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2009/02/27

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  • 蕎麦に居るね 64

    【ロラック 22態】 ‘家系(うちけい)蕎麦’を拵えて自宅で食すこと度度(よりより)。蕎麦の麺はロラック(岐阜県関市)製の茹でそばで、別に美味いも不味いもない、ただ普通の袋麺である。 「納豆釜玉蕎麦」(2023.12.24)、「味噌だれ蕎麦」(2023.12.28)、「味噌汁蕎麦」(2024.01.12)。「味噌焼き蕎麦」(2024.01.15)、「月見力蕎麦」(2024.01.20)、「オムカレーライス蕎麦」(2024.01.21)、「イカ明太まぜ蕎...

  • 融合から分裂へ

    1.Fusion(夢と現実の融合) How can I save my little boy, From Oppenheimer's deadly toy.どうやって幼い息子を救えばいいのか、僕はオッペンハイマーの破壊的な玩具から。〔スティング 「ラシアンズ」 1985 歌詞/ユニバーサルミュージック YouTube MV 2022.03.14 和訳〕 プリヤ 《マンハッタン計画を知ってる? 世界初の原爆実験。オッペンハイマー博士は核分裂の連鎖反応が、この世界を呑み込むことを危惧していた...

  • 特に意味はない 7

    特に意味はない。もしくはそう装う。 (以下〔〕内はSNSなどへの投稿年月日) 偽の八丁味噌が地理的表示(GI)保護制度に登録されている件で、その取り消しを求めた上告を最高裁が棄却して、「まるや八丁味噌」の敗訴確定 〔2024.03.08〕鳥山明が2024年3月1日に急性硬膜下血腫のため死去 〔2024.03.09〕 第96回アカデミー賞で、『ゴジラ-1.0(マイナスワン)』が視覚効果賞を受賞、『君たちはどう生きるか』が長...

  • 珈琲呟語 27

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2024年3月後半の約半月分から少し拾う。 〔本日の珈琲憩時〕 松屋コーヒー本店で抹茶カプチーノを飲んで抹茶白玉パフェを食べる。もちろんコーヒー(クルーズロペス/イルガチョフ/インダーリントン)を飲みながら松下会長と談議。「パラゴンといえば金玉よりスピーカー」などとオーディオ昔話に花が咲いた好い時間。 〔2024.03.16〕...

  • 日本珈琲共和国宣言

    虚珈新聞 2024(令和6)年4月1日 「コーヒー2050年問題を解消する提言と構想」 嘘か?真実か? 日本プレスティージコーヒー協会(Prestige Coffee Association of Japan:略称PCAJ)は、1日に開かれる創立10周年を記念する総会で「日本珈琲共和国宣言」を発表する。PCAJによると、この宣言は日本のみならず世界全体のコーヒーに革新をもたらすもので、いわゆる‘コーヒーの2050年問題’をも解消するという。P...

  • 珈琲呟語 26

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2024年3月前半の約半月分から少し拾う。 《輸出規格外のサイズの豆を一部使用》…すごいな。コーヒー法及び Cecafé の輸出規格との兼ね合いはどうなっているのだろう?3/6(水)無印良品 オリジナルブレンドコーヒー リニューアル発売〔2024.03.01〕 ドトールはいつからこうなったのだろう? トリバゴ(鳥羽後)よ。ドトールコーヒ...

  • 梅から桜へ

    梅の花 桜の木には 咲きません (帰山人) 2024年2月17日、大縣神社(愛知県犬山市)の梅園で、梅を観る。「梅まつり」開催前日だが、既に「中段は只今見頃です」の看板。 2月28日、まなび創造館の市民ギャラリー (愛知県小牧市/ラピオ4階)で、「こまきアートNOW 新進芸術家作品展」(主催:こまき市民文化財団)を覘く。上野英里と郷治竜之介と伊藤健汰、小牧市生まれの3人の作品を観る。 3月2日...

  • 産砂の夢 後談

    Power over Dune is power over all. 《文化は私たちを完全に取り囲んでいて、私たちの世界認識をそっくり形作っているために、私たちは文化の長期的なトレンド変化について視座を持ちづらくなっているからだ。 実際、現代のSF作家は、文化や社会の進化についてほとんど語ってきておらず、テクノロジーだけが進み、古代の社会構造はそのまま保持した未来を想像するのが、ジャンルのテンプレ的なお約束となっている。最も影響力...

  • 本を喫む 10

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『改訂新版 コーヒーと日本人の文化誌 世界最高のコーヒーが生まれる場所』(メリー・ホワイト:著 有泉芙美代:訳 創元社:刊 2023)を喫む。お目当ての喫茶店をめぐっている。 《しかし今日の「スペシャルティ」には、生産地域が限定的ということに加えて、日本の焙煎や抽出技術を用いていること、さらには、「ハリオ」や「カリタ」など、世界中で販売されている日本製のコーヒー器具...

  • 特に意味はない 6

    ハルメク フルメク ハルメク ヨロメク ハルメク ドヨメク ナキワメク 特に意味はない。もしくはそう装う。 (以下〔〕内はSNSなどへの投稿年月日) 派閥の政治資金パーティー問題で各政治団体の代表議員を記した資料が自由民主党から立憲民主党へ提出された 〔2024.02.06〕機密文書事件で記憶力の劣化を理由に刑事訴追を免れたジョー・バイデンと議会襲撃事件で大統領の免責を認めない判決を出されたドナルド・トラン...

  • 珈琲呟語 25

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2024年2月後半の約半月分から少し拾う。 んん? (聞き取りを間違えていなければ)リブの数を減らすと抽出が速くなると説いているような…え? そうなの? ちょっとにわかには信じ難い。映える組み立て式コーヒードリッパー!? (暮らしと珈琲)〔2024.02.16〕 マックス・ハベラー(オランダ)の共同創設者にしてUCIRI(地峡区先住民...

  • 第11循環のコーヒー

    日本政府の経済社会総合研究所(旧:経済研究所)によって発表されている景気循環、その大東亜戦争後の第11番目の循環は1986(昭和61)年11月から1993(平成5)年10月までとされる。その中で‘バブル景気’と呼ばれる好況期、日経平均株価は1989(平成元)年12月29日に3万8957円の史上最高値を記録した(更新されたのは1万2473日後の2024年2月22日)。 日本がバブル景気の絶頂に向かう19...

  • コーヒー、ホワイトで。

    《とある場所にある『モア』は美味しいコーヒーとレトロな雰囲気で地元の人達に愛されている喫茶店。だが、この店には裏の顔があった。ある合言葉でオーダーすると喫茶店が探偵事務所へと変わる。事件を調査するのは真っ白なロリータファッションに身を包んだアルバイトのモナコ(加藤小夏)。そして、助手としてモナコをサポートするのは女性にめっぽう弱いメカマニア・松井由美彦(好井まさお)。そんな二人を見守るのは店のオー...

