島根 神社めぐり
美保神社事代主命(えびす様)の総本宮で、母神である美穂津姫命と共にお祀りしてある古大社。本殿は文化10年吉川広家が征韓戦捷の奉賽として造営したもので、本殿は二殿連棟の特殊な形式で美保造りまたは比翼大社造りといって、国の有形文化財に指定されています。「古事記」や「日本書記」に記された出雲の「国譲り神話」。その立役者となったのが、美保神社に祀られているコトシロヌシノカミです。出雲の国を繁栄させたオオクニヌシノカミは、高天原の神々から国を譲るように迫られ、息子であるコトシロヌシノカミに返答を託しました。争うことなく譲ることが、最善の道である。そう英断したコトシロヌシノカミは、手締めの起源とされる天逆手を打ち、海に身を投じて新しい国造りの礎となりました。美保関では、コトシロヌシノカミは海を守り繁栄をもたらす「えび...島根神社めぐり
2023/03/12 17:27