Teenage Fanclub / Back To The Light
Teenage Fanclubに夢中になったのは、圧倒的に同時代のバンドに比べて緩かったからである。もちろん、それはグラスゴーのバンド全般にも言えることなので、それに加えるならソングライターが複数いて、それぞれが歌いハーモニーがあって、恥ずかしげもなくパワーコードを使い
Teenage Fanclub / Nothing Lasts Forever
NOTHING LASTS FOREVERTEENAGE FANCLUBPEMA2023-09-22前作「Endless Arcade」から2年、彼らの好調ぶりが偲ばれる間隔でのアルバムリリースとなった。NormanとRaymond、Francisというメンツは、このバンドがもうTeenage Fanclubではなく、New Boy Haidressersだということを
1988年の6thアルバム。一番最初に切り抜きを筆箱にはさんだのは小泉今日子だったが、その後瞬間風速的に"情熱"の頃の斉藤由貴にも夢中になった。その後、南野陽子の魅力にも抗えなかったことはあったが、最終的には安田成美で気持ちは収まることとなった。この作品も武部聡プ
LINDBERGの渡瀬マキ、1995年のファーストソロアルバム。ブックレットには膝上のミニスカート。その足が眩しい。10曲中7曲が佐藤準のアレンジ、10曲中4曲が渡瀬マキの作詞作曲。矢野顕子1曲提供。ムッシュかまやつ作の1曲目はボサノバ風の曲調だが、佐藤準アレンジが印象的で
The Jayhawks / Rainy Day Music
いつの間にか梅雨に入っていた。最近は毎朝のように通勤音楽のジャケット写真を撮り、インスタにアップしている。そんなんで、ブログ更新が億劫になっている。逆に音楽に夢中になっているかもしれない。やっぱり時代はSNSなのかな。こんな素晴らしい音楽も久しぶりに聴いた。
90年代のアナログ盤が高騰しているのを見るにつけ、後悔もあるのだけれど、結構な価格帯で売っているリイシュー盤を買うかどうかも迷ってしまう。BMX Banditsについては「C86」に続いて、この「Star Wars」がアナログ盤で発売されたが、「Star Wars」は初のアナログとなるは
The Frank & Walters / The Grand Parade
フランク&ウォルターズのメジャー1stは1992年に出ていて、ススメられてぶっ飛んだ記憶がある。なんなんだ、この歌モノっていう。そこからかなり間があいて、リリースされたセカンドは、日本盤の新品CDを購入した記憶がある。だけれど、そんな聴き込んだ覚えもなく。なんとな
Teenage Fanclubの「Endress Arcade」を紐解くうえで、フランシスマクドナルドが挙げていたのは、1966年ラヴのセカンドアルバムだったと思う("Warm Embrace"のイントロ)が、このバンドに代表されるような60年代中期のサイケデリックな音楽はそもそもグラスゴーシーンの基盤
Teenage Fanclub / Endless Arcade
Teenage Fanclub、2021年の新作となる「Endless Arcade」の盛り上がりはどうなんだろうか。個人的には「Man-Made」以来の盛り上がりと感じていて、当時はブログ、今回はSNSの影響が大きいんじゃないだろうか。今作のフィジカル盤の特徴としては、CDはTシャツとのセット売り、
”Sparkle”を大音量でかけたい季節になって来たように感じる強い日差しの中で、そのオマージュであろう8曲目"Song For You”が流れてくると同じように爽快な気分になる。田岡美樹と市川裕一によるユニット、The Indigo2003年の4thアルバム。テイスト的にはマルーン5"Sunday
佐野元春 and The Hobo King Band / THE BARN
1997年の作品。佐野元春だから出来たのかのかどうかは分からないが、ウッドストック録音、メジャーフィールドでジョンサイモンプロデュースによる、60年代後期を愛でるようなこの作品の価値は中々言い表せないようなものだろう。佐野元春の印象は例えスプリングスティーン以
「LOVE ALBUM」での解散後、2010-04-21のリリースとなった再結成一枚目。ちなみにファーストアルバム「若者たち」は1995-04-21のリリース。そしてこのアルバムは1曲目"若者たち"から始まる。解散後を見てみても、ソロや他のバンド活動も全て曽我部恵一の楽曲なわけだし、中々
My Bloody Valentine / you made me realise
