|
- 2008/09/02 13:53失った記憶―19
- 静まり返った家。いつもならこの家の中には怒鳴り声や陶器の割れる音とかが頻繁bに聞こえていたはずなのに、今はなにも聞こえない。「いつぶり…かなぁ。この家が静かなのって」つい声に出して言っていた。いつものような状態だったリビングを片付けてから、私は母親の部屋に向かった。その間も、家は静かだった。当たり前といえば当たり前だ。だって、騒音の原因がなくなったんだから。外からエンジンの音や人の声がする。そんな... [続きを読む]
|
- 2008/09/02 13:17お詫び
- 家のパソコンが壊れて、しばらく更新できなかったこと、ごめんなさい。※これも学校のパソコンで更新してますので、そんなに頻繁には更新できませんが、なるべくやるつもりです。... [続きを読む]
|
- 2008/08/16 09:25休載のお知らせ
- Dear:reader誠に勝手ながら、19日まで投稿を休止させていただきます。19日からはまた、投稿出来ると思いますので、よろしくおねがいします。これからも、よろしくおねがいします。 From:Makoto Shimizu... [続きを読む]
|
- 2008/08/15 19:47日向 第二章+番外編:一覧
- 日向 第二章を始めました♥初の人で、興味を持たれた方はこちらからお願いします♪日向 第二章:一覧日向 第二章―01日向 第二章 番外編:一覧other... [続きを読む]
|
- 2008/08/14 20:50日向 第二章―1
- 私が名古屋に越してきてから、もう、半年が経とうとしている。私はもう、大学3年になっていた。ようやく名古屋の暮らしにも慣れてきたところだった。それにしても・・・名古屋に来て電車に乗るようになってから私は本気で車の免許を取ろうかと考えているところだった。視界に入るのはとにかく人、人、人。電車の中やバスの中は人が大勢集まったときに起こるあの特殊な嫌な空気を漂わせていた。「疲れた」思わず口をついて出る。ガタ... [続きを読む]
|
|
|
- 2008/08/13 00:01失った記憶+番外編:一覧
- 失った記憶 連載中です!!!応援よろしくおねがいします♪失った記憶:一覧失った記憶―01 失った記憶―02 失った記憶―03 失った記憶―04 失った記憶―05失った記憶―06 失った記憶―07 失った記憶―08 失った記憶―09 失った記憶―10失った記憶―11 失った記憶―12 失った記憶―13 失った記憶―14 失った記憶―15失った記憶―16 失った記憶―17 失った記憶―18失った記憶 番外編:一覧other失... [続きを読む]
|
- 2008/08/12 00:02日向+番外編:一覧
- 日向 連載終了しました!!!応援ありがとうございました♡日向 第二章のほうもよろしくおねがいしますm(_ _)m日向:一覧日向―01 日向―02 日向―03 日向―04 日向―05日向―06 日向―07 日向―08 日向―09 日向―10日向―11 日向―12 日向―13 日向―14 日向―15日向―16 日向―17 日向―18 日向―19 日向―20日向―21 日向―22 日向―23 日向―24 日向―25日向―26 日向... [続きを読む]
|
- 2008/08/11 14:41失った記憶―18
- 今度は私が晶の言葉で固くなるばんだった。「ねぇ・・・。姉ちゃん。どうして、この2人こんなとこに寝てるの?どうして、私は呼ばれなかったの?どうして・・・」晶の言葉のは、この状況を把握していないこと告げていた。「教えてよ」とても静かな口調だった。「晶・・・中、入ってきな。沖中さんも、どうぞ、座ってください。説明しますから」沖中さんは一番近くにあった椅子に座り、晶は、慣れない手つきで車椅子を押してきた。「あ、じ... [続きを読む]
|
- 2008/08/09 01:25失った記憶―17
- 右には父親、左には母親が寝ている。2人部屋だ。とりあえず、2人の真ん中にある椅子に座ってみたものの、手持ち無沙汰だった。なんとなく、部屋を見回す。2人の頭側の真っ白の壁に、学校にかかっていそうな時計が無機質な音をたてて時を刻んでいる。驚いて右をみると外で木がざわざわと揺れていた。外を見て驚いた。いつの間に夜になったんだろう。もう真っ暗だった。この時間から藤森の家まで晶に会いに行くことは出来ないだろ... [続きを読む]
