水仙烏龍 さん

水仙烏龍さん: 腐母の会別館
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腐母(大人なら母でなくてもよし)の会
腐母(大人なら母でなくてもよし)の会

プロフィール

ハンドル名水仙烏龍 さん
ブログタイトル腐母の会別館
サイト紹介文腐母の会別館です。BL小説です。基本、18歳以上の腐女子限定です。
自由文オリジナルBL小説の一時置き場です。
本館はヤフーブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/shuixian_wulong/
です。腐母たちが集っていますので、そちらもよろしく♪
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供70回 / 120日(平均4.1回/週) - 参加 2008/06/14 01:09

水仙烏龍 さんのブログ記事

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  • 2008/10/11 22:45Purple Butterfly(4)部屋の中の嵐 突撃となりの朝ごはん。
  • 昼間のオカマは中途半端な存在だ。 店が用意している1LDKのマンションは、オーナーの持ち物件で、家賃の分は給料から多少引かれているが、場所的には破格の値段なので誰も文句は言わない。給料もうまくすれば月に三桁に届くこともある。夜の商売の一番の利点はそこだろう。 午後2時。ジュリアにとっては目覚めの時間である。 ウィッグをはずせば普通のミディアムレイヤーで、色は明るめに染めている。 元々どこも未改造 [続きを読む]
  • 2008/10/09 21:37Purple Butterfly(3)とっておきの嘘(腐母登場 笑)
  • 「どうもお、こんにちは。今日はお友達同士で来られたんですか?新宿はよく来るの?」 ショータイムが終わり、ホステスとして客を楽しませるために、8つほどあるテーブルのひとつにつく。ジュリアが指名されたのは、女性客の団体だった。30台後半から40くらい、それなりに金と時間に余裕がある既婚者グループだと思われた。好奇心に目を輝かせ、彼女たちは物見高く質問をしてくる。「その胸は、本物なんですか?」「うふふ。 ... [続きを読む]
  • 2008/10/08 22:36Purple Butterfly(2)子羊 迷える子羊ちゃん♪
  • 「ねえねえ、新しく入った男の子、チョーかっこよくない?」「シャイなのかほとんどしゃべらないんだけど、背高いし、男らしいし、ときめくわー。元々厨房希望だったらしいけど、オーナーも『女の子に受けるからフロアに出なさいね』って言ってたしね」 開店前の控え室。そのにぎやかさは女子更衣室と同質で、おいしい料理を出すカフェ、評判のいい化粧品、品揃えのいいブティックにテレビドラマの俳優など、話題に事欠かない。 ... [続きを読む]
  • 2008/10/07 18:12Purple Butterfly(1)夜の蝶たち オカマバー開店よ!
  • 今日も、『紫胡蝶(PURPLE BUTTERFLY)』に灯りが燈る。「おしぼりオッケー、グラスオッケー、おつまみオッケー、変身オッケー」「ちょっと、あんた、顔面総崩れ起こしてるわよ!そっちをどうにかしなさいよ」「ひーどーいー。これは生まれつきですう。お母さんのおなかの中からずっとこの顔ですう」 夜の蝶たちは、きらびやかな服と化粧で自分を飾り立てる。そして、唇からは毒舌トークがオカマの標準装備で ... [続きを読む]
  • 2008/10/06 18:4910月のお題、「秋の味覚」王輝と要の秋は。
  •  朝晩の気温がぐっと下がった10月。 春節についで大陸中が大移動する大型連休である。 今年は旅行だ、と張り切った王輝は、前日からうきうきと荷物を揃え、着替えをきちんとたたんで枕元に置いた。 その様子に要は「王輝は遠足の日に嬉しすぎて熱を出す子供だったんじゃないか?」とからかった。すると、「……なんでわかったんだ?」王輝は眉尻を下げ、情けない顔をした。 大きな体をした恋人が可愛くて、要はその頭を ... [続きを読む]