  • 珈琲呟語 24

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2024年2月前半の約半月分から少し拾う。 まだまだ寒いので温かい珈琲牛乳を3杯飲みます。 (画像を観てからの異論は認めない) 〔2024.02.01〕 《鮮度が売り》…まるで生食する農産物かのように謳う話は呑めない。もしも量産化を狙うのであれば、‘respo’(いわゆるキュアリング)の過程こそ大事だろうに…広がるコーヒー豆の国内栽...

  • スターバックス プリドーン

    スターバックスコーヒー(Starbucks Coffee)の歴史は、デタラメだらけである。世界でも日本でも。‘オリジナル スターバックス’とされるアメリカ合衆国のシアトルの店(1912 Pike Place)は、真の世界1号店ではなくて実は4番目の店舗。‘日本1号店’とされる日本の銀座松屋通り店(東京都中央区銀座3丁目7-14)は、真の日本1号店ではなくて実は2番目の店舗。 《角田雄二さんは、スターバックスに一目ぼれしました。(略) ...

  • 苦き死よ、来たれ

    日本珈琲狂会(Coffee Lunatic Club of Japan:略称CLCJ)は、2010年の2月6日に生まれた。創設14周年を迎えた今般、日本珈琲狂会は‘珈琲補完計画’(Coffee Instrumentality Project)を発動する。 コーヒーとは何か? コーヒーの真相は、‘苦(にが)い飲料’である。コーヒーの実相は、‘ちゃらんぽらん’(Charand Parand)である。コーヒーの正体は、‘闇の中’にある。コーヒーに望まれるものは、‘アルテラシオン’(alterac...

  • 珈琲呟語 23

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2024年1月中旬から末日までの約3週分から少し拾う。 餅入り珈琲ぜんざいを作って飲んで温まる #鏡開き 〔2024.1.11〕 15年前の日本初上陸は渋谷で、9年前の再上陸は清澄白河だったブルーボトルコーヒー、その名古屋初出店が栄地区の中日ビルであることは、ブランドの凋落のみならず、消費の土地柄や気質が如何に卑俗で汚らしい...

  • 特に意味はない 5

    特に意味はない。もしくはそう装う。 (以下〔〕内はSNSなどへの投稿年月日) 中森明菜がYouTubeチャンネル開設、「北ウイング-CLASSIC-」収録映像公開 〔2023.12.25〕コンプライアンス違反の芸能事務所がコンプライアンス違反の所属タレントを契約解除 〔2023.12.30〕紅白歌合戦のけん玉世界記録挑戦で認定の取り消し騒動 〔2023.12.31〕 令和6年能登半島地震により発災 〔2024.01.01〕羽田空港で航空機衝突炎上事...

  • ウは宇宙船のウ

    2024年1月21日、名古屋市民ギャラリー矢田を2年4ヵ月ぶりに訪ねて、ファン・デ・ナゴヤ美術展を8年ぶりに覘く。 ファン・デ・ナゴヤ美術展2024(名古屋市文化振興事業団:主催) 三科琢美 「線を掴む ―未知の形を発見しよう!」 佐野魁 「わたしの部屋、あなたの部屋」 上山明子 「PINK Shine」 コンペティションで採択された3企画を観巡る。その支持体は、不定形の紙であったりひび割れたコンクリー...

  • 本を喫む 9

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『トルコ100年の歴史を歩く 首都アンカラでたどる近代国家への道』(今井宏平:著 平凡社:刊 2023)を喫む。トルコ共和国建国100周年。ナーディル・ギュルのバクラヴァを食べたら美味しかった。 《また、カフェと言えば退職した男性たちが集い、バックギャモンなどをしながら時間つぶしをする社交場であった。コーヒーもトルココーヒー、もしくはネスカフェのインスタントコーヒ...

  • スオミのガラスとスクルット

    スオミ(フィンランド)を絡めた巡回展が、岐阜県現代陶芸美術館にまたやってきた。前回の「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」(2020)から約3年半ぶりであり、富豪キュオスティ・カッコネンが蒐集したものを見せつけられる展覧会としては「フィンランド陶芸 芸術家たちのユートピア」(2018)から約5年ぶりである。それが、「フィンランド・グラスアート 輝きと彩りのモダンデザイン」(富山市ガラス美術館館長 土田ルリ子:企画・...

  • 珈琲呟語 22

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年12月下旬から2024年1月上旬までの約3週分から少し拾う。 やった! コーヒーの風味輪も出た。どうせ雑ならこれで好い。臺灣咖啡風味輪(台湾珈琲風味輪) by 農業部茶及飲料作物改良場〔2023.12.22〕 コーヒーにプリンは合わないと先日の Coffee Pro TV で言っていたけれども間違っていると思う。 (画像を観てからの...

  • 珈琲呟語 21

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年12月の約3週分から少し拾う。 〔本日の珈琲憩時二景〕 松屋コーヒー本店(カフェルパン)でラムレーズンチョコラテ ※この後に松下会長とサンプル試飲しながら談議 珈琲舞姫(まき)でケニア ※店主の哀しき珈琲飲み損ね旅話などを聞きながら談議 〔2023.12.01〕 〔本日の珈琲憩時二景〕 珈琲工房ひぐち(北一色店:焙煎...

  • 龍を巡る

    龍を探す。龍を追う。龍を巡る。 2023年12月2日、手力雄(てぢからお/てぢからおお)神社(岐阜県各務原市那加手力町)で木彫の‘龍’2疋を観る。案内板に曰く、《各務原市指定重要文化財 竜の雌雄(昭和三二年七月一三日指定) 本殿軒下の左右に配された寄木造りの彫刻です。向拝柱(ごはいばしら)の間をつなぐ虹梁(こうりょう)の両端が、竜頭形の木鼻(きばな)として立体的に強調されたものです。さらに、胴体と...

  • 如龍得火

    2024(令和6)年の新春を迎うる佳辰に、コーヒーを喫(の)み語りて、甲辰(こうしん/きのえたつ)の年の新元会とする。まずは、一元(60年)前の甲辰の年、1964(昭和39)年のコーヒー。 《一九六二年九月二十八日成立した国際コーヒー協定(わが国は同日署名した。)に対し、わが国はこの協定が多数のコーヒー生産国の経済発展に資する重要性にかんがみ、一九六三年五月九日、閣議決定に基づき、国会の承認を条...

  • アウォード2023発表!

    日本珈琲狂会と日本コモディティコーヒー協会が、アウォード2023を発表する。 “CLCJ Award 2023”(日本珈琲狂会アウォード2023)発表! 【ヴェルジ賞】(Verde Award)「コーヒーグラウンズの喧呼」 : 一般社団法人全日本コーヒー協会 〔授賞理由〕 全日本コーヒー協会は、‘コーヒーかす’と呼ばれているコーヒー抽出後の残滓を‘コーヒーグラウンズ’と言い替える旨を喧呼している。残滓を有効に活用するためには‘コ...

