早起きレター

松本空港周辺は野生動物の楽園？

▼子供たちが夏休み期間中、早朝の松本空港周辺の雑木林に、昆虫採集に来ている親子を度々みた。度々と云うよりお盆前は毎日のように見かけた。人によっては朝3時に来ている親子もいる。眠い目を擦りながら欠伸をしている子供と、その子供の手をしっかりと握りしめ、抜き足

2011/09/05 16:35

家出のすすめ 深夜の自転車旅行・その後

先月号で書いた深夜の自転車旅行、「父や母の怒りは如何ばかり…」と覚悟していたが、意外にも両親は何も言わず、逆に祖母などは「遠い所をよく一人で来たものだ…」と感心するぐらいだった。勿論家族に心配をかけたのだから、父も母も私を頭から怒鳴りつけたかったのだろう

2011/08/30 03:27

横山タカ子先生講演会のお知らせ

伊藤新聞店（小野店）では、来る10月16日（日）に料理研究家「横山タカ子」先生の講演会を開催いたします。聴講は無料ですが、聴講券が必要です。ご希望の方はご連絡ください。（前回の講演会）日時：2011年10月16日（日曜日）／開始13時30分（予定）場所：

2011/08/16 15:23

たわむれの親孝行

昨年の初夏、隣組の旅行で駒ヶ根の温泉に行ったとき光前寺に立ち寄った。光前寺は光苔と霊犬早太郎伝説で知られたお寺だ。私の通った高校が駒ヶ根にあったので、光前寺は高校時代、駒ヶ根の友達の家に遊びに行ったついでに何度も訪れたことのあるお寺で、懐かしい想いを抱き

2011/08/11 11:24

母のあかぎれ

（足踏みワラ編み機）仕事柄──というのは、普段新聞や折り込みチラシを手で触る機会が多いので、この時期になると指先や手の爪の生え際が荒れてくる。多分インクが原因だと自分で素人判断をしている。手が荒れる症状は、世間では最近めったにお目にかかれなくなった「あか

2011/08/11 11:10

峠道

（現在の善知鳥峠） 昨年の12月下旬、悪友のHから久しぶりに電話がかかってきた。Hとは高校時代からの腐れ縁が続いていて、今でも年数回一緒に酒を呑む機会がある。 このHは高校卒業後、無一文から事業を興し、現在は上場会社の会長を努める傍ら、自分で作詞作曲した歌

2011/08/06 16:04

木を植える老人

私が中学生だったちょうど今頃の季節、父の手伝いで家から歩いて1時間ほどの山へ植林に行った時の話だ。 私の家では近所に4ケ所ほど山を持っていた。日頃から祖母は私に「跡取り息子は山の境界ぐらい知っていなくては…」と言って、植林や下草刈りなどで山に入った時をと

2011/08/06 15:35

ひと夏の冒険

あれは確か小学6年の夏だった。 その頃父は、単身で家から100Kほど離れたA町で商売をしていた。父の商売は休みがとりにくい仕事だったので、家にはほとんど帰ってこなかった。逆に夏休みや冬休みなど、学校が少し長い休みの時、私と弟が父の住んでいるA町を訪れた。父が

2011/08/06 15:24

金沢で

先月『全国新聞販売フォーラム』と名付けられた業界の大会が金沢で開かれた。会議は朝9時から午後4時までの長丁場。会議の長さを考えただけでもウンザリで、金沢に向かう前は、開会式に顔だけ出して早めにフケようと考えていた。私の金沢での関心事は、繁華街片町の夜と

2011/08/06 15:21

役員選考攻防戦

4月──、希望と言う言葉が似合う月。花の便りが聞こえ始めると、何となく気持ちがソワソワして何処かへ出かけたくなる季節のはずなのに、今年はどうも気が載らない。原因は、言わずと知れた連日の震災関連ニュース。特に福島原発事故の報道は最悪だ。未曾有、想定外、冷静

2011/04/29 15:58

春を食べる

散歩の友、愛犬トラのおあずけポーズ散歩大好きの無芸大食の我が家の老犬。“お手”と“待て”しか芸ができない犬に、数年前カミさんがスパルタ教育を持って仕込んだ“おあずけポーズ”。長野放送「我が家のアイドル」に応募しようと意気込んでいたが、最近教育を怠っていた

2011/04/01 15:50

山の焚き火

北国から初雪のニュースが流れるこの時期になると、最近滅多に見なくなった焚き火を思い出す。たしか平成になってからだと思うが、ダイオキシン抑制を主目的とする法律や条令によって焚き火が原則禁止になり、庭先で落ち葉を焚いたり、畑や田圃で農作業の後かたづけのゴミを

2010/11/03 03:53

土地の名を大切に

私たちの生活と結びついた田んぼや畑、山や川には、地図には載っていない呼び名があります。そういう呼び名は、古くから伝わってきたものが多いでしょう。今よりもずっと土地に根ざした生活が営まれていた時代、今よりもずっと自然や身の回りの変化に敏感だった時代からのも

2010/11/01 14:42

憑の里の風土記 ～ 小野川と支流の魚（その1）

（語り手）小野一夫さん・赤羽敬一さん （本文）白鳥久志小野一夫さん所有の大形の「うけ」。幼少時より家にあったが、何を捕ったかは分からないとのこと。昔は小野川にも鰻がいたことを、みなさんはご存知でしょうか。正確なことは分かりませんが、聞き取りから昭

2010/10/17 04:25

一日一句（2010年9月）…小野正行

A．夏バテには納豆が効きます。オクラを混ぜるとさらに粘りがいいようです。B．アサガオは毎朝蔓を伸ばしていつしか軒まで届いてしまいました。母の一周忌です。C．猛暑・酷暑の夏をしりめにブドウの一粒一粒が涼しさを呼びこんでいきます。D．諏訪湖畔のクジ

2010/10/17 04:20

小野図書館2010年9月のお話会

9月15日(水）は、両小野小学校の運動会の3日前で、午後になって雨が降り出してきました。雨の中、10人ほどのお客さんが来てくれました。1．「みずくさむらとみずべむら」／カズコ・G・ストーン 作／福音館書店 発行2004年7月1日発行の「こどものとも」

2010/10/17 04:17

小野の里にも秋の風、私の頭の中にも秋の風

（両小野小学校運動会・来入児種目）来年行われる御柱祭ポスターは、色々過去の経過があるにせよ合同で創ろうと、今、広報宣伝部会の皆さんが頑張っています。小野御柱が諏訪より歴史が古いと言われても、自分の生まれてきた歴史からすればつい最近のことで、ピンとき

2010/10/16 11:07

路傍の文化財

（選果所馬頭観音）菅谷市長の提唱する健康都市づくりの一環として、地区ごとに「歴史探訪・ウォーキング」マップ作りの作業がありました。私も協力させてもらい、3つのコースが出来ました。そのうちの2つを公民館事業でウォーキングし、路傍の史跡について説明

2010/10/16 10:48