浩詩 さん

浩詩さん: 浩詩小説『Blueシティ』
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プロフィール

ハンドル名浩詩 さん
ブログタイトル浩詩小説『Blueシティ』
サイト紹介文『恋人たちの砂時計』を再編集した浩詩小説『Blueシティ』。その後を描いた浩詩小説『続・Blueシティ』。
自由文星野杏、その名前を口にするだけでオレの胸は締め付けられる。
初恋の相手だった彼女は自由の女神。
オレにとっては彼女だけが魂のすべてだった。
オレは星野杏を失ってから本当の恋などしないと思っていた。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供166回 / 95日(平均12.2回/週) - 参加 2008/06/28 11:36

浩詩 さんのブログ記事

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  • 2008/09/13 14:28小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(12)
  • ************************************** 第15話 ストリート・ファイト(12) **************************************オレと鈴木さんは南の町から離れてほっとしていた。しかしその時点でオレは大事な事を忘れていた。命の次に大事なギターを置き忘れた事に気づいていなかった。オレはポケットの中に手を突っ込むと指輪の包みを出した。星野 杏に渡す指輪を失くしていない事を確認して安心した。杏がこの指輪を見て何て言って... [続きを読む]
  • 2008/09/13 14:16小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(11)
  • ************************************第15話 ストリート・ファイト(11)************************************フロントガラスに向かって投げられた靴が当たったがビクともしない。鈴木さんが運転するフェアレディZが離れるにつれてタイガーの子分は小さくなってゆくのが見えた。そのまましばらく走ると鈴木さんはルームミラーで自分の顔を見ていた。ルームミラーで鈴木さんは自分の顔の傷を見ながら言った。「涼君、ケンカ強... [続きを読む]
  • 2008/09/13 14:04小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(10)
  • ************************************第15話 ストリート・ファイト(10)************************************サックス奏者の鈴木さんはエンジンを掛けるとフェアレディーZを急発進させて走らせた。タイガーの集まった子分たちは鈴木さんのフェアレディZを捕まえようとして道を塞いだ。鈴木さんは道を塞がれた事などお構いなしに強行突破で車でその中を走り抜けた。突っ込んでくる車に轢かれそうになって慌ててタイガーの子... [続きを読む]
  • 2008/09/13 13:59小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(9)
  • ***********************************第15話 ストリート・ファイト(9)***********************************サックス奏者の鈴木さんは男の正面に回り込んだ。男たちに殴られた顔を少し腫らしながらその男の右腕を取った。男の右腕を取ったかと思ったらそのまま素早く懐に入り込んだ。鈴木さんは柔道の一本背負いで最後の男を道路に向かって放り投げた。男は投げられて背中を道路に叩きつけられて呻いている。オレは倒れた男に... [続きを読む]
  • 2008/09/13 13:05小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(8)
  • ************************************ 第15話 ストリート・ファイト(8)************************************オレは倒れている鈴木さんを蹴っている男にゆっくりと近づいた。その男の尾てい骨に向けてオレの履いている鉛入りの靴で左足回し蹴りをお見舞いした。男は尾てい骨にひびでも入ったのか手で尻を押さえて倒れ込んだ。その男の顔を蹴りつけて気絶させた。4人目の男を倒した後で2人の男がオレに気づいた。バンドメン... [続きを読む]
  • 2008/09/13 13:03小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(7)
  • **********************************第15話 ストリート・ファイト(7)**********************************そして次に向かってきた男の急所に左足の後ろ蹴りを踵で決めてひっくり返した。3人目の男には右手の指、人指し指、中指、薬指の3本を使って、目潰しした。目潰しというのは2本指ではなくて3本の指を使う。中指が鼻の頭の上を滑らせ2本の指を目まで自然に運んでくれる。実際に目を潰すのではなく、指を目玉に触るだ... [続きを読む]
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  • 小説
  • 2008/09/13 12:52小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(6)
  • ************************************* 第15話 ストリート・ファイト(6)*************************************オレはギターを傷つけられるのが一番頭にくる。その時オレは人が変わったように地面の上から飛び起きた。オレは飛び起きると、まず最初にギターを踏づけた男の急所を右足の前足で思い切り蹴り上げた。オレが蹴り上げた前足は前蹴上となって男の急所に入った。男が悶絶した時にその男の突き出した顎にオレは右の拳... [続きを読む]
  • 2008/09/13 12:48小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(5)
