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HIROさん: 弁護士の本棚
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プロフィール

ハンドル名HIRO さん
ブログタイトル弁護士の本棚
サイト紹介文弁護士の本棚
自由文司法試験対策や最近の政治経済に関する本など、自分できちんと読んだものについて、書評の形でお伝えします。
参加カテゴリー
更新頻度(2年)情報提供14回 / 60日(平均1.6回/週) - 参加 2008/09/25 16:00

HIRO さんのブログ記事

記事削除機能過去の記事 …
  • 2008/10/14 20:53芹川 洋一 「政治をみる眼 24の経験則」 日経プレミアシリーズ
  • 著者は日経の元政治部長。当然ジャーナリストですが(「ジャーナリズム崩壊」の上杉 隆氏に言わせると、ジャーナリストではない!ということになるのでしょうが・・・)、著者にはこの本を「ジャーナリズムとアカデミズムの架け橋」にしたいとの思いがあるようです。そのせいか、引用した文献については本の末尾でまとめて掲げるという、学術論文的な構成になっています。ただ、内容的には、アカデミックとまでは言えないように思いま... [続きを読む]
  • 2008/10/11 08:34竹森 俊平 「資本主義は嫌いですか」 日本経済新聞出版社
  • サブプライム危機の発生メカニズムを描いた本。かなりふざけた表紙だし、題名「資本主義は嫌いですか」、副題「それでもマネーは世界を動かす」とあって、とても軽い本かと思って手に取ったんですが、内容的にはかなり高度です。筆者は慶応の教授で、「1997年—世界を変えた金融危機」という朝日新書の著書等があります。その本も、新書の割になかなか高度な内容だったんですが、内容の難しさは今回の本の方が上でしょうか。で... [続きを読む]
  • 2008/10/07 22:49岡口 基一 「要件事実問題集」 商事法務
  • 前回紹介した「要件事実論30講」に引き続き、要件事実論の本です。著者の岡口さんは現役の裁判官で、実務家や修習生で使用している人も多い「要件事実マニュアル」の著者でもあります。前回紹介した30講が「参考書プラス問題集」あるいは「事例を用いた参考書」であるのに対し、この本は、題名からもわかるように、純粋な問題集となっています。しかも内容は、例えば「不動産明渡」、「売買代金請求」又は「代理」といったよう... [続きを読む]
  • 2008/10/03 18:49週刊ダイヤモンド 2008年9月13日号 「給料全比較」
  • みんな気になる人の給料。しょっちゅう雑誌で特集されていますが、最近は、単なる人の給料に対する興味から、下流社会論あるいは格差論としての給料論へと、その中心が移ってきているような気がします。今回の週刊ダイヤモンドの記事も一応は、格差論的な給料論が多少ですが展開されています。教育委員会汚職のあった大分県における、民間企業、平の教師、校長の給与の格差など。ただ、「格差論」を全面に押し出しているのではない... [続きを読む]
  • 2008/10/02 23:05石井 一正 「刑事事実認定入門」 判例タイムズ社
  • 題名から明らかなように、初学者向けの刑事事実認定の本です。法律を学んだことのある人はご存じだと思いますが、法の適用とは、三段論法になっています。第一に、大前提としての法解釈があります。例えば、「刑法199条における殺人の実行行為とは、人の死の結果を生じさせる現実的危険性のある行為である」というものです。次に、小前提として「Aは、銃弾を発射可能な改造拳銃で、Bを撃った」というものがあります。そして結... [続きを読む]
  • 2008/10/01 20:02村田 渉、山野目 章夫編 「要件事実論30講」 弘文堂
  • 司法修習生や法科大学院生の定番となっている、要件事実の本。従来の司法試験の合格者にとっては、要件事実論は合格後に司法研修所で学ぶものでした。ですが今では、要件事実論は法科大学院で基礎を学び、また新司法試験の出題範囲にもなっています。その法科大学院での要件事実論の講義ですが、「問題研究 要件事実」と「紛争類型別の要件事実」という、どちらも司法研修所が編集したもので、外部向けにも法曹会から出版されてい... [続きを読む]
  • 2008/09/28 03:05出口 恭平 「弁護士のためのマーケティングマニュアル」 第一法規