|
- 2008/08/08 12:14失った記憶―16
- 「・・・君、ご両親のほかにご親戚とかは?」「妹はいますけど、他はいません」さっき話したばかりなので、面倒になって簡潔にすませる。「・・・そう・・・君、いくつ?」どうしてそんな事を訊くのだろう。そんな事を思いながらも、答えを返す。「中3です。妹は中1」「そう」それだけ言って村井先生は黙り込んだ。また、口を開いたときには先生の声はいっそう、低くなっていた。「中学3年の女の子にはきついかもしれないけど」「構いま... [続きを読む]
|
- 2008/08/07 21:54失った記憶―15
- 中から医師が出てきても私は何も身動きをしなかった。「娘さん・・・ですよね?」40代半ばくらいだろうか、男の医師が私を見つめていた。ゆっくりと、顔を上げる。目が合った。「・・・そうですけど・・・」どうしてわかったの?そう言いたかったのに眠気が私の邪魔をした。「ご親戚の方とかは・・・」「母方の祖父母も父方の祖父母も病死してます。両親に兄弟はいませんので、今は私と妹だけですけど、妹は今自由に動ける状態じゃないので私... [続きを読む]
|
- 2008/08/06 14:43失った記憶―14
- 職員室まで行くと、先生が貧乏ゆすりをしながら私を待っていた。「なんですか?」重い荷物を廊下に下ろして、先生の目をみつめると、先生は早口で言った。「お前のご両親が交通事故にあったらしい。今近くの総合病院にいる。俺が送ってやるから今すぐ行くぞ」先生は私が下においた鞄を持って走っていった。とりあえず、私も後を追った。なぜか、冷静な自分がいる。親が事故にあったら普通もっと慌てふためいても可笑しくないのに、... [続きを読む]
|
- 2008/08/05 16:09失った記憶―13
- 中学生のバイトなんて普通、ありえない。でも、私の家は父親がリストラされて仕事もせずにアル中になって家中で暴れまくっていたし、母親はそんな父親にうんざりしていて現実逃避するようにホストに狂っていた。2人とも貯金があったし、今はまだ、お金に苦しむことはない。でもいつか底を突くだろう。2人が自分の為だけに私と晶の為の貯金を引き出しているのも知っていた。でも、それはあの人たちの金だ。私のじゃない。勝手にす... [続きを読む]
|
|
|
- 2008/08/03 23:50日向―50
- 「退院おめでとう」まゆが笑顔で私にそう言った。「ありがと」「それで、とりあえずどうするのよ」私のベッドに腰を掛けている真乃が私に訊く。「ん?あぁ、もうマンションも見つけたし大学も決まったから今週末にでも引っ越す予定」「今週末!?ってもう明後日じゃない!」「うん。でもさ、準備はそんなにかかんないと思うんだよね。ほら、私の部屋。まだこまごまとしてるものはまだダンボールから出してないでしょ?だから、痕は... [続きを読む]
|
- 2008/08/03 22:09失った記憶―11
- 「あ、姉ちゃん!」私の存在を認めた晶が私に向かって満面の笑みをこぼした。晶はここで生活するようになってずいぶんと明るくなったのだ。「今日は、どうしたの?来るの。遅かったけど・・・」「うん?ちょっとね」適当にごまかしながら話を進めていく。「それより、あんた・・・体は?」「大丈夫。最近は全然痛くないし。毎日鎮痛剤飲んでるしね」そう言って笑った晶の側で、藤森先生が少し、苦い顔をしたように見えた気がした。「そっ... [続きを読む]
|
- 2008/08/02 23:55失った記憶―10
- 青く澄みわたった空。その下に色々な色の緑が風に揺られて気持ちのいい音を出していた。教室から窓の外を見るのが好きだ。なぜって、綺麗だし、それに・・・なんだか落ち着いた。でも、時々困ることが起こる。この気持ちのいい風や風景が私の睡魔を呼び起こす。今も私の理性を深い眠りに引きずり込もうとしていた。「・・・!」瞼が重い「・・・!」あぁ、もう。うるさいな「伊吹さん!」机にうつぶせになっていた顔をゆっくりと持ち上げた... [続きを読む]
|
- 2008/07/31 12:45失った記憶―9
