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showさん: 天使たちのいる場所
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詩、ポエム言の葉綴り空色
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プロフィール

ハンドル名show さん
ブログタイトル天使たちのいる場所
サイト紹介文魔法のiらんどのケータイ山岳小説です。
自由文時代は1993年、バブルの真っ最中。
パラパラ大好きOLのアヤは、父の死をきっかけに山小屋をつぐことに。
ギャクあり涙ありオカマありイケメンありのドタバタ喜劇です。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供212回 / 112日(平均13.3回/週) - 参加 2008/06/20 19:41

show さんのブログ記事

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  • 2008/10/06 12:40第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.272)
  • しかし、参ったな。あいつらがどうなろうと知ったこっちゃないけれど、あのケンジさんを騙すのは気が引けるな。つーか、ヤラセだとわかったらそれこそ命ないじゃん。それにあのアヤさんっていう人との関係がまだよくわかってないし。もしできてたりしたら、さらに俺の命、風前の灯火じゃん。なんとか下山するまで、バレませんよーに。海梨とADコンビが悩んでいる前で、ジュリー斉藤はますます上機嫌になる。「よし、この作戦をH... [続きを読む]
  • 2008/10/06 12:39第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.271)
  • 「しかし、ジュリーさん、俺たち本当にやっちゃっていいんスかね。」「おう、当たり前よ。オメエらがしつこく絡んでるところを、海梨が助けようとする。でもな、2対1だからボコボコにやられると。それを見たあのヤクザが助けに入って、逆にお前らをボコボコにすると。それで女将は感動して、夜海梨のところへ忍んでくると。」「それ、話違ってません。それじゃ、俺たち単なる悪役じゃあ。」「黙れ、ADがディレクターさしおいて... [続きを読む]
  • 2008/10/06 12:39第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.270)
  • 「それとこれとは話が別で。」「なんだよー、あたしなんかガキの担任と不倫3年目だぞ。一緒に童貞千人切りを目指した仲だろーが。」「アキコさん、若い頃そんなことしてたんですか?」「黙れ公衆便所!お前だけには言われたくない。」アヤやアキコたちが、大いに盛り上がっている頃、海梨たちは死ぬほど臭い小屋のトイレの清掃をやっと終え、休憩に入っていた。思わぬ障害物が到着したことも知らずに…。「ああキツー。この臭いは... [続きを読む]
  • 2008/10/06 11:40第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.269)
  • 「あんたたち落ち着いてね。確かにコイツは、新橋の公衆便所ってあだながついてた女だけど、まだ相手も着いたばかりなんだから、何も起きてないって。」アキコがなだめにかかる。誰が「公衆便所」だ、コラー。「だって、すでにソープに誘惑してんじゃん。」「いや、違うんです、アケミさん。あれはあたしの若さと美貌にクラクラっときた、ディレクターさんが勝手に言い出したことで。」「コラー、レディース相手に喧嘩売ってんのか... [続きを読む]
  • 2008/10/06 11:39第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.268)
  • 「何あんた、あたしの海梨くん、誘惑する気。アキコから聞いたいとおり。油断も隙もあったもんじゃない。誇らしげに相談なんかしてきてさ。入浴シーンならあたしが脱ぐわよ。熟れきった熟女の色気見せてやるわよ。」「アケミ〜。それは少しまずいんじゃない。」いきなりつっかかってくるアケミを、アキコが慌てて制止する。しかし、その気になった熟女軍団の勢いはとまらない。「ずるいわよ、アケミー。あんた1人だくエエかっこし... [続きを読む]
