ひきこもりと言うと、単に「自宅から出ることができない」「本人の弱さやわがまま」「怠け」などのように思われがちですが、それは完全な間違いです。ひきこもり状態にある当事者は、数々の過去のつらい体験(恐怖条件付けという)から、頑張りたくても頑張れない、わかってはいるけどできない、そのように大変苦しい状況に追い込まれているのが実際であり、ひきこもり状態にある方への正しい認識です。支援の方法は、本人を「説得する」ことでも「諭す」ことでも「叱咤激励」することでも、また一方で「放置」することでもありません。これらの良かれとおもっての熱いかかわりは時に本人を苦しめ、逆に状況を悪化させてしまいます。場合によっては、ひきこもり状態がひどくなるだけではなく、うつ病やパニック障害、強迫性障害や社交不安障害のようなこころの病として...和歌山市内で開催「ひきこもり支援セミナー」