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- 2008/11/08 15:34書と個性について(3)
- 書道と個性について、もう少し思考を深めてみたいと思う。現代書の父といわれる比田井天来氏の「書の伝統と創造 天来翁書話抄」(比田井天来著、比田井南谷編集・校訂 雄山閣)から、興味深い文章を引用してゆく。「初学者のこころえと臨書の方法」より。第一期の臨書は、絶対的手本本位というてもにせもの書きのようになってはならぬ。自己の主義を確立して、その範囲内において、似るだけ似せるのに止めるのである。人間は芸... [続きを読む]
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- 2008/11/05 21:08「『書』を書く愉しみ」に潜む誤り
- 武田双雲著「『書』を書く愉しみ」(光文社新書)の第三章には「時代と書体」という比較的学術的な書道史の概論が掲載されている。資料も多く調べつくされているはず、そして書道家であればきちんと学んでいるはずの書道史であるが、新書のこの章には非常に多くの誤りが確認できる。であるにもかかわらず、この新書は「全国の試験問題に採用されています」と公式サイトで紹介されている。これらが、もし本当に高校の試験問題やテキ... [続きを読む]
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- 2008/11/05 16:30「森大衛が武田双雲の『かっこいいっ書』を添削」事件
- 11月3日午前、インターネット上に次のようなニュースが発信された。日刊サイゾー 『いいとも!』書道家・森大衛が武田双雲をブログで添削指導!?NHK大河ドラマ『天地人』のタイトルロゴなど、筆書きによる数々のロゴデザインで有名な武田双雲氏の「書」を、『笑っていいとも!』(フジテレビ)出演の書道家・森大衛氏がブログで添削していることが話題になっている。 森氏は、10月16日から自らのブログに「子供たちの書き初めに... [続きを読む]
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- 2008/10/23 01:44書と個性について(2)
- 先日掲載した「書と個性について」について、その意図を汲み取っていただきにくいかと思うので、若干コメントをつけておきたい。武田双雲の書道指導法は、従来の指導法と異なり「個性を引き出す」とよく言われている。しかし、書道において「個性を引き出す」とは、人と違った書き方をすることをさすことだろうか。そもそも書における「個性」とはなにか。また、それらの指導法、例えば「下手文字大会」であったり、テレビでやっ... [続きを読む]
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- 2008/10/09 15:11書と個性について
- 篆刻 希夷斎 掲示板-秋の夜長の読み物という書き込みに、非常に興味深い文章があったので、管理人である希夷斎様の承諾を得て以下転載させていただく。(読みやすいように改行を適宜入れています)===============ちと長いですが、これは40年近く前に発行された、当時、東京学芸大学教授であつた田邊萬平氏の『書について』という著書の「個性について」という論考から抜粋したものです。40年前ですよ、40年。昔っから下手な考 [続きを読む]
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- 2008/10/04 13:44大河ドラマ題字揮毫がもたらすもの(2)
- さて、武田双雲が大河ドラマ「天地人」の題字担当に起用されたことで、なぜこれほどたたかれ、批判され、大河ドラマの題字に相応しくないと猛攻撃されるのか。それを、先に挙げた菊池氏、だん氏と比較しながら考えてみたいと思う。大きな理由の一つは、やはり、知名度があるということだろう。武田双雲は数多くのテレビに出演し、雑誌等にインタビューが掲載されると同時に、多くのポスターや商品ロゴが「武田双雲揮毫」という説... [続きを読む]
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- 2008/09/23 07:15大河ドラマ題字揮毫がもたらすもの(1)
- 前回お伝えしたように、週刊文春に例の経歴疑惑が掲載された数日後、武田双雲による大河ドラマ「天地人」題字が、NHK大河ドラマ公式サイトに掲載された。しかし、週刊文春の記事を見た視聴者からのクレームを恐れてか、そのサイトには題字を武田双雲が担当したという文章や、双雲のプロフィールなどは一切書かれていない。2ちゃんねるの武田双雲批判スレで批判を続ける人々を始め、多くの方がおそらくこの件についてNHKにクレー... [続きを読む]
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- 2008/09/09 09:59武田双雲と創価学会の噂
- 武田双雲は創価学会員だ、というまことしやかな噂がある。これまで取り上げたいくつかのネット上の書き込みにもそれを匂わせる表現はいくつかあったが、あまり触れてはこなかった。私は個人がどのような宗教に入っているかは自由だと思っている。ましてや在日朝鮮人か否かなど、気にしたことはほとんどない。しかし武田双雲について語る場合、そうとばかりは言っていられないことがある。インターネットからそれに関する書 [続きを読む]
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- 2008/09/07 17:44武田双雲への批判(9)週刊文春に受賞歴記事掲載