  • 2008/10/03 12:18第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.267)
  • 冗談じゃねー。お前なんか映ったら、さわやかな山小屋の印象のぶち壊しじゃねーか。あたしですら化粧濃いっていわれてるのに、あたしの倍ファンデーション塗りたくってよー。そりゃファンデーションじゃなくてドウランだぞ。それに何だよ、そのシャネルの偽物のシャツと豹柄パンツは。今時、大阪のおばちゃんだってそんな格好しねーぞ。「まあ、よろしく頼むわ。見た目はこんなだけど、みんな気のいい連中でよ。群馬との抗争の時に [続きを読む]
  • 2008/10/03 12:17第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.266)
  • 「いや、そんなこと。」厳ついケンジの顔がポーっと赤くなる。何だか可愛い。しょうがない、ここは可愛い弟分の顔を立ててやるか。うつむき加減で去ってゆくケンジの後ろ姿を見つめながら、アヤはそう思った。「アヤ〜いる〜。」ケンジが去ったと思ったら、小屋の入り口がバタンと空いて、今度はアキコさんが入って来た。何やら、見知らぬ…。何だぁ〜、この金髪ヘビメタおばさんの集団は!「海梨くんいるー。ねえねえ、もう到着し [続きを読む]
  • 2008/10/03 12:16第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.265)
  • 「だけどアヤさん。スタッフの連中にはしっかり見られるじゃないですか。そんな恥ずかしい思いをしなくったって、小屋の経営上向いてるんだし。はっきり言って俺、イヤっスよ。アヤさんがそんなことするの。」「お前、もしかしたら俺に気がある?」「そんなんじゃないっスけど。一緒に仕事している仲間が、いやらしい男たちの目の前で、肌をさらすなんて、俺にはどうしても…。それに海梨に聞いたんだけど、あのジュリーってディレ [続きを読む]
  • 2008/10/02 12:08第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.264)
  • 撮影現場でそんな抜き差しならぬ話になっているとは全然知らないアヤは、予想される口説き文句を、どうやってやんわりとかわすかについて思案していた。考えても考えても答えは出ない。あんまりつっけんどんにして、心証悪くすると小屋の宣伝に悪影響及ぼすし。モテてるつもりの男って難しいんだよな。しょうがなーい。この間、対ケンジ用に作ったトラップ、また仕掛けてみるか。不慮の事故ってことにすれば、誰も文句はいわんだろ... [続きを読む]
  • 2008/10/02 12:07第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.263)
  • ヤベー、ギザヤベー。口から出まかせ言ったら、通っちまったじゃねーかよー。中本、どーすんだよーおめー、あの族マジ強そうだぞー。そんな目で見るなよ加藤。言い訳したのお前だろーが。まったく、ジュリーさんのせちまってよー。ただ黙って殴られてれば良かったんだよ。このバカがぁ〜。とはいっても、もう遅い。ジュリーはすでに恍惚とした表情を浮かべている。これがヤバいんだ。北海道の違法操業の時なんか、ADの「何もなく... [続きを読む]
  • 2008/10/01 11:50第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.262)
  • 「コラー、撮影中なにゴチャゴチャしゃべってる。」ジュリー斉藤から雷が落ちる。「すすすんませーん。」「まったく、ガクがゲロ吐きそうになりながら頑張ってるっーのに、えーかげんにせーよ。やる気のねーヤツらは、すぐ下山しろ!。」「いいいや、やる気がないなんて。あの女将さん、単なる入浴シーンだけじゃもったいないなって。それで、サブストーリーとして、スタッフと一夜の恋なんて面白いんじゃないかって。でも、それじ... [続きを読む]
  • 2008/10/01 11:49第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.261)
