浩詩 さん

浩詩さん: 浩詩 小説『Blueギター』
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プロフィール

ハンドル名浩詩 さん
ブログタイトル浩詩 小説『Blueギター』
サイト紹介文オレは山根ショウ高校1年生あと3日で16歳を迎える。職業はミュージシャンということにしておこう。
自由文もう何年も前の事なのに音楽の力はとても不思議だ。
あの頃の空気や輝かしい日々を包んでくれる。
振り返ると友達やあの頃の自分がその年齢のままでそこに立っている。きっと君たちはオレたちのことを忘れてしまうだろう。だけど心配ないきっと好きになってくれる。

参加カテゴリー
更新頻度情報提供23回 / 22日(平均7.3回/週) - 参加 2008/06/21 16:28

浩詩 さんのブログ記事

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  • 2008/07/12 20:18浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (6)
  • ***********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (6)***********************************************荒っぽい客の前で演奏して客をのせて沸かせる振る舞いもロンドンで身につけていた。挑発した客が興奮してステージに上がり、ステージに上がってきた客をオレはギターで殴り、圭吾は歌いながら客の頭を蹴り上げた。だけどバンドの演奏は続いている。演奏ステージのマナーの悪さと粗 [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:15浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (5)
  • ***********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (5)***********************************************ハードロックやヘビーメタルよりもオレたちはオーソドックスなロックの演奏をつづけ、パンクロックよりもオレたちは超攻撃的な音楽を演奏する。刺激を求める若者たちはそんなオレたちに何かを求めてやってくる。彼らはオレたちバンドに攻撃的な不良っぽさを感じていた。男たちはオ [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:12浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (4)
  • **********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (4)**********************************************TVでの音楽番組出演の際もリハーサル時はオレたちはおとなしく演奏する。しかし本番になったらオレたちは縦横無尽に暴れまわった。だけど暴れていてもオレたちの演奏は狂わない。音だけは正しく聞こえている。反抗心を覗かせた演奏に毎回何かハプニングを期待するファンたち。その一 [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:09浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (3)
  • **********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (3) **********************************************圭吾が右斜め上を見ればオレは左斜め上を見ている。ドラムは足元を見るように頭をうな垂れて、ベースマンは頭を上に思い切り上げて真上を見ている。エレベーター内で一言もしゃべらず黙ったままで別々の方向を見ている青白い顔したオレたち4人はとても不気味だった。おまけに圭吾 [続きを読む]
  • 2008/07/12 20:06浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (2)
  • ***********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (2) ***********************************************例えばメンバー全員が黒のお揃いのありきたりな普通のスーツを着ていてもオレたちが反逆精神で着こなしているところが格好よく見えたのだそうだ。オレたちスパイダー・アンド・ローズのファンは急速に増えてゆき、オレたちの演奏する音をカバーするよりもムーブメントの影響を強 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:53浩詩 小説『Blueギター』 第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (1)
