snao さん プロフィール

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snaoさん: 一日一冊読書評
ハンドル名snao さん
ブログタイトル一日一冊読書評
ブログURLhttps://ameblo.jp/tukiroman/
サイト紹介文活字中毒が読んだ本の一言感想やお勧め本紹介。日本人作家中心。歴史やミステリ系が多め
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供136回 / 365日(平均2.6回/週) - 参加 2005/10/08 18:38

snao さんのブログ記事

  • すかたん 朝井まかて 感想
  • すかたん (講談社文庫) [ 朝井まかて ]講談社この作者さんの作品、これは好きだと思うものと、ちょっと私の趣味では…というなぜか感想が二極化するのですがこれは「好き」の方でした。江戸から饅頭屋の娘が武士の妻としてともに大阪へ行ったところ、旦那が急逝一人残された妻が、とりあえずの生計を立てるためにと働いてみても、言葉遣いなどで色々あって務めは何度もすぐクビに蓄えは泥棒に盗まれてどうにもならなくなったとい [続きを読む]
  • たがね 木村友馨 感想
  • ベスト時代文庫副題が天眼通お蔦父娘(おやこ)捕物ばなしシリーズ4冊目ですが、ここから読んでもわかりましたてっきり天眼通=透視能力みたいなのかと思ったのですが、ふとした瞬間にふとした関連したアイテムが浮かぶむしろテレパシー的なものっぽいですそしてその能力をつかってミステリ的に解決ではなく、あくまでそれはおまけで生き生きとしたキャラクターが色々やりながら解決といった雰囲気キャラがおおげさなぐらいそれぞ [続きを読む]
  • 屍人荘の殺人 今村昌弘 感想
  • 東京創元社タイトルで重苦しいお金持ち社会のクローズドサークル、バトロワ的ミステリかと想像実際は人物紹介のページで「あれ探偵が二人?」となって、その後の展開で映画研とかミステリ愛好会とか、軽めなラノベ系ミステリ?となったら、いきなりバイオテロならぬゾンビサスペンスパンデミックなんというか、すごいジャンルの飛び越えを見せてくれる展開で、ちょっと登場人物が多いなあと思っていたらキャラ名と特徴づけて覚える [続きを読む]
  • 東京百鬼 浦山明俊  感想
  • 東京百鬼 陰陽師・石田千尋の事件簿 (祥伝社文庫) [ 浦山明俊 ]祥伝社文庫副題が陰陽師・石田千尋の事件簿とあるので陰陽師が探偵役のミステリーかと手にとり、織り込んだ著者紹介で「平成の陰陽師石田千尋氏と昵懇の仲でそれを経験とし」とあったので、ほほぉ実録か…と読んで……なんだこりゃテーマはなんなんだろ 実在の人の名前を使ってラノベ系悪霊が出てきたのをやっつけちゃうストーリー?ノリノリだけどいきなり祟られ [続きを読む]
  • 猟奇博物館へようこそ 加賀野井秀一 感想
  • 猟奇博物館へようこそ 西洋近代知の暗部をめぐる旅 [ 加賀野井秀一 ]白水社副題が西洋近代知の暗部をめぐる旅てっきり世界の怪しい博物館を紹介してくれる本かと思ったのですが、紹介もあるけれど多くが作者の自己分析的な内容でちょっと残念。有名なイタリア骸骨寺などは随分とエッセイっぽく、自分で訪れたとあるからそれだからかなと思うのですが、他は一部白黒の小さめな写真と分析的な内容なので、博物館紹介を期待して読むと [続きを読む]
  • AIが教えてくれる、お薦めの本?