  • 蕎麦に居るね 63

    【蕎麦番組 ふらそば】 《…この番組のロケは、店長にあいさつした後、すぐに店長とは会話せずに、まず周りの景色のことを言ったり、お客さんと話したりします。(略) グルメ系の番組の料理は、ほとんどが凝ったものなので、一般的な味とは違う部分を伝えます。でも、立ち食いそばは庶民的なもので、お店によって大きな差があるわけではないので、難しさはあります。逆に言えば、この部分を伝えなくてはいけないというのがないの...

  • 特に意味はない 4

    特に意味はない。もしくはそう装う。 (以下〔〕内はSNSなどへの投稿年月日) 大阪・関西万博の開幕まで500日、前売り入場券の販売開始 〔2023.11.30〕映画『エクソシスト 信じる者』(The Exorcist: Believer)日本公開 〔2023.12.01〕 自民党派閥パーティー券収入を裏金キックバック 〔2023.12.01〕『あの子もトランスジェンダーになった SNSで伝染する性転換ブームの悲劇』の刊行中止 〔2023.12.06〕 京都アニ放...

  • 年忘れ珈琲狂句

    年忘れに俳句なのか漫俳なのか川柳なのか判らないような珈琲の狂句を吐く。 メソッドをChatGPTに訊く(めそっどをちゃっとじーぴーてぃーにきく) 口角の泡懐かしやガッサータ(こうかくのあわなつかしやがっさーた) 波も爆ぜサードクラック来るかもね(なみもはぜさーどくらっくくるかもね) カスタムでミルクブリューのミルク抜き(かすたむでみるくぶりゅーのみるくぬき) 選りてまた取り残すSDGs(よりてまた...

  • 空空しいライト

    ‘Early in life I had to choose between honest arrogance and hypocritical humility. I chose the former and have seen no reason to change.’(人生の早い段階で、私は正直な傲慢と偽善的な謙遜のいずれかを選ばねばならなかった。私は前者を選んだが、それを変える理由はこれまでない) by フランク・ロイド・ライト 《アメリカ近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライト(1867-1959)。「カウフマン邸(落水荘)」や「グ...

  • 些事を投げる

    些事(さじ)に拘(こだわ)る。蓮實重彦による連載時評「些事にこだわり」、その第16回「コーヒーの豆は遍在していながらドリップ・フィルターが近くに見あたらぬと、不意に親しい女性のお尻が見えてきたりするのはなぜか」(PR誌『ちくま』No.632 2023年11月号 筑摩書房:刊)を読んだ。 《…ここで語ってみたいのは、挽いたコーヒーを濾過するためのやや厚い油質の紙、すなわちドリップ・フィルターと、その不意の不...

  • 珈琲呟語 20

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年11月後半の約半月分から少し拾う。 《高価なコーヒーはただの話題作りではなく》…いや、ただの話題作り。1杯なんと13万円?上海のコーヒーは値段だけでも覚醒効果 〔2023.11.16〕 《あれこれと器具を買いそろえるのは現実的じゃない》…そうかも。じゃ、このケトルも要らない。おいしいドリップコーヒーを淹れたいなら温度計...

  • 珈琲呟語 19

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年11月前半の約半月分から少し拾う。 スイートマリアズの知見には瞠目させられること屡屡だが、こんなボルトが突き出た生豆は初めて見たゾ(笑) 〔2023.11.01〕 カフェルパン大須店でアレンジものの珈琲を飲もうとしたら松下会長が来たので店内移動、松屋コーヒー本店の会長コーナーで別の商社サンプルコーヒーを淹れてもら...

  • 特に意味はない 3

    特に意味はない。もしくはそう装う。 (以下〔〕内はSNSなどへの投稿年月日) 「プロジェクトX~挑戦者たち~」新シリーズ来春から放送予定〔2023.10.20〕 ガザ地区の人道回廊の設置の調整が続く〔2023.10.22〕 飲まずに食べるコーヒー「YOINED(ヨインド)」UCC発売予告〔2023.10.30〕 北海道でやなせたかしいヒグマが目撃される〔2023.11.04〕 停戦を唱えるグテーレスと支援を訴えるゼレンスキー〔2023.11.08〕 T...

  • 秋桜と紅葉

    空に伸びるコスモス。地に落ちるもみぢ。2023年11月の秋桜と展示と珈琲と事件と紅葉と珈琲。 2023年11月3日、愛知県大口町へ行き、総合運動場(下小口)の北東250mにある畑で咲くコスモスを観る。2日前の中日新聞に曰く、《畑は同町外坪の米農家「服部農園」が管理している。作物が育ちにくい土地のため、季節ごとに菜の花やヒマワリ、コスモスを植えて道行く人に楽しんでもらっている》と。気温は摂氏2...

  • 本を喫む 8

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『美味しいと懐かしい 随筆集 あなたの暮らしを教えてください4』(暮しの手帖社:刊 2023)を喫む。雑誌『暮しの手帖』の編集部が、本誌や別冊に掲載した随筆から料理や飲食に関する作品を選び抜いた本。旦部幸博による随想 「「うちのコーヒー」の味」(『暮しの手帖』 第4世紀99号 2019.03)も収載されているので、再読。だが、それ以外の作品にもコーヒー(あるいは茶や喫茶店など)...

  • 11月は紅茶好き

    日本紅茶協会によれば、「11月1日は紅茶の日」だそうで、「11月は紅茶月」だそうである。「紅茶の日」は1983年に日本紅茶協議会(翌年に日本紅茶協会へ改組)が定めたそうで、「11月は紅茶月」は2015年に日本紅茶協会が定めたそうである。しかし、「紅茶の日」は捏造された故事によるもので、その由来は全きデタラメである。同協会による「11月は紅茶月」ポスターは、2016年以来に山田詩子(カレルチャペック...

  • 蕎麦に居るね 62

    【蕎麦屋 よりより】 2023年8月28日、「小木曽製粉所」(春日井店:愛知県春日井市)で「ざるそば」(大)にミニ山賊焼き(無料クーポン)とちくわ磯辺天(小木曽の日28円)を付けて食す。それだけ。同年10月26日、「東名高速道路 守山パーキングエリア(上り) 売店」(中日本ハイウェイ・リテール/名古屋市守山区)で「きつねそば」を食す。それだけ。 2023年10月27日、「八兵衛」(藤枝店:静岡...

