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百菜健美☆ニュースはどっかん・てんこ盛り https://blog.goo.ne.jp/usagiusagi1028

京都山科小野小町ゆかりの随心院近くに佇むうさぎ家。百菜健美☆料理☆ニュースはどっかん・てんこ盛り

酒匠153、きき酒師認定の資格を持つ店主と嫁と息子の日々を綴ります。 お電話 075−591−0917 フリーダイヤル 0120−889−519       ハヤク ゴーイク

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2010/01/21

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  • 苺(いちご)・いちごシロップ・いちごジャム・ジャムの日

    苺は唾液の分泌をうながすので、口内の乾燥を和らげます。含まれるビタミンCは果物の中でもトップクラス、程よい酸味と甘みで良い香り、ストレスを暖和させて風邪予防にも良いですね。ヨーグルトと合わせると便通作用がさらに高まり、アレルギーなどにも効き目があります。苺がお手頃価格になってきたので、苺シロップやジャムを作りましょう。シロップは簡単です、清潔なビンにヘタを取った苺、苺の量より少し多めの氷砂糖の順に入れ、ラップをかぶせる。水分が出てきたら玉にビンごとふるだけ(ここにりんご酢を足せばストロベリービネガー)。クツクツと幸せの香り広がる苺ジャムは休日にぜひ!最後にミントや黒胡椒をほんの少し加えた大人味に私は仕上げます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBon...苺(いちご)・いちごシロップ・いちごジャム・ジャムの日

  • よもぎ・よもぎ餅(草餅)

    新芽のよもぎを見かけるとついつい手にとってしまいます。やわらかいよもぎは風味も優しい、緑茶に加えていただくとその香りと効能で私はシャキッとします。よもぎ餅も作ります、よもぎはよく洗って汚れを取り除き、硬い部分があれば落とします。大きめの鍋に湯を沸かしてよもぎと重曹少々を入れて茹で、冷水にとる。後は水気をしっかり絞ってハンドミキサーにかけるか、包丁で細かく刻めば下ごしらえは完了。よもぎには炎症作用や止血作用もあるので、傷や虫さされには葉をもんで貼るとよいそう、お風呂に入れる風習も昔からありますね。邪気を払い、神経痛や肌荒れにも効果があり、婦人病にもよいようで。韓国のよもぎ蒸しなど有名ですね。つきたての柔らかい餅を香ばしく焼いてお醤油をひと垂らし、苦味のような緑香が口いっぱいに広まって元気がでます。ajino...よもぎ・よもぎ餅(草餅)

  • パン・パンの日

    今日はパンの日です。パンのふっくらとした外観や焼けたこうばしい香りは、幸福な気持ちにしてくれますね。今では世界中に広がって主食になっているパンですが、起原をたどってみると、約8000年前の古代メソポタミアで小麦粉を水でこね、薄く焼いただけのものを食べていたようで、これがパンの原形だそう。発酵の始めはいつも偶然から生まれます、古代エジプトでもおそらくこの偶然から(発酵パン)が生まれ、時代を経ていつしか葡萄液からのパン種が作られるようになり、美味しくなって世界中の人々の食卓に上がるようになりました。日本の日常的なパン、海外の本場仕立ての多種多様なパンが入所できる現代、食べ方まで様々です。世界のパンについて深く掘り下げていくと大変楽しいものです。パン販売に苦戦していた日本で、あんこを入れて大ヒットしたアンパン、...パン・パンの日

  • 鯛・たい・桜鯛・花見鯛・鯛茶

    春を代表する旬魚の鯛。朱色をまとって北上する桜の季節の真鯛を「桜鯛」「花見鯛」と美しい名で呼びます。鯛は海老を食べるのですが、殻に含まれるアスタキサンチンが身に影響するからだそう。縁起の良い魚として昔から珍重される鯛ですが栄養価も高く、タウリンが豊富で低脂肪、高タンパク、低カロリー、消化吸収もよいので胃腸の弱い人やお年寄りにもお勧めです(鯛の骨には充分気をつけて)。鯛は漬けなどの塩分が入ると表面がねっとりとする魚で、それが美味しくてお鮨や散らし寿しにすることもありますが、やはりお勧めは山葵をたっぷり添えた鯛茶です。ゴマにクルミやカシューナッツ、松の実など好みで入れて乾煎りし、すり鉢でめんつゆ味程度のタレとすり混ぜる。切り身を濃厚ゴマだれにくぐらせて炊きたてのごはんと半分いただき、あとはお好みで煎茶をかけて...鯛・たい・桜鯛・花見鯛・鯛茶

  • お花見・炊き込みごはん・混ぜごはん

    大阪・京都・関東も桜満開。今日はうららかな暖かい日、桜の下で宴を囲んでお花見を楽しまれている方々も多いと思います。桜えびの旬ももうすぐ、まだ青い富士さんのふもとが、満開の芝桜でピンクに染まって、それはそれはきれいな光景になります。桜えびをごま油で香ばしく揚げ焼きにして塩少々ふる。梅干しと昆布を入れておこわを炊き、切ったカリカリ梅とゆかりを混ぜ、器によそってさらに桜えびをタップリのせる、何杯でもおかわりしたくなるカルシウムたっぷりの混ぜご飯です。桜えびはお好み焼きやかき揚げに入れるとその旨みや香りが広がって極上、茄子と煮たりパスタに入れてもいいものです。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYht...お花見・炊き込みごはん・混ぜごはん

  • 発酵食・乳酸キャベツ(にゅうさんキャベツ)

    キャベツと粗塩、少しの砂糖が基本のシンプルな発酵食。塩分は2パーセントにし、きび砂糖を少し足して味に丸みをもたせ、発酵を促します。繊維が豊富でさっぱりしていているので食べると胃も腸もスッキリします。もともとのキャベツに含まれる栄養素に加え、乳酸菌によって善玉菌が増えて腸が元気に。お好みで赤唐辛子、干姜(生姜を干したもの)、陳皮(みかんの皮を干したもの)、山椒の実の塩漬けなどの馴染みやすい香ものや、ローリエ、キャラウエイシード、粒ブラックペッパー、ナツメグ、クローブなどスパイスやハーブ、香味野菜などはお好みで。お椀に入れてお味噌汁を注ぐ、削りたてのチーズをたっぷりかけ黒胡椒とオリーブオイルをふるなど。思い立ったら多種多様の便利さで料理も簡単に仕上がります。奥深い味わいなので調味料にも最適、ダイエットにも。キ...発酵食・乳酸キャベツ(にゅうさんキャベツ)

  • 海藻(かいそう)・美髪

    腎の働きを良くする海藻類は、女性特有のトラブルにも良いものです。中医学では(髪は血の余りである)とされており、髪がきれいな人は十分に血液がまわっている証拠。食から髪にツヤを与えるには海藻類、果物、野菜などのヨードやビタミン類が豊富なものを積極的にとり、卵や牛乳、豆類、魚、肉などの良質なタンパク質で毛髪の成長をうながすことが大事。海苔とひじきの佃煮など作りおくとご飯のお供に最適ですよ、戻したひじきと海苔(古くなってしまったものでもok)、出汁、醤油、みりんで煮詰めるだけです。後は頭皮をマッサージしたり、ブラッシングして巡りがよくなるようにし、足の内くるぶしのくぼみにある(大けい)をマッサージすると、効能が上がり、疲れもとれます。写真は小樽で食べた「細め昆布」、3月までしか漁ができないそう。うすくなめらかで美...海藻(かいそう)・美髪

  • もち米

    慢性的な疲労感にもよいもち米は、昔から母乳の出がよくなると言われています。冷えからくる下痢や消化不良にも良い効果が期待できます。病中病後や体力回復にもおすすめですが、ふきでものなどが多い時は控えます。玄米を炊く時にすこしのもち米を加えると食べやすくなりますよ。青森の郷土料理に紅色のとても美しいもち米料理がありました、シソで色味を出し、刻んだ漬物が混ぜてありました、甘酢がきいて美味しく、なんとも可愛らしいものでした。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138.jp/date/2022/0もち米

  • 胡麻(ごま)・すり胡麻・セサミン

    白ごまの方が黒ごまより油分が多い。ごまからしぼった胡麻油はしっとりとしてコクがあり香ばしいので食も進みます。肌を潤したり便秘の改善にも効能があり、抗酸化成分ゴマリグナンに多く含まれるセサミンには健康に良いごまパワーがたっぷり。黒い色の黒ごまは腎機能を補う食材で、昔から白髪の改善にも良いとされてきました。白ごまも好きですが、最近ではポリフェノールも含む黒ごまを意識して摂取するようにしています。ごまを弱火でよく炒ってすり鉢に入れて半ずりにし、粗塩を加える。炒りたては香りが違いますよ、これを玄米にたっぷりふって食べると本当に美味しい。ごまの消化をよくするために、すりごまにしていただくといいですが、面倒な時は指でひねり潰すようにするだけでも違います。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリ...胡麻(ごま)・すり胡麻・セサミン

  • (糠)ぬか・鰯の糠床炊き・発酵食

    骨まで食ベれるイワシの煮付け、酢を加えるのでカルシュウムも難なく摂取できます。今日はご飯が進むこってりしたイワシ煮のご紹介です。鮮度のよいイワシの頭と内臓をとったものを6〜8匹用意し、酢水を熱してさっと下茹でします。鍋に半割りに切ったネギ(青い部分など)を入れ、水1カップ、酒、醤油各70cc、みりん大さじ3、メイプルシロップ(きび砂糖)大さじ1、皮付き薄切り生姜とイワシの頭側を左にして置き、落しフタ(厚手のキッチンペーパーや穴をあけたアルミホイルでも)をする。煮汁が半量になるまでフツフツさせながら気持ち強火で炊く(ここ臭みが出ないポイント)。5分ほど煮たら糠床を大さじ2〜3ほど加え、全体がからむまでさらに煮込んで出来上がり。栄養価の高い青魚は脳を活性化させるDHAがたっぷり、加える生姜は花粉症にも良いもの...(糠)ぬか・鰯の糠床炊き・発酵食

  • 乳酸キャベツ・春キャベツ・竹の子キャベツ・キャベジン

    暖かくなって出まわる春キャベツは巻きがゆるく、ふんわり軽くなってきます。乳酸キャベツを作る時は、1kgのキャベツに対して約2パセーントの塩分なので、塩と砂糖を控えめにするかキャベツの量を足して1kにして下さい。よくもんだ後にプラスする香辛料も鷹の爪、ローリエ、キャロウエイなどの代わりに、千切り生姜や、これから出回る山椒の実の塩漬けなど日本で馴染みのあるものを合わせるのが私は好きです。写真のキャベツは栃木県の農家さんから購入したキャベツの兄弟たち、珍しい竹の子みたいな形の竹の子キャベツ(みさき・とんがりぼうし)もお目見え。この春から新生活を始めたフレッシャーズさん達は胃も肝臓もフル回転でしょう、胃腸薬としても知られるキャベジンたくさん摂取してください。ajinomoto.jimdofree.comペットの供...乳酸キャベツ・春キャベツ・竹の子キャベツ・キャベジン

  • 台湾キヌア・レッドキヌア・紅キヌア・キヌア・スーパーフード

    注目の台湾フードとして「台湾キヌア」をご紹介致します。台湾キヌアは、古代より台湾の先住民により栽培されているそうで、紅色、朱色など鮮やかな見た目から(穀物界のルビー)と呼ばれています。先日ご一緒した台湾シェフによると、台湾キヌアは高い栄養価はもちろん、色味が非常に鮮やかなインスタ映えするスーパーフードとして、台湾国内で大きな注目を集めているとの事でした。白米と一緒に炊く食べ方が特に流行しており、台湾と同じように日本でも流行してほしいです!とお話しされていましたよ。台湾キヌアは見た目の鮮やかさで目を引くことに加えて、タンパク質や鉄分が豊富ですが、とてもヘルシー。キヌアはNASAも評価するスーパーフード、食物繊維・ミネラル・カリウムも多く、栄養バランスに優れています。女性からの人気が特に期待できそうです、台湾...台湾キヌア・レッドキヌア・紅キヌア・キヌア・スーパーフード