  • ツイートで知った【お勧めの本を教えてくれるという近畿大学の図書館のサービス】https://act.kindai.ac.jp/personality_test/こちらを試してみましたただツイートは、本来の性格を出さないようにしているからか、結果は残念ながら…自分の好みからはかなり遠かったものがおススメされました(あまりに興味のない本でしたので、紹介割愛 むしろ自分のツイートのどこからこの結果が出たんだろうと疑問でしかない本が出ました)ただ [続きを読む]
  • 奇奇奇譚編集部 木犀あこ 感想
  • 【中古】 奇奇奇譚編集部 ホラー作家はおばけが怖い 角川ホラー文庫/木犀あこ(著者) 【中古】afb角川ホラー文庫副題がホラー作家はおばけが怖いで、裏表紙にホラー小説大賞優秀作とあったので手にした一冊正直表紙の漫画風イラストが好みだったのもありますが、表紙がさらっとしてるなあの印象後で読んでみたら、中身もホラーよりあっさりした雰囲気で読めましたただホラーとして読むと随分色々物足りないなあと思っていたところ [続きを読む]
  • 天使の棲む部屋 問題物件 大蔵崇裕 感想
  • 天使の棲む部屋 問題物件 (光文社文庫) [ 大倉崇裕 ]問題物件というシリーズらしく、これはその二冊目だったのですが一冊目を読んでいなくても全然問題なく楽しめました。大金持ちの坊ちゃんのお家騒動関連で、主人公の女性が問題物件をあきらかに通り越しあきらかに事件が起きてるだろう物件を色々訪れる上、探偵がオールマイティー通り過ぎててあまりにバカバカしく(誉め言葉)ここまで突き抜けてるといっそすがすがしいと思 [続きを読む]
  • 天下り酒場 原宏一 感想
  • 天下り酒場 新奇想小説 (祥伝社文庫) [ 原宏一 ]最近はやりの、ちょっと特殊能力のある人が酒場やったら超おいしい!訪れた客はみな幸せに「うんまぁ…」秘伝のレシピは…みたいな話かと思ったら、料理はほとんど…いやまったくレベルで出てきません奇妙な味わいがじわじわ来る本でした超有能役員に、酒場の経理をまかせたら好きなようにやられたあげく結局廃業無能なんだけどコネで入社したから暇でしょうがなくて、色々資格を [続きを読む]
  • 天帝妖狐 乙一 感想
  • 天帝妖狐 (集英社文庫) [ 乙一 ]ホラーなのかファンタジーなのかよくわからないけれど、なんとなく心に余韻を残してくれる一冊でした二作載っていて、最初の作品はよくわからないなあという理不尽的なホラーっぽいもの二作品目がファンタジー的な……ホラー要素は低い…うーんダークヒーロー誕生話みたいな雰囲気後半の作品が好きです幼いころ病弱で、友人とも遊べずコックリさんをやっているうちに友人の死を予言死を恐れた彼は [続きを読む]
  • 女信長 佐藤賢一 感想
  • 【中古】 女信長 / 佐藤 賢一 / 新潮社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】すみません実は『雲のように風のように』の酒見賢一さんの本と間違えて手にしたのですが、面白かったです。別作者さんで信長がふたなり設定だったものは、なんだか色々うーむ、まあそういう解釈もという感じだったのですがこちらは徹底して色々異なっており、男として育てられた娘が位牌に灰を投げつけた行為に同調できたり、しっかりもののキリリ [続きを読む]
  • 猫神さま日和 八岩まどか 感想
  • 猫神さま日和 [ 八岩 まどか ]青弓社ごくまれに見かける、狛犬やお稲荷さん以外の守り獣神様の像、(秋葉原近くの狸とか)その中の猫神様を特集した一冊最近はネットの情報を集めただけみたいと思うような本も多いのですが、こちらは作者さんが実際に訪れたり写真撮って来たんだろうなあと思える読み応えある一冊でした(お値段が同人誌並みに高いのが、少々ネック)パターンが幾つかあり、なんか恩があるからと和尚さんに手柄を立 [続きを読む]
  • 私の家では何も起こらない 恩田陸 感想
  • 【中古】 私の家では何も起こらない / 恩田陸 / メディアファクトリー [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】メディアファクトリーなんだろうふんわりファンタジーホラーというか、現実逃避ホラーというか、起きてる出来事は完璧ホラーなのに、登場人物それぞれが「いや別に」「よくあることだし」「気のせいよ気のせい」と認めないのでホラーとして成立しないシュールな短編連作とにかくここは幽霊屋敷なんだ!という場所なの [続きを読む]
  • 公開処刑人 森のくまさん-お嬢さん、お逃げなさい- 堀内公太郎
  • タイトルだけだと解りにくいのですが、こちら副題がなかった「森のくまさん」という作品の二冊目。ネットで悪い情報のあるものを、闇夜に裁く…まあ現代の必殺仕事人とでもいうような存在と、それをネットで愉しむ一般人というエゲつなさがノリとして続きます一冊目はミステリーとして犯人は予想がついても、面白かったのですが…うーんやっぱり登場人物を一新して、同じ設定は難しいですね、どうしても設定ありきになってしまって [続きを読む]
  • 美食探偵 火坂雅志 感想