  • きけ わだつみのこえ

    クジラやタコの化物(ばけもの)だったかもしれない巨大不明生物は、『原子怪獣現わる』(The Beast from 20,000 Fathoms 1953)をパクって‘水爆大怪獣’となった。ゴジラとは何か? 恐竜? 水爆? 戦争? 聖獣? 戦艦? 亡霊? 怨霊? 地震? 津波? 原発? 《ゴジラは、侏羅(じゅら)紀から、次の時代白亜紀にかけて、極めて稀れに生息していた、海棲爬虫類から、陸生獣類に進化しようとする過程にあった中間型の生物であった...

  • 見返り裏返り

    美術って、なに? 福田美蘭曰く、《絵画は、ほかの人に見てもらって初めて物質から「美術」になるわけで》、《いちばん気を付けているのは、美術の力で人を癒そうとか、社会にメッセージを送ろうとか、ちょっとでも考えないこと》で、《私にとって美術は基本的に自分がより良く生きる方法として主体的に選択したものなので、「人のため」というのは違う気がする》、と(以上、Web「Tokyo Art Beat」の永田晶子「福田美蘭インタビュ...

  • 珈琲呟語 18

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年10月後半の約半月分から少し拾う。 ♪ さめたコーヒーは好きじゃないってさ… と谷村新司(1948-2023)は歌っていたが、水出しコーヒーは好きだったようで、「どんパ」で水コーヒーやニッキコーヒーをよく飲んだ。この話題は「サラメシ」(S7-E3)や平松洋子のエッセイでも取り上げられた。 〔2023.10.16/谷村新司2023.10.08歿〕...

  • 珈琲呟語 17

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年10月前半の約半月分から少し拾う。 #国際コーヒーの日 #InternationalCoffeeDay 〔2023.09.30〕 高木まろやか式(帰山人ver.)で抽出がうまくいった場合の残滓。 ※個人の意見です #高木まろやか式 〔2023.09.30〕 ピンクブルボンはブルボンじゃなかった問題 〔2023.10.01〕 松屋コーヒー本店を訪ねて、インヘルト...

  • なめらかでないばかもの

    ♪ 淡紅(うすべに)の秋桜(コスモス)が秋の日のだだ広い陽当たりに揺れている…。 亡父の七回忌法要で帰省中、老母を伴ってコスモス畑を訪ねる。 2023年10月26日、静岡県藤枝市岡部町殿へ行き、「玉露の里」の南南東350mにある休耕地で咲くコスモスを観た。2023年10月27日、藤枝市本郷へ行き、「藤の瀬会館」南東80mにある休耕地で咲くコスモスを観た。母は帰宅すると、コスモスの切り花を活けて実家の...

  • 次元の異なる笑止化対策

    映画『次元大介』(2023)のレビューには、《次元大介らしくない行動や言動の多い作品》とか《偽物の次元大介の印象》とか《昂ったり涙ぐむ次元はちょっと違う》などという批判が並んでいる。だが、そもそも次元大介らしさとは何か? 本物の次元大介とはいったい何なのか? 0次元は、誰でもない。あるいは「ルパン殺し」(漫画『ルパン三世』第10話/『週刊漫画アクション』1967年10月12日号)の点で示される次元。...

  • コーヒーで解く四字熟語

    「コーヒーで解く四字熟語」をまとめてみた。 〔初出はXやFacebookなど〕 【本末転倒】(ほんまつてんとう) コピ・ルアクでコーヒーエネマ 【杓子定規】(しゃくしじょうぎ) コーヒースケールで淹れる 【粒粒辛苦】(りゅうりゅうしんく) 細挽きし過ぎ 【先憂後楽】(せんゆうこうらく) 試し焼きと売れ残り 【一芸一能】(いちげいいちのう) ゲイシャ専門店 【明鏡止水】(めいきょうしすい) エスプレッソシ...

  • 本を喫む 7

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『間違いだらけの名古屋めし』(大竹敏之:著 ベストセラーズ:刊 2023)を喫む。間違いだらけ。 《名古屋に喫茶店が多いのは名古屋の企業がケチだから。そんな身もふたもない理由よりも、「いや、実は茶の湯の文化が背景にあってね……」と話題を膨らませた方が、いっぷくのひとときをより豊かにしてくれることでしょう。》 《西海岸から押し寄せたおしゃれなサードウエーブに、名古屋ら...

  • 特に意味はない 2

    特に意味はない。もしくはそう装う。 僕のソーセージを食え(2023.09.11) ポスター加工(2023.09.15) 新社名発表(2023.10.02) NGリスト発覚(2023.10.04) 氏名NG(2023.10.05) 阪神タイガース優勝(2023.09.14) シャインマスカット(2023.09.19) 糖尿病の改称案(2023.09.23) 悪政財(2023.10.01) ハマス対イスラエル(2023.10.15) 代替(2023.10.17)。 特に意味はない。もしくはそう...

  • 黄昏に深む

    音を観る。2023年9月29日、文化フォーラム春日井(愛知県春日井市)で市民コンサート「夜コン No.284 ジャズとクラシックの交差点」を聴く。 真彌(クラシック・ヴァイオリン)と広太郎(ジャズ・ピアノ)、2人の平光による重奏は互いに寄せようとしても融けきらない、まさに‘交差点’、そこが面白くて好い。 中秋の満月を見ながら帰途につき、自宅で月餅を食べる。月餅を頬張りて配信の月 本を観る。2023年10...

  • 辞典のカプチーノ

    『見やすいカタカナ新語辞典 第5版』(三省堂編修所:編 三省堂:刊 2023/初版 2014)に、‘エンカウント’した。その巻頭コラム「ここ最近のカタカナ語事情」(もり・ひろし)曰く、《ページをめくって出会った(「エンカウント」した)言葉から、その社会的背景に思いを巡らせていただけると幸いです》、と。 コーヒーと辞典に関しては、‘コーヒーの辞典’でも‘辞典のコーヒー’でも、およそ精確だった例(ためし)はない。それで...

  • どちゃくそガン見わっしょい

    命がけで遊ぶ。情報の化石。ゴミばかり作る。これら3つのキーフレーズが、三島喜美代を示す。現時で90歳の三島喜美代は、溌溂(はつらつ)とした老婆。 《〔どうして陶製の新聞を作ろうと思ったのですか?〕 …薄くするのがはじめちょっと難しかって、で、ある百貨店行ったときに、うどんを、あの手打ちうどんをやってたんですね。それ見た途端に「あ、これだ!」と思って、すぐにその麺棒を買いに行ったんです。その夜にもう、...

  • 蕎麦に居るね 61

    落日の潜りて染る蕎麦の茎 (与謝蕪村) 山姥が来るぞと蕎麦の茎まつ赤 (中原道夫) 「ソバの茎はなぜ赤いのか?」の説話について。『日本童話宝玉集』(楠山正雄:編 冨山房:刊/初版 上巻1921 下巻1922)、その中の「諸国童話」(第三部)の「物のいわれ」(四七)に「蕎麦の根はなぜ赤いか」という話が収載されている。この本が2023年春に新訂版(冨山房インターナショナル:刊)として復刻されたので、今般に...

