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- 2008/07/22 00:50堆積
- No.92-Track001_0:00-0:54(0:54).mp3ダウンロード用リンク 堆積雲が溢れて雨を捨てる心が溢れて歌を捨てる大地が溢れて生命を捨てる捨てられた生命たち捨てられたことも知らずに無邪気に飛び回っている百年の間大地は死ぬことがない少なくとも何億年かは捨てられた生命はわずかな時を生きそして虚空と大地に還っていく生きていた者の記憶死んでしまったものの記憶それは大地に堆積し熱をもって全く別の生命を生み出... [続きを読む]
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- 2008/07/13 23:30ことばたち
- No.89-Track001_0:00-1:36(1:36).mp3ダウンロード用リンク ことばたち 明け方の眠りと目覚めのさかい目にやってくることばたちがある波のように打ちよせそして引きからだのいたみや心の不安をたねにしてことばになっては崩れ深刻さを装い凝固しそして溶け出していくことばはこころの海からやってくる無意識の大海から打ちよせるわずかな意識が手あたりしだいに言葉をつかまえ意味をもつふりをする目覚めのおそ... [続きを読む]
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- 2008/07/07 19:28夢魔の言葉
- No.88-Track001_0:00-1:46(1:46).mp3ダウンロード用リンク 夢魔の言葉宇宙が広がり始めたのは昨日からじゃない新しいことはあるもんじゃないぼくらは歩かない足元にやみを吐き出し罪の石に躓かないやみは一つじゃないぼくらも一つじゃない覆われてぼくらは見えないけれどことばを一つ忘れないちっけった深刻な人たち相談しているてるてる坊主が相談している結論はいつもシンプル罪の罰の阿鼻の叫喚の悪夢はない人は... [続きを読む]
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- 2008/06/30 22:33井戸を掘る
- No.87-Track001_0:00-2:31(2:31).mp3ダウンロード用リンク ≧戸を掘る 梅雨の晴れ間の青い空も重たく茂ったプラタナスの広い葉も私に井戸を掘らせる街頭に吹く白い風も太陽を反射するビルの高い窓も私に私の奥底に井戸を掘らせる井戸を掘る私はただ掘り続ける言葉という道具で心という道具で行動という道具でそして無という道具で私の大地は乾いている植物の少ない荒野原私は井戸を掘り続けるこんこ... [続きを読む]
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- 2008/06/23 13:20虚(そら)に
- No.85-Track001_0:00-1:39(1:39).mp3ダウンロード用リンク 虚(そら)に 言葉を残して消えていく幻それを人は詩という言葉で呼ぶありえないという言葉が残響となって青虚(あおぞら)に木霊する聞いたことのない歌を歌うきみが太陽の方向に影をのばして歩いているきみは太陽よりも強い光に照らされて詩をこの世に送り出した何も無い世界から何かある世界へなかったものをないまま送り出した感情とか心とか知恵... [続きを読む]
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- 2008/06/16 15:30空にある
- No.84-Track001_0:00-1:19(1:19).mp3ダウンロード用リンク 空にある 青空に花が咲くどこからともなく立ちあらわれる五色の雲が湧く日の光が踊る夢を見る夜明け夢の続きの午前中白日夢を見る猫の瞳誰そ彼時に見る逢魔が影知らぬ間に現実という名の夢を四六時中見続けてしまった青い葉陰でうつむくコロボックル誰も私に気がつかない白い夢を記す青い万年筆が見える文字の向こうに見えない文字をつづる見えない文... [続きを読む]
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- 2008/06/09 01:03バラの弾丸
- No.80-Track001_0:00-1:09(1:09).mp3ダウンロード用リンク バラの弾丸 きらきら輝くバラの弾丸を空気銃に詰めて放つバラの弾丸は君の心に突き刺さるそこからバラは目覚めて君の心にトゲつきの花を咲かせる君の笑顔がトゲだらけの美しい花になったら僕は指を痛め胸を傷つけながら君を抱くバラの花に降りた朝露の雫を僕は飲む君は朝の香りを吸い取られて夢幻の高原の朝に溜息を咲かせるああ ああ高原のや... [続きを読む]
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- 2008/06/03 05:13薔薇の季節
