平野 浩 さん プロフィール

  •  
平野 浩さん: Electronic journal
ハンドル名平野 浩 さん
ブログタイトルElectronic journal
ブログURLhttp://electronic-journal.seesaa.net/
サイト紹介文さまざまな情報を四百字詰原稿用紙約7枚にまとめて配信する、日刊のメールマガジンです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供248回 / 365日(平均4.8回/週) - 参加 2005/10/19 14:04

平野 浩 さんのブログ記事

  • ●「『いずも』型護衛艦について知る」(EJ第4914号)
  •  護衛艦「いずも」について調べていて、気がついたことがあります。それは、日本人は大人でも戦争で使われる兵器についての知識が著しく欠如しているということです。 戦前は、子供向けの兵器の絵本──図鑑のようなものがあり、それらによって、例えば、海軍の艦艇では、戦艦、巡洋艦、駆逐艦、潜水艦、航空母艦、哨戒艦などの戦闘艦艇の知識補給は、小さい頃から自然に行われていたのです。 しかし、戦後は、戦争アレルギーと [続きを読む]
  • ●「護衛艦は駆逐艦とほぼ同じである」(EJ第4913号)
  •  今回からテーマを変更します。護衛艦『いずも』の空母化の問題について考えます。これは、新たな防衛力整備の指針「防衛計画の大綱」と、平成31〜35年度の「中期防衛力整備計画」の骨子案にも載っています。これをめぐり、空母は攻撃用艦艇であり、日本は憲法の関係上持てないのではないかなど、いろいろな議論が出ているので、検討する価値があります。 日本以外の国で、「軍隊で一番上の階級は何か」と問われればどこの国 [続きを読む]
  • ●「中国の『国家情報法』の恐ろしさ」(EJ第4912号)
  •  一体ファーウエイの何が問題なのでしょうか。 野村総合研究所セキュアテクノロジーズの時田剛氏によると、ファーウェイの製品に仕様書にないポート(通信の出入り口)が見つかった例があるそうです。つまり、ハードウェアに仕掛けが施されているようです。以下、時田氏と日経記者のやり取りを引用します。─────────────────────────────記者:ファーウェイ製品による情報漏洩の被害は実際に起って [続きを読む]
  • ●「なぜ、ファーウェイが問題なのか」(EJ第4911号)
  •  12月11日、カナダのバンクーバー裁判所は、ファーウェイ副会長孟晩舟容疑者の保釈を条件付きで決定しています。その条件とは、次の3つです。これらの条件は、おそらく米国の要請によるものと思われます。─────────────────────────────      1.約8億5000万円の保釈金納付      2.保有するすべてのパスポート提出      3.所在地確認可能なGPS機器装着──── [続きを読む]
  • ●「ハイシリコンとクアルコムの関係」(EJ第4910号)
  •  連日ファーウェイの記事が新聞を飾っています。そこでファーウェイについて新聞には出ていない情報を中心に、もうしばらく書くことにします。 ところで、ファーウェイの呼び方について、中国分析の第一人者である遠藤誉氏は次のように述べています。しかし、EJでは「ファーウェイ」と表記することにします。───────────────────────────── 日本では、「Hua-wei」 を「ファーウェイ」と読ませて [続きを読む]
  • ●「ファーウェーにのみ半導体を提供」(EJ第4909号)
  •  中国の習政権は既に米国に対し、「宣戦布告なき戦争」を仕掛けています。それは、軍事だけでなく、外交、経済まで「全面的かつ総合的な対米戦争」を仕掛けているのです。そのことが記述され、その実施を中国企業や大学に求める内部文書があるそうです。このなかに「千人計画」という計画があります。 「千人計画」は、高度な技術を持った外国人材を発見してリクルートし、中国へ招聘したり、中国の技術進歩のためのプロジェクト [続きを読む]
  • ●「宣戦布告なき戦争が勃発している」(EJ第4908号)
  •  中国には「韜光養晦」(とうこうようかい)という言葉があります。これは、これまで中国の国際社会に対する態度をあらわす言葉として使われてきています。そもそもこの言葉は、中国の国家指導者、鄧小平の演説が根拠になっているといわれています。その意味は次の通りです。─────────────────────────────     韜光養晦 → 才能を隠し、内に力を蓄える────────────────── [続きを読む]
  • ●「米中首脳会談は米国の圧勝である」(EJ第4907号)
