65オヤジの履歴書(3)
大学に進学した僕は大学生活よりもアフターライフの方が楽しい日々でした。当時のスナックは30代前後のオーナーが多く、個性的でおしゃれな人からファッションや音楽などを教わる機会もあり世代を超えて出会いがありました。そんな時間がとても新鮮でした。通っていたお店のマスターがディスコ好きだったこともあって、よくディスコにで出かけてました。そのディスコは深夜に人が集まる店でアンダーグランドな世界でした。ハーフの黒人店長からは、童顔もあってかボクと呼ばれてました。彼は僕をディスコの中の危ない部分から守ってくれてたように思います。そんな僕は、とにかくダンスが好きでした。ダンスが好きだったのは、たぶん中学、高校時代の周波数を合わせながらかすかに聞こえてくるFENのラジオ放送とソウルトレインのテレビ番組があったからだと思いま...65オヤジの履歴書(3)
2024/05/13 18:09