  • 菜の花・なばな・視力回復

    アブラナ科の菜の花は、キャベツやブロッッコーリーの仲間です。カロテンやビタミンが豊富、葉酸や鉄分も多いです。今日は、栄養を最大限に生かす調理法をご紹介します。茎や筋のかたい部分を落としてボウルに入れ、たっぷりの水に10分ほど浸して汚れを落としてシャキッとさせる(これ大事)。フライパンに2、3等分に切った菜の花、オリーブオイル、菜種油やごま油など好みのオイルをふりかけます。粗塩を全体にふってフタをし、強火にパッとかけるだけ。しんなりしたら出来上がりです。菜の花の蒸し煮は美味しさや香りが逃げず、凝縮した春の味を堪能できますよ。調理はパパッと!が菜の花の栄養分を逃さない大切なポイントです。先ほど届いた、満開の菜の花畑の写真。本日の海と菜の花畑のコントラストがものすごくキレイで素敵です。ajinomoto.jim...菜の花・なばな・視力回復

  • 生薬・桃仁(とうにん)・桃

    桃は、3〜4月に花を咲かせて、果実は6〜7月に実ります。桃仁は桃の種子(硬い殻の中にある)。種子を天日干ししたもので、血の流れが悪くて生じる「瘀血・おけつ」による月経痛や無月経、生理不順、うっ血、子宮筋腫などを改善させる効能があるとされます。乾燥性の便秘、下腹部の膨満感、肩こりなどにも有効とされています。桃には古くから邪気を払うとされ、桃の花を飾って女子の健やかな成長を祈る風習があります。中国では長寿に効果があるとされ、絵や陶器のモチーフとしてもよく見かけます。桃にはそれだけパワーがあると考えられているのですね。ちなみにつぼみを乾燥させた白桃花(はくとうか)は葉はあせも、しもやけ、ただれ、湿疹などに効能が期待できます。桃は美味しい果実でもあり、素晴らしい効能を持った生薬でもあります。ajinomoto.j...生薬・桃仁(とうにん)・桃

  • 卵・たまご・玉子・オムレツ

    オムレツと聞くとバターの溶けるいい匂いが漂って、シンプルで幸せな食卓のイメージがあります。今も昔も万人に愛される人気のオムレツ。名前の由来には、ユニークな一説があるのです。昔、スペインの王様がお腹がすき、通りすがりの家の男性に食べ物を作るように命じました。その男性の素早い動きを見た王様が「ケム・オ・ム・レスト」(なんとすばしっこい男だ)と呟いたことから、オムレツになったとか。私のオムレツは生リーム、チーズ、マヨネーズのいずれかを気分で加えてコクを出し、フォークで泡立ててふんわりときめ細かく焼きます。シンプルに卵に塩、胡椒だけをして、焦がしバターで焼くのも美味しです。卵は食物繊維とビタミンC以外の全ての栄養を含む、バランスの良い食品です。野菜を添えると最強の一皿になりますよ。ajinomoto.jimdof...卵・たまご・玉子・オムレツ

  • 雪の下・ユキノシタ・虎耳草

    雪の下は湿った半日陰地になる岩場などに通年自生する植物で、多年草の山菜です。初めて出会ったのは天婦羅屋さん、サクッと揚がった緑と赤の葉色が美しく、形も丸くて可愛らしいのでとても印象的でした。雪が積もった下でも枯れずに生息しているので「雪ノ下」と言われるそうですが、諸説あるようです。食べるなら、春先の葉が柔らかい時期がお勧めです。解毒作用があるとされ、お造りの添え物などにしたり、お椀、お浸し、和え物などに。生薬では虎耳草(コジソウ)といい、煎じて熱冷ましに飲んだり、葉を炙ってはれものに貼るなど、民間治療薬として使われていました。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoiz...雪の下・ユキノシタ・虎耳草

  • 分葱・わけぎ

    わけぎは、ねぎと玉ねぎの交配種でねぎとタマネギの雑種で球根性多年草です。広島県や島根県などの産直市場や道の駅に行くと柔らかそうなわけぎがずらりと並んでいます。この季節は肝機能が低下するので、酸味を加えた酢味噌和えなどの料理がおすすめ。脾を補う為に、少しの甘みを上手に加えて摂取します。タウリン豊富なイカやあさり、おろし生姜を組み合わせると美味しくなる上に栄養価がアップしますよ。わけぎには皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがるので、アレルギー症状などが気になる方はたっぷりいただいて下さい。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138.jp/date/2022/0分葱・わけぎ

  • せり・芹・白根草・せりごはん

    桜が咲く季節には、せりを沢山入れたせりご飯を作ります。せりの半量をごま油で炒めて(アクを取る意味もあります)ご飯と混ぜる。油とよく合うので、お揚げや牛肉を加えてもいいものです。残り半量は刻んで加え全体をサックリと混ぜ、仕上げにゆかりとすりごまをふる。お花見で桜を見上げながらいただく毎年楽しみなお弁当。せりは多年草で、きれいな小川や水辺、田んぼなどに生える香りがよい春の七草の一つ、古来から食養生にも使われてきました。病気を防ぐという意味合いで、七草粥にも入っていますね。せりには血流を正常に保ち、貧血の予防効果があり、特有のよい香りがストレス緩和に役立ちます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBY...せり・芹・白根草・せりごはん

  • さより・針魚・細魚・春告魚

    さっぱりした白身で淡白な美味しさのさより。室町時代に書かれた「大草家庭料理」に生さよりは吉とありますが、鮮度が良い旬のさよりはお刺身でいただくのが一番です。皮に独特の風味があるので塩焼き、干物などもお勧め。それからそれからステキな料理がありますよ、ピカピカのさよりを酢でしめ、少し甘い細かいおぼろをのせると何とも美しい!食べると口の中が春の嵐のようで、心がザワザワします。淡白なのに、かみしめると味が濃厚なさよりですが、白ワインとも合わせたくて、控えめな甘さで、セミドライのみりん干しを作ってみたら大正解でした。その土地土地によって収穫時期も呼び名も多様ですが、細身で銀色に光る美しいさよりが瀬戸内の海面に跳ね始めるのは3月〜5月、春の訪れを告げる魚でもあります。さよりが稚魚の頃は(えんぴつ)と、可愛らしい名で呼...さより・針魚・細魚・春告魚

  • 味醂・みりん・伝統調味料・発酵調味料

    疲れたなぁと思った時に、みりんをいただく事があります。甘酒も良いですが、甘露なみりんがスッと心地よく喉を通るので、寝酒に少し。もち米を9割、うるち米を1割の割合で作った、熟成した味醂はそのまま飲んでもとても美味しいものです。みりんは、甘酒と同様に、飲む点滴とも言われるほど滋養が高いのです。みりんは昔は砂糖より入手しやすく甘口の高価なお酒として飲まれていました。実は、お正月にいただくお屠蘇(おとそ)は、みりんや日本酒に数種の薬草をブレンドした屠蘇散(とそさん)を漬けたものです。「密醂」「美醂」とも書かれるみりんは、時代を経ていつしかコクのある調味料になり、お料理に使われることに。上質なみりんはさっと煮詰めるだけで、品のよいシロップにもなります。手間暇かけて丁寧に作られる日本の伝統調味料は技の巧み、身体にも優...味醂・みりん・伝統調味料・発酵調味料

  • セロリ・アンチョビセロリ

    セロリ食べ方で私のお気に入りは、アンチョビセロリ。作り方は簡単!セロリの根元をポキッと折り、ゆっくり引っ張り、スジを取ります。5、6cm長さに切り、更にアンチョビを乗せやすい大きさに縦に切り分け、砕いた氷の上にのせて冷やしておきます。後はアンチョビフィレをのせ、たっぷりのレモン果汁をしぼり、挽きたての黒こしょうをふる。ケイパー入りのアンチョビもありますが、その場合は刻んで一緒にのせるとよいですね。このフィンガーサラダを出しておけば、次のお料理が出てくるまでに多少時間がかかっても皆さんおとなしく待っていてくれますよ。もともと薬草だったセロリには、春先は環境が変わることでストレスを感じたり、寒暖の差で自律神経が乱れやすい時期。もともと薬草だったセロリにはトレスを軽減する効果が期待できます。葉も栄養価が高いので...セロリ・アンチョビセロリ

  • 玄米(げんまい)・お粥

    胃腸を休ませる為に週末はお粥にすることが多いのですが、今日は玄米のお粥にします。まず、ホウロウなどで玄米を焦がさないように炒ります(私は多めに炒って密封保存し、毎日お茶などに少し加えて香ばしさを堪能しています)。その後、たっぷりの水でゆっくりと中弱火でコトコト2〜3時間ほどかけて煮ますが、塩加減で美味しさが左右されますから、味をみながら最後に整えます。玄米は白米より滋養が高いので、疲れた時に時に良いものです。病気の方や玄米を食べなれない方は、玄米は消化しにくいのでお勧めしませんが、お粥ならいいでしょう。お粥なら胃への負担が軽いですよ。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumi...玄米(げんまい)・お粥

  • 補腎薬膳・黒木耳(くろきくらげ)

    黒木耳を水で戻して、水と酒少々、醤油、みりんで柔らかく煮た、黒きくらげの醤油にはコリっとした食感とはまた違って楽しいですよ。納豆に付属の辛子をよく混ぜフルフルの木耳の醤油煮を和えるだけですが、よくからんで美味。黒木耳は不老長寿の食材と言われ、黒ゴマやごま油(茶色)を足すとさらに腎機能が高まり、身体に吸収されやすくなります。足腰が弱くなったり、老化が気になる方は率先して黒い色のものをいただいて下さい、便通を促し、皮膚の再生力も高める効果が期待できます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138.jp/date/2022/0補腎薬膳・黒木耳(くろきくらげ)

  • 賢い作りおきおかず・お惣菜

    お惣菜は熱を入れ保存効果の高い醤油や砂糖、油など使うと日持ちがしますね。定番のきんぴらやひじきの煮物などは美味しいだけではなく、栄養価や食物繊維などもたっぷり。作りおくとごはんにもパンにも合うので、とても重宝します。私が良く作るのは煮卵、魚の煮付けやすき焼きなど(残った美味しい煮汁は他の料理に使い回すと深い味になります)。ちょっとしたことですが、ポイントを抑えればグッと美味しくなる秘訣とアレンジです。あるとホッとするお惣菜のひじきの五目煮、ごぼうとにんじんのきんぴら、半熟煮卵、牛肉のしぐれ煮などの定番中の定番のご紹介。(そこに、煮卵や魚の煮汁に入れると美味しくなる)その他いろいろな知恵が詰まっています。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2...賢い作りおきおかず・お惣菜

  • 冷え症・貧血予防・鉄分

    鉄分が不足すると、代謝が落ちて冷えの症状がでやすくなります。鉄分を摂取する時は、ビタミンCとタンパク質と一緒に食すと体に吸収されやすくなりますよ。お薬も大切ですが、普段から豆類、魚、レバー・赤身肉、ほうれん草・卵などを食すよう心がけましょう。体が温まる食材とビタミンCが多い野菜と合わせて調理するのがお勧め。例えば「レバニラ」などはさっと作れて簡単です。レバーの鉄分、にんにくの温効果、ニラの豊富なβカロテンやビタミンCとシンプルですがバランスがとても良い一皿なのです。「魚のみぞれ和え」は、大根おろしを合わせることがポイント、生の大根に含まれる酵素とビタミンC、そこに酢と一味唐辛子を加えと代謝もアップに繋がります。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBon...冷え症・貧血予防・鉄分

  • 冷え症・貧血予防・鉄分

    鉄分が不足すると、代謝が落ちて冷えの症状がでやすくなります。鉄分を摂取する時は、ビタミンCとタンパク質と一緒に食すと体に吸収されやすくなりますよ。お薬も大切ですが、普段から豆類、魚、レバー・赤身肉、ほうれん草・卵などを食すよう心がけましょう。体が温まる食材とビタミンCが多い野菜と合わせて調理するのがお勧め。例えば「レバニラ」などはさっと作れて簡単です。レバーの鉄分、にんにくの温効果、ニラの豊富なβカロテンやビタミンCとシンプルですがバランスがとても良い一皿なのです。「魚のみぞれ和え」は、大根おろしを合わせることがポイント、生の大根に含まれる酵素とビタミンC、そこに酢と一味唐辛子を加えと代謝もアップに繋がります。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBon...冷え症・貧血予防・鉄分