- No.78-Track001_0:00-2:06(2:06).mp3ダウンロード用リンク 薔薇の季節 薔薇の季節が来たけれどもそこここに アイリスばかりが咲いている黄色い花白い花弁紫色の鶏冠や耳朶のような誇らかなアイリスばかりが咲いているあの下町の薔薇屋敷の蔓薔薇は今頃満開なのだろう私は田舎町でアイリスに埋もれフランスギクと矢車草のベッドに眠っている梅雨近い気だるい初夏の午後誰も聞いていないチャイコフスキーが流れ... [続きを読む]
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- 2008/06/02 05:02小さな蜜柑
- No.77-Track001_0:00-1:07(1:07).mp3ダウンロード用リンク 小さな蜜柑掌に乗せて息を吹け小さな蜜柑小さな食慾と小さな性慾の結晶した小さな蜜柑遠くで蛤の会話がきこえる海の匂いが漂ってくる碁石の滑らかさ胡粉の美しさ生きた蛤の海の匂い小さな蜜柑私の小さなまんまるの慾望あなたに届けあなたの慾望も小さく呼び起こすように蛤たちは眠っている小さな息をしている大きな慾望に眠りついて安心した寝息を吐いてい... [続きを読む]
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- 2008/05/27 07:17私は詩を書く
- No.75-Track001_0:00-2:51(2:51).mp3ダウンロード用リンク 私は詩を書く 心の奥底その下のもっと下体の奥底に流れている渦まいている黒い静かな流れに乗せて私は詩を語る古い夢が干からび新しい夢が変形していく体の奥底では昨日見た夢もサングラスをかけて怯えながら審判を待つ三途の川の渡し守のカロンは六文銭を投げ出して薔薇の香を大量に焚き夢たちの不安を一つ一つ叩き割っている川が流れ出す白い波が立つ... [続きを読む]
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- 2008/05/26 22:48夜汽車
- No.73-Track001_0:00-1:13(1:13).mp3ダウンロード用リンク 萩原朔太郎『純情小曲集』より 夜汽車有明のうすらあかりは硝子戸に指のあとつめたくほの白みゆく山の端はみづがねのごとくにしめやかなれどもまだ旅びとのねむりさめやらねばつかれたる電燈のためいきばかりこちたしや。あまたるきにすのにほひもそこはかとなきはまきたばこの烟さへ夜汽車にてあれたる舌には侘しきをいかばかり人妻は身にひきつめて嘆く... [続きを読む]
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- 2008/05/26 11:57その手は菓子である
- No.69-Track001_0:00-1:53(1:53).mp3ダウンロード用リンク 萩原朔太郎の詩集『青猫』より、「その手は菓子である」を朗読します。 その手は菓子であるそのじつにかはゆらしい むつくりとした工合はどうだそのまるまるとして菓子のやうにふくらんだ工合はどうだ指なんかはまことにほつそりとしてしながよくまるでちひさな青い魚類のやうでやさしくそよそよとうごいてゐる樣子はたまらないああ その手の上に接吻がしたい... [続きを読む]
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- 2008/05/25 08:31救い
- No.68-Track001_0:00-1:41(1:41).mp3ダウンロード用リンク 救い愛と憎しみはよく似ているどちらも人を傷つけるだからあなたが私を愛しているのかあなたが私を憎んでいるのか私は時々分からなくなる私があなたを憎んでいるのか私があなたを愛しているのか分からなくなるように。あなたが私を針のように苛む時私が感じるあなたの思いへの恍惚をそれが愛であるのか憎しみであるのか誰も知ることはできない私は私の閉じ込... [続きを読む]
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- 2008/05/18 23:40センス・オブ・ワンダー
- No.65-Track001_0:00-1:28(1:28).mp3ダウンロード用リンク センス・オブ・ワンダー不思議なことを思う気持ちそれはポエジーを求める私の気持ち風にそよぐ小枝でさえずる小鳥の気持ち遠くの空を求めて漂っていく白い雲の気持ち崖の上で風が吹いている街の中で木枯らしが眠っている私の鰐皮がひとりでにあくびをはじめる十字架のキリストは眠り込みサンピエトロは笑っている木の葉に刻み込まれた鰯雲の暗号トルバドー... [続きを読む]
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- 2008/05/13 06:55ありがとうございます。
- 木馬館館長さん、Leiさん、コメントありがとうございました。反応が遅れてごめんなさい。読みにきていただいてとても嬉しいです。どうぞ今後ともよろしくお願いします。コメント表示は承認制のため、時々ぽかんとしていて気がつかないことがあります。気がついたら直ちに表示します。どうもご迷惑をおかけします。... [続きを読む]
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- 2008/05/11 15:28言葉を失ったときに生まれる詩を書く
