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- 2008/08/20 22:00外灯
- 木の電柱の先に、裸電球の外灯が灯る。空にはうっすらと青みが残る時間。「外灯」外川駅舎の裏手にある外灯。ホームへ出入り出来る、裏口に立っている。元々、傘が無かったのか、それとも潮に朽ち果てたのか。あまりにも素朴すぎる外川駅の外灯。こんな外灯一つでも、昔からあっただろう存在感に圧倒されそうになる。 [続きを読む]
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- 2008/08/19 22:00終点の花
- 線路の終わりに咲く桃色の花。終点外川駅。「終点の花」銚子駅から6.4キロ。ここで、銚子電鉄の線路は終わる。そこを飾るように、桃色の花が咲いている。ここで線路はおしまい。6.4キロ走って来た電車に、この花束を贈ろうか。そうやって労う時間もなく、また銚子に向けて電車が発車していった。 [続きを読む]
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- 2008/08/18 22:00祭りの色
- 銚子電鉄から見える、祭りの色。それは、年に一度の「浅間様」の色。「祭りの色」本銚子駅に着く直前、左手の道が出店の屋台で埋め尽くされている。赤、黄色、青、緑。いろんな色が混ざり合って、一日だけの祭り色になっている。すぐ側の線路の上を、やっぱり祭り色に着飾った人たちがデハ702に乗っている。本銚子に到着した電車から、祭りの色が一気に降りる。色と色が折り重なって、年に一度の「浅間様」は盛り [続きを読む]
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- 2008/08/17 22:00秋桜の道標
- カーブする線路に沿って秋桜が咲いている。道標(みちしるべ)のように、秋桜が咲いている。「秋桜の道標」電車の進む方向と、安全を確認しながら、秋桜の道標は続いている。風がそよぐように、秋桜の花も揺れている。か弱い道標も、お互いを支え合って案内しているよう。向うは銚子駅。秋桜に導かれて、仲ノ町駅からゆっくりと電車が出発する。 [続きを読む]
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- 2008/08/16 22:00君ヶ浜駅の趣 あじさい時間
- 銚子電鉄の各駅に咲いている、あじさいの花。花の宴は過ぎてしまったけれど、君ヶ浜駅のあじさいの趣。「君ヶ浜駅の趣 あじさい時間」紫色に染まった花びらが、青い車体の1001を出迎える。ホームに滑り込む上り銚子行は、たくさんのお客さんが乗っていた。電車からあじさいは、見えないかな。誰か花に気付いてくれる人は居るかな。電車の窓を見たら、一人の女の子が、そっと手を振っていた。来年は、あじさいの [続きを読む]
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- 2008/08/15 22:00光の通り道
- 昼間は見えない光の通り道。白い光と、赤い光。「光の通り道」その光が通る時、警報機の赤い目玉が教えてくれる。しばらく待っていると、目の前を光の帯が横切って行った。そして、光の停車場で外灯の灯と語り合う。さあ、発車の時間だ。光の粒子の汽笛が鳴り響く。 [続きを読む]
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- 2008/08/14 22:00夏の顔
- 丸い太陽を、そのまま花に映したひまわり。夏の訪れを教えてくれるように、黄色い顔で電車を見ている。「夏の顔」デハ801の赤い車体に、黄色いひまわりが良く似合う。夏の間中、電車に顔を向けて、お客さんにあいさつしてる。「今日も暑いね。窓を開けて、銚子の風で電車の中をいっぱいにしてね。銚子の電車は、扇風機と自然の風がエアコン代りだよ。」まだまだ、太陽の下で夏の顔が咲いている。「今日も暑いね [続きを読む]
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- 2008/08/13 22:00デキさんの独り言 扉
- こんなに小さなデキさんだから、運転席もちょっと狭い。この扉を開けると、運転席だ。「デキさんの独り言 扉」扉の巾は、60センチ位かな。こんな小さな扉だから、運転士さんが一人乗ったらギュウギュウになってしまう。お腹の出っ張った運転士さんは、乗れるかな。日本で一番小さなデキさんだから、お腹を引込めて乗って欲しいな。そしたら、重くなって貨車をたくさん引張れそう。でも、今は貨車が居なくなってし [続きを読む]
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- 2008/08/12 22:00夏の夕暮