  • 富士宮焼きそば・削り節・ご当地グルメ

    富士宮焼きそばが大好きです。しっかりした食べ応えのある麺で、初めて口にして以来、そのコシの強さにやみつきになっています(中でも黒文字のメーカーさんの麺がお気に入り)。肉かすとイワシやサバの削り節を使用するのが特徴です。削り節工場に見学に行き、カツオとはまたひと味違う風味の削りたてを、お味見させて頂きました。必須アミノ酸やカルシウムがたっぷりで、削り節には美肌効果もありますよ。削り節を購入したら、酸化しやすいので出来るだけ空気を抜いて冷蔵、または冷凍庫保存しましょう)。焼きそばやラーメンなどの麺類は、よくB1グランプリに登場しますね。例えば極太麺の道頓堀焼きそば、ボリュームたっぷりの小樽のあんかけ焼きそばも有名ですね。それぞれのご当地グルメは、それぞれのストーリーがあってとても楽しい。ajinomoto.j...富士宮焼きそば・削り節・ご当地グルメ

  • 鯖・さば・サバ・へしこ・熟鮓・福井県小浜市・発酵食

    3月8日は鯖の日だそうです。下処理などの手間が一切かからず調理がしやすい鯖缶は、近年大変人気がありますね。良質なタンパク質、ビタミン類、EPA・DHAなどの豊富な栄養素を丸々含みます。日本で鯖を食べられてきた歴史は古く、縄文時代からだそうで馴染みの深い魚です。出張先の京都から福井に抜ける山道を車で走りました。昔から鯖街道と呼ばれるこの道筋には数件の鯖寿司店があります。オーダーを受けてから作られる鯖寿司には数種あって、どれも絶品。鯖は酢で〆ることが多い魚ですが、食あたりを防ぐ調理法、急速に鮮度が落ちるので「さばの生き腐れ・さばを読む」などの言葉も生まれました。近年では技術が発達して美味しく食べやすい状態で色々販売されています。街道を抜けた小浜市で、素晴らしい鯖の発酵食に出会いました。福井県の昔ながらの糠で漬...鯖・さば・サバ・へしこ・熟鮓・福井県小浜市・発酵食

  • 美容薬膳・薬膳・漢方・薬膳ベースの素・免疫力

    「薬膳ベースの素」レシピです。ノンオイルレシピです。鍋に鶏ももひき肉400g、酒1カップ、皮つきでおろし生姜とおろしにんにく各2かけ分、おろし新玉ねぎ大1個分、皮つきでおろした人参1本分、粗塩小さじ1、粗挽きこしょう適宜、唐辛子1本分(刻まない)をひと混ぜしてから中火にかけ、沸騰したら弱火で肉に火が通るまで10〜15分ゆっくり煮込む。冷ましてから冷蔵、または冷凍します。ここまでがベース。好みで血行不良や疲れに効く紅花、大茴香(八角)、大棗(なつめ)、丁子(クローブ)、陳皮(ちんぴ)、クミン、若返りのスパイスと言われるナツメグなどを適宜加え、香りや体への相乗効果を上げるとさらによいですね。このベースにカレー粉を足すだけでドライカレーができます。その他豆乳を加えてソイシチュー、トマトホールを加えればミートソー...美容薬膳・薬膳・漢方・薬膳ベースの素・免疫力

  • 七十二侯・春分の日・お彼岸・いなり寿司

    桜が美しく咲いています。春分の日、春のお彼岸ですね。雀初巣(すずめはじめてすくう)雀が巣作りを始める頃の初候。夜が短くなり、昼間が徐々に長くなって、本格的な春を迎える季節の変わり目になりました。お彼岸にお供えするお料理は、季節の野菜で作る精進料理や天麩羅、お赤飯、おいなりさん、おはぎ、ぼたもちなど。地方によっては彼岸そば、彼岸うどんなど食べる風習があります。基本的に魚や肉、卵、五葷(ごくん・ねぎ、らっきょう、アサツキ、ニラ、にんにくなど匂いのあるもの)などは用いないようにします。今日はお揚げを炊いて、祖父母の好きだった蓮根とゴマをたっぷり入れたおいなりさんを作ります。お揚げの上手な炊き方です。揚げは出来るだけふっくらしているものを買う。お箸を揚げの上に置き、コロコロと押しながら数回転がして半分に切る。熱茹...七十二侯・春分の日・お彼岸・いなり寿司

  • 安眠・カモミール・カミツレ・マザーハーブ

    ピーターラビットのお母さんは、不調気味なピーターにカモミルーティーを飲ませていました。これは、絵本の中の可愛らしいワンシーン。目覚め時やお休み前のハーブティーとして、昔から愛飲されてきたカモミールは、林檎を思わせる香りや鎮静作用でとてもリラックスするので、安眠を促す作用が期待できます。だいぶ春めいて来ましたが、寒暖の差や新しい事が始まって、心身の不調が気になる頃。カモミールは別名、マサーハーブ(お母さんのハーブ)と呼ばれるほど安らぎ効果の高い薬草です。ヨーロッパなどでは、古代からその鎮静作用や健脾(食欲不振など、胃に優しく作用する)に効果があるとされ、民間療法でもとてもポピュラーです。大きく分けるとジャーマンカモミールとローマンカモミールがあり、ハーブティーに向いているジャーマンカモミールは春からが旬(写...安眠・カモミール・カミツレ・マザーハーブ

  • ニラ・デトックス・疲労回復

    春の柔らかそうなニラが出回っています。食欲増進、疲労回復に良いとされるニラは、最も調理しやすい野菜ですね。ニラレバやニラと豚肉炒めなどはシンプルですが、ニラのアリシン、カロテン、肉のビタミンB1などが合わさって相乗効果のある組み合わせです。ニラの効能を使った昔ながらの民間療法も沢山あります、嘔吐やゲップにお困りの方は、ニラをさっと茹でて絞ったものと、生姜をおろして絞ったものを牛乳で溶いて飲む。腰痛や肩こりには、熱燗を呑みながらニラのお浸しなどをお酒のお供にいただくなど。薬膳では、ニラには止血効果もあり、鼻血、不正出血などに良いとされています。ですが作用が強いので胃腸の弱い方、小さなお子さんは少し控えめになさって下さい。ニラはお腹のホウキと呼ばれるほど便通効果も高い野菜。さっと茹でてすり胡麻などと和えれば、...ニラ・デトックス・疲労回復

  • 春野菜・デトックス

    春野菜が美味しい季節になり、店頭では柔らかそうな新玉ねぎや春キャベツ、新じゃが芋、新ごぼう・春人参などがお目見えしています。水分が多く皮が薄いので、火の通りが早く調理もとても楽ですね。皮に栄養があったり香りもあるので、素材がよければそのまま使用することも。旬の食材は、季節の起こりがちな症状を改善したり、トラブルを未然に防いでくれる効能を持っています。春は体内に溜め込んだ毒素を排出しようとするので、解毒器官である肝がフル回転する為ダメージを受けやすくなります。補う食材は、苦味のある山菜や、人参などの緑黄色野菜、アブラナ科のキャベツやブロッコリーなど。春に多く出回る柑橘類やイチゴなどの酸味のあるものなども肝の働きを助けます。肝腎要の肝を労わると、体の余分な毒素を排除し、栄養を吸収しやすくするので、自然治癒力を...春野菜・デトックス

  • 海藻・昆布・わかめ・美髪

    大きなめかぶを目にします。腎の働きを良くする海藻類は、女性特有のトラブルにも良いものです。中医学では(髪は血の余りである)とされており、髪がきれいな人は十分に血液がまわっている証拠と考えます。食から髪にツヤを与えるには海藻類、果物、野菜などのヨードやビタミン類が豊富なものを積極的にとり、卵や牛乳、豆類、魚、肉などの良質なタンパク質で毛髪の成長をうながすことが大事。海苔とひじきの佃煮などを作りおくとごはんのお供にも最適です。わかめやひじき、海苔(湿気ってしまったものでもok)などを出汁、醤油、みりんで煮詰めるだけ、お弁当や和え物にも重宝します。ケアとしては頭皮をマッサージしたり、ブラッシングして巡りがよくなるようにし、足の内くるぶしのくぼみにある(大けい)をマッサージすると、効能が上がり、疲れもとれます。写...海藻・昆布・わかめ・美髪

  • 牡蠣・牡蠣の炊き込みごはん

    ぷっくりとした膨よかな牡蠣が美味しい季節ですね。まずは、ほのかな塩気をまとった生牡蠣をそのまま口に放り込み堪能する、2個目は搾りたてのレモンで、3個めからはレモン&タバスコでいただきます。解毒作用もありますし、酢や生姜を使うのもお勧めです。旨味の凝縮した蒸し牡蠣もいいですね、フライパンに牡蠣を入れてお酒をふったら、フタをして加熱します。貝の口がほんのり開いたらすかさず取り出して開けるのがポイント、火を入れすぎないように気をつけます。蒸し立てはふっくらとして艶やか、磯の香りが鼻を抜けます。お弁当でも人気の牡蠣ごはんの作りかたです。牡蠣を殻ごとサッと酒蒸しにした後、身を取り出す。小鍋に酒、みりん、醤油を同量煮立て牡蠣を入れたらひと混ぜし、直ぐに火を止めます。冷めたらその煮汁でお米を炊き、炊き上がりに牡蠣をもど...牡蠣・牡蠣の炊き込みごはん

  • 白菜・白菜とチキンの和風シチュー

    梅の香りが漂う頃ですが、まだまだ冷えが気になります。こんな日には温かくヘルシーで、食べ応えのあるシチューはいかがでしょう。まず3、4枚分の白菜の軸と緑の葉の部分を切り分けてざく切りにし、にんにくはひとかけ分を潰し、鶏もも肉1枚分は食べやすく切る。フライパンにオリーブオイルかごま油大さじ1を熱し、にんにくと鶏肉を炒める。色が変わったら白菜の白い部分だけを加えてしんなりするまで炒め、塩、胡椒する。豆乳2カップと白みそ(みそ)大さじ1〜2を入れて煮立て、残りの白菜を加え中弱火で3〜5分ほど煮込む。白菜の軸は炒めると、とろりとして甘みが増すのですが、この一手間でグンとコクがでて美味しくなります。最後に大さじ1の葛粉を少々の水で溶いて加え、とろみをつけても。鶏肉の代わりに牡蠣を加えると精神を安定させる効果が高まり、...白菜・白菜とチキンの和風シチュー

  • レモン塩・lemonsalt・レモンの塩水漬け・柑橘類

    日本のレモンの旬は冬から春先。果汁たっぷりの完熟レモンを使って、香りの調味料として「レモン塩」を初めてご紹介したのは2010年のきょうの料理とあさイチさんでした。作りおくと便利なレモン塩ですが、少量や直ぐにお使いになりたい場合は、大きめレモン1個分のスライスと粗塩大さじ2半〜3をポリ袋にいれ、袋の上から馴染ませた(クイックレモン塩)がお勧めです。従来の作り方は、清潔な保存瓶や容器に塩とレモンの輪切りや乱切りを交互に入れて1週間ほど寝かせたもので、玉に容器ごと振って全体をなじませる。レモンエッセンス(レモン塩果汁)がたっぷり欲しければ、追いレモン果汁をすればOKです。レモンの皮にはダイエット効果がありますし、爽やかな香りのリモネンには神経の興奮を抑えるなどのリフレッシュ効果があり、肉や魚はしっとりします。お...レモン塩・lemonsalt・レモンの塩水漬け・柑橘類

  • レモン塩・lemonsalt・レモンの塩水漬け・柑橘類

    日本のレモンの旬は冬から春先。果汁たっぷりの完熟レモンを使って、香りの調味料として「レモン塩」を初めてご紹介したのは2010年のきょうの料理とあさイチさんでした。作りおくと便利なレモン塩ですが、少量や直ぐにお使いになりたい場合は、大きめレモン1個分のスライスと粗塩大さじ2半〜3をポリ袋にいれ、袋の上から馴染ませた(クイックレモン塩)がお勧めです。従来の作り方は、清潔な保存瓶や容器に塩とレモンの輪切りや乱切りを交互に入れて1週間ほど寝かせたもので、玉に容器ごと振って全体をなじませる。レモンエッセンス(レモン塩果汁)がたっぷり欲しければ、追いレモン果汁をすればOKです。レモンの皮にはダイエット効果がありますし、爽やかな香りのリモネンには神経の興奮を抑えるなどのリフレッシュ効果があり、肉や魚はしっとりします。お...レモン塩・lemonsalt・レモンの塩水漬け・柑橘類

