとりの個性が... [続きを読む]
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- 2008/04/19 18:14『思考の補助線』を読む
- 茂木健一郎著『思考の補助線』(筑摩書房 ちくま新書)を読んだ。茂木さんの本をこのブログで紹介するのは、1回目『ひらめき脳』、2回目『脳の中の小さな神々』、3回目『脳内現象―〈私〉はいかに創られるか』に続いて4回目となる。著者は今の日本では最もよく知られた脳科学者の一人であろう。NHKテレビ「プロフェッショナル」の司会をつとめ、優しい丸顔とわかりやすい語り口でで親しまれているだけでなく、民間放送のクイズ... [続きを読む]
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- 2008/04/14 18:41わがまま年寄りの冷や水
- 新学期、大学もいよいよ本格的な授業が始まる。私はK大学で科目等履修生という名の社会人学生をしている。これは自分の好きな講座だけ選んで受講することができ、期末には学生と同じく試験やレポート提出があり、単位も認定される。好きな講座だけ選べるので、授業料も1講座(2単位)いくらという形で払えば良い。学期ごとに受講期間が終わるので、次の学期に好きな講座を受講したいときは改めて願書と授業料を出す。だから、学... [続きを読む]
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- 2008/04/08 19:28両手に花
- 和歌山に住む孫に会うため、4日(金)にJRで和歌山へカミさんと出かけた。和歌山へ近づくにつれ、車窓から見える桜の花は殆んど満開である。金沢は5〜6分咲であったから、やはりこちらは金沢よりは暖かいんだろう。二人の孫たちは、外へ出かけていたが、夕方に私たちと逢うと喜びを満面に浮かべていた。上の女児は小学4年になり、下の男児は今年新1年生だ。まだまだ可愛い。次の日は和歌山城公園へ桜を見に行った。沢山の桜... [続きを読む]
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- 2008/03/31 21:05時は、春
- 3月ももう終わりだ、朝晩はまだ寒さが残り、ストーブをつけるが、日に日に暖かくなって春めいていくのが感じられる。テレビのニュースでは、西日本地方はもう桜が満開に近いそうだ。金沢は4月中旬くらいになるのではないだろうか。寒い冬が終わって、暖かい春になると気分がうきうきしてくる。特に北陸は冬の重苦しい空模様が終わり、晴天の日が多くなるだけで気持ちまでも明るくなる。その上に、梅花、桃花、桜花、菜の花などな... [続きを読む]
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