- ずいぶんと永いこと部屋にこもった後、晶を連れて、藤本先生が出てきた。晶の目線が低いと気づくと同時に、彼女が車椅子に乗っているのに気づいた。「大丈夫。ただ、この通り・・・暫く車椅子を使わなくちゃいけないから・・・梓ちゃん、ちょっと、いい?」藤森先生は私をたった今晶が出てきた部屋に招きいれた。「晶、じゃあ、ちょっと待っててね」今出てきたばかりの晶に少し目配せしてから私は部屋に入った。「それで・・・どうする?車... [続きを読む]
|
- 2008/07/28 19:53失った記憶―8
- そう聞いても晶はなにも答えようとはしなかった。「すぐ来るって。って言っても、後10分くらいあると思うけど」止血している私の後ろから彼が言った。「ありがとうございます」晶がぎこちなく微笑むのをチラッと横目で見た。「それより、なにしてるの?」藤森がいつのまにか部屋に入ってきていて、後ろから私の手元を覗き込んでいた。「止血。とりあえずしとかないと・・・」「そんなこと出来るの!?」「・・・昔、マネージャーやって... [続きを読む]
|
- 2008/07/28 12:12失った記憶―7
- バンッという音がドアを開けるときに聞こえたけど、そんな事に構ってられなかった。「晶!」家の中は静まり返っている。「晶!」呼びながらとりあえずそのまま2階に上がった。ドアの取っ手を握ってから鍵を掛けていることに気がついて急いでポケットから鍵を取り出した。「晶?」私の部屋には電気が点いていて、そこには、晶が、いた。足を前に伸ばし、ベッドにもたれかかっている。晶の姿を私の頭が認識した途端、晶の服に赤いし... [続きを読む]
|
- 2008/07/28 00:22失った記憶―6
- 「あ、ごめんね、ちょっと・・・」私は背を向けて携帯を取り出した。発信元は『晶』だ。晶は今私がバイトに来ていることを知っているしバイト中に晶が私に電話してきたことは初めてだった。「もしもし?」私は電話に出た。今バイト中だということはわかっている。でもなんだか予感がしたのだ。嫌な予感が・・・。≪姉ちゃん!助けて!≫いきなり晶の叫び声が聞こえる。「晶?」不信に思って聞き返す。≪助けて!助けて!助けて!≫晶はそ... [続きを読む]
|
- 2008/07/27 22:55失った記憶―人物紹介
- 失った記憶 *人物紹介*・伊吹 梓*Azusa Ibuki*中学3年・伊吹 晶*Akira Ibuki*中学1年 梓の妹・清水 美紀*Miki Shimizu*中学3年 梓のクラスメイト&バイト仲間・藤森 冬樹*Huyuki Fuzimori*中学3年 梓のクラスメイト&バイト仲間・西村 七海*Natsumi Nishimura*中学3年 梓のクラスメイト&バイト仲間・藤森 水月・佳月*Miduki・kaduki Fuzimori*藤森 冬樹の双子の妹... [続きを読む]
|
- 2008/07/27 22:41失った記憶―5
- 彼の言葉でもう1人の男子も振り向いた。「なんで・・・」とさっきの男子が独り言のように呟いた。「あのね、伊吹さんここでバイトしてるんだって。私達よりも先輩になるの」と清水さんが彼達にさっき私に向けた同じ笑顔で彼達に嬉しそうに報告した。「あ、紹介するね。こっちの背の高いほうが藤森 冬樹。で、こっちが西村 七海。女の子みたいな名前が七海は嫌いなのよね」西村七海と紹介された人物は彼女の言葉なんかには反応せずに... [続きを読む]
|
- 2008/07/27 18:30失った記憶―4
- 「こんばんわぁ」店に入りながら中も見ずに挨拶を交わした。「あれ・・・伊吹さん?」更衣室の扉を開けた直後に名前を呼ばれた。「・・・?」「伊吹 梓さん・・・だよね?」少し色素の抜けた髪をショートにして肩まで伸ばした女の子が私に向かって話しかけている。「あ・・・違った?」薄い桃色のふわふわしたシャツに少し緑色のかかったジーパンをはいていた。この子もこれから着替えるところなのだろうか。「ううん。合ってるけど・・・」少し不... [続きを読む]
|
- 2008/07/18 21:28失った記憶―3
- 「うわ・・・」後ろで晶が驚きの声を上げていた。「何これ・・・いつ見てもひどいよね,,,」「片付けよ」私から部屋に入った。前もって部屋から持ってきていたスリッパを履いた。床には原型を留めていないガラスに、瀬戸物らしきものそれに、この柄は・・・花瓶。いろんなものが散乱していた。割れ物だけじゃない。ビールの空き缶にワインか何かが入っていただろうボトル。それに、食べ物。雑誌に新聞、CD、シャーペン。なんでもありだ。キッ... [続きを読む]
|