  • 根菜・巻繊汁・けんちん汁・乾燥

    乾燥するこの季節は喉や体を潤す金柑や柑橘類梨などの果物が多く出回りますね。根菜の大根、蓮根、蕪、ごぼうなども喉に良い野菜達です。大根の蜂蜜漬け、おろしごぼう汁、蓮根の葛湯などは喉や咳のケアに良い民間療法として様々あり、昔から親しまれています。今日はこれらの滋養がある根菜をたっぷり入れたけんちん汁の簡単な作り方です。鍋にごま油をなじませたら、食べやすく刻んだ根菜類を炒め、油が回ったら豆腐を崩し入れて炒め合わせて塩少々をふる。後は、昆布や干し椎茸の出汁を使い煮込んで醤油風味で仕上げまます。ネギや揚げを入れて風味やコクを加えてもいいですね。寒い日の汁ものは殊の外美味しく感じますし、運動不足に心当たりがある方は、繊維たっぷりの根菜類を沢山いただいて腸活しましょう。皮部分近くに香りや栄養があります、たわしで擦り洗い...根菜・巻繊汁・けんちん汁・乾燥

  • キムチ・発酵食品・漬物・免疫力

    白菜が美味しい季節なので、キムチをたっぷり漬けています。昼間は温かい日も増えてきたので発酵もスムース、2月は漬物や保存食作りにお勧めの季節です。発酵食は腸内環境を整えるので、花粉症などアレルギー緩和の手助けにも最適。糠漬け、乳酸キャベツ、あさ漬けなど常に食卓に上げるようにすると健康維持に役立ちますね。中でもキムチは生姜、ニンニク、ニラ、りんご、玉ねぎなどの香味野菜をたっぷり混ぜた(薬念・ヤンニョム)と一緒に発酵させるので、それぞれの栄養と体が温まる作用が加わって免疫力を高めます。何かとストレスも多く感じる春先には、アミノ酸の一種のギャバをたっぷり生み出す漬物を食べて心身共に養生して下ださい。お夕飯時にいただくと不眠にも良い効果をもたらすようです。キムチの詳しい作り方本場韓国のキムチ作りの達人達は香りの良い...キムチ・発酵食品・漬物・免疫力

  • 大根・大根のあさり鍋・養生三宝

    大根は免疫力を高めると言われている「養生三宝の一つ。ずっしり重い大根を厚めに切って皮をむき、隠し包丁を入れ下茹でする。鍋にたっぷりの水と昆布、白菜、茹でた大根、酒を入れゆっくりじっくり昆布出汁で柔らかくなるまで煮る。あさりは皮ごと調理することが大事、旨味と栄養を丸ごと全部いただきましょう。大きめのあさりを2、3個ずつ加え、煮えばなのぷっくりした開きたてをすぐさま堪能する、何回も何回も繰り返す作業、その美味さにはいつまでも飽きることがないのです。その後のスープにはあさりの旨みと大根、白菜の甘みが広がっています。この出汁を熱々に温めてつるんとした稲庭うどんに少なめにはる(あればおろし生姜やかんずりなどを用意しておく)。ゆずの香る少し濃いめの葛あんをたっぷりかけていただいてもいいものです。大根には、痰をきり咳を...大根・大根のあさり鍋・養生三宝

  • 冬の蜂蜜・ハチミツレモン・風邪予防

    深いオレンジ色が美しい濃厚なはちみつを鳥取の農家さんに頂きました。熊に蜂箱が襲われる年もあるそうで、貴重なはちみつを大事に口にしています。古代から美容と健康によく、その高い殺菌効果から薬としても活用されてきたはちみつ。自然治癒力を高める天然の食材です。保湿効果もあるので唇に塗るなど食べる以外の肌ケアにも◎、腸を潤すので便通も促します。今の時期は喉の痛みや咳止めとしての出番も多いですね。効果を期待するならば、天然のはちみつがお勧め、非加熱や低温で加熱したものを選びます。天然物は温度が低いと固まる事があります、50〜60度の湯煎にかけて優しく溶かして下さい。専門店に出向くと色や香りの違い、産地や花の種類等を教えてくれます。中でもそばの蜂蜜は効能が高いと伺ったことがありますし、少しだけクセがありますがマヌカハニ...冬の蜂蜜・ハチミツレモン・風邪予防

  • chocolate・チョコレート・金柑

    チョコレートやココアを食べると、刺々しい神経が安らいでいく感覚を経験したことはありませんか?チョコレートには神経を鎮静させる効能があり、集中力も高めるそうです。かつて18世紀頃のフランスでは、カカオが医薬品として珍重されていたようでマリーアントワネットにも処方されていたとか。カカオの種子を発酵、焙煎したカカオマスが主原料のチョコレートは、抗酸化作用が強いポリフェノールやミネラルが豊富に含まれています。血圧低下、動脈硬化予防、身体の酸化を防ぐ美容効果への働きも期待されています。カカオが70%以上のハイカカオやオーガニック商品、低温加工のローチョコレートなどは特に体に優しい。表示を読んで、原材料が少な目でシンプルなものを選ぶのもポイントです。チョコレートと相性の良い金柑。甘さと香りを濃縮させたセミドライをチョ...chocolate・チョコレート・金柑

  • 卵・たまごかけごはん・卵酒

    今日の朝ごはんは、卵かけごはん。柚子の香りがする卵を頂いたので、シンプルに楽しみます。卵はほぼ完全な栄養食、ビタミンCや繊維を含む食材を添えれば簡単にバランスのよい献立になります。卵マイスターに教わった、卵かけごはんの食べ方です。まず、炊きたてのごはんに先に醤油をたらします。黄身と白身をわけて落とし、わさびと鰹ぶしを添える。この時は、甘みを感じる白身からいただきます。もう一つは塩とわさびで食べる卵かけごはん。ゆずたま(ゆず香る卵)などが手に入った時はぜひ試して下さい。わさびを添えるのは私の好みなので、無くても大丈夫です。山の中を自由に走り回って、きれいな小川の水を気ままにのむ鶏たちはとても健康で、栄養価の高い良質のたんぱく質を含んだ卵を生んでくれます。卵の盛り上がりが高く、白身はゼラチン質を感じることも。...卵・たまごかけごはん・卵酒

  • シナモン・生薬・スパイス・冷え

    キッチンにシナモンスティックやパウダーが眠っていたら、お茶やお料理に加えてみましょう。シナモンはスリランカ、インド南部が原産地。日本でも国産のシナモンが温かい地方で栽培され、春に収穫されます。シナモンに似ている薬膳の肉桂(桂枝)は根っこ部分、樹木のシナモンとは種類が違うのですが、薬効は似ています。冷えをとり五臓を活性化させるとされており、関節痛などの痛みや、血のめぐりの改善に欠かせない生薬(スパイス)です。活血するので目の下にクマができやすい、生理痛が気になる方にもお勧めです。シナモンは、体を温める作用は生姜以上とされ、指先などの毛細血管まで温めるそう。体温が上ると免疫力も高まります。身体はなるだけ冷やさないように日頃から気をつけ、特に首、手首、足首、腰などに気を配ります。香りが良いので、リラックスしたい...シナモン・生薬・スパイス・冷え

  • 苺・いちごシロップ

    真っ赤なみずみずしい苺を見かけると食べたくなります。この時期は空気が乾燥しているので、喉や肌の渇きを感じやすい。苺は唾液の分泌をうながすので、口内の乾燥を和らげます。体の余分な熱をとって火照を沈め、その甘い香りでイライラした気分を落ち着かせる手伝いもします。含まれるビタミンCは果物の中でもトップクラス、風邪予防にも最適。程よい酸味と甘みで疲労も回復します。乳製品との食べ合わせもお勧めです。牛乳と合わせればカルシウムの吸収をよくし、ヨーグルトと合わせると便通作用がさらに高まり、整腸作用で美肌効果やアレルギーなどにも効き目がありそうです。日持ちのする苺シロップは簡単です。苺は必ず、洗ってからヘタを取りましょう。清潔な容器に苺を入れ、苺の量より少し多めの氷砂糖を後から被せるように加えます。変色しないように落とし...苺・いちごシロップ

  • 酒粕・粕漬け・発酵食・食薬ごはん

    脂がのったブリやタラ、サケなどの魚が出回っていますね。いつものように塩をふったり、照り焼きにしても美味ですが、酒粕や味噌に本みりんを混ぜた床に漬けると、魚の脂の旨味が溶け込んで、ご飯やお酒が止まらない美味しさになります。酒粕やみそには、ビタミン、ミネラル、繊維、アミノ酸、乳酸菌などが多く含まれるので、生活習慣病予防や腸によい働きが期待できます。日本の伝統調味料は本当に良くできており、味を染み込ませるだけでなく、巧みに水分や臭みを抜き、旨味を凝縮させ、保存効果も兼ねるなど多様な効果があります。焼く時は、焦げやすいのでみそや酒床を拭います。コツは、強火でしっかり熱したグリルに入れたら温度を下げ、焦がし過ぎないように焼きます(特に厚さがある場合はほどほど焼いたら弱火に)。旬の柑橘類や大根おろしを添えていただくと...酒粕・粕漬け・発酵食・食薬ごはん

  • 葱・下仁田ねぎ・葱白・食養生

    立春が過ぎ、梅の蕾もふっくらして来ましたが寒さが一番募る頃。ねぎは風邪の特効薬。体を温め、寒気から体や喉を守ります。特に美味しい季節なので寒い日には沢山召しがって下さい。ねぎの白い部分は葱白(そうはく)という生薬でもあり、体を温める薬効が高く、咳や痰、喉や関節の痛みなどの症状にも効き目があります。炎症をおさえて痛みや熱を取りのぞく効果があるとされ、昔は焼いて喉に巻くなどの民間療法がありました。ねぎは辛味のある野菜ですが、加熱調理をすると柔らかくなり、甘みが出て食べやすくなります。生姜やニンニク、唐辛子、山椒、シナモンなどを更にプラスすると効果が高まり、豚肉やラム肉と合わせると気力、体力を養います。下仁田ねぎに、好きな食べ方があります。丸のまま魚焼きグリルでたまに返しながら全体が真っ黒になるまで焼く。外皮を...葱・下仁田ねぎ・葱白・食養生

  • 菜の花・菜花(なばな

    店先でチラホラ菜の花を見かけるようになりました。春の訪れを感じさせじる菜の花は、ほんのり苦みがある花野菜です。ビタミンC、カロテン、カルシウムが多いので風邪予防にもお勧めです。鉄分も豊富、貧血気味の方や、産後の肥立ちが悪い方にも良さそうです。購入するときは、花が咲き過ぎていない、緑色が濃いものを選び、茎の部分を1cmほど切ってたっぷりの水に短時間、放してあげましょう。背伸びをするようにイキイキしてきますよ。水分をたっぷり吸収すると、火を通した時も熱伝導が良くなりシャキッと美味しく仕上がります。風味を楽しめるおひたしや辛子和えはおすすめ。さらにオリーブオイルやごま油等と合わせると、カロテンの吸収が良くなります。食べやすく切った菜の花をフライパンに入れ、塩とオイルをふって蒸し煮にすれば、手軽な上に栄養価も逃し...菜の花・菜花(なばな

  • ささみ・鶏の梅照り・鶏ささみの肉梅だれ

    白身のような柔らかな食感を目指した調理法です。使用する調味料はどちらのお宅にもある、砂糖、生姜、塩、お酒で、その都度しっかり揉み込むのがポイントです。それさえ守れば、時間を置くことも、茹で方に気を配るなどの必要もありません。順番に馴染ませるだけで、直ぐに調理が出来ます、多めに作り置きしても良いですね。今日は、片栗粉を叩いて、キャベツともやしの上に乗せ、梅ダレをかけた重ね蒸しにしました。つるんとした喉越しに仕上がるので、小さなお子様や、ご年配の方、ダイエット中や胃腸が弱って疲労を回復したい方にもとてもお勧めな優しい組み合わせです。写真は、鶏もも肉バージョンの梅照り。下ごしらえは同じ手法、もも肉を柔らかジューシーにし、皮はカリッとオイルソテーして同じ配合の梅ダレを絡めれば、ご飯が進むおかずになります。なんとな...ささみ・鶏の梅照り・鶏ささみの肉梅だれ

