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- 2008/09/06 22:27秋日傘
- [画像]傍らのをとこと無言秋日傘日傘は夏の季語だが、秋になっても日差しの強い日が続くことがあり、日傘をさしているのをよく見かける。これを秋日傘というが、歳時記には載っていない。ということは、季語としては認知されていないということだが、俳人は「秋日傘」をよく詠む。また、俳句選集などにも例句が載っている。たまたま秋日傘を見かけたので詠んでみた。若い人の秋日傘は絵になると思った。[にほんブログ村 ポエムブロ [続きを読む]
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- 2008/09/05 23:39糸瓜(へちま)
- [画像]糸瓜垂る即(すなは)ち想ふ子規のこと熱帯アジア原産のウリ科の蔓性一年草。夏に黄色の五弁花をつけ、雌雄同株。仲秋から晩秋に円筒形の大きな果実が垂れ下がる。茎から糸瓜水が採れ、咳止めや化粧水に用いられる。果実から取り出した繊維状のものは洗浄用などに使われる。糸瓜が生っていた。≪糸瓜咲いて痰のつまりし仏かな≫と死の間際に詠んだ正岡子規のことが思い出された。享年三十五。子規忌は九月十九日である。[に... [続きを読む]
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- 2008/09/04 23:01沢桔梗(さわぎきょう)
- [画像]水音をひとり聞くなり沢桔梗山野の湿地に自生するキキョウ科の多年草。しばしば群生することがある。花は紫色の唇形で、上唇は二枚、下唇は三枚。桔梗の花に色が似ているだけで、花や葉の形は全く異なる。水音のしているところに沢桔梗がひっそりと咲いていた。もう花もお仕舞いのようだった。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]沢桔梗つひの花とはなりにけり[にほんブログ村 ポエムブロ... [続きを読む]
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- 2008/09/03 23:52男郎花(おとこえし)
- [画像]泥濘(ぬかるみ)に足を取られぬ男郎花山野に自生するオミナエシ科の多年草。女郎花と似ているが男性的であるのでこの名がある。男郎花を花瓶に活けておくと、醤油の腐ったようなにおいがするところから、漢名は「敗醤」という。雨が降ったあとは道がぬかっていた。つるっと滑って倒れそうになった。近くに男郎花が秋を告げていた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]さわさわと山の風な... [続きを読む]
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- 2008/09/02 23:55めはじき
- [画像]めはじきや時折ありて目の翳(かす)み道端や荒地に生えるシソ科の2年草。子供がこの茎を瞼にはさみ、目を開かせて遊んだのでこの名があるという。産前産後の薬に用いたので「益母草(やくもそう)」ともいう。初秋、葉の脇に淡紅紫色の小さな花を咲かせる。今ではめはじきで遊ぶ子などいない。この花から連想して、時々目が翳む己に思いいたっただけである。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキング... [続きを読む]
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- 2008/09/01 23:58藤袴(ふじばかま)
- [画像]山道の日暮れ近づく藤袴山林・河原などに自生するキク科の多年草。秋の七草の一つ。花が藤色で、筒状の花弁が袴に似ているのでこの名がついた。鵯花に似ているが、藤袴の下部の葉は三裂し、乾燥すると香気(クマリン)があるのが特徴。中国原産で、唐の時代には香草として用いられた。漢名は「香草」「香水蘭」「蘭草」。古名は「あららぎ」。長い間探していた藤袴にようやく出会えた。すでに日が暮れようとしていた。[にほ... [続きを読む]
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- 2008/08/31 22:43オクラ
- [画像]生り過ぎしオクラの莢や日を返しアフリカ北東部原産のアオイ科の1年草。夏から秋にかけて黄色い花を咲かせる。食用にするのは9cmほどの未熟な莢で、生又は茹でて食べる。特有のねばりが体によいとされる。15cmほどに成長した大きくしっかりとしたオクラが生っていた。こんなに大きくては硬いのではないかと思った。近くに大きなオクラが何本か捨てられているのが哀れだった。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] ... [続きを読む]
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- 2008/08/30 00:00釣鐘人参
- [画像]釣鐘人参鐘に雨滴の流れたるキキョウ科の多年草で、日当たりのよい山野に自生する。春先の若芽は「ととき」と呼ばれ、代表的な山菜の一つ。花の形が釣鐘形で、白く太い根が朝鮮人参に似ているところからこの名がついた。漢名は「沙参(しゃじん)」で咳止めの漢方薬になる。小さな軽い花なので、風が吹けばすぐに揺れるだろうが、雨に濡れてはじっとしているほかはないように見えた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] ... [続きを読む]
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- 2008/08/29 02:53瓢(ふくべ)