例えばRideだったら、"Like A Daydream"より好きな曲があるかもしれないが、マイブラッディヴァレンタインなら、このEPの1曲目である。7インチの「Sunny Sundae Smile」をひっくり返して聴くの少々面倒くさいが、この7インチも大好きだ。アノラックっぽくもあるし。それぐら
4人組のアカペラグループSmooth Aceから、2人が脱退し、夫婦でもあるメイン作詞家岡村玄とメイン作曲である重住ひろこが産休明け、2人で再始動となった2008年の作品。特に最初の頃は打ち込みの音とかがハイパー過ぎて、それほ好みではないのだけれど、こちらでは出産後の親目
今日から東京オリンピックの聖火リレーが始まる。我が地福島からのスタートである。最近テレビで"愛は勝つ"の構成等について、広瀬香美が絶賛していたが、あれはまんま"Uptown Girl"だろうっていうツッコミがないと、番組も陳腐になってしまうし、それこそが地上波に新たな魅
棚も溢れてきているので、久しぶりにレコ・CDの処分をした。結果は内訳CD91枚、レコード58枚、DVD1枚で24,360円。500円以上の買取は以下の通り。CDXTC/TRANSISTOR BLAST 1,440円アレサ・フランクリン/アレサ・ザ・クイーン! 840円LOW/LIFETIME OF TEMPORARY REFIEF : 1
スカパラ1995年の5枚目のアルバム。奇しくも、Teenage Fanclub「Grand Prix」と同年の作品w。目玉"しらけっちまうぜ"小沢健二の他にも高橋幸宏、竹中直人、YOU、石川さゆり他豪華ゲスト陣に加えて、海外かバーナード・パーティ、スリラーU、そしてミスティオールドランドまで
篠原涼子 / RYOKO from Tokyo Performance Doll
篠原涼子、東京パフォーマンスドール在籍中、1993年の作品。彼女のことはTokyo Performance Dollの中の工藤静香的に勝手に捉えていた。一番人気があったという印象。最近見るドラマモノとしてかかせない朝の連ドラだけれど、今シリーズ「おちょやん」のおかみさん役として、
声優(と言っても全く出演作とかは作品は知らないが)國府田マリ子、1996年のサードアルバム。松原みきが2曲提供という、今こそ旬な話題もあるが、6曲のアレンジをした日本のデヴィッドフォスター西脇辰弥ワークスとしてとらえたい一枚。初期谷村有美に通じる盤。中崎英也作
声優、花澤香菜2014年のセカンドアルバム。25曲入りのダブルアルバムという大作。2000年代以降のシティポップは声優陣を外しては成り立たないらしく、最近のアニメとかを観る機会はほとんどないのだが、音源はちょこちょこと聴いている。声優モノは、時折現れるアニメ声が気
小松シゲル(Dr./NONA REEVES)、鹿島達也(Ba.)、奥田健介(Gt./NONA REEVES)によるA.C.E.を従えた、堂島孝平2012年作で、A.C.E.はA Crazy Ensembleの頭文字。11曲36分。ソリッドでありながら極上の美メロのループの小気味よさと心地良さ。なんかてんやわんやだったここ
今年はバレンタインデー前に張り切って、"BLUE VALENTINE'S DAY"をめちゃくちゃ聴いていたんだけれど、13日の地震でそんな流れが一気に吹っ飛んだ。というか、それ以降のてんやわんやが半端なかった。仕事なのでしょうがないんだが。あれから1週間か。ノベルティサイド強めの
現Teenage Fanclubのドラマーであるフランシス・マクドナルドのレーベルShoeshine Records、のレーベルサンプラー。きっちりSHOECD 009とカタログが打たれているんだけど、カードスリーブのCDの佇まいは完全にサンプラーである。その前に出ていたコンピ「Shoeshine Chartbust
米光美保、東京パフォーマンスドール脱退後の1994年のファーストアルバム随所から、ジャネットジャクソン、Zard、"ホールニューワールド"といったエッセンスを通して時代を感じるサウンドだが、この人めちゃくちゃ歌が上手い。あんまりイメージがなかったが、シンセ音に埋も
数日前少し話題になった、谷村有美、1987年のファーストアルバム。谷村有美自身の作曲も3曲。2曲提供の大村雅朗が全編のアレンジということもあり、1980年代香るガールズポップ。谷村有美アルバムでも少し毛色が違って聴こえる作品であるが、まだ初々しいシンガー、谷村有美
Hurricane #1 / Only The Strongest Will Survive
Oasisの存在は今考えてもめちゃくちゃ大きかったんだと思う。いきなりアンディベルも土臭くなって、"I Don't Know Where It Comes From"や"Black Nite Crash"を書き出して、Rideも解散。Oasisのようなバンドを志向し、Hurricane♯1を結成した。音楽的な影響は当時の妻Idaの存