- No.64-Track001_0:00-4:22(4:22).mp3ダウンロード用リンク 言葉を失ったときに生まれる詩を書く 言葉を失ったときに生まれる詩を書く愛を失ったときに生まれる愛を歌う光を失ったときに見える光に祈る意識を失ったときに生まれる意識で思う私が生まれたのは山奥の村荒れた岩肌の小さな村女たちは浅黒い顔をし私は籠に背負われて山の畑に上る五体投地をしながら前に進む巡礼者土埃が彼らの上を舞う私は不思議な物を... [続きを読む]
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- 2008/05/05 22:40不安な夜に僕は生まれて
- No.63-Track001_0:00-2:14(2:14).mp3ダウンロード用リンク 不安な夜に僕は生まれて不安な夜に僕は生まれてラフマニノフのピアノに育まれてポーの詩を子守歌と聞きスーティンの絵を呼吸した僕の通学路にばら撒かれた中村屋のカレーパンをヘンゼルとグレーテルの小鳥たちが啄む僕は木村屋のあんぱんを探してブランドショップの並ぶ裏通りのティファニーで夕食を食べた僕は深呼吸して僕の失くした<私>を探した学校に... [続きを読む]
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- 2008/04/29 10:15ソルシエール
- 長い間お休みをいただきました。このページは『蜂蜜壷』と改称して、自作の詩の朗読を中心にお送りしたいと思います。第1回は、『ソルシエール』。4月29日の未明、フジコ・へミングさんのピアノを聞きながら書きました。感想等、いただけると嬉しいです。No.62-Track001_0:00-6:22(6:22).mp3ダウンロード用リンク ソルシエール ? 暗い音が向こう側の扉を開くそして誘う軽... [続きを読む]
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- 2007/07/24 09:28しばらく不定期更新にいたします。
- しばらく小説を書くことなどのほうに集中したいと思います。今後は不定期更新になりますがまたの拒まで。No.58-Track001_0:00-3:44(3:44).mp3ダウンロード用リンク... [続きを読む]
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- 2007/07/17 10:19今日は芥川賞の選考日。
- 今日は第137回芥川賞の選考日。夜には発表されます。どんな作品が選ばれるのか楽しみです。No.57-Track001_0:00-7:15(7:15).mp3ダウンロード用リンク... [続きを読む]
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- 2007/07/10 10:07第34回。ものを書くこと、小説を書くこと。
- 第34回更新。最近やってること、つまりものを書くこと、小説を書くことについて話しています。よかったら聞いてくださいね。No.55-Track001_0:00-9:57(9:57).mp3ダウンロード用リンク... [続きを読む]
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- 2007/07/04 20:407月になりました
- すみません。今週は忙しくて更新できませんでした。来週は頑張って更新しますね!7月にはいりましたが、相変わらずむしむしする梅雨の季節です。皆さん健康には気を付けてくださいね!... [続きを読む]
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- 2007/06/26 09:39第33回。最近はまっていることなど。
- 第33回更新。矢沢あい『NANA』にはまってます。そんなことなど。No.53-Track001_0:00-6:30(6:30).mp3ダウンロード用リンク [続きを読む]
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- 2007/06/19 01:07第32回更新。映画『恋愛寫眞』の話など。
- 一週間に一度の更新が定番になってきました。今日は映画『恋愛寫眞』の話などしています。とてもいい映画でした。影響されて、←本家の方のトップページの写真を新しくしています。そちらもどうぞみてくださいね。No.52-Track001_0:00-10:03(10:03).mp3ダウンロード用リンク... [続きを読む]
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- 2007/06/11 21:15第31回。新宿近辺をお散歩。
- 第31回更新。6月は二回目です。今日は新宿近辺の喫茶店とか散歩道の話。歩き回ると結構楽しいです。No.50-Track001_0:00-10:10(10:10).mp3ダウンロード用リンク... [続きを読む]
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