- [画像]ゆつくりと瓢箪伝ふ雨雫ウリ科の蔓性一年草で、夕顔の一変種。初秋に青い実を垂らし、熟したら中の果肉を取り除き乾燥させ、酒や飲料水の容器とする。現在では磨いて置物とされる。瓢箪は中間にくびれがあり、その形が独特で俳諧味がある。瓢箪の生るころにはよく雨が降る。その細かい毛のある表面を雨粒がゆっくりと落ちるのも趣があってよい。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]雨に濡... [続きを読む]
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- 2008/08/28 00:52鬱金(うこん)の花
- [画像]濡るるほど鬱金の花に雨降りぬインド原産のショウガ科の多年草。葉は芭蕉に似て大きく、隠れるようにして淡黄色の花を咲かせる。根茎を鬱金又はターメリックといい、止血薬や香辛料、カレー粉、沢庵漬けの着色などに利用する。霧雨が降ってきた。しばらくすると、葉隠れの鬱金の花も濡れるほどになった。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]メール打つ鬱金の花を見つけしと[にほんブログ... [続きを読む]
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- 2008/08/27 23:57鳩麦
- [画像]鳩麦や時々ペットボトル開けインドシナ原産のイネ科の一年草で、数珠玉の変種とされる。果実を精白したものは薏苡仁(よくいにん)と呼ばれ、利尿・鎮痛剤として用いられるほか鳩麦茶として飲用される。鳩麦の中に山鳩が何羽も止まっていた。知らずに近づくと五・六羽が一斉に飛び立った。鳩が好む果実なので鳩麦と呼んだのではないかと思った。喉が渇いたので、またペットボトルを開けて喉を湿らせた。[にほんブログ... [続きを読む]
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- 2008/08/26 23:31煙草(たばこ)の花
- [画像]曇天を仰ぐ男や花煙草南アメリカ原産のナス科の一年草で、茎の頂に淡紅色の漏斗状の花をたくさんつける。この葉を煙草に加工する。煙草の花を初めて見た。ラッパ状に開いた小さな花びらがピンクで意外と可愛い。曇り空を見上げている男がいた。これから煙草の葉を刈り取ろうとする農夫のように見えた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]花煙草今に伝ふる数へ唄[にほんブログ村 ポエムブ... [続きを読む]
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- 2008/08/25 23:10冬瓜(とうがん)
- [画像]冬瓜のごろりと生りて小糠雨熱帯アジア原産のウリ科の蔓性一年草。夏に糸瓜(へちま)に似た黄色の雌雄異花をつけ、初秋に大きな球形または楕円形の果実が生る。果肉は淡白な味で煮物、漬物などに用い、また冬瓜汁(とうがじる)として食される。冬瓜が生っているのを初めて見た。長さは30センチ以上はあるだろうか、かなり大きくごろりと横たわっていた。普通は黄緑色のようだが、これは粉を吹いたように白かった。細かい... [続きを読む]
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- 2008/08/24 23:51大毛蓼(おおけたで)
- [画像]糠雨に色増しにけり大毛蓼アジア原産のタデ科の一年草で、江戸時代に輸入され、野生化した。高さは1〜2mと高く、見上げるほどになる。葉の汁には解毒作用があり、江戸時代の「本草書」におできなどに用いたという記録があるという。細かい雨が降ってきた。大毛蓼に近づくと、雨粒がついて一層花の色が濃くなったように感じた。背丈よりもかなり高く、その大きさ存在感に圧倒された。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] [続きを読む]
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- 2008/08/23 01:24薄荷の花
- [画像]雨催ひ薄荷の花に屈みゐてシソ科の多年草で、近づくと草全体から薄荷の香りがする。葉から薄荷油が採れ、薬用や香料用として用いられる。犬薄荷、丸葉薄荷、オランダ薄荷など種類が多い。ペパーミントは西洋薄荷の一種。細かい薄荷の花が咲いていた。屈んでよく見ていると、雨が降り出しそうな気配になってきた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]メグサハッカ[画像]セイヨウハッカ(ペ... [続きを読む]
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- 2008/08/22 22:41女郎花(おみなえし)
- [画像]をみなへし名を呼ばれしは空耳か秋の七草の一つで、その名からしてゆかしく、黄色い花によく合っている。「をみな」は若く美しい女性をいい、すっとした美人の立ち姿がイメージされる。誰かに名前を呼ばれたような気がしたが、周りには誰もいなかった。まさか女郎花に声をかけられたわけではなかろうに。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]雲湧きて風の俄(にはか)や女郎花[にほんブロ... [続きを読む]
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- 2008/08/21 23:51赤蜻蛉(あかとんぼ)
- [画像]林間を誰にも会はず赤蜻蛉アカネ属の蜻蛉の総称で、秋茜、深山茜、猩々蜻蛉、姫茜などがある。この仲間は腹が赤く、雄は特に鮮やか。人影のない林を歩いていると花の茎に赤蜻蛉がじっと止まっていた。もう秋だなあと感じた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]微風にも羽靡かせて秋茜[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ... [続きを読む]
