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- 2008/09/28 16:21第一章 prism.22
- あたしとアンジは小学校の時からの顔見知り…友達っていうのとはちょっとちがう。アンジは美人で、気が強くて、いつもクラスのリーダー的存在でなんにつけても消極的なあたしとは話も合う訳がなく好きになれるでもなく…でもなぜかアンジはなにかにつけてあたしに ちょっかい をかけてくる。それでもあたしはずっと アンジはあたしを嫌っている・・・ [続きを読む]
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- 2008/09/23 22:04第一章 prism.21
- 駅前のファーストフード店は、とても平日の昼間と思えない程混雑している…(あたし… こういう所で食べるのはじめてだわ…)運良く一つだけ空いていたテーブル席注文を済ませて、それをトレーに乗せてもうとっくに座っているアンジの目の前の席に恐る恐る腰掛ける。「なに?」「えっ…?」アンジがあたしをちょっと睨む。「キョロキョロしちゃっ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/09/18 18:53第一章 prism.20
- 「瑠璃って… ファッション雑誌なんて読むんだ?」「っ!!!」本屋さんで立ち読みをしていた所で、突然誰かに声を掛けられたの。「なに? ビビリすぎ」「茅野さん……」「あんじって呼べって言ったでしょ?なんなの?あんたもサボり?」今は昼の1時で… つまり あたしは学校を抜け出してきてしまっていた。でもこんなのは初めてじゃなくてアキラ子が・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/09/04 22:38第一章 prism.19
- きらいきらい……!男子を好きなアキラ子なんてきらい!でもアキラ子を嫌いだという あたし はもっと 嫌い………この日、半泣きだったあたしは腕をつかんだアキラ子を振り払って走って逃げた。堤防沿いの道を走って走ってちょっとだけ振り返る。海風に揺れて、目にかかる前髪が鬱陶しい。穏やかな海と積乱雲が立ち上る空・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/08/31 21:42第一章 prism.18
- 夏の海の波が、テトラポットに水しぶきを上げて打ちつける。ウィンドサーフィンをする人を遠目に見ながらあたしは堤防沿いの歩道を、少し間を空けてアキラ子の後をついていく… アキラ子の背中。白い制服のシャツから下着が透けたのが見えてあたしは馬鹿みたいに真っ赤になって俯いてしまったの… (烏丸さんはきっと怒っているんだわ)(あたしに が・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/08/25 19:01第一章 prism.17
- 「人は見かけや、第一印象だけでは…そのひととなりを本当に理解する事なんて出来ないと思うわ」アキラ子は静かにそう言ったの…もう一度、その美しい顔に微笑を浮かべて…「だ… 第一印象だけじゃないもの!あたしは北山君とは少なくとも烏丸さんより長い付き合いだし…って仲良くしているわけじゃないけど…全然… でもっ! あいつだって普通の男子と一緒よ?!クラスの男子が・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/08/21 18:38第一章 prism.16
- 「あたしは… 北山君がすきじゃないわ」好きも嫌いも ほんとうはどうでもいいの…あたしは北山に アキラ子に関わって欲しくないだけ。あたしがあいつを嫌いと言ったらアキラ子は北山に好意を寄せるのを止めてくれるんじゃないかしら?あたしは嫌…その他大勢の 男子 の一人ならともかく特別に 北山 をアキラ子が思うのは嫌…「なぜ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/08/17 21:43第一章 prism.15
- 「き た や ま………」思いがけない名前がアキラ子の唇から漏れたの…「そう、 北山君。 瑠璃ちゃんの幼なじみなんですって?」あいつ…………!なにを勝手に!!「近くに住んでただけよ! ………それで 烏丸さんは何を話したの?彼と」この前図書室であった時に 明らかに、気が有る風だった北山。無駄に背が高くて無駄に顔が良いと言われていて・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/08/12 23:53第一章 prism.14
- 「ねえ、瑠璃ちゃん?ったら 聞いてるの?」 「えっ?! あ うん … ごめんなさい」駅前の『シトロングラス=カフェ』。『カフェ』というには ちょっとレトロかしら?レモンのソルベと柘榴のタルトが(アキラ子に言わせると)一押しの喫茶店。天井から下がってる、貝殻で出来た風鈴がとても可愛いの。「烏丸さん… よく入るわね… もうそれ3個目よ」・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/26 21:42第一章 prism.13
- あたしの世界はなんだか みんなと 違うよう…恋愛の話やアイドルの話やざわざわと はしゃいでいる同世代の女の子たちあたしは いつも それを顔が分かる位離れた 場所でつまらなそうに じっと 見てる。 あたしには 分からなかった。その話の何が 楽しいというのか…むしろ その 見えない所にはなん・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/23 23:48なつめのつぶやき. 01
- 白百合なつめです。ご訪問ありがとうございます。予想以上に閲覧していただけてるみたいで… うれしいです。小説書きはむつかしいです。更新する前にはつたない それ ながらもいつも頭を抱えています。なつめはとっくに大人ですので「少女」 だった頃の気持ちそれが、とても清純で 曖昧で 頑固で 脆弱でなんだか白日夢のようにしずか・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/22 00:20第一章 prism.12
- 「なに? なんで北山君が 烏丸さんの事気にするのよ」「なんでって お前 いつも一緒に居るから」「気安く お ま え なんて呼ばないで」「なんだよ… オレが可愛い子気にしたって瑠璃には関係無いだろ?」「関係無くないわよ! あたし 烏丸さんの友達なんだから」「それだって関係無いだろ?! あ〜… だったら紹介してくれない? お願い!瑠璃!この通り!」 ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/17 22:05第一章 prism.11