  •  EJはテーマを決めて連載するスタイルのメール/ウェブマガジンです。ところで、今日から新しいテーマになります。今年のEJは28日まで送付いたしますが、あと14回しか、ありません。そこで、EJとしては、はじめての試みですが、テーマを決めないフリーテーマで年内は14回書き、1月からは新しいテーマを設定して連載することにします。 年末が押し迫りつつある2018年の現在、注目すべきは「米中貿易戦争」の行方 [続きを読む]
  • ●「2つの事件に関わる中曽根康弘氏」(EJ第4906号)
  •  中曽根康弘氏の輝かしい経歴と主要な航空機事故を組み合わせてみます。─────────────────────────────  ◎1966年02月04日/全日空羽田沖事故  ◎1966年11月13日/全日空松山沖事故  ★1967年/第2次佐藤改造内閣で運輸大臣  ★1970年/第3次佐藤内閣で防衛庁長官  ◎1971年07月30日/雫石空中衝突事故  △1971年08月15日/ニクソンショック [続きを読む]
  • ●「雫石衝突事故の政治的背景を探る」(EJ第4905号)
  •  雫石空中墜落事故の政治的背景について考えてみます。事故発生当時の内閣は佐藤内閣です。佐藤内閣は1964年以来の長期政権であり、沖縄返還協定調印後に、佐藤首相が引退するのではないかという観測が政界に高まっていて、その後継者争いが激しくなっていたのです。いわゆる「角福戦争」です。 1972年7月5日の自民党総裁選挙では、次の2人が次期総理総裁を目指して出馬し、激突したのです。この前年7月の第3次佐藤 [続きを読む]
  • .●「雫石衝突事故の裁判は冤罪である」(EJ第4904号)
  •  雫石空中衝突事故について、佐藤守氏は、この事故の真因について、「100%全日空機側の過失である」と断定し、次の3つの理由を上げています。─────────────────────────────      1.全日空機の見張り義務違反である      2.全日空機が航路の逸脱をしている      3.全日空機が航空法違反をしている───────────────────────────── 「1」 [続きを読む]
  • ●「8ミリフィルムについての全経緯」(EJ第4903号)
  •  全日空は、58便の乗客の一人が撮影した8ミリフィルムを事故当時から10年以上隠していたのです。佐藤守氏の本に8ミリフィルムについての経過が出ていますので、見やすいように若干の整理をして次に示します。ざっと目を通してください。─────────────────────────────◎1971(昭和46年)・07・30 事故発生◎1974(昭和49年)・01・10 国際航業者が解析結果を全日空に提 [続きを読む]
  • ●「8ミリフィルム/全日空証拠提出」(EJ第4902号)
  •  全日空機と自衛隊機はどこで衝突したのか──これに関して多くの疑義があります。法廷においては、全日空機は保護空域内、すなわち、ジェットルート/J11Lにあって、自衛隊機が訓練空域を逸脱して、ジェットルートに侵入して衝突したという認定になっています。 ところが、東京高裁での民事裁判が接触地点をめぐって暗礁に乗り上げていたとき、突如として全日空側は、58便の乗客の一人が接触時まで撮影していたという8ミ [続きを読む]
  • ●「コックピットに操縦者はいたのか」(EJ第4901号)
  •  ジャンボ旅客機のパイロットという職業をわれわれ日本人は、他の乗り物──バス、トラック、タクシー、電車、新幹線などの運転者と一線を画し、特別なもの、よりレベルの高い者と考える傾向があります。ともに乗客の命を預かる職業でありながら、なぜ、ジャンボ機のパイロットだけは特別視されるのでしょうか。 そのイメージを見事に壊してくれたのは、昨今外国の空港で飲酒のため相次いで逮捕されている日本人のパイロットです [続きを読む]
  • ●「どのようにして衝突に至ったか」(EJ第4900号)
  •  EJは本号で「4900回」に到達しました。あと約5ヶ月で「5000号」に到達します。1998年10月15日を第1号としてスタートし、2018年10月15日で満20年を超えて21年目に入っています。ここまで、続けられたのは、熱心に読んでいただいている読者のおかげであり、厚く御礼申し上げる次第です。今後ともよろしくお願い申し上げます。 昭和47年(1972年)7月28日付、読売新聞に次のタイトルの記 [続きを読む]
  • ●「目撃者をまったく無視した事故調」(EJ第4899号)
  •  政府の事故調査委員会は、事故の原因を究明し、再発の防止をはかることにあるはずです。しかし、雫石空中衝突事故のときの事故調は、全日空機がJ11Lを逸脱して、自衛隊の訓練空域に侵入していたことを隠蔽するために苦肉の策を講ずる役割を果たしてきたに過ぎません。これは、JAL123便墜落事件の事故調と一緒です。 こういうデタラメを暴いた書籍が1973年に出版されている次の本です。『自衛隊の「犯罪」/雫石事 [続きを読む]
  • ●「なぜ、自衛隊が犯人にされたのか」(EJ第4898号)