  • 珈琲呟語 16

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年9月後半の約半月分から少し拾う。 この投票クイズは誤答が最終結果の多数となっているのに出題者が放置しているのは罪作り。尚、ICOが「2015年の10月1日から国際コーヒーの日にしよう」と決議したのは2014年3月の第112回評議会においてなので、正答は2014年であって、選択肢は全て誤答ともいえる。 ICOの「...

  • たかがコーヒーの日

    【20・30・40・60・90】 10月1日は、日本コモディティコーヒー協会(Commodity Coffee Association of Japan/略称:CCAJ)の創設記念日である。CCAJが創設13周年を迎えた今2023年10月1日を機に、2023年におけるコーヒー関係の設立20周年・発足30周年・設定40周年・設立60周年・創業90周年を説く。 20周年。日本スペシャルティコーヒー協会(Specialty Coffee Association of Japan/略...

  • 珈琲呟語 15

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年9月前半の約半月分から少し拾う。 コーヒーの焙煎度合いを客観で数値表現する…それ自体には魅力がある。但し、《SCAが採用している基準と同様に焙煎度を計測》して表現し、《SCA基準に沿ってコーヒーを探求》すること、コレを呑む前提で…私はSCAプロトコルの汎化には抗する。 〔2023.09.01〕 おさつバターフラパチーノを飲む...

  • 泛泛片片

    他人の昔の寄稿日記、自分の今の創作日記、並べて泛泛片片(はんぱんへんぺん)。 【8月の日記 1977年 タモリの場合】 八月十六日(火)引っ越しである。今回で数えること五回目の引っ越しだ。 朝、十時にアイランズの北吉君と谷口君、そして、オレのレコードのプロデュースをしてくれた高平哲郎氏の哀妻、通称代田のヤマンバ来宅。引っ越しの手伝いをしてくれる。とくに、高平宅からはダブル・ベッドを贈呈されたことを...

  • 蕎麦に居るね 60

    蕎麦を手繰(たぐ)る。本を手繰る。「保守とは横丁の蕎麦屋を守ること」なのかを探って本を手繰る。 《年の瀬も近い十二月二十二日午後三時に蓮玉庵を訪れた。(略) 蕎麦を食べているうちに心が伸びやかになってきた。この店に流れる長い時間の力だろう。その時間は上野という場所と結びついている。こうした店は一度失われたら二度と取り戻すことはできない。》 (福田和也 『保守とは横丁の蕎麦屋を守ることである コロナ禍...

  • 本を喫む 6

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『旅・一杯のコーヒー風景から』(川上明日夫:著 澪標:刊 2021)を喫む。眺めは旅である。 《一杯のコーヒーが喉(のど)元を渡る。心地よいその香りが、苦さが私に呼びかける覚醒(かくせい)、私の場所。その訪(おとな)い。 私はコーヒーの匙で自分の人生を、果たして量りつくすことができるのだろうか、でき得るだろうか。むろん比喩ではあるが。 見えるもの見えないもの、小さな...

  • 珈琲ゼリー果てぬ

    水澄ましコーヒーゼリー揺れ逃ぐる 鳥目散帰山人 2023年8月6日、「コクウ珈琲」(岐阜県美濃加茂市)でコーヒーゼリーを味わう。 遠雷にコーヒーゼリー崩れゆく 鳥目散帰山人 2023年8月19日、「コクウ珈琲」でコーヒーゼリーを味わう。 向きあうてコーヒーゼリー夕映えて 鳥目散帰山人 2023年9月2日、「コクウ珈琲」でコーヒーゼリーを味わう。 口の端にコーヒーゼリー果てぬ夏 鳥目散...

  • 特に意味はない

    特に意味はない。もしくはそう装う。 映画『君たちはどう生きるか』の主題歌〈地球儀〉(米津玄師:歌・詞・曲)のCDが2023年7月26日に発売されて、同日そのMVが公開された。 ゴキブリが「梅香る混ぜ飯おむすび 紀州南高梅」に混入していたとの客からの申し出により、セブン‐イレブン・ジャパンは「お詫びと自主回収のお知らせ」を2023年8月4日に掲げた。 漫画『はだしのゲン』(中沢啓治:作)が2023年度...

  • ゆき先の揺らめき

    テレビ番組「欲望の時代の哲学 2023 マルクス・ガブリエル ニッポンへの問い」(NHK BS1 2023.08.06)を観た後に、『アートの力 美的実在論』(マルクス・ガブリエル:著 大池惣太郎:訳 堀之内出版:刊 2023/原著 Markus Gabriel “Le pouvoir de l'art” 2018)を読んだ。その‘アートの力’とは何か? その‘美的実在論’とは何か? 《その実在論はこう主張する。つまり、概念のなかには、それ自体は概念でできていないような...

  • 珈琲呟語 14

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年8月後半の約半月分から少し拾う。 コーヒーサンドモカのモカコーヒーサンド (左がエチオピアモカ 右がイエメンモカ) 〔2023.08.15〕 「SCAJ ワールド スペシャルティコーヒー カンファレンス アンド エキシビション」の無料招待券って「転売禁止」なの? 〔2023.08.18〕 スターバックスの《ドリンクの売り上げの75%...

  • 珈琲呟語 13

    珈琲呟語(こーひーげんご)。X(Twitter)やFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、2023年8月前半の約半月分から少し拾う。 繰り返し観たり読んだりしたが、《焙煎度別ペーパーフィルター》を《世界が認める》という捉え方はできなかった。やっぱり惹句に濁りや雑味がある。ハンドドリップコーヒー貫く「三洋産業」 焙煎度別ペーパーフィルター 世界が認める 80か国で販売〔2023.08.02〕 《気になる方はRT》に従っ...

  • 玉の井ランブルについて

    玉の井の「ランブル」については、それがカフェーなのか、あるいは銘酒屋(めいしゅや/めいしや)なのか、よくわからない。玉の井の「ランブル」は、銀座の「カフェ・ド・ランブル」や新宿の「珈琲 らんぶる」とは関係ない。場所も時代も違うし、そもそも銀座や新宿の店は‘L'ambre’(琥珀)であり、対して玉の井の店は‘Rumble’(騒動)であって、意が異なる。 小説『リボルバー・リリー』(長浦京:著 講談社:刊 2016)と映画『...

  • 珈琲でも飲もうか

    残暑の夜、『ロマンチック・ドリンカー 飲み物語精華集』(長山靖生:編 彩流社:刊 2019)を読みながら、珈琲でも飲もうか… 《本書に収めた諸作品は、いずれも飲物(ソフト・ドリンク)が出てくる。別に飲物が主役というわけではなく、作品によってはごくさりげない使われ方をしているものもあるが、それでもやはり象徴的な役割を担っているのにかわりはない。物語は恋や友情や人生をめぐって進行するのだが、しかし神は細部に...

