【王とサーカス】2018年オススメ!ミステリー小説
王とサーカス 米澤穂信 この本は書店で見つけた。帯の『第1位』と『ミステリ』に魅かれ購入。 米澤さんの作品を読むのは初めてだ。 また、私自身ミステリ小説は好きで数多く読んでいるが、舞台は海外で主人公は日本人という設定の物語は初めてであった。 そもそも、私は2001年にネパール王族殺人事件があったことを知らなかった。 これは、ディペンドラ王太子が父のビレンドラ国王を含む多数の王族を殺害した事件であり、本書のキーでもある。 海外旅行特集の仕事を受けた月刊深層の記者である太刀洗万智がネパールで取材をしていると、王宮で国王殺害事件が勃発してしまう。 その万智が宿泊しているのは、『トーキョーロッジ』とい…
2018/10/19 19:22