  • 牡蠣・かき・牡蠣の炊き込みごはん・ストレス緩和

    ぷっくりとした蒸し牡蠣。貝の口がほんのり開いたらすかさず取り出して開けるのがポイント、火を入れすぎないように気をつけます。みずみずしく水分を含んだ牡蠣はプリプリで艶やか。磯の香りが鼻を抜けます、まずはほのかな塩気をまとった牡蠣をそのまま口に放り込み、2個目は搾りたてのレモンで、3個めからはレモン&タバスコでいただきます。牡蠣ごはんも美味しいですね。殻ごと酒蒸しにした後(ほとんど生)身を取り出します。小鍋に酒、みりん、醤油を同量煮立て火を止め、牡蠣を浸し冷まします。その煮汁でお米を炊き、炊き上がりに牡蠣をもどして少し蒸らす。ぷっくりとした仕上がりに、食卓で歓声が上がります。あれば山椒の葉や三つ葉を散らして下さい。牡蠣の旨味と香りを堪能できる炊き込みごはんです。牡蠣は亜鉛や鉄分が豊富です、髪や肌も美しくするエ...牡蠣・かき・牡蠣の炊き込みごはん・ストレス緩和

  • 米油・クレープの作り方

    米油は100%お米を原料にした植物性の油、ビタミンEが豊富です。人気の鶏肉の唐揚げや春巻きを揚げる時は、米油は特にお勧めです。高温に強いのと、含まれる成分で揚げ物がカラリと揚がります。酸化しにくいので持ちがよく、キッチンに嫌な匂いが立ち込めないので油酔いしないのも嬉しい利点です。サラリと軽い性質は、お菓子作りにも大活躍します。今日は、思い立ったらすぐに作れるクレープを焼きました、とても簡単です。ボウルに卵1個を溶き混ぜ、小麦粉と牛乳を各1カップ、塩ひとつまみ、甜菜糖(砂糖)大盛り大さじ1、米油大さじ1をよく混ぜます。後は、米油を馴染ませたフライパンを熱して、1度濡れ布巾の上で冷ましてから中弱火にかけて、生地を薄く広げて焼くだけです、大体4枚分の出来上がりです。(この生地は30分〜1晩冷蔵庫で寝かせると、ま...米油・クレープの作り方

  • 橙・だいだい・ポン酢

    私のポン酢と言えば、橙の果汁を昆布に浸した濃口醤油に入れたもの。果汁と醤油の割合が良くないと酸味が立ちすぎたりとバランスが悪くなってしまうので、そこだけ気をつけています。割合は好みですが、だいたい果汁の同量より昆布醤油を気持ち多めに合わせたものがいいなと思います。橙はお正月の鏡餅に良く使用されますが、代々栄えるの意味から縁起の良い果物とされており、2、3年たっても木に実ったままなのが由来だそうです。昔ながらの民間療法には、橙の皮をすって胃もたれ改善薬などにされていました。ビタミンCやEが多く、成分のシネフリンには、胃液の分泌を助ける健胃作用が有り、酸味や香りには疲労回復効果も期待できますajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRank...橙・だいだい・ポン酢

  • ごま・胡麻・黒胡麻

    白ごまの方が黒ごまより油分が多いそうです。ごまからしぼった胡麻油はしっとりとしてコクがあり、香ばしいので食も進みます。肌を潤したり便秘の改善にも効能があり、抗酸化成分ゴマリグナンに多く含まれるセサミンには健康に良いごまパワーがたっぷり。黒い色の黒ごまは腎機能を補う食材で、昔から白髪の改善にも良いとされてきました。白ごまも好きですが、最近ではポリフェノールも含む黒ごまを意識して摂取するようにしています。ごまを弱火でよく炒ってすり鉢に入れて半ずりにし、粗塩を加える。炒りたては香りが違いますよ、これを玄米にたっぷりふって食べると本当に美味しい。ごまの消化をよくするために、すりごまにしていただくとよいですが、面倒な時は指でひねり潰すようにするだけでも違います。ajinomoto.jimdofree.comペットの...ごま・胡麻・黒胡麻

  • ごま・胡麻・黒胡麻

    白ごまの方が黒ごまより油分が多いそうです。ごまからしぼった胡麻油はしっとりとしてコクがあり、香ばしいので食も進みます。肌を潤したり便秘の改善にも効能があり、抗酸化成分ゴマリグナンに多く含まれるセサミンには健康に良いごまパワーがたっぷり。黒い色の黒ごまは腎機能を補う食材で、昔から白髪の改善にも良いとされてきました。白ごまも好きですが、最近ではポリフェノールも含む黒ごまを意識して摂取するようにしています。ごまを弱火でよく炒ってすり鉢に入れて半ずりにし、粗塩を加える。炒りたては香りが違いますよ、これを玄米にたっぷりふって食べると本当に美味しい。ごまの消化をよくするために、すりごまにしていただくとよいですが、面倒な時は指でひねり潰すようにするだけでも違います。ajinomoto.jimdofree.comペットの...ごま・胡麻・黒胡麻

  • 金柑・きんかん・喉の不調・薬膳・食養生

    柑橘類が豊富に出回っていますが、中でも金柑属の個別分類になる(皮ごと食せる)金柑がとても美味しく感じます。ヘタが緑で艶がよく、より赤みの強いものを購入し、よく洗ったら皮ごと存分に楽しみます。喉にもよい金柑は甘露煮にしたり、コンポートにして保存。きんかんを2、3分下茹でしてアクを抜きます。蜂蜜に漬けるだけでも良いですが、鍋に移してきんかん分量の半量くらいのきび砂糖とかぶるくらいの水、少々の酢か白ワインを加えトロミが出るまで煮詰めます。煮物や酢豚などに入れると味に奥行きがでて、鶏肉や鴨肉などともよく合います。お菓子には、タルトやソルベになどにすると爽やかです。金柑の皮に含まれるヘスペリジンやビタミンCは風邪予防やアレルギー対策に有効、香りには気の巡りをよくする効能があり、ストレスを緩和し心を落ち着かせます。写...金柑・きんかん・喉の不調・薬膳・食養生

  • 海藻・新わかめ・美髮

    腎の働きを良くする海藻類は、女性特有のトラブルにも良いものです。中医学では(髪は血の余りである)とされており、髪がきれいな人は十分に血液がまわっている証拠。食から髪にツヤを与えるには海藻類、果物、野菜などのヨードやビタミン類が豊富なものを積極的にとり、卵や牛乳、豆類、魚、肉などの良質なタンパク質で毛髪の成長をうながすことが大事。海苔とひじきの佃煮など作りおくとご飯のお供に最適です、戻したひじきと海苔(古くなってしまったものでもok)、出汁、醤油、みりんで煮詰めるだけです。後は頭皮をマッサージしたり、ブラッシングして巡りがよくなるようにし、足の内くるぶしのくぼみにある(大けい)をマッサージすると、効能が上がり、疲れもとれます。写真は小樽で食べた「細め昆布」、3月までしか漁ができないそう。うすくなめらかでとて...海藻・新わかめ・美髮

  • 白菜・オレンジ白菜・鍋

    白菜は水分が多く低カロリー。ビタミンC、マグネシウム、カリウム、食物繊維が豊富な冬の代表野菜ですね。一度に沢山の量が食べられるのでビタミンCを多く取り入れる事が出来ます。薬膳では胃腸の熱を沈めるので、消化によく、二日良いにも良いとされている野菜です。今年度最後のオレンジ白菜、柔らかく甘みがあるので生のままでいただいても食べやすい、栄養価も損ないません。塩をふってオイルとレモンを馴染ませる、あるいはピリ辛のヤンニョム(薬念)のサラダにして、キムチ味だけれど食感を楽しむサラダにすることも。にんにくや生姜、唐辛子などがたっぷりのペーストなので、免疫力を高める手伝いもします。鍋物に大活躍する白菜ですが、下茹でして3枚重ね、手前からクルクルと巻いて輪切りにしてからお鍋や煮物に入れる。茹で汁に白菜の甘みが移っているの...白菜・オレンジ白菜・鍋

  • いちご・苺・イチゴ・肌養生

    冬から出回るいちごですが、だんだん香り豊かで美味しさがましてきました。ビタミンCが豊富で肌養生や風邪予防にも良いもの、コラーゲンの育成にも役立ちます。いちごは体にこもった余分な熱を下げたい時にもお勧めの果物(果実的野菜)、1日5粒程度食べると効能が得られるそうです。出来るだけ葉が緑でピンと張り、実に傷がないものを購入します。いちごを洗う時はヘタ付きのままでサッと洗うようにしましょう、ビタミンCの流出を防いで栄養価を逃しません。毎年作る苺のビネガーシロップは姪っ子達にも大人気、ミルクを加えるとヨーグルトのような食感になります。いちごに練乳をかけるのは食べやすさだけでなく、いちごの栄養素と乳製品の脂質と合わせると体への吸収がよくなるからです。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウ...いちご・苺・イチゴ・肌養生

  • 牡蠣・牡蠣フライの作り方・味覚障害

    牡蠣が美味しい季節ですね。腎の働きを高める牡蠣は亜鉛を多く含み、肌や爪、髪の艶をよくしエイジングケアにも有効とされ、味覚を改善する手助けをします。今日は、はがれにくい洋食屋さんのサクサク衣のテクニックのご紹介。ひと手間でグンとパン粉が落ちにくくなって、サクサクに揚がります。衣を作り方です・ボウルに卵L玉1個、小麦粉大さじ1、水を大さじ1を加えてよく混ぜる(料理用語でこの衣をバッター液と言います。粉と卵、水やミルクを混ぜた混合物の意味です)。後は、具材の水分をキッチンペーなどでしっかりとって塩、こしょうをふり、小麦粉を全体に軽く叩いたあと、衣にくぐらせてパン粉をしっかり押し付ける。揚げると、ツノが立つような生パン粉がサクサクして私は好きですが、お好みで乾燥パン粉でも。ajinomoto.jimdofree....牡蠣・牡蠣フライの作り方・味覚障害

  • 梅干し・梅醤番茶・民間療法

    子供の頃、風邪をひいて熱を出すとペタペタとこめかみやおデコに梅干しを貼られた記憶があります。冷たくグニャッとして子供心には嫌なのですが、起きると梅干しはパリパリになってはがれ落ちていきました。高熱を取り、頭痛を抑える解毒作用があるからですね、昔人の知恵民間療法です。頭痛がする時、こめかみに貼るのは丁度血行の流れを良くするツボがあるからで、とても理にかなっています。毎年趣向を凝らして梅干しを作り3年以上寝かせてから食しますが、同じ味にはなりません、そこも手造りの愛しさです。塩分をしっかり効かせた長期熟成できる梅干しは味噌と同じで効能が高くなると言われています。疲れた時やデトックスしたい時は、梅しょう番茶(湯飲みに梅干し1個、醤油少々、熱い番茶を注いだもの)をいただくと、胃腸の調子も整え元気になりますよ。aj...梅干し・梅醤番茶・民間療法

  • 人参・ドライアイ・花粉症・キャロットラペの作り方

    今日は暖かな日和。なんとなく目のかゆみやドライアイなど、気になる症状が出て来く方も。人参は目のトラブルなどに良いとされ、皮膚や粘膜を健康に保つ野菜です。これから出回る春人参はみずみずしく甘さもあって良い香りがします、生でいただくと栄養価もそのまま。人参サラダのキャロットラペの作り方です。皮ごとの人参をタワシでこすり洗いし、千切りにします。粗塩を振って5分ほどおき、水分をとります。レモンやオレンジのしぼりたて果汁、オリーブオイル適宜ふって馴染ませる。酵素、ビタミンC、カロテン、繊維がたっぷりなサラダです。今なら金柑を加えても良いですね、甘み、香り、色が冴えた美しい一品になります。花粉症が気になる方はヨーグルトと合わせて。薬膳では、人参を日々取り入れると血と津液を作り栄養不足を補うとされています。人参を購入す...人参・ドライアイ・花粉症・キャロットラペの作り方

