たこやき さん プロフィール

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たこやきさん: 新・たこの感想文
ハンドル名たこやき さん
ブログタイトル新・たこの感想文
ブログURLhttp://takotakotakoyaki.blog52.fc2.com/
サイト紹介文ミステリを中心とした書評と、アニメ・競馬予想のブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供366回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2005/05/21 03:32

たこやき さんのブログ記事

  • (書評)青空と逃げる
  • 著者:辻村深月深夜の交通事故から幕を開けた家族の危機。押し寄せる悪意と、興味本位の追求から母子は逃げ出して……みたいな感じで物語が始まるのだけど、序盤はちょっと物語の設定を理解するのに苦労した。WEB書店の粗筋部分を見ると、何となくの概要がわかるのだけど、それを知らずに読んだ私にとっては……というのは物語はいきなり四国、四万十の町で逃亡生活をしている母・早苗と、子・力が暮らしているシーンから物語が [続きを読む]
  • (書評)首の鎖
  • 著者:宮西真冬祖母と母の介護に追われる勝村瞳子。40歳を目前に、将来が全く見えない日々を送るある日、妻の束縛と、実家の確執に悩む男性・丹羽顕と出会う。少しずつ、顕に惹かれていく瞳子だったが、「妻を殺してしまいました」という丹羽の電話に……前作『誰かが見ている』では、結婚生活に纏わる色々な悩みを持つ女性たちの暗い想いが交錯していく様を描いた著者だけど、保作は、家族という面倒くさい関係について描いた作 [続きを読む]
  • (書評)空飛ぶ卵の右舷砲
  • 著者:喜多川信人造の豊穣神・ユグドラシルにより人類は地上を追われ、地上には樹獣、樹竜といった怪物がはびこった。小型ヘリ「静かなる女王号」の副操縦士・ヤブサメは、師であるモズとともに樹竜狩を生業としていた。そんな中、東京第一空団の副長セキレイを救った二人は、その腕を買われ、旧都市・新宿の大規模探索作戦への同行を依頼され……第12回小学館ライトノベル大賞・審査員特別賞受賞作。世界観が好きだな〜! 何よ [続きを読む]
  • (書評)体育会系探偵部タイタン!
  • 著者:清水晴木中学最後の大会にして、初出場した全国大会で大惨敗し、二度と野球はしないと誓った白石球人。高校入学後、自分の居場所を探す球人は、体育会系探偵部へ連れていかれ、仲間にされてしまう。文化系探偵部との対立などもある中、学内では連続盗難事件や、校内新聞を模倣した悪戯騒ぎなどが起こって……体育会系っていうか、勢いだけの探偵部というか……冒頭に書いたような形で始まる物語。学内で起こる事件の謎を解く [続きを読む]
  • (書評)戦うパン屋と機械じかけの看板娘8
  • 著者:SOW「久しぶりだなぁ、パパだよ」 ある日、トッカーブロートに現れた男・マイッツァー。彼は、自らをスヴェンの父親と言い張るが、機械仕掛けのスヴェンに父など存在しないはずで……。そのころの王都。ソフィアは、ヒルダたちと共に、新大陸国家ノアから来た謎の将軍を出迎えるのだが……話としては、一つの繋ぎというか、そういう感じなのだけど、逆に日常回的な雰囲気があって好きだな、これ。物語としては大きく3つ [続きを読む]
  • (書評)ピンポンラバー
  • 著者:谷山走太私立卓越学園。日本全国から集まった卓球エリートが集う学園。かつて、天才卓球少年と言われた飛鳥翔星は、その学園へと入学した。彼の目的はただ一つ、小学生時代、彼を唯一破った少女を見つけ出し、その雪辱を晴らすこと。だが、入学早々、彼は本物のエリートによる洗礼を受けることになって……第12回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作。先日読んだ『魔法少女さんだいめっ☆』(栗ノ原草介著)もそうだった [続きを読む]
  • (書評)閻魔堂沙羅の推理奇譚 負け犬たちの密室
  • 著者:木元哉多シリーズ第2作。3編を収録。基本的な構成としては、前作と同じ。刑事、脅迫屋、会社社長の3人が何かをしている時、何者かに殺害される。そして、気づいたとき、目の前にいるのは沙羅で、ゲームを持ち掛けられる。それは、推理があっていれば生き返られるし、間違っていたら地獄行き、というもの……前作は、ごくごく普通の人が……という感じだったけど、今回は先に書いたように、犯罪に近い人物のエピソードが主 [続きを読む]
  • (書評)スカートのなかのひみつ。
  • 著者:宮入裕昂「面白いものが面白いものを呼ぶんだ。考え方一つで世界が変わる」 クラスメイトである八坂幸喜真。彼は、その名の通り、好奇心に足が生えたような存在。なんだかわからないが、そんな八坂らしさが引き起こす奇跡を僕たちはまだ知らなかった……第24回電撃小説大賞・最終選考作品からの拾い上げ。なんか、よくわからんけど、引き込まれた(笑)物語は、完璧な女装をし、街を歩くのが趣味である天野翔と、丸井宴花 [続きを読む]
