独創的な詩ならここ。幅広いスタイルと定評を頂いています。楽天テーマ「青い心で詩を書こう」主宰
現代詩1200以上をサイトで公開中(2008年3月現在)。自称、言葉の詐欺師。
僅か数日の間 部屋に籠っていただけで 世間に取り残された感が酷くします 人類は進化していきます 私は死へのカウントダウンを数えます この身体が朽ちていく前に 輝かしい時代を迎える事が出来るのでしょ
カレンダーをめくるだけの日々は もう終わりにしよう 新しい年になっても目標もなく 風も吹き抜けはしない ビジョンも何もないなら じっくり足を地に着けて 忘れかけていた人生の意義を 探してみようじゃな
今は閑散とした広場を 気ままに吹き抜ける風のように 今はただマイペースで いつかまた感性の融合 脳内の炸裂 歓喜の日々が訪れるまで 人知れず 吹き抜けて行きます 風のように
嫉妬だったのだろうか 他愛のない悪戯だったろうか 幼いころ 家で猫を飼っていたのを ぼんやり覚えている 気がつけば猫はいなくなっていた 幼心に尋ねてみれば山に捨てたと言う その時は随分と可哀相な事
待たせたね また暫し詩が書けそうな気がしている フレ-ズが脳髄を押し寄せて 早く形にしろと騒いでいる 想いは留めておいたところで 澱んでいくだけ 痺れるフレーズも放っておいたら 風化して塵になって
荒んだ俺の胸は さすがに居心地が悪かったらしい ソファーに寝転んで天井を見上げていた その刹那に君は何処かに行っちまった 街中の掲示板に捜索願いを貼り出したところで 君が見つかるわけもない それに
木洩れ日の下で憩う君は とても穏やかそうに見えます 傷はもう目立たなくなってきました 「もう大丈夫なんだよね」 声にならない囁きを 君の耳元へ届けます 朗らかな君の 心の奥底にまだ どうしようもな
疎遠になるのに 特に理由は無い きっかけもあるかないか あやふやだ はしゃぎ過ぎた幼子の熱が 落ち着きを見せるように 僕らは大人の顔で会話するようになった ベイベー 寂しくさせていたのなら ごめんよ 腰の
書きかけの唄を口ずさむ サビまでは調子がいい 書きかけの唄は風まかせ 終わりかたを知らない 終わりかたは忘れた 書きかけの唄を唄っては 一人悦に入っている その気になれば いくらでも作れる どんな世界だっ
放ってしまった時に やけに呆気無かったせいで 「どうしてこんなものにしがみついていたのだろう」 と思ってしまったものでした やがて時が経ち 其れが私を形成していた一部だと思い知らされ 茫然としたこと
忘れたわけじゃない 忘れたふりをしているだけ 麻酔みたいに 痛みを消してみても 痛みの元は消えはしない あの日の風景が過ぎるだけで 傷痕が私を苦しめるから 少し呆けた素降りをして 頬杖をついてみ
まだ無邪気には はしゃげないな こんなにも暖かなくなったのに コートを脱いで2、3日め 夕風が少しだけ寒くて 彼の地で過ごす人々をふと思う 復興の旗印の下 見せかけの活気が 世を闊歩する まだあ
ごめんね この部屋にはもう ほとんど居る事が無くて 君が来ても 暖まるストーブさえ 置いてない 君が居た頃 楽しい落書きが記されていた ホワイトボードも 文字が滲んで消えそうだ それでもこうして
マリア 今でも君は 窓辺で心塞いでいるの? 君が教えてくれた 優しい唄は 時折僕を慰めているよ 何もかもが真新しく感じた 日々に帰りたい気もするけど 物憂げなブルースが 今はたまらなく好きだから
降り始めは 妖精のように扱われた 真っ白な雪も 猛威を振るう頃には 災厄となり そして早春の候 道端で陽気を恨めしげに 睨んでいる妖怪のようだ 排気ガスを浴びて 薄汚れた姿は侘しく それでいてし
とにかく眠った 布団に潜った 寒さから逃れて 辛さを忘れるのに 夢の世界が一番だからだ 朝になって 食料を求めに市場へ走った 24時間ショップも さすがに空いてはいない アナクロな店を 嗅覚を
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