  • 蕎麦に居るね 59

    蕎麦はまだ花でもてなす山路かな (松尾芭蕉 1694) 蕎麦をまた本でもたぐるなまじっか (鳥目散帰山人 2023) 『水車小屋のネネ』(津村記久子:著 毎日新聞出版:刊 2023)の蕎麦を抄出。 《駅を出て、山々と畑を背景に農業機械やバスの会社、役所のような大きな建物、種苗の販売所などがまばらにある道路沿いを十数分歩いたところに、求人を出していたそば屋があった。(略) そば屋の休憩時間を利用した面接は、...

  • 幻の愛知県美術館

    2023年8月12日、愛知県美術館(名古屋市東区)を208日ぶりに訪れて、企画展「幻の愛知県博物館」を観る。大須へ行く前に展覧会を観よう、そう思ったのは前日に中日新聞の記事を読んだから。〔以下、𦾔字體の歴史的名称を新字体で表記〕 《なぜ愛知県には「県立博物館」がないのだろう―。そんな疑問をひも解こうとする展覧会「幻の愛知県博物館」が、同県美術館(名古屋・栄)で開かれている。戦前の一時期、名古屋・...

  • 蕎麦に居るね 58

    【納豆蕎麦 など】 《なっとうそば【納豆蕎麦】 昭和三十年ごろ、そば粉と納豆の産地物産展での披露が最初か。食べように納豆を刻み、さっとかき混ぜてそばに上置きする。花かつお、刻みネギ、からし、卵黄を加え、もみ海苔などを散らす。辛汁を加えると好風味の栄養そばとなる。》(新島繁 『蕎麦の事典』/柴田書店:刊 1999) 「納豆の日」(関西納豆工業協同組合:制定 1981)、2023年7月10日に「納豆蕎麦」(冷)...

  • 季夏の虚焦点

    PR誌『世界思想』(世界思想社:刊)の読み応えは今に始まったことではないが、同誌50号(2023)については季春に「HUT BOOKSTORE」(ハット ブックストア/岐阜県美濃加茂市)から持ち帰った後に全てを読み終えると季夏になっていた。この‘歴史’特集は、何度でも読み戻ったり他の本と勘合しながらゆっくりと読みたくなる佳編だから。 《何度でも、何度でも考える。歴史とは何か。私が聞いているのは何だろう。私は、ただもう...

  • 喫茶店かく語りき

    上岡龍太郎(かみおか りゅうたろう)こと小林龍太郎(1942-2023)が語った喫茶店。…といっても、「月光」がどうだとか「ナンバ一番」がどうだとか「UZU珈(うずか)」がどうだとかいう話ではない。 《もう一つぼくが好きなんは『お笑い喫茶店』。ネタが固まるまでは、 「いろんな喫茶店がありますね、最近は。それこそ名画喫茶にジャズ喫茶、名曲喫茶に個室喫茶。中でも変わってんのが葬式喫茶。入口に立って自動ドアを踏めば...

  • 珈琲呟語 12

    珈琲呟語(こーひーげんご)。TwitterやFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、ここ約1ヵ月間分から少し拾う。 冷めても美味しいを謳うコーヒーはいっぱいあるのに、冷めると美味しいコーヒーと喧伝するものは見当たらない。何故だろう? 〔2023.07.02〕 どのあたりまで行くのだろう? ちょっと贅沢な珈琲店 > だいぶ贅沢な珈琲店 > かなり贅沢な珈琲店 > すごく贅沢な珈琲店「ちょっと贅沢な珈琲店」など14商品、味の...

  • 7月の珈琲ゼリーなど

    ゼラチンの菓子をすくえばいま満ちる雨の匂いに包まれてひとり 穂村 弘 珈琲ゼリーをすくえばぷるんゲオスミンに包まれてぷるんぷるん 鳥目散帰山人 2023年7月1日、「コクウ珈琲」(岐阜県美濃加茂市)でコーヒーゼリーを味わう。少し苦くて少し甘くない。 コーヒーゼリー誰にも触れず終わった日 木田智美 コーヒーゼリーばかり売れ終わった日 鳥目散帰山人 2023年7月8日、「コクウ珈琲」でコー...

  • よむ みる きく はなす

    よむ。 2023年5月下旬、『アートの値段 現代アート市場における価格の象徴的意味』(オラーフ・ヴェルトハイス:著 陳海茵:訳 中央公論新社:刊 2023/原著 Olav Velthuis “Talking Prices: Symbolic Meanings of Prices on the Market for Contemporary Art” 2005)を読んだ。同年6月下旬、『なぜ美術は教えることができないのか 美術を学ぶ人のためのハンドブック』(ジェームズ・エルキンス:著 小野康男・田畑理恵:...

  • 老人とサギ

    カヘカヘッカカヘッヘヘカヘカッカカッカヘカヘカッカカヘカカッヘカヘカヘッヘカヘカカッカカッ 宮﨑駿の「君たちはどう生きるか」は、富野喜幸の「君は生き延びることができるか」や庵野秀明の「私は好きにした。君らも好きにしろ」などと、どう異なるのか? おそらく、たいした違いはない。たぶん、ジャニー喜多川の「YOUやっちゃいなよ」とも大差ない。──その者(もの)青き子どもに惑(まど)いて困爺(こんじじ)の野に降り...

  • 本を喫む 5

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『DRINK あなたが口にする「飲み物」のウソ・ホント』(アレクシス・ウィレット:著 井上大剛:訳 白揚社:刊 2023/原著 Alexis Willett “Drinkology: The Science of What We Drink and What It Does to Us, from Milks to Martinis” 2019)を喫む。「ジョー」と呼ばれることがある。 《科学的研究によると、コーヒーの健康効果を証明する証拠は若干存在し、コーヒーが多くの人の健康に...

  • 蕎麦に居るね 57

    【梅雨空・値上げ・333】 「ゆで太郎」で蕎麦を食すこと時折。ゆで太郎システム大口町191号店(愛知県大口町)で、2023年5月26日に「冷し薬味そば」を春クーポンで大盛、翌27日も「冷し薬味そば」を春クーポンで大盛。その2日後の29日に東海地区は梅雨入り(名古屋気象台 速報発表)。梅雨空に おそば恋しや ゆで太郎。梅雨空に 蕎麦の値上がる ゆで太郎。6月より2023年になって2度目の値上げ、《「ほ...

  • コーヒー番組 6

    録りためてあったコーヒー関係のTV番組から6つを一気に観る。それでコーヒーの何かがわかるのか? 「生活情報マーケット なないろ日和!」の「おうちで至極の一杯を入れる秘訣」を観る。(テレビ東京系 2023年3月23日放送) バリスタの石谷貴之曰く、《ちょっとした淹れ方のポイントさえ守っていただければお店と同じプロと同じ味がご家庭でも楽しめるかなと思います》。あ、じゃあ、バリスタもコーヒー店も要りませんね...