  • 2008/10/06 09:00Stay Gold(11)最終回*18禁・リバ注意*祈りの言葉
  • 18歳以下、見ないように!忠告したからね!まだ午前中だったが事務所は閉め、亨の車で自宅へ向うことにした。『車、買ったのか。もしかして家も?』 楊が車内をじろじろ見回すので、亨は思わず笑った。『相変わらずだな。ああ、車も家も中古だけど、なかなか使い勝手はいいよ。あの社宅とは比べ物にならない』『……あれは、石家庄でも酷い部類なんだ』 ひとしきり笑った後、楊はきちんとシートベルトを締めた。なるべく静 ... [続きを読む]
  • 2008/10/05 16:30Stay Gold(10)再会
  •  そして五年の歳月が流れた。 人気のない事務所で散らかったデスクに足を乗せ、亨はぼんやりと天井を見上げていた。 パジャマに毛が生えたような格好で、頬にも無精ひげが残っている。染めてから随分伸びている髪の毛は、生え際と毛先で色が違う。ふと見ると、靴下に穴が開いていた。 日本へ戻ってほどなく、亨は会社を辞めた。原因はいくつかあったが、あの事故時の対応に不信感を抱いたことが一番大きかった。その後小さ ... [続きを読む]
  • 2008/10/04 17:20Stay Gold(9)別れ
  •  楊の手術は無事成功した。 人口股関節を入れたために五キロ以上重いものは持てないそうだが、リハビリで元の生活に戻れると聞き、亨は安堵のあまり力が抜けて座り込んだ。「……馬鹿だな。泣くなよ、亨」 そう言われて初めて亨は自分が涙を流していたことに気付いた。楊は黙って亨の手に自分の手を重ね、握り締めた。『あなたは立天の命の恩人です』 母親や親戚に頭を下げられ、亨は複雑な気持ちになった。二人の関係を知 ... [続きを読む]
  • 2008/10/03 11:51Stay Gold(8)晴天の霹靂
  •  石家庄に戻ると、東京本社から通達が来ていた。それは合弁会社を解散し、売却する方向で模索せよ、という趣旨のものだった。「できるもんなら、とっくに解散してるって」 思わず愚痴る亨に、楊は瞳を翳らせた。『それは、亨が日本へ帰るということなのか』『まあな。でも売却がそううまくいくかどうか分からないし、全く不明。そんなこと言って十年かかるかもしれないぜ』 当然のように中国側は猛反発した。再三要求され [続きを読む]
  • 2008/10/02 11:20Stay Gold(7)穏やかな日々
  • 日々は穏やかに過ぎた。 うるさく文句をつけなくなった日本側に、趙女史率いる中国側も態度を緩和させた。ただ、東京の本社がそれを問題視していることも確かであり、薄氷を踏むが如くつかの間の平和だということを、誰もが知っていた。 厳しい冬は過ぎ去り、若葉が淡い緑の葉を覗かせたと思ったら、それはあっという間に生い茂る夏の葉に変わる。 楊は亨の家に入り浸っていた。 休日は市場にも買い物に行き、鍋一つ触った ... [続きを読む]
  • 2008/10/01 12:03Stay Gold(6)*18禁*映画館
  • **18禁です。ご注意** 日本から戻ってきて、大川と友井の様子が変わった。何かを思い切ったかのように、妙に明るいのだ。 しかし、それは仕事への情熱からではなく、むしろ投げやりな明るさだった。「このままだと、日本側の赤字が増える一方です。間違いなく中国事業の足を引っ張りますよ」と亨が告げても、「それでも俺たちは東京の判断に従うしかないからな。お前もあまり根を詰めないで、力を抜くところは抜いた [続きを読む]
  • 2008/09/30 10:16Stay Gold(5)花火*15禁注意*