- ボンボリに灯が点いて、夏の夕暮がはじまる。空は、オレンジから紺色のグラデーション。「夏の夕暮」笠上黒生駅の待合室にも、灯が入ると、夕暮の舞台が出来上る。各駅のボンボリは、夏だけの特別演出。ここで、電車を待つのは至極の時を過すことが出来そう。昼の蒸暑さも消えて、夕涼みにも丁度良い。もう少し、夕暮の舞台を見て、空の赤が消えたら家に帰ろうか。 [続きを読む]
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- 2008/08/11 22:00濃紺の空
- 漆黒の空へ移る瞬間。空は濃紺になる。「濃紺の空」その空の下に、いつもの外川駅がある。いつもの時間に、電車が到着して、いつもの時間に、電車から降りる人がいる。いつもの時間に、電車は発車して、いつもの人は家路に着く。 [続きを読む]
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- 2008/08/10 22:00夜の入口
- 昼と夜の境目を過ぎて、夜の入口に到着したデハ801。出迎える駅員も、夜の入口の使者か。「夜の入口」灯りの入ったボンボリが、駅の明るさを増している。デハ801のドアが開いて、家路に着く人が降りて来る。明るい改札口を抜けると、そこは夜の入口。夜の道を通って、それぞれの明るい家に帰って行く。 ... [続きを読む]
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- 2008/08/09 22:00語らい
- 外川の坂を描く学生さんと、地元の方の語らい。その一時に出会うことが出来た。「語らい」絵になる風景。それは、外川のどこを見ても当てはまる。坂、海、家並み。それらがお互いに良い関係を作りながら、外川の町を作っている。そこに、外川の人たちの人柄を入れると、外川が完成する。彼女が描いたキャンバスの絵にも、目には見えない外川の人柄が入っただろう。 ... [続きを読む]
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- 2008/08/08 22:00夜から夜へ
- 夜と夜の境目に、小さな駅がある。待合室がホームから落ちそうに乗っているだけの無人駅。「夜から夜へ」夜の闇に浮び上がる2本の線路。寄添うように、短いホームがそこにある。夜の旅人が、外灯に照られた駅を見つけてほっとする。ここから、電車に乗って行こうか。夜の旅もそろそろ飽きた。電車に乗ったら、明るい町に行けるだろうか。線路の行方に目をやると、駅の灯のその向うには、やっぱり夜が続いている。 ... [続きを読む]
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- 2008/08/07 22:00犬若食堂
- 広角レンズのゆがみで、建物が湾曲しているわけではない。建物自体が湾曲している。「犬若食堂」昭和の30年代に戻った様な、不思議な一角。決して、廃墟ではない。外川港から犬岩に向かって歩いて行くと、この「犬若食堂」がある。今は、21世紀。そんな時代も関係なく、ここには昭和が生きている。店内も昭和。味は絶品とは行かないけれど、昭和の味も生きている。海と太陽、波と風を感じながら、昭和30年代 ... [続きを読む]
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- 2008/08/06 22:00線路の華
- 花火の夜は、そわそわして落ち着かない。打上花火が夜空に咲くだけで、いつもの夜が、特別な夜になってしまう。「線路の華」銚子電鉄も花火大会の夜は、特別になる。いつもは、団体向けに2連が走るのは、お昼頃。それが、花火の夜は、終電まで2連の運行が続いている。打上花火の光に感動して、銚子電鉄のレトロな光に癒される。特別な夜は、特別な電車に揺られていたい。 [続きを読む]
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- 2008/08/05 22:00一日だけの切符
- 銚子電鉄海鹿島駅。花火大会の日、一日だけ切符販売が行われる。「一日だけの切符」普段は無人の「海鹿島駅(あしかじまえき)」。年に一日だけ有人駅になる。それが、花火大会の日。外川発の満員の電車が到着する。ホームにもたくさんのお客さんが、電車を待っている。一日だけの晴れ舞台。昔は、毎日晴れの舞台だったのだろうな。お客さんの顔にも、懐かしさが溢れている。今は、晴れの舞台は今日だけしかな ... [続きを読む]
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- 2008/08/04 22:00はるかのひまわり