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- 2008/08/20 23:41蓮華升麻(れんげしょうま)
- [画像]降りさうで降らざる蓮華升麻かな本州の主に太平洋側の深山に自生するキンポウゲ科の多年草。日本特産の1属1種の花。湿り気のある林下に生え、茎の高さは40〜80センチ。茎の上部に淡紫色の美しい花をやや下向きにつける。歳時記には載っていないので季語とはなっていないが、美しいので詠んでみた。晩夏から初秋にかけて咲くので、夏の花として扱った方がよいかもしれない。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブ... [続きを読む]
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- 2008/08/19 22:17秋の池
- [画像]橋渡る二人遠目に秋の池秋の池は冷たく澄んできて物をくっきりと映す。彦根藩下屋敷の玄宮園を訪ねた。17世紀後半に第四代藩主井伊直興により造営された廻遊式庭園である。龍臥橋という橋を二人の男女が歩いているのが遠くから見えた。閉園間近で誰もいない庭園だったので、少し驚いた。手前に広がる秋の池が木々を映して静かであった。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]彦根城を借景 [続きを読む]
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- 2008/08/18 23:53秋の水
- [画像]苔の間(あひ)を浅く流れて秋の水秋の水は澄み渡って冷たい。夏の生ぬるい感じとは違い、水底までくっきりと見えるようになり、美しさが増す。紫式部が訪れたと伝えられている滋賀県の石山寺を訪ねた。山から流れ出た水が、苔むした境内の中を流れていた。よく澄んでいて、木洩れ日に輝いていた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]秋水に沿うて歩けば楽しかり[にほんブログ村 ポエムブ... [続きを読む]
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- 2008/08/17 02:23狐の剃刀(かみそり)
- [画像]群生の狐の剃刀川の音山野や落葉広葉樹林に自生するヒガンバナ科の多年草。葉は夏には枯れ、その後に花茎を出し、黄赤色の花をつける。夏の季語としている俳句選集もあるが、花期は8〜9月であり、初秋の花とした方が実態に合っていると思われる。川の上の傾斜地に狐の剃刀が群生していた。ここは墓地の下の林の中なので人はほとんどこない。そのため、おびただしい数の狐の剃刀が咲き、それは見事なものであった。[にほん... [続きを読む]
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- 2008/08/16 23:45竹の春
- [画像]都久夫須麻(つくぶすま)神社の裏や竹の春竹の子を成長させるために葉を落とした親竹が秋になって生気を回復し、葉が青々となった状態を「竹の春」という。琵琶湖の竹生島に渡り、急な階段を上って宝厳寺の弁天堂や観音堂を巡った。観音堂から秀吉にゆかりのある舟廊下を渡ると国宝都久夫須麻神社に出た。檜皮葺きの古い社で風格があった。その裏山には竹生島の名の通り、青々とした竹がこんもりと茂っていた。[にほんブロ... [続きを読む]
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- 2008/08/15 23:30晒菜升麻(さらしなしょうま)
- [画像]ほどほどに曇り晒菜升麻かな落葉樹林や草原などに自生するキンポウゲ科の多年草。晒菜は若葉をゆでて水でさらして食べるのでその名がついた。1,300m程度の山では登ると結構暑い。雲が出て日を遮ってくれると少しは涼しくなる。下りで、咲き始めたばかりの晒菜升麻をようやく見つけた。伊吹山に来た甲斐があった。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]晒菜升麻妻より後に下山しぬ[にほんブ... [続きを読む]
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- 2008/08/14 23:49秋薊(あきあざみ)
- [画像]秋薊眼下に薄き雲流れ薊は春の季語だが、夏や秋にも咲く種類がある。秋に咲く薊を総称して秋薊といい、場所や種類により、「山薊」「大薊」「鬼薊」などと呼ぶこともある。山の絶壁の端まで来ると眼下に景色が開けていたが、薄い雲がいくつか浮かんで流れていた。近くに咲く紅紫色の薊が目に沁みた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ [続きを読む]
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- 2008/08/13 00:00鵯花
- [画像]頂上はすぐそこ鵯花辿(たど)り山野に自生するキク科の多年草。藤袴によく似た花で間違えやすい。藤袴の葉は三裂するが、鵯花の方は楕円形をしている。鵯がよく鳴く頃に咲くのでこの名がある。頂上へ登る道に鵯花が群れて咲いていた。山はすでに秋の装いを始めていた。[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログランキングへ[画像]ひよどり花湖望む岩に立ち[にほんブログ村 ポエムブログ 俳句へ] 人気ブログラ... [続きを読む]
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