  • *注意*15歳以下閲覧不適切な表現が一部あります。注意してね。つか、子供、来ないように(笑)。旧正月の休みに入り、友井も大川もいそいそと日本へ戻っていった。一週間の休暇である。特に何の義理もない亨は、そのまま残ってのんびりと過すことにした。 旧正月に残ることは、上司以外には楊にしか告げていなかった。王部長あたりに知られた日には、家に来いとおせっかいを焼かれ、挙句の果てには見合いの一つもさせられ ... [続きを読む]
  • 2008/09/29 10:34Stay Gold(4)無垢
  • 冬本番になると、市場には白菜と根菜類しかなくなった。肉は豚や牛があばら骨も露に市場の台車に乗せられ、魚は澱んだ水槽で瀕死の淡水魚が売られているだけである。亨は普段は卵と豆腐で蛋白質を補い、外食で肉や魚を摂取した。 仕事も困難を極めていた。出資比率が僅かに数パーセント上回っているというだけで、人事権や決定権は中国側に有利に働いた。縁故採用により無断で運転手が増やされ、気が付けば車も二台に増えている [続きを読む]
  • 2008/09/28 09:26Stay Gold (3)異国の暮らし
  •  河北省の省都、石家庄は小さな街だ。端から端まで自転車で回っても、一時間半ほどで足りる。社宅として用意されたのはオフィスから徒歩二十分ほどの団地で、幹部用住宅だった。無論一般住宅よりも条件がいい。 それでも、新築には問題が多かった。「清水、ガス給湯器から変な匂いが」「隣が工事するからって電気のブレーカー落とされちゃったんだけど」「窓の外にテント張って出稼ぎ労働者が住み着いてるんだけど、あれは治 ... [続きを読む]
  • 2008/09/27 08:39Stay Gold(2)あほボン
  •  埃っぽい田舎町にやってきて、一週間が経った。日中それぞれの言い分を、楊立天は逐一漏らさずに訳した。愚痴も呟きも悪口も、全て公平に伝えたため、当然摩擦は酷くなる。上司の傾向と対策も、全く分かっていない。大川は真面目で無口だが、相手の言った些細な言葉を忘れずにずっと根に持つタイプである。友井は派手に爆発するが、案外けろりと忘れてしまう。 楊は場の空気を考慮せずに全て訳し、時にはニュアンスを間違え ... [続きを読む]
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  • 上司
  • 2008/09/26 09:25新連載開始♪Stay Gold(1)中国の田舎に派遣された若者。
  • 「もうすぐ着くよ」 向かいの男が、のんびりとつぶやいた。 窓の外には、広大な畑が地平線まで続いている。「……え?どこに街が?」 遠くに霞んで見えるのは、一列に並んだポプラの木。煉瓦で造られた平屋家屋の農家が、時折思い出したように現れては車窓に流れていく。「省都、ですよね。街は……どこに」 再度言葉を重ねた亨(とおる)に、北京から付き添ってきた同僚は、眼鏡の蔓を指で押さえ、剣呑に笑った。「もうす [続きを読む]
  • 2008/09/25 07:30君と百年恋をする(19)最終回。永遠に。
  •  そして光二は女装をやめた。 毎日が輝いて見える。 会社の周りの景色や、家の側の公園、夕暮れのご飯時の匂い、そんな日常風景がやたらと愛しく見える。「なあ、今日母ちゃんとこ行くぞ」  土曜日の朝、京太郎が言った。 ようやく手足を伸ばして恋愛を満喫していた光二は、その言葉に引き攣る。 やはり、行くからにはきちんと京太郎の家族に侘びを入れなければならない。その結果嫌われたとしても、悲しいが仕方がな [続きを読む]
  • 2008/09/24 09:10君と百年恋をする(18)抱擁
  • 本日も、18禁注意です。しかも、リバですんで、そこんとこお覚悟よろしくです(笑)。                      ***いきなり女装を始めた幼馴染に、京太郎は何度も言った。「お前が女の格好をしていなくても、オレはお前が好きだよ」 口付けをしてそう囁き、無理をして京太郎に尽くそうとする光二を押し留めた。 料理も別にしなくていい。掃除も自分でできる。目に見える形で役に立とうとしなく ... [続きを読む]
