たこやき さん プロフィール

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たこやきさん: 新・たこの感想文
ハンドル名たこやき さん
ブログタイトル新・たこの感想文
ブログURLhttp://takotakotakoyaki.blog52.fc2.com/
サイト紹介文ミステリを中心とした書評と、アニメ・競馬予想のブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供363回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2005/05/21 03:32

たこやき さんのブログ記事

  • (書評)オークブリッジ邸の笑わない貴婦人3 奥様と最後のダンス
  • 著者:太田紫織夏も終わり、季節はすっかり秋。19世紀英国式の生活にも終わりが見え始めた中、奥様は舞踏会が開きたいと言い出す。実現のため、奔走するアイリーンこと鈴佳だったが、それは思わぬ形での実現へとつながっていって……シリーズ完結編。タイトルでわかるように、奥様が亡くなる、というのが物語の大きなポイントになっている。物語の契機となる舞踏会。単なるイベントとしての舞踏会ならともかく、19世紀のイギリ [続きを読む]
  • (書評)はたらく魔王さま!17
  • 著者:和ヶ原聡司正社員登用に落ちてしまった真奧。いつも以上の神クルーっぷりを見せつつも内心の落ち込みを隠し切れない日々。そんな中、アパートでは、何やら記憶の混濁した巨大なワニ・キナンナを抱えることとなってしまった。さらに、真奧らが務めるマグロナルド幡ヶ谷店の店長・木崎の異動話まで持ち上がってきて……どちらかというと、久々の現代日本編をガッツリを描いた印象の17巻。物語の中心としては、真奧の居場所を [続きを読む]
  • (書評)冤罪犯
  • 著者:翔田寛平成29年、船橋市の休耕地でブルーシートで覆われた幼女の遺体が発見された。捜査の中、刑事の香山は、この事件が7年前に起きた事件に似ていることに気づく。その7年前の事件では、不可解な形で発見された証拠物によって田宮という男が逮捕され、無罪を訴えながら自殺していた……。そんな中、香山は2つの事件をつなぐ新たな証拠を発見するが……久々に読んだ著者の作品。この作品の前に読んだ『真犯人』もそうだ [続きを読む]
  • ブログ開設13年となりました
  • 本日、12月7日を持ちまして、旧ブログからの通算で、ブログ開設13年となりました。今年は、というか、今年も、ほぼ完全に書籍感想オンリーの更新になっていたのですが、ほぼ毎日、何かしらの更新を続けることが出来てほっとしているところです。今年は、今のところ330冊ほど読了。365冊はちょっと難しいだろうな……毎年、ここで発表しているのですが、今年も冬コミに書籍とは関係のないサークルで出展します。現在、新 [続きを読む]
  • (書評)先生とそのお布団
  • 著者:石川博品企画のボツ。原稿へのダメ出し。打ち切り。他社への持ち込み……。様々な挫折と障害に直面しながらも、小説家・石川布団は作品を書き続ける。そして、そんな彼のもとには、「先生」という人語を解する不思議な猫がいて……なんか、最近、自分も読んでいる作家、というか、ラノベ業界モノ、というか、そういう感じの作品……、と無理矢理にジャンル分けをするのであれば、できる作品かな? と思う。ただ、私が読んで [続きを読む]
  • (書評)双生児
  • 著者:折原一幼いころから自分は両親に似ていないと悩んでいた短大生の安奈。施設育ちで、「足長仮面」と名乗る人物の援助によって暮らしてきたさつき。ふたりはあるとき、自分とうり二つな容姿の人間の存在に気づき……著者らしい、と言えば、この上なく著者らしい作品だな、と思う。物語は、安奈とさつき。さらに、行方不明になった娘を探してほしい、という匿名の依頼を受けた探偵の「過去」というエピソードを中心にして描かれ [続きを読む]
  • (書評)暇人同盟 友達いらない同盟2