- 君ヶ浜駅にはるかのひまわりが咲いている。走る電車を見守るように。「はるかのひまわり」神戸淡路大震災で、崩れた家の下敷きになって亡くなった少女はるか。住んでいた家の瓦礫から、一本のひまわりが咲いたという。このひまわりの種が、はるかのひまわりとなって、全国で咲いている。ここ、君ヶ浜駅に咲くひまわりも、その、はるかのひまわりの種の一粒。今年の夏も、大きな顔で電車を見守っている。 ... [続きを読む]
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- 2008/08/03 22:00打上花火
- 銚子電鉄と花火のコラボレーション。そんなシーンが素敵だろうな。「打上花火」夜空を彩る、打上花火が花開く。暗い空が、金色に輝く瞬間。遠くの空の打上花火、音が遅れてやってくる。花火の光が消えたとき、線路の向こうに、電車の光が見えた。そして、電車の音がゆっくりと近づいてきた。 ... [続きを読む]
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- 2008/08/02 22:00デキさんの独り言 紅
- 今日はボディーに紅色差して、たまにはおしゃれをしてみたい。紅と黒の2トーンカラー。「紅」並ぶ701とお揃いで、このままどこかへ出かけて見たい。そんな夢を見ながら、いつもの場所から本線を走る電車を見守っている。今度は、オレンジ色のおしゃれをしてみたいな。 [続きを読む]
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- 2008/08/01 22:00夜を待つ
- 曇り空の夕暮時。太陽も無く、あかね色に染まることのない空。「夜を待つ」空は染まらなかったけど、夕日色の電車が色を添える。夜を待つ花も、ちょっとだけ気分が晴れるかな。明日晴れたら、もう一つ花を咲かせて欲しい。そしたら、一緒に夕日色の空を見られるよ。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/31 22:00外川駅の少年
- 外川駅で良く行き会う、少年が居る。その少年の片手には、弧回手形が握られている。「外川駅の少年」いたずら好きな少年は、外川で顔を合わせると何かを発見したような顔をする。「オッ!」少年の遊び場は、銚子電鉄。電車に乗ったり、駅巡りをしていたりする。そんな、ある日。電車に乗ってくると一言残して、犬吠駅から上り銚子行きに乗って行った。往復して帰って来るのかと思っていたら、何故か駅の外から帰っ ... [続きを読む]
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- 2008/07/30 22:00長い影
- 外川の町を歩いていたら、電柱の長い影。道を通せんぼして、反対の建物の壁に這い上がる。「長い影」西に傾いた太陽は、まだまだ昼の暑さを残している。このまま、影が道路と壁に焼き付いてしまいそう。影の電柱は、実在の電柱よりも存在感がある。電線の影も従えて、次の影へ電子の橋渡し。そして、流れる電子も影になって空間を彷徨っている。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/29 22:00連結
- 仲ノ町で見られる風景。ホームで待機している1001に、801がゆっくりと近づいてくる。「連結」いつもは、1両運行の銚子電鉄だから、連結を間近で見られる機会は滅多にない。10m手前で減速から停止。じわりと前進、5m、3m、2m、1m。さらに、50cm、30cm、10cm、ガチャン!手をつないだ801と1001が、外川に向け出発して行く。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/28 22:00絵の中の外川駅
- 外川駅を降りると、写生をしている人が居る。筑波から、学校の部活で外川に来たと言う。「絵の中の外川」絵に描かれた外川駅は、書き手の人柄か、やわらかな空気がいっぱい。デハ1001の青が、空以上に青く描かれているのが印象に残る。駅に佇む一人の少女も、絵の雰囲気を柔らかくしている。水彩画の似合う木造の外川駅。描いていた学生の心に、いつまでも残っていて欲しい。 ... [続きを読む]
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- 2008/07/27 22:00銚子電鉄弁当
- 旅先で食べる駅弁は、その土地だけの味がある。駅のホームで買う駅弁に、旅気分も盛り上がる。「銚子電鉄弁当」そして、新しい駅弁が誕生した。7月25日発売の「銚子電鉄弁当」。この弁当は、駅では買えない「駅弁」。駅で買えない、駅弁があるんだろうか。千葉県内のセブンイレブン限定。7月25日〜8月17日期間限定。駅で買えないのに、駅弁と言えるんだろうか。ところが、この銚子電鉄弁当を食べると、 ... [続きを読む]
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