  • (書評)名探偵誕生
  • 著者:似鳥鶏となり町の幽霊団地には、謎の男「シンカイ」が現れるらしい。小学校4年生だった僕は、クラスメイトたちとその団地へと冒険に赴く。そこには確かに……。そんな謎を明らかにしてくれたのは、隣の家に住む「お姉ちゃん」で……という形で紡がれる物語。話自体は、小学校時代、中学生時代、高校時代。そして、大学生になって……と、各時代の話。それぞれ、謎があって、それをお姉ちゃんが真相を解明して……という全5 [続きを読む]
  • (書評)福家警部補の考察
  • 著者:大倉崇裕倒叙形式の作品を集めた作品集。シリーズ第5作。全4編を収録。とりあえず表紙を見て思ったこと。なんか、福家さんの顔つきがキツくなっていませんか? なんか、もっと、おっとりとした印象を抱いていたので(過去のシリーズの表紙とかを考えても)で、作中の印象から考えても、これまでの作品に会った、福家警部補の奇妙な趣味とか、そういう部分があまりなくなって、文字通り、ストレートな犯人との対決という形 [続きを読む]
  • (書評)妹さえいればいい。10
  • 著者:平坂読明らかとなった千尋の抱えていた問題。千尋から事情を聞かされ、そのことを喜んで受け入れた伊月。それまでと変わらない日々を送ることに。『妹すべ』のアニメも好評のうちに幕を閉じ、台湾でのイベントにも参加することに。だが……前巻で爆弾が爆発しての続き。今回は、普段とは違い、伊月の父と千尋の母の出会いから。それまであまり語られていなかった伊月父の人柄だったり、父子関係だったりが語られる。まぁ、大 [続きを読む]
  • (書評)凶犬の眼
  • 著者:柚月裕子平成2年。広島県呉原市での事件を経て、日岡は僻地の駐在としての日々を過ごしていた。そんなある日、懇意にしているヤクザから建設業者の社長として紹介されたのは、指名手配犯の国光であった。彼を逮捕すれば、刑事として復帰できる。そう考える日岡だったが、国光は、自分の首を預けるから、しばらく時間が欲しい、と訴え……『孤狼の血』の続編となる作品。前作は、〇暴刑事として赴任した日岡が、先輩である大 [続きを読む]
  • (書評)豆腐の角に頭ぶつけて死んでしまえ事件
  • 著者:倉知淳全6編の作品を収録した短編集。著者としては比較的、早いペースでの刊行となった本作だけど、どちらかというとブラックジョークのような話が多かったように感じる。1編目『変奏曲・ABCの殺人』。父の遺産を手にしようと、近所に住む弟を殺害しようと目論む段田。しかし、ただ殺したのでは疑われてしまう。そんなとき、彼が目を付けたのは、2つの殺人事件。Aという頭文字の場所で、Aという頭文字の人間が殺害さ [続きを読む]
  • (書評)滅びの園
  • 著者:恒川光太郎突如、空中より現れた「未知なるもの」。世界で増殖したそれは、プーニーと呼ばれ、抵抗値の低い者はそれを見るだけで死亡してしまう。そんな世界で……なんか、最近、著者の作品を読むたびに、「こんな作品?」と書いている気がするが、それでも書かせてもらう。「こんな作品も書くの?」第1章を読んだ段階では、いつも、というか、著者のお得意の作風かな? という感じ。仕事にも家庭に疲れ果てた鈴上。電車を [続きを読む]
  • (書評)星空の下、君の声だけを抱きしめる
  • 著者:高橋びすい小説が書けない文芸部員・シュウ。そんな彼のスマホには、奇妙なメールが届く。きっと悪戯だろう。そう思って無視していたシュウだったが、「もうダメだ。死のう」というものに思わず反応してしまい、その相手・詠名とメッセージを介した交流が始まるのだが……感想を書くのに他の人の感想を読んでいたら『君の名は』系の作品だ、というのがちらほら……。いや、確かに、時間を超えての、っていう話ではあるんだけ [続きを読む]
  • (書評)タイトルはそこにある
  • 著者:堀内公太郎編集者が考えた「お題」を元に著者が文章を綴る形で作られた作品を集めた短編集。全5編を収録。なんか、色々と条件はあるんだけど、物語として、一幕劇。もっというならば、演劇とか、そういう形でやっても映えるんじゃないかな? というのを感じる話が多いな、と思う。例えば1編目『主役のいない誕生会』。一人の女性が失踪し、その中で関係者がバーに集められて行われることとなった彼女の誕生会。最初は、そ [続きを読む]
  • (書評)起爆都市 県警外事課クルス機関
  • 著者:柏木伸介次々と起こる事件により対立が激化する米中関係。そのような情勢の中、違法捜査の結果、交番勤務に配置転換となっていた来栖は、その動向を探るよう命じられる。そして、調査の中で来栖は、違法ドラッグで荒稼ぎをしている横浜の半グレ組織の存在を知る。一方、麻取の疫病と呼ばれる女性捜査官・鬼塚のSとなった矢代は、その組織に潜入をするのだが……シリーズ第2作。前作は、事件を捜査する来栖が、いかに凄い情 [続きを読む]
  • (書評)恋してるひまがあるならガチャ回せ!