  • ホタテ・帆立・ほたて・貝 ・疲労回復

    旬のホタテは旨味や甘味がギュッとしています。鮮度が良いホタテは閉じようとする力も強いので、貝口の両脇を指でしっかり支えながら身の下に素早くナイフを滑りこませるのがポイントです。これに慣れている私ですが、手の平の上でこちらに向かってパクパクと噛み付くように動いた帆立に出逢った時はビックリしました。ブルターニュの岬の市場で、指を挟まれないように格闘した忘れられない想い出、貝殻が厚くて美しいピンク色の天然物です。写真の卵巣が鮮やかなホタテはパリの朝市。ホタテはタウリンが豊富、ビタミンB12、亜鉛なども含まれ、疲労回復や肝機能も向上させるので、お酒のお供、二日酔いにもお勧めです。薬膳では干し貝柱にし、効能を上げて特に腎をケアします。生ホタテの好きな食べ方があります。貝柱は横に切ったり包丁を使わずに、縦に手でちぎる...ホタテ・帆立・ほたて・貝・疲労回復

  • 発酵・発酵バター・イングリッシュマフィン

    最近、イギリスの朝食によく出てくる丸いイングリッシュマフィンにハマっています。カリカリっと香ばしくトーストされた匂いがキッチンに広がると、パンを焼くだけなのに幸福感がいっぱい。発酵バターと目についた果物をきび砂糖とレモンなどで煮るのですが(今は柑橘や苺が出回っていますね)温かいジャムを添えるのがまたよくて。甘い香りにも癒されて、セロトニン(脳内幸せ伝達物資)をたくさん分泌してくれます。神経を休めるたっぷりのカモミールミルクティーがよく合います。マフィンはナイフで切らずに、横にして、半分の高さにフォークでさして一週し、手で割ったものをこんがりトーストしてみて下さい、表面がサクサクして美味しく感じますよ。発酵バターはクリームに乳酸菌を加えて発酵させたもの。普通のバターより少し高価ですが、芳醇な香りや栄養分、満...発酵・発酵バター・イングリッシュマフィン

  • 蜂蜜・はちみつ・ハチミツ・咳止め

    深いオレンジ色の美しくて濃厚な天然蜂蜜を、鳥取県の山郷の農家さんから頂きました。熊に蜂箱が襲われる年もあるとか。お裾分けを頂き、大事に口にしています。古代から美容と健康によく、その高い殺菌効果から薬としても活用されてきたはちみつは、自然治癒力を高める自然食です。リップクリーム代わりに、肌荒れ改善パックなど外からのケアにも◎。この季節は、痛や咳止めなどに活用される出番も多いですね。効果を期待するならば、やはり天然のはちみつがお勧めです、出来るだけ非加熱や低温で加熱したものを選びます。天然のもは温度が低すぎると固まる事があります、50〜60度くらいの湯煎にかけて優しく溶かして下さい。ビタミンCたっぷりの旬の国産レモンと合わせた「はちみつレモン」は、今最も楽しむべきホットドリンクです。大根を角切りにして蜂蜜につ...蜂蜜・はちみつ・ハチミツ・咳止め

  • キムチ・豚バラキムチ・発酵食

    白菜が美味しい季節なので、キムチをたっぷり漬けています。発酵食は腸内環境を整えるので、これから飛び交う花粉症やアレルギーの緩和の手助けもします。糠漬け、乳酸キャベツなどを含め、漬物は常に食卓に上げるようにするといいですね(ギャバを多く含むのでストレスが気になる時にもよいようです)。キムチは香味野菜をたっぷり混ぜた(ヤンニョム)と発酵させるので、乳酸菌がたっぷり、にんにく、生姜、ニラなどの薬味で体も温まり免疫力を上げる手伝いをします。簡単で美味しい豚バラキムチの炒め物のポイントは、肉に小麦粉を薄くはたく、ごま油で炒める、焼肉のタレか3倍濃縮めんつゆかコチュジャンなど甘辛い調味料を少し加えて味に奥行きをだすこと。春雨を加えるのもお勧めです、濃厚で辛みとトロミのある豚バラキムは、ご飯もビールも進むバランスの良い...キムチ・豚バラキムチ・発酵食

  • 小松菜・コマツナ・冬野菜

    アクが少ないので生でも美味しい小松菜はスムージーや、生ナムルなどにも最適です。原産国は日本で、昔から江戸川区あたりの特産品。ビタミンC、E、カルシウム、鉄分などが豊富、風邪予防や骨祖しょう症、肌養生などにとてもよい野菜です。簡単な小松菜料理をご紹介します。フライパンに4㎝幅に切った小松菜半束(水にさらして水に上げたもの)と、レバーの薄切り、ごま油小さじ2〜3、輪切り鷹の爪、塩3つまみを全体にふり、フタをして中強火にかけ、短時間で仕上げます。色鮮やかになればでき上がり、心地よい歯ごたえがのこります。栄養を逃しにくい調理法で、油を使うとカロテンも効率よく体に摂取できます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログラン...小松菜・コマツナ・冬野菜

  • 蒟蒻(こんにゃく)・腸整作用・温活

    サトイモ科の蒟蒻芋は中国から伝わりました。ゴツゴツした芋で、収穫されてからしばらく貯蔵されてから初めて調理工程に移ります。精進料理など日本でも古くから調理されており、僧侶の大切な栄養源でもありました。お腹の掃除機と言われるほど腸整作用が高いこんにゃくは、グルコマンナン(食物繊維)が豊富、コレストロールも下げるので生活習慣病予防に有効です。薬膳では利尿作用があるとされており、泌尿器科系の治療に使用されます。数年前に生芋(こんにゃく芋)からこんにゃくを作るお手伝いをさせて頂きました。ご自分の畑でも作られる美味しい芋の見分け方や、蒟蒻作りでも芋によって微妙に配合を変える感覚などを教わりましたが、1度や2度では習得できません。出来上がったこんにゃくは、うっすらとした桃色、もっちりとしているけれど歯切れがよい食感が...蒟蒻(こんにゃく)・腸整作用・温活

  • 白木耳(シロキクラゲ)・美容食・美肌・薬膳

    白キクラゲは肌を潤す効果が高いので薬膳では貴婦人の美容食と呼ばれています。滋養強壮作用も高く、食物繊維もとても豊富です。日本では乾燥ものが一般的ですが、生の白キクラゲ(ヒダのあるもの、耳を大きくしたような形の銀耳)も栽培されていて、ネットなどで購入できます。スーパーで見かける白キクラゲを購入する時は、出来れば大ぶりのものを選びましょう。一般的にはさっと茹でて中華のデザートなどに多く見られる白キクラゲですが、サラダや酢の物にも良いものです。効能があり美味しい食べ方ですが、たっぷりの水で1時間半くらいコトコトゆっくり煮て充分なとろみが出るまで下茹でします。肌を潤したい時は、手羽先、セロリ、生姜薄切り、黒胡椒を加えて更に煮込み、じゃが芋やカリフラワーなどと合わせてさらなる美肌スープに。デザートには、杏仁粉と氷砂...白木耳(シロキクラゲ)・美容食・美肌・薬膳

  • アカモク・海藻

    1月中旬から2月をピークに採集されるアカモク。以前取材に行った、福井県の漁師さんに採れたての海藻を今年も送っていただきます。めかぶ付きのワカメとアカモクがどっさり。アカモクはよく水で洗って、手でしごくようにして硬い軸は取り、熱湯で茹で、ザルに上げて冷水ですすいで、ザルに30分置いて下処理します。アカモクは地域によって呼び名が変わり、新潟県ではナガモ、ギバサは秋田県特有の呼び名、島根沖の離島ではしじゅっぴろ、と呼ばれています。茹でると強い粘りがでるので、海の納豆とも呼ばれていますよ、実際に細かく叩いて納豆と和えていただくと栄養価が高くなり、美味しくいただけます。じゃこと合わせて酢の物にすると鉄分とカルシウムが効率よく摂取できます。栄養素は粘り気のフコイダン始め、ミネラル等が豊富。免疫力を活発にし、花粉症予防...アカモク・海藻

  • 養生三宝・白菜・白菜のホワイトシチュー

    「白菜・大根・豆腐」は、養生三宝と言われるほど滋養がある野菜です。冬ならではの白菜はずっしりと重く、特に軸の甘味が美味しいですね。この軸の部分の旨味をグッと引き出したシチューは冬の醍醐味です。相性のよい白みそでこっくりとした味付けにし、葛でとろみをつけたシチューは体の芯から温まります。作り方は簡単です。白菜は軸と葉の部分に切り分け、それそれ食べやすい大きさに切り分けます。フライパンにオリーブオイルとにんにく、鶏もも肉を入れ、塩、こしょうして炒め、肉の色が変わったら白菜の軸を透き通るまでじっくり炒めます。かぶるくらいの鳥ガラスープを加えてふたをして蒸し煮にします。しんなりしたら豆乳、白味噌、葛粉各適宜を混ぜたものを加え、まぜながらとろみをつけます。器に盛理、オリーブオイルや挽きこしょうをふっても。肌もキレイ...養生三宝・白菜・白菜のホワイトシチュー

  • 牡蠣・かき・カキフライ・滋養強壮

    身がプクプクのカキは美味しいですよね。食べると元気が出ます。写真は漁師さんの手の上で剥き立て、厚岸産のカキです。カキには亜鉛、マグネシウム、タウリン等が多く含まれ、味覚を正常に保ち、貧血や慢性的な疲れを改善します。ビネガーに刻んだエシャロットを混ぜ、カキと合わせていただくと酢の殺菌作用に食えわえてカキの独特の匂いが和らぎます。レモン果汁やにタバスコをふるのもお勧めです。加熱したカキも外せませんね。サクサクのカキフライを香りの爽やかなレモンマヨネーズで食べたくなります。サクッと揚がる衣の作り方をご紹介。小麦粉大さじ1、卵1個、水大さじ1を混ぜて卵液を作る。かきの水分をふき取り、粗塩とこしょうをふって小麦粉をはたき、卵液にくぐらせ、たっぷりの生パン粉をギュッと押し付けて180度でカラリと揚げる。パン粉をつけた...牡蠣・かき・カキフライ・滋養強壮

  • うどん・卵とじうどん

    寒い日には特に美味しく感じる熱々の麺類。今日はことのほか冷えるので、おろし生姜をたっぷり添えて卵とじのおうどんに。鰹と昆布出汁を温めて、醤油やみりんで濃いめに味付けし、水で溶いた葛(片栗粉でも)で強めのとろみをつけます。これをべっ甲あんといいます。うどんの主成分はデンプンの炭水化物で、胃に止まる時間が短く、消化されやすいのが特徴です。出汁や具材の栄養を丸ごと摂取できるので、バランンスの良い食事になります。卵は溶いてそのまま加えるのが定番ですが、別の小鍋に少々の出汁を温めて、溶いた卵を流し入れ、器に盛ったうどんにのせる方法もお勧め。卵がふんわりして美しい仕上がりになります。あんで閉じると料理が冷めにくくなる利点もありますね。卵は体に吸収されやすいたんぱく質を含みます。また、生姜と葛は生薬でもあります、血行を...うどん・卵とじうどん

  • 豆腐・とうふ・湯豆腐

    身体の余分な熱をとる豆腐。つるんと滑らかなお豆腐は、喉越しよく消化に良いですね。豆腐には体の余分な熱をとる作用があるので、熱がある時にもお勧めです。柔らかく茹でた野菜を白和えにしたり、おかゆに加えるなどすると、身体が落ち着きます。良質なたんぱく質を含む豆腐は、コレストロール値を下げる効果があり、女性ホルモンに似た働きをするイソフランボンを含みます。さて冬に美味しい湯豆腐のお話し。私は大人になって湯豆腐の奥深さを知りました。土鍋に水2カップと5cmの昆布を浸しておきます。タレは手作りのポン酢がお勧め。小鍋にみりん大さじ2、醤油60cc、酢100ccを加えて5、6分煮切り、好みの柑橘を適宜搾る。小皿に鰹節やおろし生姜、三つ葉、ねぎの小口切りなど薬味をたっぷり用意し、味の邪魔にならない程度の野菜も好みで準備しま...豆腐・とうふ・湯豆腐

