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- 2008/10/02 14:56映画「ビフォア・サンセット」・・・2004
- 秋には恋愛映画、と思うのは私だけでしょうか。セーターのタートルネックから頭をすぽっと出したとき、私は新しい季節の始まりを感じます。いよいよ「Before Sunset」を見るときがきました。前編ともいうべき「Before sunrise」を見たのは今年の初めでした。あれから9年後のふたりに、私は9ケ月後に会ったわけです。ジェシー(イーサン・ホーク)は作家としてパリの本屋に招かれ、その街に住むセリーヌ(ジュリー・デルピー)と [続きを読む]
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- 2008/09/30 16:51映画「ラヴェンダーの咲く庭で」2004
- 恋は遠い日の花火ではない・・・そんなコピーが思い出されました。アーシュラ(ジュディ・デンチ)とジャネット(マギー・スミス)の老姉妹は、ある朝、館の下の浜辺で漂着して気を失っている青年を見つけます。恋に憧れる少女の気持ちのまま年老いた人が、介抱するうちに、その青年に惹かれていってしまう。そんな話は、痛々しくて見てられないんじゃないかと思いました。が、見てしまった後では、不思議な華やぎを覚えます。海を [続きを読む]
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- 2008/07/17 09:54「西の魔女」のきゅうり草
- 庭の隅でいいものを見つけました。「西の魔女が死んだ」に出てくる、きゅうり草です。まいは、この草花に「ひめ忘れな草」と名をつけましたね。小さな、小さな妖精が、ぽろんとこぼした涙のような、薄水色の花です。今まで気が付かなかっただけで、たぶん前から私の庭に咲いていたのでしょう。人は見ようと思わなければ、目で捉えていても見えてないような気がします。 [続きを読む]
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- 2008/07/04 07:53映画「西の魔女が死んだ」
- タイトルの「西の魔女」は、英国人のおばあちゃんのこと。学校へ行けなくなった中学生のまいが、田舎の祖母と過ごす1ケ月あまりを描いています。原作のエピソードとセリフを、映画は丁寧に拾っていて、この本のファンを裏切りません。イチゴ摘み、庭でのジャム作り、ラベンダーの上に干すシーツ、木々に囲まれた「まい」の好きな場所、そして、おばあちゃんとの会話、オールドファッションな暮らし・・・懐かしさに似たこころよい [続きを読む]
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- 2008/06/17 10:09映画「プロヴァンスの贈りもの」2007
- ぶどう畑の丘陵地帯、土埃の道、木の下の食卓、ワインが並ぶテーブル、葉陰の模様が揺れる古い館・・・この映画の雰囲気、とても心地いいんです。ロンドンで辣腕トレーダーとして活躍するマックス(ラッセル・クロウ)は、亡き祖父の残した屋敷を売却するために、プロヴァンスにやってきます。幼い頃、ヘンリーおじさんと呼んで親しんだ祖父。共に過ごした思い出の夏の館も、今の彼にとっては高く売れればいいと思うだけの物に過ぎ [続きを読む]
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- 2008/05/26 14:245月のパンジー
- ゆめみるような空の色、ふくらんだ白い雲。ゆれる若葉の下を行き交う、ひとびとの明るい顔。五月は、朝ごとに届くリボンのない贈り物です。とりわけ素敵なものは風。寒がりやが半袖になったときに感じる風の感触。この地上に風が吹くことを、こんなに喜ばしく思える季節はありません。パンジーはこの頃になると茎が長くなり、雨や風に乱れます。でも、花束を作るには最適です。そろそろ新しい季節の花へと植え替えの時期なんです [続きを読む]
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- 2008/05/20 17:09大きな心の小さな人
- 新聞の紙面でこんな「詩」を読んで感動しました。書いたのは雪江ちゃんとという女の子で、難病と闘っているそうです。----------------------------------------------------------- 私決めていることがあるの。 この目が物をうつさなくなったら目に、 そしてこの足が動かなくなった、足に 「ありがとう」って言おうって決めているの。 今までみえにくい目が一生懸命見よう、見ようとしてくれて、 私を喜ばせてくれたんだも [続きを読む]