  • そういう連中に引っかかる女がいるから問題なんだよなぁ〜。あたしも2度ほど引っかかったけど。しかし、参ったなぁ〜、ケンジ助けるために変な約束しちゃったな。別に人前で裸になることぐらいなんともないけど、あいつらその後しつこいからなぁ〜。なまじテレビならなんでもモテると思っているから問題なんだよなぁ〜。「いい加減にしてください」なんて言おうもんなら、烈火のごとく怒りだすし。まったく、この「テレビ局の印籠... [続きを読む]
  • 2008/10/01 11:48第5章 なってったってアイドル!13.作戦その1 (P.260)
  • 「オラ〜〜、スケジュール詰まってんだから、早くしろよ〜。」「なんで着いてすぐ便所掃除なんですか〜。少しは休ませてくださいよ〜。」「生意気言ってんじゃねーよ。俺たちゃ、オメーのせいでケツが痛くなる程休まされてんだからよ。コラ、なにモップ持ってんだよ。雑巾でふくに決まってんだろーが。」「ヒィィィ〜〜〜。」テレビの連中を離れにある便所まで案内すると、山小屋の中は静かになった。まあ、掃除してくれるのはあり... [続きを読む]
  • 2008/09/30 12:00第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.259)
  • 龍星小屋には夏休み中だけ、下山できないスタッフのために風呂が用意される。もちろん環境汚染の観点から登山客には提供はなし。その入浴シーンを撮影しようということらしい。「アヤさん、そんなもん撮らせることありませんよ。だいたい登山客に風呂があるように誤解されるじゃないですか。」「黙れ、全てあんたのせいじゃない。わかってんのー、この番組には龍星小屋の将来と借金がかかってるんだからね。」「しかし…。」「いい [続きを読む]
  • 2008/09/30 11:59第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.258)
  • 「遅せーぞ。オメーら、俺たちが到着してから何時間かかってんだよ。」「ケンジ、あんた暴れて撮影台無しにしたんですって。ディレクターさんに誤りなさい。」空峠から龍星小屋までのちょうど半分くらい来たところまで、テレビのスタッフとアヤが迎えにくる。変な話になっているようだ。「俺何もしてないっスよ。」「黙れ、あんたのウソは聞き飽きた!とにかく、ディレクターさんに謝れ!!」「いやっス。」「このーヘタレのゴクツブ [続きを読む]
  • 2008/09/29 11:55第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.257)
  • 手ぶらでケンジと話ながら、ゆっくりゆっくり登って行くと、喘ぎなかがら登っていた時には、見えなかった色々な景色が見えるようになってきた。さらに、さまざま鳴き声や物音、木々の放つ森の匂いなども。時たま木々の間から見え隠れする彼方の景色。さっきまで見えていた麓の集落はもはや見えず、ただ一面深い森が広がる。それをゆったりと霧が包み込む。それらが全て湿った淡い光を放っていているような…。「ケンジさん、意外に [続きを読む]
  • 2008/09/29 11:54第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.256)
  • そう言うと、ケンジは巨大な背負子腰に乗せと軽々と担ぎ上げた。俺の場合立つのさえ一苦労だったのに…、すごい。「こういう物はな、筋肉じゃなくて骨で持ち上げるのよ。コツがわかれば意外に簡単。歩き方もな、できるだけ筋肉を使わないで体重移動だけで進めば楽。お前の場合、歩幅が広すぎるんだよ。」「歩幅っスか。」「そう、見てな。」ケンジはそう言うと、一つの段差を2つにも3つにも区切って登りはじめた。真似をしてみる [続きを読む]
  • 2008/09/26 11:46第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.255)
  • 見かねたケンジがジュリーの竹刀を持つ手をつかみ、やっと乱打がとまる。海梨はピクリとも動かない。「きさまー、おれのすることを邪魔立てする気かぁー!!」「やめろっつてんだ。死んじまうっーてんだろーが。ここで死人や怪我人出したらあんただってブタ箱行きだぞ。」「ケッ、このクソガキが…。」ケンジのすわった目つきに事態を理解したか、ジュリーは捨て台詞をはきながらやっと竹刀を離す。そして一人ズンズン登って行ってし [続きを読む]
  • 2008/09/26 11:45第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.254)