- 9月4日発売の週刊文春に、次のような記事が掲載された。特集「怪しい『カリスマ』徹底追求」「NHK大河」題字/「武田双雲の国際賞はカネで買える」詳しくはsyuunさまのブログ「書家の日々つれづれ/週刊文春・報道・武田双雲氏経歴削除の危機か(9月4日)」に、記事写真つきで掲載されているのでご覧いただきたい。1ページ半にも満たない小さな記事ではあったが、このブログにてこれまで検証してきた「龍華翠褒賞」、イタリ ... [続きを読む]
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- 2008/09/04 23:52なぜ武田双雲を書道家と呼んではいけないのか(4)
- 武田双雲が本来の意味での「書道家」ではない、少なくともその書活動が書道という芸術の分野にあてはまらない、といえる興味深い根拠がある。2ちゃんねる「書道家?武田双雲って。。下手じゃない?? 」に、それを的確に表現した書き込みがあるので引用しよう。320 :わたしはダリ?名無しさん?:2008/03/05(水) 12:20:11 武田双雲のブログやHPのどこを見渡しても過去数年間のなかで、一度たりとも、 他人の展覧会や、美 ... [続きを読む]
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- 2008/08/04 10:55書道界の基礎知識について
- 徳明さまによる「書道界の基礎知識」(「メディアへの登場(2)コメント部分に記載)を以下転載する。書道界の基礎知識について。 やはり書道界というのは閉鎖的ですし、密室ですので関係者以外には分かりにくい面があるかと思います。そこで少しでも参考になればと思い簡単に説明します。あくまで簡単に、ですから、細かい点については省略しますので指摘等があれば補足願います。 (1)いわゆる書道界というのは、任意でつ ... [続きを読む]
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- 2008/07/07 20:40なぜ武田双雲を書道家と呼んではいけないのか(2)
- また、書道家であるならばきちんと学んでいるはずの書の歴史に関する知識についても、疑問視される部分が多い。以前Amazonの「書を書く愉しみ」という新書レビュー欄に、書の歴史に関する誤りを指摘した書き込みがあったのだが、他の低い評価の書き込みとともに2008年4月頃一斉に削除された(ちなみに、Amazonの他の双雲の著書においてもその後次々に低評価レビューが一斉に削除された。2ちゃんねるではこれを「悪質な情報操作だ... [続きを読む]
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- 2008/07/01 01:40なぜ武田双雲を書道家と呼んではいけないのか(3)
- これまでに、「書道家」と言ってもいろいろなタイプの書家/書道家が存在すること、武田双雲は「書道家」というより「筆文字ロゴデザイナー」「商業書家」「書道パフォーマー」あたりが妥当ではないか、ということを見てきた。次に、書道家と呼んではいけない、というもう一つの根拠として、書道についての考え方を挙げたいと思う。公式サイトのプロフィール欄には、このように書かれている。私の場合は、言霊が生み出され ... [続きを読む]
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- 2008/07/01 00:03なぜ武田双雲を書道家とよんではいけないのか(1)
- さて、タイトルにあげている「なぜ武田双雲を書道家と呼んではいけないのか」という部分についてふれてゆこう。まず、武田双雲を批判する方がよく言っていることだが、プロの書道家と呼べるほどの技術、および知識が乏しいことが挙げられる。「徳明」さんが当ブログのコメント欄に寄稿してくださった「書家の分類について」をここで転載させていただく。書家や書道家は全て自称です。特に資格があるわけでも免許があるわ [続きを読む]
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- 2008/06/30 23:19目次
- 初めての方は、下記目次順にお読みください。はじめに武田双雲への批判(1) 書道関係者、美術関係者などによる武田双雲批判を見てみる(7/28一部加筆)武田双雲への批判(2) 龍華翠褒賞についての検証(9/26一部加筆)武田双雲への批判(3) コンスタンツァ・デ・メディチ家芸術褒賞についての検証武田双雲への批判(4) コンスタンツァ・デ・メディチ家芸術褒賞についての検証(2)、美研インターナショナルという会社... [続きを読む]
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- 2008/06/03 23:08メディアへの進出(2)
- その後、双雲は2005年、愛知万博のメインパビリオン各ブースに一字書を揮毫する。この企画には、電通や博報堂などの、大手広告代理店も関わっていた。もっと他の素晴らしい書家もいるはずなのに、どのような経緯で、武田双雲がこのメインパビリオンの揮毫役に抜擢されたのか、そのあたりは謎である。おそらくプロダクション(S=サニーサイドアップという説があるが、サニーサイドアップのサイトには双雲のプロフィールはない ... [続きを読む]
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- 2008/06/03 23:07メディアへの進出(1)
- その後、武田双雲は数々のメディアに登場、インタビューに応じたり、ミュージシャンとのコラボレーションパフォーマンスを行ったりする。その履歴は武田双雲氏のプロフィール欄でも見れば、詳細に書かれてあるので一目瞭然である。雑誌やwebサイトのインタビュー記事の多くは、アーカイブとしてインターネット上にも掲載された。それはいつでもどこでも、誰でも見ることのできる情報となる。武田双雲は、インタビューなどを ... [続きを読む]