  • 花びら餅・和菓子・手土産

    新年最初にいただく花びら餅。甘く煮たふくさごぼうと白味噌を合わせた和菓子です。新年に御所へお納めしている「菱葩」(ひしはなびら)を原形とし、もとは宮中のおせち料理で、平安時代に長寿を願う歯固めの風習から伝承されているそうです。茶道の初釜でも用いられる気品ある洗練された和菓子です。清く潔いフカフカの真っ白な表面と、うっすら透ける中身の紅がよい年の幕開けを暗示するよう。贔屓にするお店に訪問する時、幼少の頃から親しんでいる近所の和菓子屋さん(一幸庵)の花びら餅をいそいそと買い込み、ご挨拶兼ねて毎年の手土産にしています。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138....花びら餅・和菓子・手土産

  • 吉田うどん・うどん

    空気が乾燥していますね、気温も低下するので、インフルエンザなどが横行します、手洗いをこまめにして気をつけましょう。寒い時期はうどんが特に美味しく感じられます。山梨県富士吉田市郷土食の吉田うどんを毎年お正月が明けると食べに行きます。富士山の清らかな冷水で〆られた太めのうどんは、コシが強くもちもちとして1度食べると忘れられない食感です。茹でたキャベツや馬肉を使用、それから自家製唐辛子の辛味が必ずおいてあるのも特徴的です。出汁はお店ごとにこだわっており、しっかりとしていて麺とよく絡みます。鍋焼きうどん、冷やし、肉天うどんなど、どれもおすすめですが、冷たい麺を温かい肉汁につけて食べるタイプもオツ。昔ながらの何気ないお店の風景も含めじんわり暖かい、美しい白雪が積もった富士もまた壮観です。ajinomoto.jimd...吉田うどん・うどん

  • 芋煮汁・味噌煮込みうどん

    朝方目覚めたら雪景色、こんな日は絶対にお鍋ですね。千葉県の大浦ごぼうを頂いたので加えてみました。見た目はごつごつとしていて扱いにくそうですが、煮るとほくほくして甘くとても美味しい。そのごぼうとにんじん、里芋、こんにゃくなどを下ゆでし、焼き豆腐や油揚げと一緒に鍋に入れて、酒、濃いめの出汁、醤油で煮込んでいただきます。そのあとの締めには、合わせみそ・みりん・ザラメかきび砂糖を足して濃いめに味を整え、下茹でしたコシのある太めのうどんとネギ、落とし卵を加えてクツクツ煮込み、煮汁がうどんに染み込んだら食べごろです。寒くなると運動不足で太ったり、血の巡りも悪くなりやすい。積極的に体を動かし、繊維や発酵食を積極的に摂取しましょう。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWish...芋煮汁・味噌煮込みうどん

  • 昆布・酢・昆布酢・羅臼昆布

    昆布にはフコイダン、フコキサンチン、食物繊維が豊富。フコイダンは免疫力を高めてがん細胞やウイルスに感染した細胞をいち早く攻撃できるように活性化させるなどの効果が期待でき、フコキサンチンはストレスや生活習慣病、メタボリックシンドロームの予防に役立ち、食物繊維は調整作用を促進させます。酢に昆布を浸すと昆布のカルシュウムが酢の酢酸(さくさん)に溶けでて酢酸カルシュウムを作るのですが、骨粗しょう症予防に有効です。酢に昆布をつけおくだけの旨味昆布酢をいつもキッチンに常備しています。天然昆布を全て手作業で丁寧に作業する素敵な漁師さんご夫婦とパチリ。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yum...昆布・酢・昆布酢・羅臼昆布

  • 酒粕・甘酒・粕汁・発酵食

    寒さ厳しいこの季節にいただく粕汁は、体にしみ入るように美味しく感じますね。大人になってお酒をたしなむようになり、さらに好きになった発酵食の酒粕。今が旬の大根、かぶ、にんじん、サケやブリのアラなどとコトコト煮ると最高です。白味噌、山椒、おろし生姜を加えて一緒にグツグツ煮た粕汁は芯から温まり、この時期だからこそのこっくりした温もりのある旨さがあります。蒸した米、米麹、水を発酵させて漉した液体が日本酒、そのしぼりかすが酒粕です(発酵が終わったもろみを絞ったものが酒粕ですが、アルコール度数もビールほどあります)。酒粕には、アミノ酸、食物繊維、レジスタントプロテイン、ビタミン、酵母も豊富なので、非常に栄養価が高い発酵食品と言えます。私は「酒粕メンテナンス」と称し、毎週末に酒粕料理を食べてます。肌や腸が潤う実感があり...酒粕・甘酒・粕汁・発酵食

  • キンパ・韓国のり巻き・美肌

    今日は韓国風のり巻きの作り方をご紹介しますが、まず日本の海苔巻きと一番違う点は、酢飯を使う日本の海苔巻きに対し、ごま油と塩で味付けされているご飯を使うこと(両者風味もありますが、防腐作用もありますね)。それから日本の海苔巻きは手前と向こう側は2cmくらいを残して酢飯を広げるのに対し、キンパは隅々までごま油ご飯を広げます。具材や味付けも異なります。潰したにんにく(おろすと匂いが立ちすぎるからダメ)を加えた甘辛醤油のお肉に、たっぷりのにんじんやごぼう炒め、細切りきゅうり、たくあん、卵焼き、カニカマ、キムチなど、好みの具材を積み上げてクルクルとキュッとしめながらいきおいよく巻き込んでいきます。最後に表面(のり)にごま油をしっかりぬり、細めに切るのがキンパ風!ピカピカ肌の美しい韓国のお友達に教えて頂いたこのキンパ...キンパ・韓国のり巻き・美肌

  • 烏賊・イカ・いか焼き 中性脂肪

    お刺身、パスタ、煮物、フライなど幅広く調理出来る食べやすいイカは、火を入れた時の香りにも食欲がわきます。イカに豊富に含まれるタウリンは、中性脂肪や血中コレストロールを減らす。イカのビタミンEとトマトのリコピンと合わせると動脈硬化予防などに効果があるようです。タウリンをよりよく摂取したい場合は、生食かさっと火を通す程度にしましょう。大阪名物のいか焼き、今度の休日にご家族でイカがですが?イカを食べやすく切って(1ぱい分)を固くなりすぎないようにごま油でさっと焼き、塩、こしょうをふる。ボウルに小麦粉100g、出汁1カップ、刻みねぎ適宜を入れて混ぜ(上新粉か片栗粉を大さじ2ほど入れるともっちりします)焼いたイカにかけ、ヘラで押さえながら両面焼く。卵をフライパンの空いたスペースに割り、焼いたイカを乗せ、醤油かソース...烏賊・イカ・いか焼き中性脂肪

  • 鱈(たら)・疲れ・動悸・めまい

    独特の風味はありますが、クセのない鱈は食べやすく調理しやすい魚ですね。字のごとく冬に美味しい魚で、真鱈、介党鱈(助惣鱈)、氷下魚「こまい)など種類があります。干物、鱈ちりなどの鍋物、揚げ物、さらには練り物など保存にも向き、多様に展開できます。アルミホイル2枚をクロスにおき、薄切りのネギ、塩と酒をふった鱈、ほぐした舞茸をのせバターを散らし、包んで魚焼きグリルにのせて焼く。ポン酢をかけていただきますが、お好みで味噌味にしても。鱈は鱈腹(タラフク)食べても良質なタンパク質のわりに低カロリー、疲労回復に効くタウリンや抗酸化力の高いグルタチオンが豊富なので、病中病後にもお勧め。ちなみに小樽のタクシーの運転手さんに聞いて妙に納得したのですが、タラバガニは鱈場(たらば・たらのいる場所)でとれるので、鱈場蟹(タラバガニ)...鱈(たら)・疲れ・動悸・めまい

  • Nikolaschka(ニコラシカ)・カクテル・カルヴァトス・カルヴァ

    香りのよい大好きなカルヴァドス(林檎のブランデー)。ソーダ割りを楽しんだ後(品が良いので食中酒にも最適)、食後にクッといただくカクテルはニコラシカ。グラスに好みの量のカルヴァドスを注ぐ。国産ノーワックスのレモンの皮を水にぬらし、粗塩少々をこすりつけて水で洗い流し、水気をふく。これを3mmの薄さにスライス(酸味と苦味が苦手な人は半月切りにし、レモンがお好きな方は輪切りで)その上にきび砂糖を適宜のせてグラスのフチにおく(お酒の量、砂糖の量や種類は、好みや体調に合わせて調節して良いと思います)砂糖を落とさないようにレモンで挟んで口に放り込んだら、かみしめて一気にカルヴァドスを流し込む。甘酸っぱさ、芳醇な香りと強いアルコールが口中で混ざりあって完成する、アダルトで寒夜にお勧めのショットカクテル。産地のノルマンデイ...Nikolaschka(ニコラシカ)・カクテル・カルヴァトス・カルヴァ

  • もやし

    ダイエットに最適なもやしは、カルシウムやカリウム、葉酸、食物繊維などがふくまれ、しゃきしゃきした歯触りに仕上げると、私は脳が心地よくなります。今日は大好きな簡単ナムルサラダのご紹介(もやし1袋はさっと茹でて冷水にとり、水気をふく。パクチー3、4本は2㎝幅に切り、青唐辛子半本分は薄く切る。ボウルに野菜とごま油、粗塩少々を混ぜ、ナンプラー少々を隠し味にプラス。(好みでおろしにんにくを加えても)。時間がたっても美味しいので、多めに作って冷蔵庫で冷やしたものも楽しんで下さい、たくさん作ってもあっと言う間になくなってしまいます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa1...もやし

  • ジビエ・鹿肉(しかにく)

    鉄分が多い鹿肉は高タンパクで低カロリー、ダイエットに最適です。そして体を温める作用があるので、貧血改善も含めて女性には特におすすめの食材。鹿肉が紅葉(もみじ)と言われるのは、花札が由来だそうで、そういえば見覚えがあります。時期なので鹿肉をローストしてみました、きつめに塩、こしょうをふり、ローズマリーとにんにくの風味を肉に移す。じゃが芋とパースニップ(白にんじん)と一緒にオリーブオイルをたらしてローストし、器に盛ってこのみで野菜にメープルシロップをかけていただきます。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138.jp/date/2022/0ジビエ・鹿肉(しかにく)

  • 小籠包(しょうろんぽう)

    1年で1番寒い大寒ですね、温かいものが恋しくなります。台湾に行くと必ず、店先で湯気がモウモウと立った小籠包の専門店に行きます。有名な大型店もいいですが、少し田舎にある小さなお店の方が私は好きです。小籠包と一緒にいただく生姜は皮付きでごく細切りにし、多めの水に放して辛味とアクを抜きをして水気をきる。この生姜を思いっきりたっぷり添えるのが美味しい。あとはお好みで酢や黒酢、醤油、ラー油などで熱々のうちにいただきます。手作りする時のあんの比率は、豚ひき肉200〜250gに対してゼラチンは約1袋(5g)を加えるのが目安です。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp://yumikoizawa138...小籠包(しょうろんぽう)

  • ガレットデロワ・タルト・パイ 1月のおやつ

    1月のお菓子フランスではアーモンドクリームが入っているパイ(ガレット・デ・ロワ)を1月6日のキリストが生まれた日にちなんで食べる風習があります。ガレットには紙で作った王冠が必ず添えられていて、ケーキの中に小さな陶器の人形(フェーブ・ソラマメの意)などが1つ入っており、これが当たると王様や女王様が誕生する楽しい行事。最後の一きれは、恵まれない人々に取り置く風習があるそうです。フランス人は1月いっぱいこのガレットを口にすると聞きました、私も習って楽しんでいます。寒い季節の休日にガレットを一口、カルヴァドス(りんごのブランデー)を一口、エスプレッソを一口、またガレットを一口の順でいただくのは至福の時。洋ナシやリンゴのタルトでもこのサイクルは美味。お店の内装もステキな目白の(エーグル・ドゥース)のシンプルなガレッ...ガレットデロワ・タルト・パイ1月のおやつ

