二人称視点を通して、古今東西の宗教への言及と、中世神学ならびに近現代哲学への批判を展開しています。
真の問題解決は二人称ということの中にあるように思われます。それは人類が始まって、今日にいたるまでの秘密です。この秘密を解き明かすことこそ、新たな世界を創造するためのキーとなることを確信しています。そのため、ここでは、既成の宗教を疑い、また近現代の哲学を抜本的に批判していきます。また、心がほっこりするコーナーもご用意していますので、あまり堅苦しく考えたりせず、どうぞごゆっくり寛いでいってください。
あて。なにものかを生きる処のものに、定めなくこの世界から集める処のものに生きている~言霊学24
真実のどこかに突き刺さればくらいの軽い気持ちで書いています。あなたがここで感じることができたものがあれば、それこそが真実です。今回は「あて」を取り上げます。 …
あづかり。世界のあまたから集める処のものに生きようするものに、天と繋ぎ、毀ち分ける~言霊学23
真実のどこかに突き刺さればくらいの軽い気持ちで書いています。あなたがここで感じることができたものがあれば、それこそが真実です。今回は前回の「あつかひ」に続いて…
あつかひ。世界のあまたから集めようとする処のものに天と繋ぎ、毀ち開く~実践形而上学的言霊学22
真実のどこかに突き刺さればくらいの軽い気持ちで書いています。あなたがここで感じることができたものがあればそれでいいかと思います。今回は前回の「あつめ」に続いて…
あつめ。この世界のあまたから集め始める処のものに定めなく零れ来たる魂~実践形而上学的言霊学21
後な真実のどこかに突き刺さればくらいの軽い気持ちで書かせてもらっています。根拠的にどうかはともかく、あなたがここで感じることができたものが良ければそれでいいか…
あぢ。この世界のあまたから集める処のものに毀ち生きる魂~実践形而上学的言霊学20
また、ぼちぼち言霊についての妄想話を始めようかと思います。今回は「あぢ」です。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 「あぢ」(味)は、古語辞…
自身が限られる処のものに生きられていることと、他と異なるものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 今回が「実践形而上学命題詩集 不可…
なくてはならないものに生きられていることと、自身が先んじられる処のものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
分かつことができぬ一なるものに生きられていることと、この世界に留め置かれるものに生きられること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
自身が否まれる処のものに生きられていることと、より自身であるものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
他から分かたれぬものに生きられていることと、他と同じものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
自身の部分であるものに生きられることと、この世界から受け取る処のものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
自身が毀たれるものに生きられていることと、否むことができぬもの生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
他の何ものでもない、このものに生きられていることと、この世界に保ち持たれていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
自身の欠ける処のものに生きられていることと、この世界に成り立たせられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
他から分かたれた自分に生きられていることと、他から直にかかわられる自分に生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
この自分ではない自分に生きられていることと、自身の了解しない自分に生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
この世界に余す処なく生きられていることと、自身の欠ける処のないものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
この世界に持つ処のものに生きられていることと、自身があろうとするものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 しばらく「実践形而上学命題詩集 不…
この世界に現されていることと、自身の自然であるものを了解する処のものに生きられていること
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 これからまたしばらく「実践形而上…
あた。この世界のあまたから集める処のものを生きる魂~実践形而上学的言霊学19
引き続き、言霊についての妄想話です。今回は「あた」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 「あた」(仇、敵)は、古語辞典による…
あそび。自身をならした処のものに、自身を毀ち開く~実践形而上学的言霊学18
引き続き、言霊についての妄想話です。今回は「あそび」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 「あそび」(遊)は、古語辞典による…
「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」のご案内はいったんここでおしまいにして、言霊についての妄想話をまた始めたいと思います。今回は「あざなひ」を取り上げます。 …