  • **********************************************第4話 オレたちスパイダー・アンド・ローズ (1)**********************************************日本でCDデビューする前のオレたちスパイダー・アンド・ローズは全国的にはまだ無名で毎日地元のライヴハウスを中心に東京近郊のライヴハウスの出演を続けていた。元々オレたちスパイダー・アンド・ローズは海外でデビューして成功していた。オレたちがデビューした場所は世界の流 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:38浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (8)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (8) *****************************圭吾の格好ときたらインタビュー・ウイズ・ヴァンパイアのようないでたちで登場した。オレと圭吾は曲が始まると二人でステージの前に飛び出した。オレの愛器Blueギターは今夜も狂ったように枯れた音で神秘的なサウンドを出していた。圭吾はPAに右足を載せるとマイク片手に歌っていた。オレは圭吾に近づき耳元で声を掛けた。「圭吾、今日 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:34浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (7)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (7) *****************************圭吾は大きな声で笑いながら言った。「どこのヴァンパイアに血を吸われたの?」「隣の・・・・。」オレは圭吾の言った意味に気づいてそう言った。圭吾の言った意味。それは・・・京子の前歯は八重歯になっている。京子と一緒に寝た時に咬まれたんだ。その咬まれた歯の跡がヴァンパイアに咬まれた傷跡に見えたのだ。おまけに咬まれた首筋 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:15浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (6)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (6)*****************************圭吾はリハーサルの段階から全開で動き出し、左右に飛びはねながら歌っていた。オレたちは5〜6曲演奏すると控え室に戻った。オレはトイレの鏡の前で手を洗っていた。隣に来て身動き一つせずオレをずっと見ている圭吾が鏡に映っていた。とにかく圭吾の行動は変わっていて長年一緒にいても未だに理解できない。オレは圭吾に気づいて声を掛 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:12浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (5)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (5) *****************************京子を乗せた車がいなくなるとオレは下着に着替えた。しかしオレはすぐにその異変に気づいた。白いトランクスの社会の窓の中央に赤いキスマークが着いている。よく見れば白いTシャツの左胸にも大きな赤いキスマークが着いていた。京子はオレが浮気しないように魔法をかけたんだ。途端にオレの中のテロリストは急に静かになった。手早く [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:08浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (4)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (4) *****************************京子が玄関を出た後、オレは窓から下を覗く。京子のマネージャーが車で待っていた。京子はその車に乗り込むとオレに向かって手を振った。京子のマンションは20階の部屋なのでオレが覗いているのが見えるはずがない。だけど京子は毎回オレに向かって手を振る。オレは京子に手を振り返す。すると京子は笑顔になって車に乗り込む。真っ赤 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:04浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (3)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (3)*****************************仕事に行く前の京子は仮歌録音なのに随分とおめかししている。仮録音の時だけは自分が主役だから綺麗に着飾ってプロのシンガーの気持ちを歌に込めて魂を音に入れると言っていた。綺麗に着飾る京子は真っ赤なルージュのせいかいつもより色っぽい。オレは嫌がる京子を無理やりベッドに運んでやっちまった。「ショウ、ダメ、もう時間がない。 [続きを読む]
  • 2008/07/12 19:01浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (2)
  • *****************************第3話 魔王ヴァンパイア (2) *****************************京子は鏡を見ながら化粧をしていた。普段はピンクのルージュを唇に塗っているが、今朝は仕事があるので真っ赤な刺激的なルージュを塗っていた。松岡京子、彼女の仕事はプロのシンガーだ。プロのシンガーといってもレコーディングで本当の歌手が歌入れをするまでの仮歌録音専門のシンガーだ。本物のアイドル歌手や大物歌手は彼女の歌った [続きを読む]
  • 2008/07/12 18:53浩詩 小説『Blueギター』 第3話 魔王ヴァンパイア (1)
  • ******************************第3話 魔王ヴァンパイア (1)******************************「ショウ。うちのレコード会社の偉い人が怒っていたわよ。」そう言って長い黒髪をブラシで梳かしているのはオレのガールフレンド松岡京子。年はオレよりも2つ年上。165cmの身長で痩せてる訳でもなく、ポッチャリしてるというのか胸が大きくてウエストは細い。足のサイズは男並みに26.5cmとデカイ。太かった眉毛を剃刀で細く [続きを読む]