  • こちらの画像はKADOKAWAのものですが、電子書籍版どうやら私が読んだのは講談社文庫ですが、すでに廃版のようでした。そちらは昔の「ポンチ絵」とか呼ばれた雰囲気の絵が描かれていました実在の人物、村井玄斎を探偵とした連作小説美食探偵の所以は、この探偵役が明治ごろに当時としては大ヒットになる「食道楽」という本を執筆をしたからこの食道楽については、昔嵐山光三郎さんの文豪に関する食のエッセイ的な本だったか、どこか [続きを読む]
  • 三国志男 さくら剛 感想
  • サンクチュアリ出版…三国志が本気で好きな人には、向かないんじゃないかなあと思う本自分自身が三国志が好きで、大学も中国古代史を選び、第二外国語は中国語で全然喋れないけれど、その状態で史跡を回って…とやったので、そういった旅の雰囲気が味わえるのかなと期待して手にしたのですが「…オレ…一人ツッコミとかいう雰囲気で2ちゃんねるやっててそのノリを本にしちゃうぜ イケてるぅひゃっほぉ!中国語わかんねぇけど言っ [続きを読む]
  • 11人の女性死刑囚 T・アンクル&P・アインスタイン 感想
  • 資料についての詳細がわかりにくく、事件についても一人称語りのような小説めいていて、全体的に読み捨てのペーパーバッグっぽい本の印象・中央アート出版社こちらがこの本に求めていたもの『現在死刑を廃止しつつある国での、女性死刑囚とその事件の詳細』この本の中身『女性死刑囚を主人公にした小説仕立ての紹介』…という訳で、どうも資料としては読みにくかったです。意外なのは死刑廃止を訴える国での犯罪なので、無関係の3 [続きを読む]
  • 新釈グリム童話 アンソロジー 感想
  • 集英社オレンジ文庫なくしものの名前/谷 瑞恵 白雪姫戦争/白川 紺子二十年/響野 夏菜のばらノスタルジア/松田 志乃ぶお菓子の家と廃屋の魔女/希多 美咲A Cinderella Story/一原 みう最近のこういったアンソロジーだと「めでたしめでたし」をいかにブラックユーモアで片づけるかみたいなのが主流ですが、こちらはモチーフとして利用していても、それぞれが独立した短編として読めるものでした。好きなのはちょいハーレクィン [続きを読む]
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー
  • 猫だまりの日々 猫小説アンソロジー (集英社オレンジ文庫) [ 谷 瑞恵 ]谷 瑞恵/椹野 道流/真堂 樹/梨沙/ 一穂 ミチ 知っているのは椹野 道流さんのみ、この方目当てで手にしたのですが……ううん……唯一いいなと思ったのは、谷瑞恵さんの作品のみ最初はありがち絵本系かと思いきや、実は叙述トリック、二度読みしました他のは全員書き下ろしなのかな、猫がキーワードですがあまりこの立場は「猫」じゃなくてもいいよねと [続きを読む]
  • 写楽殺人事件 高橋克彦 感想
  • 写楽殺人事件 (講談社文庫) [ 高橋克彦 ]久しぶりの読み直しです。最近高橋先生の作品で、こういったシリーズをお見掛けしないのがちょっと残念な初期の作品。何がすごいって圧倒的な密度。写楽は誰だという説は、何人もの人が論文や小説、漫画にしているけれどいまだに不明な人物です。(念のため解説ですが、写楽は世界的に有名人なのに、その経歴は一切不明しかも活動期間は極めて短く、ぱっと出てだっと売って、さっといなく [続きを読む]
  • 日乃出が走る3 中島久枝 浜風屋菓子話三 感想
  • 日乃出が走る(3) 浜風屋菓子話 (ポプラ文庫) [ 中島久枝 ]ポプラ文庫二巻がどうも急に重苦しくなり、主題もお菓子から権力闘争的に変わってしまったので、ちょっと違う…となったのですが…三巻は前の調子に戻ってくれたようで、明るく爽やかかつテンポいい雰囲気で読めました上方から来たという主人公と同年代程度の新キャラは、あまり好きではないのでレギュラー化しないといいなと思いつつ読んでたら、逆に好印象になってい [続きを読む]
  • 闇の伴走者 長崎尚志 感想
  • 闇の伴走者 醍醐真司の博覧推理ファイル (新潮文庫) [ 長崎尚志 ]上記の写真は文庫のようですが、ハードカバーの方の暗闇にピエロが浮かぶ屋敷の狂気を感じる写真の方が個人的には好みです副題もハードカバーでは「醍醐真司の猟奇事件ファイル」なのに文庫だと「醍醐真司の博覧推理ファイル」になってるんですね。とある作者の画風にそっくりな、遺稿が発見しかしその遺稿の内容が、未解決連続殺人事件の犯人視点さてその作者は [続きを読む]
  • 日乃出が走る2 中島久枝 浜風屋菓子話二 感想
  • 日乃出が走る(2) 浜風屋菓子話 (ポプラ文庫) [ 中島久枝 ]ポプラ文庫一巻が楽しかったので早速二巻を探すうーん残念、一巻のわくわく感がなくなりき生臭い陰謀というか、菓子を題材にした目標めがめてという爽やかさが消えてましたお菓子もそんなにおいしそうなものが出てこず、まあ普通にそういうお菓子があるよねといったアイテム程度の役割に主人公がこだわりにこだわった洋菓子へのあこがれも、あまり何故なのかという理由 [続きを読む]
  • 日乃出が走る 中島久枝 感想
  • 日乃出が走る 浜風屋菓子話 (ポプラ文庫) [ 中島久枝 ]ポプラ文庫副題が浜風屋菓子話表紙が江戸娘風だったので、江戸時代が舞台かと思ったのですが、すでに公方様たちは退陣後横浜などには外国人が普通に訪れている年代が舞台でした。その時代の時代小説は、新しい風!重い過去を引きずる人…みたいなものが多く、ちょっと敬遠しがちなのですが、こちらは普通の前向きで楽しめました。ポプラ文庫というと、イメージ的に義務教育 [続きを読む]