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 愛ということと反対のものについて考…
愛の中で自分が消え、あらゆることが可能な自分であるものに生きられている
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 二人称ではあらゆることが可能なのは…
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 二人称において、第一にあなた自身に…
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 あらゆることが可能なあなたは、第一…
二人称において、あらゆることが可能な自分であるものに生きられている
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 この本は一貫して二人称の「あなた」…
互いの考えがどんなに異なっていても、人は分かり合うことができる
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 プラトン、アリストテレスに始まる…
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 実践形而上学と仮に呼ぶものについ…
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 この本のタイトルの一部「不可知の…
2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」(ペーパーバック版、電子書籍版)上下巻を刊行しました。 以下、実践形而上学命題詩集「不可…
なにものにもとらわれぬ自身の自然であるものに生きられる~実践形而上学命題詩集「不可知の雲」
今回は言霊についての私の妄想をお休みして、8月20日アマゾンより出版した「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」の中から、第一部 1 なにものにもとらわれぬ自身の…
今回は「あける」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 「あける」は、古語辞典によると、「明るい」、「赤い」と同根の語で、明る…
あくがれ。この自分ではない、天地と繋がれた真の自分であるものを生きる命~実践形而上学的言霊学15
今回は「あくがれ」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 「あくがれ」は、「所、事」(あく)「離れる」(かれ)の意で、心身がな…
あき。天地を繋ぐ処のものに毀ち生きられる命~実践形而上学的言霊学14
今回は「あき」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 季節の「秋」を示す「あき」の二番目の意味は、「みのり」「収穫」です。この…
今回は「あかし」を取り上げます。 ※ヲシテ - Wikipedia をご参照ください。 古語辞典を引くと「あかし」は、「明るくする」の意で、「寝ずに夜を過ごし…
ここから、いよいよ言霊の海に入ってゆきます。これまでの解説は、ここに至るまでの基礎固めでした。今回は、「あえか」について、述べたいと思います。 ※ヲシテ - …
ここまで、ヲシテ文字1字1字の意味について述べてきましたが、今回は1字1字が組み合わさることで作られる言霊の発展形について、自分の妄想を述べさせてもらいます。…
なにものかを生きる処のものに地を統べる魂~実践形而上学的言霊学10
ひきつづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想話です。 この言霊学の基本については、実践形而上学的言霊学1~3の記事で説明させていただいていま…
ひきつづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想話です。 この言霊学の基本については、実践形而上学的言霊学1~3の記事で説明させていただいていま…
余す処なく行き渡る処のものに生きられる魂~実践形而上学的言霊学8
ひきつづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想話です。間違っているよというご指摘も有り難くお頂戴いたしますので、どうぞお気軽にご連絡ください。…
神が自身を分かち与える処のものに生きられる魂~実践形而上学的言霊学7
ひきつづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想話です。 この言霊学の基本については、実践形而上学的言霊学1~3の記事で説明させていただいていま…
この言霊学の基本については、実践形而上学的言霊学1~3の記事で説明させていただいていますので、あらためてこの実践形而上学的言霊学について知りたい方は、こちらを…
この言霊学の基本については、実践形而上学的言霊学1~3の記事で説明させていただいていますので、あらためてこの実践形而上学的言霊学について知りたい方は、こちらを…
自身のうちに天と地を結ぶ処のものに生きる魂~実践形而上学的言霊学4
ここまで3回にわたって繰り返し、この言霊学の基本について説明させていただきましたので、これからは直に今回のテーマに入ってゆこうと思います。 ※ヲシテ - Wi…
ひきつづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想を話して行こうと思います。 ここまでのところのおさらいですが、ヲシテ文字は通常用いられる意味とは…