湯川潮音、2009年のカバーアルバム。彼女は1983年生まれなので10コは違うのだが、その選曲はまさしくずっぱまりであるし、なんとボーナストラックには"Turn!Turn!Turn!”というんだから、圧倒的に正しい。彼女が志向しているように思う、ブリティッシュフォーク仕立てで、ヒ
男女二人組ユニット、パリスブルー、1996年の5枚目にしてラストアルバム。別れの歌がつづられており、色々と想像してしまうような歌詞世界だし、製作費の関係で9曲で政策が打ち切られたなんて言う話は物悲しい。ナチュラルというタイトル通り、初期に比べて自然肩の力を抜い
キンモクセイ、2004年のサードアルバム。ボーナスディスクには"夢で逢えたら"、"踊ろよフィッシュ"の二大カバーと松たか子とのデュエット曲収録。特に"踊ろよフィッシュ"は"DOWNTOWN"のイントロから流れ込む、うねるベースラインなオリジナルを超えるくらいの出来と言って良
元々はTapeとの共演盤として企画していたらしい、テニスコーツの2007年作。テニスコーツというか、こういったジャンルの魅力がこの一枚に凝縮されていると言って良い1枚であるが、"バイババビンバ"と"嗚咽と歓喜の名乗り歌に至る2曲で一気にクライマックスが来る。アコーステ
Luminous Orange / Drop You Vivid Colours
ルミナスオレンジの名前を知ったのは、アンダーフラワーのコンピだったと思うが、当時第二世代に移り変わっていた面子の中にあって、TFC系ばっかり追っかけていた自分にとっては同じく女性ボーカルということでCrawlとの区別もほとんどついていないような感じであった。しか
1997年Stawagonのメジャー1stミニアルバム。5曲入り。西寺郷太氏ヴォーカルのミックスが異常に小さくて驚いたと語り、涌井氏のヴォーカリストとしてのパワー不足を指摘しているが、特に今までの作品に対して、ミックスが異常に小さいとは思わない。しかし、ヴォーカリストと
ペンパルズ、1997年のファーストアルバム。Starwagonが解散し、涌井氏以外の3人でスタート。Starwagonはメジャーデビュー後、4曲入りミニアルバムしか出していない訳で、レコード会社との契約上、そういうスタートをすることになったというの自然なところだろう。バンド名は
1999年のアルバム。2000年に小山田圭吾と結婚し、コーネリアスの"POINT OF VIEW POINT"のリリースが2001年ということなのだから、「Fantasma」~「Point」までをつなぐ重要な位置にある。内容的にも小山田プロデュースはまるっきりコーネリアスだし、内容的も「Point」に足を
Eddie Mottau / No Turning Around
この前もの凄い雪だったし、何より室温が3℃で、温かいなあと思ったら8℃だった。今年は雪国を体感している。スティルス1st、「High Winds White Sky」と並ぶ、雪ジャケ。ギタリスト、エディモトウ、1973年のファーストアルバム。1曲目から「カフーツ」を思わせる、ファン
昨日は高速の雪道走行中、スリップ。事なきを得たが。めちゃくちゃヤバイことになっていたかもしれない。雪怖い。新垣結衣、2007年のファーストアルバム。1/2の逃げ恥は未見。時折フラットになる歌声の不安定さが最大の魅力。ファーストアルバムならでは。2000年代のガールズ
Negicco、kaede1stフルアルバム。祝結婚。基本、A面がスカート澤辺氏を中心としたバックバンドとしたギターポップ。実質スカート。B面はバックも作家もバラエティに富んだ仕上げ。というか、シングル、既発曲が5曲、新曲5曲というんだからもうベスト盤だろう。だからこそ、い
TOKYO No.1 SOUL SET / 9 9/9 '99 野音
TOKYO No.1 SOUL SET、文字通り1999年のライヴ録音。野音に入ったことがあるが、公会堂にはない。公会堂を横に見ながら仕事をするとは想像もしなかったな。ソウルセットのライヴは震災後に見たが、一応ファンを自負していたわりにはノれなかった。違っちゃったなあという感じ
80年代のオーソドックスなスタジアムロック的なコード進行をナチュラルに箱庭的にまとめたような感じがする。1996年作。歌詞から秘密の恋愛に自由になった二人の世界が描かれているように思う。そういった意味では記念のアルバムなのかもしれない。この後、作詞でも参加するt
尾崎亜美1998年作。こっちにはレコ、CDも持ってきていないので、youtubeで聴くくらいしか出来ていないクリスマスソングだが、逆にラジオを聴いていて、今日かかった2005年のアムロちゃんの曲と松田聖子の"ラストクリスマス"のカバーは知らなかった。このジャケットのように雪