  • ***********************************第15話 ストリート・ファイト(5)***********************************逃げる間もなくオレに向かって何人かの男たちが殴りかかってきた。オレは平和主義者だ。ケンカなんかほとんどした事がない。オレは顔を殴られて倒れた。倒れたオレに向かって男たちは蹴りを何発も入れてきた。オレは体を何度も蹴られながら痛みに耐えていた。「涼君、大丈夫か?お前ら止めろ」そう言う鈴木さんの声も... [続きを読む]
  • 2008/09/13 12:45小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(4)
  • ***********************************第15話 ストリート・ファイト(4)*********************************** 「こいつ見た事があるな。」鈴木さんを見てタイガーの子分の一人が言った。「北の奴(ギャング)じゃねえか。」「おい、お前らここで何してんだ!!」そう言って5〜6人の男たちがオレたちに絡んできた。あっとういう間にオレたちはタイガーの子分に囲まれた。「買い物に来ただけだ。」「この子は関係ない。」鈴木さ... [続きを読む]
  • 2008/09/13 12:37小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(3)
  • ************************************第15話 ストリート・ファイト(3) ************************************足りない分は連れて来てくれた鈴木さんに借りた。鈴木さんは嫌がらず気前よく貸してくれた。「支払いはいつでもいいよ。」そう言ってくれた。指輪を買うとオレはニコニコしながら鈴木さんと一緒に店の外に出た。運が悪い事に ここは南の町で南の虎と呼ばれるギャングの縄張りだった。オレと鈴木さんが鈴木さんの車... [続きを読む]
  • 2008/09/13 12:30小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(2)
  • ***********************************第15話 ストリート・ファイト(2)*********************************** オレは肩にギターケースを担いで鈴木さんの運転する車に乗った。鈴木さんの車はシルバーメタリックの日産フェアレディーZだった。店の開店前の空き時間に鈴木さんに乗せてもらって南の海沿いの町に指輪を買いに行った。車内のカーステレオから桑田佳祐の“波乗りジョニー”が流れていた。この曲は、2001年 7月 4日発 [続きを読む]
  • 2008/09/13 12:27小説『Blueシティ』 第15話 ストリート・ファイト(1)
  • **********************************第15話 ストリート・ファイト(1)**********************************オレと星野 杏の悲しい恋の始まりは銀幕の中の夕暮れの中だった。オレは愛する杏に始めてのプレゼントを贈った。それは彼女の心のように美しい紅いルビー(紅玉)。オレが星野 杏に贈ったものはルビーの指輪だった。ルビーは彼女の誕生石だ。指輪は杏に渡すために1週間前に買った。“バナナボート・クラブ”で働いた [続きを読む]
  • 2008/09/12 13:00小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(12)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(12)***************************************秀嶋カレンとアキコは割れた皿を片付けながら3人が口にした聞いたことのない名前の人物について話していた。「Kちゃん星野さんって誰なの?」塩野翔子は不思議そうにKにきいた。「ちょっとした知り合い。」Kは答えた。オレは準備する手を止めて壁のエリック・クラプトンのポスターをぼけっと見ていた [続きを読む]
  • 2008/09/12 12:51小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(11)
  • ****************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(11)****************************************デジタルでは聴く事ができない低音から高音に抜けてゆく音が本当に素晴らしい。人の心はデジタルではない。人の心が感動して感じ取ることができるのはそんなアナログな世界なのだ。あの時、常連客から星野 杏に渡された記念のテープがなぜKの手元にあったのかオレには分からない。「誰の声?」「これ [続きを読む]
  • 2008/09/12 12:42小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(10)
  • ****************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(10)****************************************星野 杏が熱唱して歌っていたあの名曲が今、甦って“ヤードバーズ”の静まり返った店内に流れている。オレは目をつぶりあの時と同じ気持ちで心の中でギターを弾いている。杏の歌を聴きながら。なぜ今この歌がオレの耳元で流れているんだ。あの日 星野 杏が歌ったこの曲を常連客が客席で録音していた... [続きを読む]
  • 2008/09/12 12:38小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(9)
  • ****************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(9) ****************************************星野 杏はステージに上がり映画「ボディガード」の“I WILL ALWAYS LOVE YOU”を歌った。杏はオリジナルの英語で歌っていた。“I WILL ALWAYS LOVE YOU”♪あなたは、わたしのかわいい人あなたとのほろ苦い想い出それがわたしが持っているもののすべてそれじゃ さようならどうか泣いたりしないでわた... [続きを読む]