前回につづいて、ヲシテ神代文字を通して、言霊についての自分の妄想を話して行こうと思います。 前回の記事で、ヲシテ文字は通常用いられる意味とは若干異なり、母音、…
だいぶブログの書き方を忘れてしまいましたが、すこしずつ書いていこうと思います。 本を出版したところで、その本について述べるのが本筋かもしれませんが、しばらく本…
実践形而上学命題詩集「不可知の雲」(ペーパーバック版)を出版します(2023.3.20記事訂正)
2023年3月20日にアップした記事を訂正したものを再アップしています。 2023年8月20日アマゾンより「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」上下巻を刊行しま…
前回ブログを書いてから一年以上ぶりにまた書かせていただくことができました。 この間ブログを書かないでいたのは、ある作品にかかわっていたからで、ようやくそれが一…
一見矛盾するようなものが、あなたの内で、矛盾することなく息づいている
ここまでこのブログで紹介した15の命題についてふりかえってみたい。 すなわち、 第一の命題は、 1-1-1あなたは、なにものからも現されず、他を自身から現して…
第15章 限られた処のものにつくられるからだ(ぺラス~プセウドス)~ヒッポのアウグスティヌスの主題による あなたは、自身がつくられているものを超えて、あなたで…
あなたは、自身に先んじるものから、なくてはならないものに生きられるからだである
第14章 自身に先んじるものから、なくてはならないものに生きられるからだ(ト・エク・ティノス、エイナイ~アナンカイオン)~シャルトルのティエリーの主題による …
自身が与えられている処のものから、あまたのものを一に統べる処のものに生きられるからだ
第13章 自身が与えられている処のものから、あまたのものを一に統べる処のものに生きられるからだ(ディアテシス~ヘン)~サン・ヴィクトール学派の主題による あな…
この世に悪いものは一つもなく、あなたは反対のものから、より自身であるものに生かされてきた
第12章 反対のものからより生きられるからだ(アンティケイメナ~ポソン)~ニコラス・クザーヌスの主題による あなたは、自身を生きられなければ生きられぬほど、よ…
あなたと私とは、共に他から分かたれぬ処のものに協同する、普遍的なからだを生きている
第11章 他から分かたれぬ処のものに協同する、普遍的なからだ(タウタ~ゲノス)~トマス・アクイナスの主題による あなたと他とは、自身が他から分かたれた、固有の…
第10章 段階的に具体的な自身であるものを受け取るからだ(メロス~パトス)~ボナウェントゥラの主題による aあなたは段階的に、世界から生きられ、また、世界のあ…
第9章 不壊(ふえ)の雲(コロボン~ウーシア)~カンタベリーのアンセルムスの主題による 9-1-1あなたは自身の内に、どんなに毀たれても毀たれることのない、自…
あまたのものが自らある処のものに保ち持たれることで、自らある処のものに保ち持たれるからだ
第8章 一義的に自ら有る処のものに保ち持たれる愛のからだ(エケイン~カト・ホ)~ドゥンス・スコトゥスの主題による 一義的に自ら有る処のものに保ち持たれる愛のか…
第7章 自身の欠けた処のものから成り立たされるからだ(ステレーシス~ストイケイオン)~ペトルス・アベラルドゥスの主題による 7-1-1あなたは、自身が欠けてい…
あなたは、他と異なるものに直にかかわられる、特別なからだである
第6章 他から分かたれることで、他と異なるものにかかわられる特別なからだ(ポイオン~プロス・ティ)~マルティン・ルターの主題による 6-1-1あなたは、他から…
あなたは、自身が了解しない、この自分ではない自分に生きられている
第5章 不可知の雲(プロテロン、ヒステロン~シンベベーコス)~ウィリアム・オヴ・オッカムの主題による 5-1-1あなたは自身が、この自分ではない自分に生きられ…
あなたは、欠ける処のないものに充ち足らされることで、余す処なく生きられている
第4章 欠ける処のないものに充ち足らされることで、余す処なく生きられるからだ(ホロン~テレイオン)~アッシジのフランチェスコの主題による 4-1-1あなたは、…
あなたは、自身がもとから生きられている処のものに瞬時に生きられるからだである
第3章 内なる雲(へクシス~デュナミス)~マイスター・エックハルトの主題による 3-1-1あなたは、この世界から自身があろうとする処のものを生きようとすればす…
あなたは、自身が信じ、基づく処のものに肯定されるからだである
第2章 自身が信じ基づく処のものに肯定されるからだ(アイティオン~オン)~クレルヴォーのベルナルドゥスの主題による 2-1-1あなたは、自身が信じ、基づく処の…
なにものからも現されず、なにものも現さぬ処のものを了解するからだ
1-4-1そして、あなたは、なにものからも現されず、なにものもあなたから現されることのない処のものを了解することで、なにものからも現されず、なにものもあなた…
1-3-1さらに、あなたは、他から現されるだけで、他があなたから現されることのない処のものを了解することで、他から現されるだけで、他を現すことのない処のものに…
1-1-2また、あなたは、他から現され、他をあなたから現す処のものを了解することで、他から現され、他をあなたから現す処のものに現されるからだである。 あなた…
第1章 あなたは、自身が了解する処のものに現されるからだ(フィシス~アルケー)~エリウゲナの主題による 1-1-1あなたは、なにものからも現されず、他をあなた…
ブログ再開です!「実践形而上学命題詩集 不可知の雲」みなさまの反響の声を集めたいと思います。
みなさま、大変ご無沙汰しました。2019年10月以来、1年5カ月ぶりに再開します。 今回は、ブログ休止期間中に書き進めていたものを、電子書籍ではなく、紙の書籍…
突然のお別れのご挨拶と、第14回「あなたを肯定することで世界は存在している」