  • 「俺また限界! ジュリーさん、荷物半分持ってくださいよ〜。」イラついているところにもってきて、海梨がまた根をあげる。「オカマかーオメーわ。まだ5分も歩いてねーだろーが。」何もできないジャリタレのくせに!ジュリーの中で何かがブチっと音を立てて切れた。竹刀で打つべきかどうか思案しているケンジから強引に竹刀をもぎ取る。「くぉらー、このガキー。また渋谷のティッシュ配りの生活に戻りたいってかー。セリフもまと [続きを読む]
  • 2008/09/26 11:45第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.253)
  • 「ジュリーさん、わかってんスか。テレビで“本番”ダメなの常識でしょう。こないだバキュームカーの回、非難殺到したばかりじゃないっスか。夜中だって飯食ってる視聴者、たくさんいるんだからさぁ。」「まことに、今後気をつけます。それよりも、この前いった麻布十番の新しい店、かわいい子が入ったんですよ。正真正銘の女子大生、しかも慶応、佐川さんの後輩っスよ。なんでも女子アナ志望だとか。あたし佐川さん紹介するって口 [続きを読む]
  • 2008/09/25 11:58第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.252)
  • しっかし、ガキ共のお守りも疲れるなぁ〜。ゴールデンタイムのスランプのバーターにあんな歌もお笑いもできないガキを押しつけやがって。どうやって番組にすればいいんだよ、まったく。ヒーヒー言わせるしかやりようがねーだろーが。オマケに予算はピンハネにつぐピンハネでスズメの涙程度。どっかの海外取材番組と違って、待機も取り直しも撮り直しもきかねーんだぞオラーッ!TVディレクター、ジュリー斉藤は苦虫でも噛み潰した... [続きを読む]
  • 2008/09/25 11:57第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.251)
  • 「はい。ケンジさん。そろそろ出発しましょうか。」「オス! ジュリーさんいい映像撮れましたか?」「もうバッチリよ〜。あなた俳優の才能あるんじゃない。」「そうッスか。俺子供のころ松田優介に憧れてたんスよ。なれるかなー、俺もあんな感じに。」「なれるわよー。90年代のドラマの主役はケンジさんに決まりよー。」「そうッスか〜、照れるなぁ〜。ジュリーさんの期待にそえるよう、道中ビシバシ気合い入れてきます。」アホが... [続きを読む]
  • 2008/09/24 11:55第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.250)
  • 気持ちEーーー!!!爽快、気分リフレーーッシュ!長らく、イジメられ役が続いていたけど、俺様完全復活!!しっかし、自分より顔のいいヤツいたぶるのって快感だよな。エクスタシーー!!!!ケンジは竹刀でガクを叩きながらそう感じていた。山小屋に来てからというもの、毎日毎日いたぶられっぱなしで、クールで渋い族本来のあり方を忘れていたが、これが本来の俺様の姿だよな。男はこうじゃなくっちゃいけない。うんうん。思えばこのテ [続きを読む]
  • 2008/09/24 11:54第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.249)
  • 腹いせに荷物の詰まった背負子を軽く蹴ると、背負子はユラユラと揺れて、バタンと大きな音をたてて倒れた。ヤバ〜い!また、あのヤクザがぁぁぁ〜!「ようボウズ。ずいぶん手荒な真似してくれんじゃねえか。わかってんのかコラー。この中にはなあ、俺たちの貴重な食料が入ってんだぞう。」「ヒイィー、すいません。わざとやったんじゃぁ〜。」「わざとじゃなけりゃ、この足はなんなんだよー。誰も見てないと思って、なめてんじゃね [続きを読む]
  • 2008/09/24 11:53第5章 なってったってアイドル!12.アイルドルはつらいよ (P.248)
  • ふざけんなよー!ふざけんじゃねーぞ!!ガテン系職業ったら、ふつう大工とか道路工事とかのことだろーが。最近は昭和30年代ブームだからって。いきなり“バキュームカーのくみとり”はないだろー。汚い臭いにも程があるぞー。だいたいアイドルのやる仕事かっつーの。他にやらされた仕事はっつーと。・病院の遺体安置室での死体洗い。・原子力発電所の原子炉の清掃。・北方領土(ロシア海域)での違法操業。・オーメン神理凶体験入団。 [続きを読む]
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