  • 黙すべき時を知る

    映画「インディ・ジョーンズ」シリーズ。私は、1作目『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)と2作目『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(1984)と3作目『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』(1989)を、それぞれ公開当時に映画館で観た。4作目『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)を私は観に行かなかった。そして第1作の公開から42年を経て新作が公開されるにあたり、スティーヴン・スピル...

  • 珈琲呟語 11

    珈琲呟語(こーひーげんご)。TwitterやFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、ここ約1ヵ月間分から少し拾う。 コーヒーゼリーの世界、観た。嗚呼、「ミカド珈琲が元祖」説を採ってしまったかぁ……これで客観性は全てパァw 〔2023.05.30〕 コーヒー店が客を想い、客がコーヒー店を想う。この2つの記事には相通ずるものがあるように私は感ずる。コーヒー屋にとっての‘sustainability’(サステイナビリティ)とは、こういう...

  • 珈琲譚異録

    『珈琲譚(こーひーたん) 喫茶と文芸をめぐる小曲集』(活字者編集部:編 田園都市出版社:刊 2023)、このコーヒー本は不思議。落ち着いたデザインのカバー(ジャケット)の全容を見ようと腰巻(帯紙)を外そうとしたところ、実は腰巻が付いてなくてそれに似せた印刷の一体カバーだった。カバーを外してみれば真っ黒な本体、目を凝らしてやっと見える背文字は‘珈琲譚’とだけ記されている。洒落ているのか野暮ったいのか判らない...

  • 俗・わたしは真悟

    漫画「わたしは真悟」が『ビッグコミックスピリッツ』(小学館:刊)で連載されはじめて約半年を経た頃、まんが専門誌『ぱふ』(雑草社:刊)の小特集「怪奇まんが大集合」で、楳図かずお(本名:楳図一雄)はこう言った。 《でももうちょっとましな雑誌ができてもいい気がするけどね。描いてていうとおかしいけど、何かまるっきり程度が低いというか、読んだからもっと世界が拡がるということもないような気がするし。まあ一般的...

  • 梅子黄日乗

    芒種(ぼうしゅ)の末候(まっこう)、梅子黄(うめのみきばむ)に、コーヒーを飲んだり食べたり演じたりする日乗(にちじょう)。 2023年6月17日の午後、「松屋コーヒー本店」(名古屋市中区)を訪ねる。 松下和義会長と先着していたI氏(コーヒージャーナル)とで、コーヒー(ブラジル・イパネマプレミアクリュ・B34・ゴールドエディション)を飲みながら談ずる。後着したS氏(自家焙煎珈琲わが家)も加わり、コーヒー...

  • 次元の異なる残酷

    《午前二時半まで起きていることはしばしばだが、その時刻に起き出すというのはめったにやらない。あの冷凍の烏賊のようなスペース・シャトルが降りてくる時間というのが、間の悪いことに日本ではその刻限にあたる。あんなものを見たがるのは中学生だと思いながら、日本中の中学生ならびにその種の柔軟な精神の持ち主たちと共に、ちゃんと起床したものだ。テレビの最もテレビらしい側面を考えてみると、やはり同時性ということが相...

  • 本を喫む 4

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。『僕は珈琲』(片岡義男:著 光文社:刊 2023)を喫む。謎なら説いてみて。 《なにかを飲みたくなってきた。何がいいか。熱いものが好ましい。珈琲か。ペルーのやや深煎りの豆がある。ブラジルの豆がある。インドのものも。ネパールから届いたばかりのシティ・ローストがある。いっそのこと、紅茶にするか。良きアール・グレイを夕方に飲むのも、悪くない。》 (片岡義男 「あとがき」/...

  • のある・くるくる

    2023年6月1日、「インテリアから見えるコーヒーのある風景」が催されている「LUFT」(ルフト/愛知県一宮市)を訪れる。 《8周年を迎えるLUFTでは、コーヒーをテーマにした「LUFT×COFFEE」を開催いたします。コーヒー豆やドリップバッグの他、コーヒーにまつわる雑貨、アート、本をセレクト。昨年末に併設されたカフェもご一緒に、ぜひお楽しみください。》 (「インテリアから見えるコーヒーのある風景」案内) 「LU...

  • パルマコンと紫陽花 四度

    紫陽花やきのふの誠けふの嘘 (正岡子規 1893) 【遺存の単葉田子】 2023年5月1日、ヒトツバタゴ自生地(愛知県犬山市西洞)を訪れて、花咲く単葉田子(ひとつばたご)を観た。358日ぶり。このヒトツバタゴは、文政年間(1818-1831)に水谷豊文(1779-1833)らによって日本国内初の自生地として発見された、と伝えられている。その後、牧野富太郎(1862-1957)が《此ヒトツバタゴは尾州に自生ありしと言い伝うれども...

  • 珈琲呟語 10

    珈琲呟語(こーひーげんご)。TwitterやFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、ここ約1ヵ月間分から少し拾う。 「コーヒーが“わかる”と一杯が“かわる”」んだって。私はかれこれ40年以上もコーヒーが“わからない”んだけれど、コレ受講するべきなんだろうか……?代ゼミ講師の手にかかると「コーヒーはかくも面白い」 パートナーのキーコーヒーにも新境地開く可能性(食品新聞) 〔2023.04.30〕 FNCの真っ先の課題は今般の...

  • 徐徐に奇妙な妄言 後篇

    〔承前〕 高橋一生こと髙橋一生が初めてルーヴル美術館を訪ねたのは『ルーヴル美術館展 肖像芸術 人は人をどう表現してきたか』(国立新美術館)のオフィシャルサポーターとして特別番組のロケで2018年3月。人間の体にはいろんな事が記憶されている、今まで生きてきた全てがね。高橋一生がルーヴル美術館を訪ねた2回目は主演する映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(2023)のロケで2023年3月。もっとも「むずかしい事」は...

  • 徐徐に奇妙な妄言 前篇

    岸部四郎(1949-2020)が「プチ・ルーブル」という骨董品屋を東京の南青山に開いたのは1997年。こんなヤツを漫画に描(か)いても読者に好かれるハズがないので描かれない。岸辺露伴がパリのルーヴル美術館を訪れる漫画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(Rohan au Louvre)を荒木飛呂彦こと荒木利之(1960-)が執筆したのは2009年。私はそういう「まるで劇画」っていうような根性を持ってるヤツにグッとくる。ヘブンズ・ドアー...