  • 著者:杉井光スマホゲーの廃課金者としての日々を送る啓太。そんな彼の前に現れたのは笹森美森という新入生。彼女は、啓太をモバイルゲーム研究会に誘う。そこに入ることとなった啓太と紗雪は、真夏の合宿に赴くことになったのだが……なんか、斬新なサークルクラッシャーだな!!美森という新キャラが登場し合宿へ、という流れなんだけど……。水着は水着でも、ゲーム内の水着イベントかい! ただ、目当てのキャラを引くために、 [続きを読む]
  • (書評)あの夏、二人のルカ
  • 著者:誉田哲也名古屋での結婚生活に終止符を打ち、故郷である東京・谷中へと戻った遥。久々に戻った遥は、留守の間にオープンした「ルーカス・ギタークラフト」という店に興味を持つ。店主である滉一とのやり取りの中、彼女が思い出すのは、高校時代の夏のこと……読みながら思ったのは『レイジ』。バンドを巡るやり取り。著者自身が、かつてバンドを組んで、音楽活動をしていた、っていうのが出ているのかな? と……物語の構成 [続きを読む]
  • ブログ更新を再開します
  • 管理人です。7月後半くらいから、更新が滞っていてすいません。職場の多忙期と、コミケ原稿で死にかけていました。先ほど、一応、入稿が完了したので、ブログの更新を再開します。実のところ、書籍を読む、ということ自体は殆ど減っておらず、読了したけど、感想をUPしていない、というものが山のようにたまっているので、しばらくは、更新ペース高めでいければ、と思っています。どうぞ、よろしくお願いします。 [続きを読む]
  • (書評)アンハッピー・ウェディング 結婚の神様
  • 著者:櫛木理宇幼馴染の史郎を一方的に慕っている咲希は、妹に紹介され、結婚式のサクラのバイトをすることに。様々な結婚式に出席することになる咲希だったが、サクラを頼むだけに一筋縄にはいかないものばかり。そんな中、よく利用することになる老舗ブライダルでトラブルが頻出することに気づく。そこでは、幽霊が出る、という噂があって……タイトルと紹介文から、連作短編形式なのかな? と勝手に思っていたのだけど、長編作 [続きを読む]
  • (書評)春待ち雑貨店ぷらんたん
  • 著者:岡崎琢磨京都にあるハンドメイドアクセサリーの店『ぷらんたん』。店主の北川巴瑠と、そこを訪れる悩みを抱えた人々の物語を描く連作短編集。全4編を収録。なんか、作品を紹介だけを読んだ段階では、悩みを抱えた客の謎を、店主の巴瑠が快刀乱麻に解決して見せる、というような話だと思っていた。ところが、いざ、読み始めるとかなり重い話だった。1編目『ひとつ、ふたつ』。いきなり巴瑠の物語。交際して半年の恋人・一誠 [続きを読む]
  • (書評)ハル遠カラジ
  • 著者:遍柳一私の名はテスタ。武器修理ロボットとして生まれ、人類のほとんどが消え去った地上を主人であるハルと旅している。ハルから命じられるのは、なぜか料理に洗濯に、雑事のみ。しかし、そんな命令であっても、残された時間を主人に捧げることが私の本望。AIMD、論理的矛盾から生じるAIの精神疾患を抱えた私にとっては……読みながら思ったのは、結構、思い切った構成をとってきた作品だな、ということ。物語は、冒頭 [続きを読む]
  • (書評)ちょっと一杯のはずだったのに
  • 著者:志駕晃FMラジオの人気パーソナリティにして、人気漫画家でもある西園寺沙也加が何者かに殺害された。彼女に最後に会ったのは、彼女の恋人であり、彼女の出演するラジオのディレクターでもある矢島直弥。沙也加の首には、かつて、直弥が彼女からもらったネクタイがまかれており、警察は直弥を疑う。そして、直弥は泥酔していて、当日の記憶が曖昧で……なんていうか……耳が痛い(笑) いやー、調子に乗って酒を飲みすぎて [続きを読む]