  • クロテッドクリーム

    クロテッドクリームは、mascarpone(マスカルポーネ)と似た滑らかな濃厚なクリームです。スコーンにつけていただくイメージがありますね。シチューやグラタンのコクだしなどにも重宝します。チーズよりお手頃価格で購入できますよ。私はカジュアルな集まりにバケット、アンチョビ、クロテッドクリームを買って持ち寄り、現場で即席で一品作ります。アンチョビ(あればケッパー入り)を包丁で叩き細かくします。バケットにクロテッドクリームをたっぷり塗って、刻んだアンチョビをのせ、挽きたてか潰したての黒胡椒をふる。ちょっと小洒落ているし、簡単でお酒にもよく合う。お腹も舌も満足しますよ、新年会やミニパーティーにいかがでしょう?ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2B...クロテッドクリーム

  • 鏡もち(かがみもち)

    年神様へのお供えものはされましか?人の魂を模したことから丸い形になり、月(影)・日(陽)を表す大小2つを重ねて「福徳」を重ねると言われています。1月11日に鏡開き(かがみびらき)をします。切るのは縁起が悪いことから、包丁を使わず手やめん棒などで割って(開く)のが習わしです。このお餅をいただくことで、その年の無病息災が約束されると言われています。お雑煮やお汁粉にしたり、小さく割れたものを揚げてそのままカリカリといただいても美味しいし、お椀に落としてもよいものです。私は毎年キッチンの年神様も、庭の果実をちょんとのせて気持ちを込めてお供えしています。ajinomoto.jimdofree.comペットの供養アトリエウィッシュボーンWishBoneFC2BlogRanking人気ブログランキングへBYhttp:/...鏡もち(かがみもち)

  • 伊勢うどん・玉うどん

    「一生に一度は伊勢参り」「おかげ参り」と言われますね、伊勢からのお土産をいただきました、年初めに頂いたので何だか縁起がよくなる気がします。伊勢うどんは、江戸時代以前から農民がたまり醤油をかけて食していたのが始まりとか。とても柔らかく食べやすいおうどんで、こしや喉ごしを楽しむものとはまた違った美味しさがあります。うどん屋さんでは、次から次へと来る参拝客に直ぐに提供できるように常にうどんを茹で続けていたそうです。あたたかく柔らかいので消化もよく、長旅で疲れた旅人にも適していたはずですね(お酒の飲み過ぎや風邪などで弱った胃にもぴったり)。太めの市販うどんを、長めに茹でると同じ感じになりますよ、ネギを添え、卵を落とし、濃く甘めのタレ(たまり醤油か醤油大さじ3、みりん、出汁各大さじ3、きび砂糖小さじ2を煮立たせる)...伊勢うどん・玉うどん

  • 南瓜・柚子湯・乃東生

    乃東生(なつかれくさしょうず)は大体12月22日から26日位まで。寒さはこれから益々厳しくなって来すが、冬至は1年で最も昼が短く、夜が長い日。これを過ぎればその内昼が長くなってくる事から「一陽来復」(いちようらいふく)と言って、運気が上がると考えられ、明るい兆しを感じる日でも有りました。日本では、かぼちゃを食べて柚子湯に入り身体を温め邪気を払う風習が昔からありますね。かぼちゃは夏野菜の一つですが、高い栄養価から風邪をひかない、病気を遠ざけるなどの言い伝えがあります。栄養学的にはカロテンが豊富で、ビタミンB群やCを含み、風邪予防にも最適な事が良くわかります。薬膳では、内臓を養い美肌や目の疲れに良く、豊富な繊維が便秘改善にも有効とされています。何より柔らかく、ホクホクとした甘さが胃腸に優しく、心をも穏やかにし...南瓜・柚子湯・乃東生

  • 知って楽しい!おせちで食養生

    年末年始の行事料理の一つである「おせち」。そもそもおせちは何故食べられるようになったのかご存知ですか?それぞれにきちんと意味があって昔から食されています。ひとつひとつに込められた思いや、願いを知るとおせちをもっと楽しめるはず。おせちは気軽に作って、好きなものをお皿に盛りあわせるだけでも充分、自分なりに楽しくいただくことが一番です。毎年楽しみにしている「一人小正月」と呼ぶ行事があります。気に入りのお弁当箱に、おせちの残りや好きなものを詰め、一人酒を朝から楽しみながら大好きなオードリーヘップバーンの映画や、読みたかった本を片っ端から読みあさる(笑)。この時の為に年末を頑張っているようなものです。お正月は人それぞれ、皆さんもご自分の楽しみ方で、おせちを取り入れてみて下さいね。「きもちをたかめる、おいしくたべる、...知って楽しい!おせちで食養生

  • 参鶏湯・薬膳・薬食同源・補薬補気・美容食

    薬膳料理教室や調理実習でよく聞かれる質問に、普段何を一番口にしていますか?とあります。お答えするまで気が付かなかったのですが、考えると骨つき鶏肉鍋料理を食している事に気がつきました。脳も体もとても疲れた時に、作るのも参鶏湯風です(うちにあるもので適当に作るので風です)。鶏もも肉の骨つきだけ買ってきて、ネギやにんにく、生姜、棗、枸杞を入れる。その他には、体調に合わせてクローブ、当帰、黄耆、高齢人参、玉ねぎ、白木耳などを選んで放り込みコトコトと煮るだけです。味付けは塩のみ、鶏肉全体に塩を刷り込んで30分から一晩置いて、ざっと洗ったもの。あとは、一握りのもち米も入れています。松の実を入れるとよりクリーミーさが足されて美味しくなりますね。昔は生薬を沢山入れていましたが、最近では国産の生の高齢人参が手に入るようにな...参鶏湯・薬膳・薬食同源・補薬補気・美容食

  • 女性ホルモンを整える

    この季節に出回る旬の食材と体が潤う食べ合わせや生薬と調理法で、睡眠の質を上げ、巡りをよくするレシピになっています。しっかり体を温めたり、良質な睡眠がとれると肌も心もワントーン明るくなります。ホルモンバランスを整えるには、食も大事ですが、軽い運動と睡眠の3つの柱をバランスよく巡回させることが基本です。今回は、食からのアプローチとして心身の巡りを巡回させる「気・血」を促す食材を使い、適した調理方法で体に優しく摂取できる簡単メニュー「卵とレモンのチキンスープ」「カラダ潤う白い薬鍋」「13品目の栄養素が採れる豆腐とお魚のバランスサラダ」「酒粕と黒糖のシナモンコーヒー」の4つをご紹介させて頂きました。その他にも血の巡りをよくする食材やスパイスも掲載しています。中医薬膳学は予防医学です。若い世代の方々には特に、血管を...女性ホルモンを整える

  • 助惣鱈・白子椀・鍋・北海道

    早朝の凍てつく港に行ってみたら、助惣鱈が船一杯に積まれて沖から帰って来ました。北海道鹿部町道の駅の浜のかあさん方がそれを持ち帰って、白子やタラコ入りの熱々のお椀を直ぐに作って下さいました。調味料はほんのすこし、シンプルですが一切の臭みもなく、鮮度を感じながらちょうど良い火入れのタイミングを逃さぬように一目散にいただきました。浜前調理は贅沢の極みです。市場で売られているものも鮮度はもちろん良いのですが、浜前ならではの醍醐味をいつも感じずには入られません。鱈には助惣鱈、真鱈などの種類がありますが、タラコや明太子は助惣鱈の子です。鱈は旨味がありヘルシー、ビタミン類やタンパク質が豊富、特にこの時期に楽しめる鍋にも最適ですね。鱈は世界中で食べられていて、干した鱈は韓国やポルトガル、イタリアなどでもスープやシチュー、...助惣鱈・白子椀・鍋・北海道

  • 黒豆・お正月・美容御節

    御節料理は祝い肴の「黒豆、田作り、なます」この3種を作る!まず手始めに風味が変わらず、日持ちのする黒豆から。今年は、シナモン蜜煮のサラリとしたタイプ、スプーンですくって煮汁ごといただきます。シナモン、黒糖、赤ワインを加え、めぐりのいい体に。シナモンでスッキリとした仕上がりで、素材の力も体感できます。作り方です。黒豆250gは洗い、割れているものは除く。大鍋に水1500mlを沸かし、弱火にして混ぜながらシナモン3本・黒糖200g・醤油50ml・赤玉ワイ80ml・重曹小さじ半(少し加えると早く柔らかに)を入れる。黒豆を加え、厚手のキッチンペーパーをかぶせてひと晩おく。キッチンペーパーをかぶせたまま中火にかけ、フタをして温まったらごく弱火にし、3~4時間煮て、そのまま冷ます。豆の中でも特に滋養が高い黒豆。薬膳・...黒豆・お正月・美容御節

  • リンゴ・林檎・りんご・食薬

    子供の頃、体調を崩すと母がよくりんごをすってくれたものです。りんごは85%以上が水分、ビタミンC、カリウム、食物繊維、リンゴ酸、クエン酸、糖分の栄養価が胃腸に優しく作用します。おろす、するという調理法も手伝って、病気改善、疲労回復に役立っていたのですね。身体の余分な熱もとるので楽になります、黄色い鼻水が出る時は体内に熱がこもっているサインです。逆に白い鼻水が出る時は身体が冷えている証拠です、身体を温める作用がある、にんにく、ねぎ、生姜など温めるものを消化よく調理していただくといいですね。アップルパイ、ジャム、コンポート色々ありますが、甘酸っぱいりんごのフルーツバターもおすすめです。作り方は、小鍋に乱切りにしたりんご1個分を入れ、レモン果汁を混ぜておく。好みの加減のグラニュー糖を加えて煮ます。あとは室温に戻...リンゴ・林檎・りんご・食薬

  • クリスマスチキン・鶏の丸焼き

    急いでチキンの丸鶏を焼く時は(オーブンを220度に温めておく)内臓を水ですすいで、水気を拭き塩も腹中にふる。叩いたにんにくとパキパキ折ったセロリを葉ごとギュウギュウにつめる。鶏全体に、にんにくの切り口をところどころこすりつけ、粗塩を満遍なく少し多いかな?くらいにすり込みます。手羽先の部分が下になるように置き、オリーブオイルを表面に適宜たらしたら、10分焼いて200度にして20〜30分焼く。皮付きのまま食べやすく切ったじゃがいもやごぼう、人参、たまねぎなどを鶏の回りにおく。再度220度にオーブンを温め、鶏からしっかり脂がでて(途中2度ほど、スプーンで脂をすくってかける)こんがりするまでパリッと焼く(庫内の大きさによりますが、焦げそうになる部分があったらホイルをかぶせる)。チキンと野菜を器に盛り、焼いた天板を...クリスマスチキン・鶏の丸焼き

  • クロテッドクリーム

    クロテッドクリームは、英国デポンジャー地方に伝わる伝統的な濃厚なクリーム。脂肪分の高いミルクを煮詰めて、表面の乳脂肪分を集めて作られます。スコーンにつけていただくイメージがありますね、アフタヌーンティーには欠かせません。シチューやグラタンのコクだしなどにも重宝します。チーズよりお手頃価格で購入できますし、年末年始のカジュアルな集まりにもお勧めです。持ち寄りがあれば、クロテッドクリーム、バケット、アンチョビ、レモンを購入し、現場でお皿1枚だけお借りして盛り付けます。アンチョビ(あればケッパー入り)を包丁で叩いて細かくしたら隠し味にレモン果汁をほんの少し絞ります。バケットにクロテッドクリームをたっぷりと塗って、刻んだアンチョビをのせ、挽きたてか潰したての黒胡椒をふる。ちょっと小洒落ているし、お酒にもよく合うブ...クロテッドクリーム

  • シナモン・スパイス・冷え

    シナモンスティックやシナモンパウダーを適宜お茶に入れるのが日課です。シナモンはスリランカ、インド南部が原産地。日本でも国産のシナモンが温かい地方で栽培され、春に収穫されます。薬膳の肉桂(桂枝)は根っこ部分、樹木のシナモンとは種類が違うのですが、薬効は似ています。冷えをとり五臓を活性化させるとされており、関節痛などの痛みや、血のめぐりの改善に欠かせない生薬です。体を温める作用は生姜以上とされ、指先などの毛細血管まで温めるそう。体温が上ると免疫力も高まります。身体はなるだけ冷やさないように日頃から気をつけます(首、手首、足首、腰などは特に)。香りが良いので、リラックスしたい時のお茶にもピッタリです、シナモンをポキっと折った半本と丁子(クローブ)2個、紅茶などの発酵茶適宜を合わせてブレンドティーに。シナモンはア...シナモン・スパイス・冷え

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