  • 船井総研の経営コンサルタントである著者が書いた、書名の通りのマーケティングマニュアルです。読者に対して「先生」と語りかける本は非常に珍しいです(笑)。内容は、それほど奇抜なことをしろと言うことはなく、他の業種でも行われているような地道な努力をこつこつ重ねて行くべし、というようなもの。従って、マーケティングについて多少なりとも考えたことがある弁護士にとっては、値段ほどの効用があるかはわかりません。私... [続きを読む]
  • 2008/09/26 10:09野中 尚人 「自民党政治の終わり」 ちくま新書
  • 麻生政権が誕生し、小泉元首相が引退を表明しました。そこで、タイムリーな本として、今年の9月10日に発行された「自民党政治の終わり」について書いてみたいと思います。著者は比較政治学を専門とする学者で、現在は学習院大学の教授をなさっているようです。比較政治が専門ということで、55年体制以降の自民党を、「国際比較と歴史的な位置づけを行うことによって」捉え直すことをこの本の特色としています。日本における、... [続きを読む]
  • 2008/09/25 09:33芦部 信喜、高橋 和之 「憲法」 岩波書店
  • 言わずと知れた憲法学の大家、芦部先生による基本書。芦部先生がお亡くなりになった後も、弟子の高橋教授が内容を更新されているため、最近の判例等についてもきちんと触れられています。但し、この本はあくまで「エッセンス」を詰め込んだ本であることに留意した方が良いでしょう。大学の憲法の授業で教科書として指定されることがありますが、初学者がこれを1冊読んで憲法を理解できるかと言われると、かなり疑問です。それより... [続きを読む]
  • 2008/09/21 21:43冷泉 彰彦 「民主党のアメリカ 共和党のアメリカ」 日経プレミアシリーズ
  • 村上龍主宰のメールマガジンJMMで、「From 911, USAレポート」という記事を寄稿している筆者による新書。メールマガジンでは、非常にバランスのとれたアメリカ論を展開しているので、冷泉さんの記事をいつも楽しみにしています。この本は、アメリカ大統領選に合わせて上梓されたのだと思いますが、期待通りの内容でした。かつて南部を支持基盤としていた民主党と北部を支持基盤としていた共和党が、それぞれの地盤を逆転させた経緯... [続きを読む]
  • 2008/09/19 19:53山口 厚 「刑法各論」 有斐閣
  • 刑法総論にて紹介した山口教授による、刑法各論の書。刑法総論で見たような理論的な鋭さは、若干影を潜めているように思います。その分、総論で見られたような、結果の妥当性よりも理論の明快さを重視するような若干の違和感を感じることはありませんでした。また他の学説や判例についても充分すぎるほどの論述があり、基本書として不足する点は全くないと思います。ただ、記述を厚くしたため、非常に分厚い本になってしまっていま... [続きを読む]
  • 2008/09/15 10:03上杉 隆 「ジャーナリズム崩壊」 幻冬舎新書
  • 安倍政権の内幕を描いたノンフィクション「官邸崩壊 安倍政権迷走の一年」の著者による、日本の既存メディアに対する批判。私は安倍政権が嫌いで、出版された直後に「そら見ろ」と思いながら「官邸崩壊」を読んだのですが(笑)、それまでこの著者のことは知りませんでした。「官邸崩壊」は安倍政権の内側を相当深くえぐった本で、かなりの取材力が無ければ書くことは出来ないはずです。それが無名だったフリーランスのジャーナリ... [続きを読む]
  • 2008/09/15 09:32山口 厚 「刑法総論」 有斐閣
  • 結果無価値論の大家による著作。鋭い理論によって刑法総論を解き明かしてくれますが、一方で結果の妥当性が犠牲になっているのでは、という批判もあるようです。私は初学者時代にこの本を薦められ、それ以来、刑法総論はこれ一冊で通しました。最初の半年くらいは読むのに非常に時間がかかりますが、一度理論の大枠を掴んでしまえば、後の学習はそう困難ではありません。他の刑法総論の基本書と比べてだいぶ薄いことからもわかるよ... [続きを読む]
  • 2008/09/15 00:53内田 貴 「民法I〜IV」 東京大学出版会
  • 初学者に人気のある基本書です。 著者の内田先生の教育的配慮により、初学者が自習に用いても、自分で一通り勉強することができます。私は、生まれて初めての民法の授業の担当教授がこの本を教科書として指定したことから、その後もこの本を主として民法を勉強することになりました。内田先生は幾つかの重要な論点で少数説を採られているため、教科書の論述も、当然その立場から書かれています。しかし、通説の考え方についてもき... [続きを読む]
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