  • 2008/06/21 15:26浩詩 小説『Blueギター』第2話 のびてブギー (3)
  • ************************第2話 のびてブギー (3)************************オレは座っていたイスを蹴飛ばすと席を立った。「待ちなさい。君たちを潰すことなんて簡単なことなのだよ。」「あっそ、それじゃあ ご勝手に!!」オレはそう言うと目の前の長い机を持ち上げて重役たちに投げつけた。机の下敷きにされてバタバタと暴れている重役の鼻の頭に噛んでいたガムをくっ付けた。「フフフ、面白いまるでゴリラみたい。」重役は真っ [続きを読む]
  • 2008/06/21 15:22浩詩 小説『Blueギター』第2話 のびてブギー (2)
  • ************************第2話 のびてブギー (2)************************「何をするんだ。気でも狂ったのか。」「やっぱ契約するのやめた。」ガムを噛みながらオレはぶっきらぼうに言った。「どうして?こんなにいい条件は他にないでしょう。」重役たちは体を乗り出して言った。「あんたらオレたちのことやっぱ分かってないや。」「私達に楯突いたらこの世界じゃやって行けないよ。」「そういう風に裏で手を回すことだってでき [続きを読む]
  • 2008/06/21 15:19浩詩 小説『Blueギター』第2話 のびてブギー (1)
  • ***************************第2話 のびてブギー (1)***************************ロック・ミュージックが商売になるなんてビートルズやストーンズがヒットした後でさえレコードメーカーの重役たちは半信半疑だった。オレの前で重役たちは声を揃えて言う。「君たちに投資するといくら儲かる。」重役たちの質問に苦悩する営業マンとプロデューサーたち。しどろもどろで答えられないプロデューサーたち。だから代わりに答えてやった... [続きを読む]
  • 2008/06/21 13:06浩詩 小説『Blueギター』第1話 ブルーな憂鬱 (4)
  • **************************第1話 ブルーな憂鬱 (4)**************************高校生のバンドがプロで注目を集めたのは圭吾が言ったある言葉が原因だった。その言葉は「僕はバイ・セクシャルです。」高校生のミュージシャンが言った言葉が世間の波紋を呼んだ。しかしこの言葉はオレが圭吾に言わせた言葉だった。妖艶な圭吾が言い放ったその一言で高校生のバンドは音楽的にも注目を集めた。そして間もなくオレたちに人気の火がつ... [続きを読む]
  • 2008/06/21 13:01浩詩 小説『Blueギター』第1話 ブルーな憂鬱 (3)
  • **************************第1話 ブルーな憂鬱 (3)**************************たくさんの人たちが口を揃えてオレたちのバンドは素晴らしいと言う。オレたちのバンドは最高だったと、彼らは口を揃えて言う。まるで終わってしまったバンドだったようにオレたちはまだ終わっちゃいないのに、人々にこんなに支持されるというのは少し意外な気がした。ボーカルの圭吾とは別の高校だったが同じ中学だったので高校に進んでからも付き合... [続きを読む]
  • 2008/06/21 12:54浩詩 小説『Blueギター』第1話 ブルーな憂鬱 (2)
  • **************************第1話 ブルーな憂鬱 (2)**************************ライヴが終わった後でオレが朝まで誰かと酒を飲むなんて年に2〜3度あればいい方だ。いくら飲んでもオレは酔わない。いつでも頭の中はクールなままだ。メンバーもスタッフも程よく泥酔してふらふらしている。今夜は特別な夜なんだ。一人で過ごしたくない。オレは米国南部の強いバーボン“Rebell Yell”をグラスに注ぎ今夜の相手を探している。強い... [続きを読む]
  • 2008/06/21 12:48浩詩 小説『Blueギター』第1話 ブルーな憂鬱 (1)
  • ***************************第1話 ブルーな憂鬱 (1)***************************2008年6月6日。ライヴハウスのステージにオレはいた。オレは、あと3日で16歳を迎える。オレは研ぎ澄まされたナイフのようにギターを弾いている。オレの弾くギターに合わせて人々は踊り一緒に歌う。そのうねりに音の波は反響してまったく新しい別の空間を作り出す。オレはギターを持った魔術師だ。オレの弾くギターの音が人々の中に何か... [続きを読む]
  • 2008/06/21 12:43小説『Blueギター』オープニング
  • ***************************オープニング***************************もう何年も前の事なのに音楽の力はとても不思議だ。あの頃の空気や輝かしい日々を包んでくれる。振り返ると友達やあの頃の自分がその年齢のままでそこに立っている。きっと君たちはオレたちのことを忘れてしまうだろう。だけど心配ないきっと好きになってくれる。************... [続きを読む]
  • 2008/06/21 12:40小説『Blueギター』
  • ********************************小説『Blueギター』********************************登場人物山根ショウ:オレは、高校1年生の15歳。あと3日で16歳を迎える。職業はミュージシャンということにしておこう。圭吾:神秘的で謎の多いボーカル。**************************... [続きを読む]
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