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- 2008/06/01 10:45インターネットへの登場(3)
- All Aboutというサイトは、400以上のテーマ一つ一つでその道のプロがユーザをガイドする生活総合情報サイトだ。早くから多くのユーザーがさまざまな情報を得ていたサイトである。2001年12月に、「ある方からの口コミ投稿」で面白いTシャツを作るネットショップがあることを知った「Tシャツ」のガイドは、翌年5月、「父の日に贈りたいTシャツ」という企画で双雲に揮毫を依頼する。All About Tシャツ:書家が1枚ずつ「贈る ... [続きを読む]
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- 2008/05/31 15:23インターネットへの登場(2)
- NTTを退職し、ふで文字や.comを立ち上げた双雲は、自身の紹介ページの自己紹介で次のように記している。その(退職)後書道の再修業半年間。現在藤沢市辻堂にて1人暮らし。書道教室を運営。この間に双葉先生の他に坂口泰堂先生、兼城昌山先生に師事しました。そして書道家をもっと身近なものとして感じてもらうために 「ふで文字や.com」をオープンしました。書道の修行をしながら様々なクリエータの方とお付き合いをしな ... [続きを読む]
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- 2008/05/30 18:31インターネットへの登場(1)
- 武田双雲が、どのようにしてインターネットおよびメディアに登場してきたかを、これからみてゆこう。双雲は東京理科大理工学部情報科学科を卒業後、4年後NTTに就職、ITコンサルをしていたという。ある日先輩に文字が上手いと誉められた。そして書道家 武田 双雲に聞く(後編) - L-Cruise - 日経トレンディネットより自分の文字で名刺を作って売る、そんなネットビジネスをはじめてみた。「店舗をもつなんて考えなかっ ... [続きを読む]
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- 2008/05/30 01:01武田双雲への批判(8)受賞歴について追記
- 以下のような記事を発見したので、追記として掲載する。J-WAVE ANA WORLD AIR CURRENT(以下、武田双雲と葉加瀬 太郎の対談)-双雲さんが初めて上海に行かれたのはいつですか?2003年の初めだったと思うんですが、日本の年賀状製作会社が年賀状企画で今までにないコンテンツを作りたいという事で「中国の水墨画を集めて日本の書家とコラボレーションさせよう」と。そこで若い人の方が面白いだろうという事で、抜擢して頂 [続きを読む]
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- 2008/05/23 06:33武田双雲への批判(7)
- 私が強く思うのは、このようにたいした価値の無い受賞歴をあたかも価値のあるように宣伝することによってメディアに登場した双雲も双雲なら、それを鵜呑みにしてそのままマスメディアに流したマスコミもマスコミだ、ということだ。なぜなら、特に美術界のことや書道界のことをろくに知りもしない私が、少し調べただけでもいままで示してきたようなことがわかるのに、中国やイタリアで受賞したと聞いただけで「すごい ... [続きを読む]
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- 2008/05/21 06:56武田双雲への批判(6)
- これまで、武田双雲が受賞したといわれる「龍華翠褒章」と「コンスタンツァ・デ・メディチ家芸術褒賞」について、かなり詳しく検証してきた。それは、武田双雲がメディアに出て来るようになった際に、必ずといっていいほど「世界でも認められた天才書道家」とか「国際的に活躍」などと謳われてきたことに、疑問を感じたからだ。国際的に活躍している「天才若手書道家」といわれるのに、作品が素晴らしいとは到底思えなかったの ... [続きを読む]
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- 2008/05/20 05:04武田双雲への批判(5)
- さて、これまで取り上げた内容を簡単におさらいしてみよう。武田双雲が受賞したという2つの賞、「2003中日美術交流展」にて上海美術館より受賞したという「龍華翠褒賞」、および「イタリア・フィレンツェ・栄光のネオ・ルネッサンス展」で受賞したという「コンスタンツァ・デ・メディチ家芸術褒賞」これらは、「美研インターナショナル」という会社が企画・運営した展覧会だった。<龍華翠褒賞>・「龍華翠褒賞」について ... [続きを読む]
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- 2008/05/19 05:51武田双雲への批判(4)
- 前回の記事(「武田双雲への批判(3)」)では、2003年に国立上海美術館の 「上海双龍 (中日美術交流展)」および「フィレンツェ・栄光のルネッサンス展」という展覧会が、美研インターナショナルという会社によって企画運営された、というところまでお伝えした。また、コンスタンツァ・デ・メディチ家芸術褒賞を検索エンジンでサーチすると、この賞を受賞したという経歴の持ち主は、なぜか、美研インターナショナル [続きを読む]
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