  • 2008/09/11 12:58小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(8)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(8)***************************************だけど歌っている女性シンガーが誰なのか分からない・・・・。オレは準備する手を止めて考えていた。そしてオレは記憶を手繰り寄せて思い出した。それはまるで天国の記憶だった。2001年星野 杏とディズニー・シーで始めてデートしたその日の夜。“バナナボート・クラブ”でオレが演奏していた時の事だっ... [続きを読む]
  • 2008/09/11 12:53小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(7)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(7)***************************************Kが店内の同窓会の準備にBGMに掛けたのはメタル・カセットテープだった。音楽好きなあいつらしい珍しい選択だった。曲が流れ始めると聴いていたオレたちはびっくりした。オレもKも秋月もその歌声に驚いた。ギターの音はくせのある聞き覚えのある弾き方だった。流れた曲は映画「ボディガード」の“I WI... [続きを読む]
  • 2008/09/11 12:43小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(6)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(6)***************************************普通の音楽録音再生のカセットテープが500〜600円で売られていたのに対してメタルテープ1本が1000円で売れている時代もあった。音楽を録音再生するメディアの巨大化の象徴で絶頂のシンボルだったのだろう。メタルテープは音楽をコピーするという任務をデジタル子孫たちに譲り渡した。メテルテープは2002... [続きを読む]
  • 2008/09/11 12:38小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(5)
  • ****************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(5) ****************************************Kは店内のBGMに掛けたのはCDやレコードを流すのではなかった。Kがおもむろにポケットから取り出したのは音楽再生用のメタルテープだった。純粋な鉄分子(Fe)を用いる高級オーディオテープ。それがメタルテープという物だった。音楽を録音再生するカセットテープやメタルテープと言えば今から... [続きを読む]
  • 2008/09/10 13:30小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(4)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(4)***************************************ゆっくりだけど確実にオレと星野 杏の砂時計は時を刻んでいた。オレたちの幸せな時刻(とき)は進んでいった。オレたちの幸せな時刻は、けっしてDVDやCDに焼き付けられるようなお粗末(デジタル)なものではない。ましてや昔ながらのカセットテープに磁気録音する安い酸化鉄ベースなどとも違った。... [続きを読む]
  • 2008/09/10 13:00小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(3)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(3)***************************************あの頃のオレは愛の深さを知るには若すぎた。どう表現したらいいか分からないが。一人ぼっちの世界に 杏がいてくれた。杏がいてくれるだけでとても幸せだった。暮れてゆく街の中でオレは気づく風に流されながら彼女の面影を拾い歩く鏡に映された幻のロマンスすべてが吹きぬけるようだ*****************... [続きを読む]
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  • 小説
  • 2008/09/10 12:56小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(2)
  • *****************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(2) *****************************************そして杏はオレにすごく 綺麗な砂時計をくれた。「この時計にはね、針がないの。」「だから時間に縛られる事はないわ。」「恋人たちの砂時計はね。」「砂がなくなっても平気なの。」「ひっくり返せば、また二人の想い出だけが蘇るのよ。」杏はそう言ってオレに砂時計を渡した。彼女がくれたものはと [続きを読む]
  • 2008/09/10 12:54小説『Blueシティ』 第14話 あなたをいつまでも愛する(1)
  • ***************************************第14話 あなたをいつまでも愛する(1)***************************************2001年の ある日。オレと星野 杏は出来たばかりのディズニー・シーに行った。、よく晴れた日だったことを覚えている。彼女の笑顔が眩しかった。毎日顔を合わせていたオレと杏だったが その日がオレたちにとって始めてのデートだった。オレと星野 杏はディズニー・シーの海の見えるベンチに座って [続きを読む]
  • 2008/08/23 23:49小説『Blueシティ』 第13話 恋のHappyデート(11)
  • ********************************第13話 恋のHappyデート(11)********************************「家具はスペインの家具職人が作った最高級の家具を買ってね。」「うん。」「杏は嫉妬深いかも。涼ちゃんが浮気なんかしたらすぐに離婚だからね。」「うん。」「うんって何よ?浮気する気?」「浮気なんかしないよ。ただ杏の話しを聞いてるだけで幸せな気分になれるんだ。」「杏は涼ちゃんの元気の源。杏だって涼ちゃんにいっぱ [続きを読む]
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