突然ですが、ここで皆さんにお別れをしたいと思います。 2012年の1月からこのブログを始めて丸7年続けてきましたが、これ以上続けるのは困難になりました。 …
アリストテレスの「形而上学」の用語集の7番目の「オン」は「存在」を表す言葉で、この実践的な意味合いは、「肯定される処のものに生きられる」ということです。 存在…
第12回 あなたが一なるものを生きることで、あなたを現すものがあることができる
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の三つの宗教(ヘブライズム)の特徴を一言でいうなら、一神教であるということです。 そして、この一神教が今日にもたらした最大の…
アリストテレスの「形而上学」の用語集の6番目の「ヘン」は「一」を表す言葉で、この実践的な意味合いは、「一なるものとして生きられる」ということです。 一なるもの…
第10回 あなたがなくてはならないものを生きることで、あなたを現すことができる
あなたがなくてはならないものであること、それは、あなたが現される理由である。 もし、あなたがなくてはならないものでなかったら、あなたがこの世界に現されるいわ…
アリストテレスの「形而上学」の用語集の5番目のアナンカイオンは「必然」「必要」の意味で、この実践的な意味合いは、「なくてはならないものとして生きられる」という…
第8回 あなたがあるがままのものに生きられることで、あなたを現すものはあることができる
あなたが、あるがままのものに生きられること、それはまた、あなたを現すものが、あるがままのものを生きることである。 あるがままのもの、すなわち、あなたの本…
アリストテレスの「形而上学」の用語集の4番目はフィシス(ピュシス)です。 この反対語のノモスが「人為」の意味に対し、「自然」「本来」の意味で、これを現実のあ…
第6回 あなたが成り立たされることで、あなたを現しているものがあることができる
あなたを現しているものから成り立たされているあなたは、また、あなたが成り立たされることで、あなたを現しているものを在らせるあなたである。 あなたを現すものは…
アリストテレスの形而上学用語の第3番目に挙げられるストイケイオンは、「要素」「構成」を意味する言葉です。 この言葉が持つ実践的な意味は、あなたが成り立たされ…
第4回 あなたが基づかされることで、あなたを現しているものがあることができる
また、次回の更新までの期間が開いてしまいました。なんとか更新の間隔を短くしなけばと思っていますが。 さて、今回は、前回の「現しているものから基づかされている」…
アリストテレスの形而上学用語として二番目に掲げられているアイティオンは、「原因」「理由」として説明されています。 アルケーの次に挙げられている点が意味があり…
第2回 ここに現されているあなたが、自身の創造主と、世界と、あなた自身を現している
ところで、ここに現わされているあなたは、ただこの世界に現されているというわけではありません。 あなたをこの世界に現しているところのもの(すなわち創造主)は、…
8か月ぶりに再開します。第1回 アルケーとは、ここに現わされているということである
随分、ご無沙汰しましたが、8か月ぶりに再開します。 この間、新しい表現について真剣に考え、ようやく一つの解答を得られました。 新境地が開けたといった処です…
真葛這ふ夏野の茂く/潦いたくな行きそ~恋が、自分を超えさせる力を授けてくれる
第1985番 真葛(まくず)這ふ 夏野の茂く かく恋ひば 真実(さね)吾命(わぎのち)の 常ならめやも(作者不明) 葛が這う夏の野のように、私の恋がおびただし…
立つとも坐とも君がまにまに~他から在らされ、作られたところのものを生きている
第1912番 たきまはる 我が山の上に 立つ霞 立つとも坐(う)とも 君がまにまに(作者不明) 我が山に立つ霞のように、あなた様の意のままに 立てと仰れば立ち…
清き山辺に撒けば散りぬる~肉体は数多に散り果てても、魂は一なるものとして人の中になお残る
第1415番 たまづさの 妹は玉かも あしびきの 清き山辺に 撒けば散りぬる(作者不明) わが愛する女性は玉になったのだろうか。清らかな山辺に撒いたら散ったこ…
水底の玉さへ鮮に見ゆべくも~あなたの貴さを証するために神は存在している
第1082番 水底(みなぞこ)の 玉さへ鮮(さや)に 見ゆべくも 照る月夜(つくよ)かも 夜の更けぬれば(作者不明) 夜が深くなって、水底に沈む玉でさえ鮮やか…
第709番 夕闇は 道たづたづし 月待ちていませ 我が夫子(せこ) その間(ま)にも見む(豊前国処女大宅女) 夕闇は道がわかりにくくなっています。せめて月が出…
第2140番 あらたまの 年の経行けば あともふと 夜渡る我を 問ふ人や誰(作者不明) 一年が経って、仲間を率いて 夜を徹して行こうとする私を問う人は誰であろ…
第1265番 今年行く 新防人(にひさきもり)が 麻衣 肩の紕(まよひ)は 誰かとり見む(作者不明) 今年防人として赴く人の、着ている麻の衣の肩あたりが抜けて…
露に濡れつゝ秋待ちがたし~自然を通して、自身の本来の在り方を見つめ直す
第2095番 夕されば 野辺の秋萩 うら若み 露に濡れつゝ 秋待ちがたし(柿本人麻呂) 日暮れになって、野の秋萩が若やいで、露に濡れながら、秋を待ち遠しくして…
梓の弓の長弭の音すなり~語り得ぬものは、語り得るものを通して、人を選ばず一瞬のうちに理解される
第3番 安治(やすみ)しゝ 吾(わご)大君の 朝(あした)には取り撫で給ひ 夕(ゆふべ)にはいよし立たしゝ 御執(みとら)しの 梓(あずさ)の弓の 長弭(はず…
贈らむ妹はみつれてもあるか~欠けているものは、愛によって充ち足らされる
第1967番 香(かぐ)はしき 花橘(たちばな)を 玉に貫(ぬ)き 贈らむ妹(いも)は みつれてもあるか(作者不明) 私が、香しい橘の花を通した薬玉を贈ろうと…
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