  • 著者:園生凪夏休み。スベテが文化祭の準備で忙しい中、暇を持て余した新藤大輔は、「友達いらない同盟」を結んでいる澄田、城ケ崎に連絡を取る。彼女らもまた、暇を持て余しているらしい。普通の友達がやっていることを試してみることに。そんな中、話題に上ったが、城ケ崎がショウタという男に付きまとわれているらしい、ということで……今年の年初に読んだ『友達いらない同盟』の続編。結構、1巻目で話がまとまった感じがあっ [続きを読む]
  • (書評)魔法使いの願いごと
  • 著者:友井羊幼いころ、事故で視力を失ったヒカリ。ある日、彼女は、魔法使いだというヒトと出会う。そして、魔法使いは、彼女に「綺麗なものだけ見える目」を与えて……著者の作品というと、このミス大賞でデビューし、その後に発表している作品もミステリ仕立ての作品が多い。そんな中の本作は、というと、ミステリ要素はほぼ皆無で、まさに童話という印象の話になっている。「綺麗なもの」って何だろう?不思議な目を与えられ、 [続きを読む]
  • (書評)14歳とイラストレーター3
  • 著者:むらさきゆきや「その仕事、お姉ちゃんがすることになったから」 大手レーベルから受けた依頼について、姉・彩華に奪われる形になってしまった悠斗。ブラコンの姉が弟の仕事を奪う? その裏をあるものが見え隠れする中、悠斗は、イラストの採用を賭けて、姉とのコンペを申し出て……何か、これまでの話とちょっと雰囲気が異なるような感じがある第3巻目。これまでの話としては、どちらかというとイラストレーターの日常的 [続きを読む]
  • (書評)バビロン 3 終
  • 著者:野?まど日本の新域で発令された、自死の自由を保障する「自殺法」。その法は、世界各国へと伝播する。各地で次々と制定されていく「自殺法」。各国首脳は、その法律をどのように扱うのかを苦慮する。アメリカ大統領・アレックスもまた、その法律は何なのかについて考え続ける。そんなとき、彼の前に現れたのは、新域で間近にその制定を見てきた男・正崎善……一年ぶりに刊行されたシリーズ第3作。え? まだ続くの?(笑) [続きを読む]
  • (書評)語り部は悪魔と本を編む
  • 著者:川添枯美デビュー未確定のまま、拾い上げ作家として3年もの時間を費やしている中村雄一は、ある日、理想の女性・絵美瑠と出会い、交際をすることに。そんなある日、拾い上げてくれた出版社の編集長から紹介された「担当」は……なんと絵美瑠だった。動揺をしつつも、雄一のデビューのため、恋人として、そして、作家と編集者として歩もうとするのだが……最近、結構見かける作家とか、業界モノ。私が読んでいるものでも、『 [続きを読む]
  • (書評)ハラサキ
  • 著者:野城亮幼少期の記憶がほとんどない百崎日向は、結婚が決まり、「腹裂き」の伝説が残る故郷・竹之山へと戻る。しかし、その途中の電車で意識を失い、異世界へと迷い込んでしまう。女性の死体。襲い掛かる黒い影。残酷な悪夢。そんな中で、記憶を取り戻していき……第24回日本ホラー小説大賞読者賞受賞作。結構、シンプルな話だな、というのを感じる。冒頭に書いたように、異世界へと迷い込んでしまった日向。そこで彼女を襲 [続きを読む]
  • (書評)サイメシスの迷宮 完璧な死体
  • 著者:アイダサキ警視庁特異犯罪分析班に異動となった神尾文孝は、優秀ではあるが、協調性が全くないプロファイラー・羽吹充とコンビを組むことに。そんな配属初日から、ラップで包まれ、まるで繭にくるまれているかのような女性の他殺体が発見される、という事件に遭遇する。見たものをすべて記憶する、という能力を持つ羽吹に振り回されつつも捜査に当たる中、神尾は羽吹の過去について知ることとなり……買ったあとに知ったこと [続きを読む]
  • (書評)捕まえたもん勝ち!2 量子人間からの手紙
  • 著者:加藤元浩念願の捜査一課に配属されたものの、その直後、元アイドルであり、警察官僚となった七夕菊乃は、アメリカ・ボストンへ赴くことに。というのも、ボストンで起こった殺人事件で、量子人間を名乗る者から、留学中の外交官の息子に殺害予告をされたため。天才にして、壊滅的な変人・深海安公と共に現地に向かうのだが……タイトルの通り、シリーズ第2作。正直なところ、前作はキャラクターの顔見せというような感じで、 [続きを読む]
  • (書評)出会ってひと突きで絶頂除霊!