  • 2008/09/23 09:20君と百年恋をする(17)甘い苦しみ
  • 「最近いいことあった?」 同僚から声をかけられ、光二は首をひねった。京太郎を落とすことに躍起になっている現在、いいことはもう少し先のような気もする。「いや、今まさにハンティング中。これ逃したら後がないっていうかなり背水の陣。やばいとこ入ってて」「またまた。いつもそんなこと言ってるぜ」 いつもとは確実に違うのだ、と口にしようとしたが、上手く説明できないのでやめた。「肌艶いいよ。前の男よりいい奴 [続きを読む]
  • 2008/09/22 09:18君と百年恋をする(16)誘惑
  • さて、今日は18歳以下の人は見ないでくださいね。つか、ここはそういう場所ですが(笑)。再度確認です。今日はエロなんで。そこんとこ、各自よろしくです。 [続きを読む]
  • 2008/09/21 08:46君と百年恋をする(15)静かな別れ
  •  嫌がられなかった。緊張して冷たくなった指先をそっと開いて、光二は暖かい息を吹きかけた。ほっとして涙が出そうになる。 自分を見る京太郎の眼差しは欲望を孕み、それを必死で抑えてつけているようだった。 拒絶はされていない。でも、未知の垣根を越えるのは意外と難しい。たとえ京太郎が脳内で自分に欲情してくれたとしても、実際のセックスはもっと生々しい。男の身体を見て引かれてしまう可能性は大いにある。「あい ... [続きを読む]
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  • 脳内
  • 2008/09/20 08:33君と百年恋をする(14)告白
  • 残業を終えた京太郎が会社のエレベーターを下りると、すでに人気のないロビーに光二がぽつんと座って待っていた。一週間ぶりに見る光二の目はやはり泣き腫らしたように赤くなっていたが、興奮で頬が上気していた。 何か言いたいことがあるらしい。経験上、光二の表情を見ただけで京太郎にはそれが分かった。「……一緒に、帰ろ」と促す光二に断る理由もなく、二人は歩き始めた。「オレ、考えたんだけど」「こないだの今日で何 [続きを読む]
  • 2008/09/19 09:21君と百年恋をする(13)光二の決断
  •  冷たい風が少しずつ緩んできて、空気に甘い匂いが混じり始めた頃、京太郎は繁華街で偶然リョーコに出会った。「あれ?京ちゃんじゃーん。生きてたの?」 街中で大きな声で話しかけられ、京太郎は驚いた。春先とはいえまだ気温は低い。それなのに、リョーコは短いスカートを履き、白い太腿を露出させている。見ているだけでも寒々しかった。「…ああ、まあ。最近光二、店に行ってますか?」 着信を拒否してから二週間ほどが [続きを読む]
  • 2008/09/18 10:21君と百年恋をする(12) 昨日と違う明日のために。
  •  京太郎はすぐに後悔した。 もう少し優しい言い方をすればよかったかと、携帯電話を何度も握りしめた。 それでももう一歩を踏み出したのだから、そのまま進むしかない。 その夜はひどく冷えて、なかなか寝付けなかった。多分、気温のせいだけではなかっただろう。 会社は同僚が一人辞めたせいで、それに伴い仕事量も格段と増えていた。京太郎はこれ幸いと業務に没頭した。帰社時間は毎日終電ぎりぎりで、残業時間は週に三 [続きを読む]
  • 2008/09/17 09:03君と百年恋をする(11)決別
  •  草加からの連絡は減っていた。 会えばセックスはする。だが、どこかよそよそしかった。 光二の足首には骨にひびが入っていて、全治にはまだ少し時間がかかりそうだった。 手持ち無沙汰なので、京太郎にメールをしてみる。『お腹空いた。メシどうした?』 時計をみると九時である。『コンビニ弁当食った。帰りに買わなかったのか?』『足が痛くて寄る気になれなかった。腹減ったよー』 今日は金曜日である。今の時間 ... [続きを読む]
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