- アキラ子はとてもキレイで頭も良くて…明るくてそんなだからあっという間にこの学校の有名人になったの。特にアキラ子の周りにはいつも男子がうじゃじゃと寄って来た。そうまるで高級なフルーツに寄り付くきたならしい『虫』みたいに……………………(気持ち悪いわ 烏丸さんも嫌だといえばいいのよ)(男子なんて嫌い 嫌い 大嫌い!・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/10 21:41第一章 prism.10
- 「真っ白ね 烏丸さんて …焼けないの?」アキラ子のシャツからのぞく白くて細い腕さっき 水泳の授業のときは背中や太ももまで真っ白でそのうえスタイルも良くて嫉妬する余裕なんて無いくらいとても とても キレイだったの…「やだ 瑠璃ちゃん 何処見てたのよ?」アキラ子があたしを肘でちょんとつついたわ。「ちがうわ! ちがうわ! あたしはた・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/08 21:52第一章 prism.9
- 白い水しぶき柵と校庭の間に咲く黄色くて大きな向日葵ジワジワと蝉の声 茅野アンジ 「なんかさあ」あたし 「な、なに?」茅野アンジ 「瑠璃 最近 楽しそうよね?」あたし 「えっ? そ そうかしら… おんなじだと… 思うけど」茅野アンジ 「あの子とあんた… 顔見知りだったわけ?」あたし 「あの子って?…」茅野アン・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/07 01:13第一章 prism.8
- 烏丸晶子(アキラ子)は不思議な女の子だった。頭も良いしスポーツも人並み外れて優秀だったわ。(運動音痴のあたしとは大違いね…)不思議 というのはあの彼女が転校してきた日 然り…どんな雨でも彼女が止むと言えばたちどころに雲は切れ雷がくると言えば空の向こうは灰色の雲が落ちて白く光る稲妻が幾本も走ってその一瞬は・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/04 23:59第一章 prism.7
- これは本当の話なの。その転校生が教室に足を踏み入れたその時雨がおおきなおおきなバケツをひっくりかえしたように轟っといってはげしく地面に落ちた。みんなびっくりした。びっくりして先生も雨の雫がうちつける窓の外をみたわ。でも次の瞬間にほんとうよ?雨は ぴたり と止んでしまった。そして、今までの重たい灰色の雲が・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/02 23:35第一章 prism.6
- 転校生が来る。 それが女の子だというので、クラスの男子は朝からその話題で騒いでる。「バッカみたい! すっごいブスかもよ〜 夢見すぎよ男子!」そう叫んだのはあたしのクラスの目立つ…リーダー的な女子で茅野アンジ(カヤノアンジ)「花瀬さんの隣 やっと人が来てよかったね」アンジのとりまきの女の子が 突然あたしに話を振って来たのでちょっ・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/07/01 22:25第一章 prism.5
- 「瑠璃ちゃんかあ… 可愛い名前 瑠璃色の海のルリね」烏丸晶子はそう言ったけどあたしはこの自分の名前が好きではなかった。「似合わないって… 思ってるんでしょ? あたしなんかに…」「どうして? 可愛い貴女にぴったりよ」アキラコが傘の中であたしを覗きこむ。「か、からかわないでよ!」そのキレイすぎる顔にあたしは思わず目をそらした。・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/06/30 21:19第一章 prism.4
- 「キャンディいる?」「結構です!」「なにイライラしてんのよ あ、そーだ! 今から海行こ!」傘に入れてしまうあたしもあたし…「私 カラスマ アキラコ 晶子と書いて アキラコよ 貴女は?」晶子は棒についたキャンディをくわえながらまるで前からの知り合いみたいに話しかけてくる。「海なんて行かないわよ! 名前も教える必要ないでしょ!」「行かない・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/06/30 01:26第一章 prism.3
- あたしは逃げるように電車を降りた。学校へ行かない事をその子に咎められたような気がして雨の日の雨臭いホーム嫌な湿気とか触れる人の肩とかこんな日はやっぱり、それを乗り越えてまで学校へ行く勇気がどうしても出ない。…雨は止みそうだけど…「ちょっと〜 そっちは逆方向ですけど?」「なんなんですか?!ついてこないで!」さっき・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/06/29 15:36第一章 prism.2
- 今日は月曜で朝から雨で憂鬱…高校に向かう電車 次が高校の最寄り駅濡れた傘がスカートに触れて 深い小さな染みを作ってる。『間もなく〜 蒼伊ケ崎学園前〜 蒼伊ヶ崎学園前〜』アナウンスが流れて同じ制服を着た生徒達が少し慌ただしくなる。あたしは、席を立たなかった………立てなかった。「ねえ 貴女 降りないの?」「え?!」突然・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/06/28 21:33第一章 prism.1
- ここは海の街。あたしは毎朝、家と家の間をのんびりと走る電車にのって車窓から望む海を眺めながら高校に通う16歳 女子だ。花背瑠璃(ハナセ ルリ)それがあたしの名前。あたしは今、恋をしている。ごめんなさい。そんなこと改めて言うような事じゃないってわかってるけど問題はそれが片思いでしかも好きすぎてそして相手があた・・・ ... [続きを読む]
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- 2008/06/28 00:58まずこちこから入室くださいませ。
- はじめまして。こちらは管理人白百合なつめが運営する、ガールズラブ小説&つぶやき、イラストサイトです。以下をご覧いただきご了承いただいたうえで閲覧ください。→成人向けではありませんが、GL、BL、同人をご存じない方、御理解の無い方の閲覧はご遠慮ください。閲覧後の苦情等は一切受け付けませんのでご注意願います。→小説作品はフィクションです。実在する人物、地名、団体等とは全・・・ ... [続きを読む]
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