  • 著者:赤城大空悪霊などを除霊する専門家を育成する退魔学園で万年最下位の成績を走る古屋晴久は、強力な特技を持っていた。「絶頂除霊」。それは、突いた相手を生者死者を問わずに絶頂させ、昇天させるという猥褻能力にして、呪われた力。そんな彼に、同じく呪いの眼「淫魔眼」を持つ少女・宗谷美咲が現れる。彼女の眼で弱みを握られた晴久は、美咲、さらに女好きのド変態女・烏丸葵と史上最悪のチームを組むことになって……母乳 [続きを読む]
  • (書評)甦る殺人者 天久鷹央の事件カルテ
  • 著者:知念実希人都内各所で若い女性が次々と首を絞められ、殺される事件が発生。警察は、現場に残っていた血痕のDNAを採取し、容疑者を割り出すが、その容疑者は4年前にすでに死んでいた……。しかし、にも関わらずに続く事件。死者の復活? それともトリック? 天久鷹央は、事件の調査に乗り出すが……シリーズ8作目で、3作目の長編作品。冒頭に書いたように、事件現場に残されていたDNAを採取。被害者と少ない接点を [続きを読む]
  • (書評)勇者のセガレ2
  • 著者:和ヶ原聡司父に替わり「勇者」として異世界へ赴くことを決意した康雄。ところが、その矢先、一発目のテストで3つもの赤点を取ってしまう。原因は、勇者になるための指導のせい、と責任を感じるディアナは、自分が家を出ると主張。そんなとき、異世界からディアナの上司であるハリーヤが現れる。康雄の勇者修行に反対だという彼女は、学校にまで追いかけてくる。結果、ディアナとの関係を誤解した翔子との関係もギクシャクし [続きを読む]
  • (書評)阪堺電車177号の追想
  • 著者:山本巧次大阪南部を走る路面電車・阪堺電車。その中でも、現役最古のモ161形177号は、戦前から85年もの時間を大阪の街と共に走ってきた。そんな阪堺電車の周辺での事件を描いていく連作短編集。それぞれのエピソード。登場人物にリンクはあるものの、物語的は基本的にそれぞれ独立した物語となっている。そして、この作品の良さは、戦前から戦後に至るまで、それぞれの時代背景がしっかりと感じられるところじゃない [続きを読む]
  • (書評)忍物語
  • 著者:西尾維新大学生になった暦は、臥煙伊豆湖に呼び出され病院を訪れる。そこにいたのは、吸血鬼に血を吸われ、生ける木乃伊と化した直江津高校の後輩。縁もゆかりもない後輩の少女を助けるため、調査を開始する暦だったが、次々と被害者は増えていって……正直、このシリーズは、『終物語』以降は、ただグダグダと続いているだけのように感じられて、イマイチな印象が強かったのだけど、今回はなかなか面白かった。冒頭に書いた [続きを読む]
  • (書評)死刑にいたる病
  • 著者:櫛木理宇鬱屈した日々を送る大学生・筧井雅也のもとに届いた手紙。それは、稀代の連続殺人鬼であり、子供時代、彼がよく通っていたパン屋の店長であった榛村大和からのものだった。20以上もの殺人の疑いをもたれ、起訴された9の殺人により、第1審で死刑判決が出た榛村。だが、その9つのうち、1つの殺人は自分がやったわけではない、という。かつて、自分のよき理解者であった榛村に頼まれ、事件の再調査を開始する雅也 [続きを読む]
  • (書評)異世界Cマート繁盛記6
  • 著者:新木伸仲間も増えて、Cマートは賑々しく営業中。相変わらず、現代日本から持ってきたものが謎のヒットをしたり、エルフの魔法で大きくなったり、小さくなったりして……言っちゃ悪いけど、いつも通りの作風のエピソード集。現代世界から持ってきたものが、っていうものだと、砂時計、ホットケーキミックス、コピー用紙、お弁当、雨具(雨合羽)といったものがヒット。なんていうか……砂時計は、この世界ではすごく貴重なも [続きを読む]
  • (書評)政治的に正しい警察小説
  • 著者:葉真中顕全6編を収録した短編集。こういうと何だけど、このエピソードの組み合わせ方が何とも言えない味を出しているなぁ、というのを思わずにはいられない。序盤は、結構、真面目な話なのに、後半のエピソードに向かうにつれ、だんだんとぶっ壊れていく、とでもいうか……例えば、2編目の『神を殺した男』。最年少でプロ棋士となり、圧倒的強さでタイトルを総なめにした紅藤。しかし、彼は、同じくプロ棋士であった黒縞に [続きを読む]
  • (書評)先生とわたしのお弁当 二人の秘密と放課後レシピ
  • 著者:田代裕彦有名料理研究家である父の入院により、壊滅的な食生活を送ることとなってしまった女子高生のちとせ。そんな彼女を見かねて、父の教え子であり、ちとせの高校の教師である小函先生がお弁当を作ってくれることに。料理とは無縁に見える鉄面皮である先生だが、作る料理は絶品。喜んだのもつかの間、自分でお弁当を作っている、といったことでちとせは思いがけないトラブルに巻き込まれてしまって……というところから始 [続きを読む]