  •  1971年7月30日、午後の参院運輸委員会では、同じ年の7月3日に起きた「ばんだい」号墜落事故に関する審議が行われていたのです。「ばんだい」号墜落事故とは、函館空港に着陸寸前の東亜国内航空のYS─11が函館郊外の山地に墜落した航空機事故のことです。 そのとき、委員会には、航空評論家の関川栄一郎氏、楢林寿一氏、航空安全推進連絡協議会事務局長松田更一氏などの民間の専門家が呼ばれていたのです。そこに、 [続きを読む]
  • ●「雫石事故の事故調結論に異議あり」(EJ第4897号)
  •  雫石空中衝突事件のときの事故調査委員会はどうなっていたのでしょうか。当時航空事故の調査に当る機関は、政府が設置する「政府事故調査委員会」です。しかし、このときは、事件が「自衛隊=防衛庁」と「航空行政=運輸省」にまたがり、その問題を「裁く=法務省」なので、総理府総務長官委嘱の委員会として設置されています。 しかし、総理府の役人に専門的事項を調査する能力はないので実質的には運輸省主導で次の5人が決め [続きを読む]
  • ●「全日空機に航空法違反の疑いあり」(EJ第4896号)
  •  千歳空港を出発するに当たって、58便の川西機長が、運輸省千歳空港事務所に提出した飛行計画書には次のルートにしたがって飛ぶことが明記されています。───────────────────────────── 13時15分千歳離陸(予定) J10L → 函館NDB → J11L → 大子NDB  → J25L → 佐倉NDB → 木更津NDB → 14 時35分羽田着          ──佐藤守著/ [続きを読む]
  • ●「58便コックピットの中での対話」(EJ第4895号)
  •  佐藤守氏の本にコックピットでの次の会話が出ています。これは元海軍パイロットの須藤朔氏と阪本太朗氏の著作に出ていたものです。58便が千歳を離陸してから上昇し、28000フィートで水平飛行に移るまでの間のコックピットの状況を推定して、それを「再現」しています。そのときの全日空機のコックピット内の雰囲気がわかるので、少し長いが引用します。───────────────────────────── 操縦 [続きを読む]
  • ●「全日空58便の30日の乗務状況」(EJ第4894号)
  •  繰り返しますが、雫石空中衝突事故は、自衛隊機の“暴走”ということで、裁判では決着がついていますが、事実はまったく逆です。全日空機が自衛隊の訓練空域に入り込み、自衛隊の市川機に追突して起きたのです。これは、詳しく事実をフォローしてみると、正しいことがわかります。 もし、これが本当であるとすると、自衛隊はなぜ黙っているのでしょうか。なぜ、抵抗しないのでしょうか。もちろん自衛隊は反論していますが、それ [続きを読む]
  • ●「航空路と訓練空域の錯綜のリスク」(EJ第4893号)
  •  雫石空中衝突事故の全日空側58便のクルーをご紹介しておきます。これらの操縦士は全員墜落死しています。─────────────────────────────        機長 ・・・ 川西三郎      副操縦士 ・・・ 辻 和彦     航空機関士 ・・・ D・M・カーペンター───────────────────────────── 川西機長について、操縦経歴をご紹介します。 機長の川西 [続きを読む]
  • ●「なぜ、新証拠の審理をしないのか」(EJ第4892号)
  •  雫石空中衝突事故──この事故のことを知っている人は、民間航空路上で訓練していた自衛隊機が、その航空路を飛行してきた全日空58便に衝突し、自衛隊機のパイロットはパラシュートで脱出して助かったものの、全日空機は空中分解、乗客乗員162人は全員が死亡するという痛ましい航空機事故であると認識しているはずです。 つまり、自衛隊側が一方的に悪いのです。自衛隊は責任を認め増原恵吉防衛庁長官が引責辞任しています [続きを読む]
  • ●「雫石衝突事故の結論には意義あり」(EJ第4891号)
  •  自衛隊出身の機長が民間航空機を操縦し、自衛隊機と空中で衝突する事故としては、1971年7月30日の「全日空機雫石衝突事故」があります。このとき、乗客乗員162人が亡くなっています。JAL123便墜落事件の14年前のことです。 この雫石衝突事故のことをこのテーマの最後に取り上げるのは2つの事件に共通性があるからです。まずは、雫石衝突事故とはどんな事故であったかについては、次をご覧ください。──── [続きを読む]
  • ●「雫石衝突事故の結論には異議あり」(EJ第4891号)
  •  自衛隊出身の機長が民間航空機を操縦し、自衛隊機と空中で衝突する事故としては、1971年7月30日の「全日空機雫石衝突事故」があります。このとき、乗客乗員162人が亡くなっています。JAL123便墜落事件の14年前のことです。 この雫石衝突事故のことをこのテーマの最後に取り上げるのは2つの事件に共通性があるからです。まずは、雫石衝突事故とはどんな事故であったかについては、次をご覧ください。──── [続きを読む]