  • 蕎麦に居るね 56

    【家系蕎麦】 自宅で食す‘家系(うちけい)蕎麦’を時折の春。2023年3月18日、「菜花と玉子焼の胡麻マヨ味噌たれそば」(冷)を作って食す。麺は小諸七兵衛(乾麺:信州ほしの)を使用。食後の甘味は「恵那川上屋」(岐阜県恵那市)の「藪蕎麦まんじゅう」。同年4月7日、「紅生姜天と小松菜と玉子焼のぶっかけそば」(冷)を作って食す。袋麺「ゆでるからうまい!日清のどん兵衛 なめらか太そば」(3月27日発売:...

  • 匙にこだわり 後篇

    〔承前〕 一旦話をコーヒーから紅茶へ移す。紅茶の世界では、「スプーンが立つほど濃い紅茶」という表現がある。いわゆるストロングティー(strong tea)を指すものだが、この‘スプーンが立つ’という表現には解釈が分かれているようで、概ね3つに分類できる(以下、A・B・C)。 A: 抽出液の水色(すいしょく)が暗く濃い。 B: 抽出液に多量の砂糖やスパイスが加えられている。 C: 使用する茶葉の量が多い。 Cの場合は、多量の...

  • 匙にこだわり 前篇

    大江健三郎が、2023年3月3日に死んだ。その訃(ふ)に接したとき、私は《大江健三郎と珈琲に関して蓮實重彥による言述2題を再読しよう》と呟いた(Twitter 2023.03.13)。筑摩書房のPR月刊誌『ちくま』に連載された蓮實重彦の「些事(さじ)にこだわり」、その第10回と第12回である。そこで引用されている磯﨑憲一郎と大江健三郎の文も加えて、抄出してみよう。 《二〇一七年九月一日の晩、私は蓮實重彥さんのご自宅に...

  • 海野弘のコーヒー

    海野弘(うんの ひろし)こと中村新珠が、2023年4月5日に死んだ。新珠(あらたま)も磨かれれば輝きを増し、終には白玉楼(はくぎょくろう)の中の人になる。これを機に、いくつかを抄出。まずは、海野弘それ自体。 《そして笠井〔雅洋 1945-1999〕さんとは、日本橋丸善に行くと、そこのカフェに呼び出して、おしゃべりをするという仲でもあった。しかし残念なことに、彼は病いに倒れた。これから好きなことを書きたいと...

  • 目の見えない白鳥さんを見にいく

    《デートで行く喫茶店と同じで、彼女と一緒に飲めればコーヒーの味はどうでもいい。何を飲んでも楽しい時間を過ごすことができる。でも、一人でコーヒーを飲むとなれば、やっぱりニガミやシブミといったものが気になるし、店内の雰囲気や音楽も大事になってくる。それと同じで、一人で美術館にいって、「全盲であるオレが美術館で何を楽しめるのか」を確認したいと思ったのだ。》 (白鳥建二 「はじめて美術館に行ったのは、彼女と...

  • 新聞のコーヒー

    ふと、新聞にあらわれたコーヒーを拾ってみた。今般は近頃の『中日新聞』から何となく気になったものだけ。 《中国台湾料理店「味仙今池本店」(名古屋市千種区)の創業者、郭明優(かくめいゆう)さんが3月29日に82歳で亡くなった。名古屋めしとして全国的にも有名な「台湾ラーメン」の生みの親とされ、料理にこだわりを持ち続けた。(略) 店員向けの賄い料理が常連客の目にとまり、商品化された台湾ラーメン。「アメリカ...

  • 陶冶と省思

    2023年4月30日、夢広場はるひ(愛知県清須市)を訪ねて、展覧会を2つ観る。先ず、「戦争と暮らし 庶民と戦争Ⅱ」を清須市歴史資料展示室(清須市立図書館内)で観る。 大東亜戦争時の愛煙家は、《時局柄煙草の御買上は當分の内一個にお願ひ致します 名古屋地方專賣局管内煙草小賣人組合聯合會》という告知に悲哀したであろうか? 省思(せいし)の展観である。 次に、「栗木義夫 CULTIVATION 耕す彫刻」を清須市はるひ美...

  • 珈琲呟語 9

    珈琲呟語(こーひーげんご)。TwitterやFacebookでつぶやいたコーヒー関連のもの、ここ約1ヵ月間分から少し拾う。 この記事のようにエルサルバドルのコーヒー産業を内戦の「被害者」として語る者は多いが、私は首肯し難い。 マリオ・サパタが遺した《この国を破滅させた責任はコーヒーにある》という言を私は支持する。 参照過去記事 〔2023.04.01〕 坂本龍一は大坊勝次仕様のドリップポットでコーヒーを何杯淹れたのだろうか...

  • 本を喫む 3

    コーヒーを喫(の)む。本を喫(の)む。畑正憲(1935.04.17-2023.04.05)の死が報じられたので、「極寒のコーヒー、灼熱のコーヒー」(『ムツゴロウの地球を食べる』 畑正憲:著 文藝春秋:刊 2011/『こぽこぽ、珈琲』 杉田淳子・武藤正人:編 河出書房新社:刊 2017 再録)を喫む。この約1700文字のごく短い随想で、日本・スウェーデン・ノルウェー・フィンランド・デンマーク・アメリカ・ジャマイカ・オーストリア・フラン...

  • マジャル狂詩展

    マジャル(ハンガリー)は、地勢と歴史と民族において、中欧でもあり東欧でもありアジアでもあり、アジアでもなく東欧でもなく中欧でもない、不思議な国である。 セラミックパークMINO(岐阜県多治見市)では、2023年3月25・26日に予定されていた「セラパーク楽々市」の開催が中止となった。前日(24日)に出店者が館内で車を暴走させる事故があったからである。その頃、マジャル(ハンガリー)のオルバーン・ヴィク...

  • チャフは舞い降りた

    ‘The Chaff Has Landed’…「チャフは舞い降りた」。ちょっと恰好つけて言ってみただけです。コーヒーを焙煎すると、チャフ(生豆を覆っている薄皮が焙煎によって焼け剝がれて小片となったもの)が出ます。私が使っている直火式の手廻し釜は、全面がパンチングメタルの穴開き仕様なので、焙煎中に穴からチャフが抜け落ちて釜の下や周りに飛び散ります。時には、火が付いたまま‘舞い降りた’りする冒険家のチャフも登場します。チャフ...

  • ターケラシー

    2023年4月15日、旧櫻井邸(岐阜県美濃加茂市伊深町)を会場とする「戯け(Tawake)」展(東京藝術大学彫刻科第二研究室:主催)を観る。 《「文化財未満の旧櫻井邸という場」 展覧会場となる美濃加茂市旧櫻井邸は、大正5年から3年かけ施主:村長である櫻井福太郎によって建築された、木造瓦葺2階建、約380㎡に及ぶ、築100年を超えた建物であり、建物の特徴や凝った装飾彫刻(富士山と松、橋と舟)が施されてお...

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