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- 2008/05/15 14:55映画「最高の人生の見つけ方」
- 病院で同室になったふたりが、ともに余命6ケ月とわかり、「The Bucket List」・・・(死ぬまでにやっておきたいことのリスト)の実行を決めます。まったく違った人生を歩んできたふたりの間に生まれる感情に、共感して引き込まれていきます。ジャック・ニコルソンは、いたずらっ子のようなお茶目なところが、チャーミングですね。せつなさと面白さが微妙に入り混じったこの映画が成功したのは、彼の持ち味によるとこ [続きを読む]
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- 2008/04/28 16:46冷ややかに語る忘れな草の由来
- ドナウ川の岸辺に咲く花を、恋人のために摘もうとした騎士が、誤って流れの速い川に落ちてしまいました。彼は最後の力を振り絞って彼女に花を投げ、「私を忘れないで」という言葉を残して流れに消えました。子供のときに聞いて涙がでるほど感動した「忘れな草」の名前の由来話。今じゃ、フフンと鼻であしらう気分なのはなぜ?・・・と、考えてみました。川に落ちるなんてドジな人ねえ。雑草みたいな花に命をかけて欲しくないわ。ざ [続きを読む]
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- 2008/04/12 22:12パンジーの随想
- 「晴れたらいいね」という名前のパンジーは、一株で二色の花を咲かせます。パンジーの花は、考え込んでいる人の顔を連想させるため、フランス語のパンセ(考える)が語源だそうです。庭にいると、小さな顔に、いっせいに見つめられてるような気がすることがあります。 [続きを読む]
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- 2008/03/29 08:55『やかまし村の子どもたち』に、ほぐれゆく心
- やかまし村には、3軒の家が寄り添うように建っています。村の子どもたち6人の夏休みが始まります。スウェーデンの田舎の風景が美しく、陽射しやそよ風を感じてしまうほどです。生きることはこんなに楽しい・・・私の心が、ほぐれていくのがわかります。この映画の中には、私もやってみたいことがたくさん。第一、子供たちははだしで遊びまわっています。干草を小屋に取り込んだ日。毛布を持ち込んで、干草の匂いに包まれて眠りま [続きを読む]
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- 2008/02/13 10:23雪のおやゆび姫
- 朝、外へ出ると車の上にうっすら雪が積んでいました。道理で昨夜は寒かった。指で雪を集めて、ちいさな雪だるまを作りました。雪の「おやゆび姫」のようなあなたには、ビオラの花の帽子がお似合いね。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/07 15:27南の町に降る雪は
- パンジーの花びらの上に、お砂糖かけたのだあれ?南の町に雪が降ればこういうことになります。今朝は寒いねえ・・・と窓を開けたら、音もなく粉雪が降っていました。庭へ飛び出して、雪の匂いを、胸いっぱいに吸い込みました。それから雪まみれになって、家へ入りました。朝食が終わったら、もう空は明るくて、雪雲は去っていました。 ... [続きを読む]
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- 2008/02/03 17:46テラビシアにかける橋
- 主役のふたりが素晴らしかったです。特に転校生のレスリー役の女の子。スリムでユニークなファッションが似合ってる、俊敏な動き、表情、口調、すべてに魅了されました。『テラビシア』は、二人が創り上げた空想の王国で、小川の向こうにあります。それぞれに心に屈託をもつ二人は、そこで走り、跳び、敵と戦い、またロープを伝って川のこっち側(現実の生活)に戻ってきます。そして少しづつ変わっていきます。現実の暮らしをしっ [続きを読む]
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- 2008/01/12 11:16本を読むような映画
- この映画の趣向が面白いと思いました。「ビフォア・サンライズ」1995年列車で出逢った男女がウィーンで途中下車、街を巡りながら延々と話し、一日を共にするという一風変わった映画です。街の人が多少からみますが、ほぼ会話だけで最後まで見せるという難しいことをやり遂げています。駅で別れるラストシーン、半年後ここで会おうと誓い合って終わります。「ビフォア・サンセット」2004年9年後に二人が再会して映画が始ま... [続きを読む]
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