井上睦都実、2001年の6曲入りミニアルバム。1992年のデビュー。初期はやはり80年代っぽさ香るサウンドという感じではあったが、この今のところオリジナルでのラストアルバムからは、90年代っぽさが香って来る。特に打ち込みのリズム音。改めて、これが90年代の音だったんだん
ヴィーナスペーター、1992年のセカンドアルバム。セカンドサマーオブラブというキーワードを軸として、マンチェスター、クリエイション、ジョンレノンの影響もモロ出ししながら、基本的にはプライマルスクリームの1st~3rdを一気に体験するようなアルバム。ボーカル沖野俊太
辻睦詞・渡辺善太郎・中武敬文による詩人の血、1992年の4thアルバム。時代としてはシュゲイザー、マンチェも取りいれるその音楽は当時の最先端だったに違いないが、ポップさが今作では際立つ。"春のまま"のTVでの演奏は記憶にあるんだけれど、そのルックスからもアヴァンギャ
ナラダマイケルウォルデンプロデュースによる、1988年9枚目のアルバム。全編英語詞に加えて、当時トッププロデューサーのナラダマイケルウォルデンの作による楽曲が10曲中9曲という豪華さとマドンナやカイリーミノーグ、シンディローパーかシャーデーそんな時代のめちゃくち
松本英子、2002年のサードアルバム。ずっと"スコール"ってそんなに良い曲だとは思わなかったんだけれど、TVでの武部聡志氏との演奏はとてもよかった。"スコール"のイメージを振り払うべく、茶髪ベリーショートとなっているが、サウンドは至ってオーソドックスなもので、くせ
細野晴臣、忌野清志郎、坂本冬美の3人組ユニット、HIS。細野晴臣プロデュースによる1991年の作品。当時、彼らの制服姿から伝わって来たのは、キワモノっぽさ極まれりだったんだけど。作品はポップスの基本に沿ったような至極真っ当なものだった。古今と東西を股にかける音楽
トレイシー・ソーン1982年のファーストアルバム。時折ひしゃげるエレアコ音と低い女性ボーカル。ギミック一切なしの弾き語りアルバムピュアというよりも、ネイキッドな剝き出しの魅力。後追いで入ると分かりづらかったかもしれないが、今になればこのアルバムの存在感、そし
THE CHEWINGGUM WEEKEND / THE CHEWINGGUM WEEKEND
チューインガム・ウィークエンド、1997年のファーストアルバム。ネオアコをベースとしたバンドサウンドはブリッジ、同時代ではビスケットファンを思い出すんだけど、特徴としてはそのベースラインの唸り。それがソウルっぽさというかグルーヴを醸し出しているし、顔を見せる
Debbie Gibson / Electric Youth
デビーギブソン、1989年のセカンドアルバム。1stのジャケットの印象が強かったような気がしたが、ヒット連発のこのセカンドがやはり代表作だろう。今回ライナーノーツを読んで思い出したが、なぜ彼女のファンだったかというと、その優れたソングライティンに惚れていたのもあ
John Legend & The Roots / Wake Up!
ザ・ルーツのクエストラヴプロデュースによるJohn LegendとThe Rootsのコラボによるニューソウルクラシックのカバー集("Shine”はオリジナル)。2010年作。その名前で想像するよりもハードボイルドな出来だが、内容は圧巻。今蘇ったニューソウル最良のエッセンスを味わうこ
Teenage Fanclubがニューアルバム「Endless Arcade」を2021/3/5に発売することをアナウンスと同時に新曲となる"Home"が公開された。アルバムの8曲目ぐらいに入ってそうな地味な曲(これが1曲目ということに驚いた)。アートワークがかなり凝ってそうだ。ちなみに太字が現在聴
The Boy Hairdressers / Golden Shower
BOXセットなんかを除いた単独作品では最も大枚を叩いて入手したブツ(実際はプレゼントしてもらったんだけど)。しかも3曲入りなんだから、1曲換算3000円近い。ヴィニールジャパンで買ってもらったように記憶している。ザ・ボーイ・ヘアドレッサーズ、53rd&3rdレーベルからの
今思い返しても衝撃的なスターワゴンの解散話。あまりに生の西寺郷太氏の話はある程度わかっていたとはいえ単純にビビった。1996年だったかふと思い立ち、楽器屋にバンドメンバー募集の張り紙をしたのだけど、そこで知り合ったあっくんの家にあった、Penpals"Tell Me Why"とZ
Teenage Fanclubの前身バンドである、Boy Hairdrssersまんまの名前が付けられたバンドの1999年11月のファーストアルバム。ただし、バンド名から連想するものとは異なり流れてくるのは、下北沢界隈にかつてあった53rd&3rd、レイトアノラッカーというのではなく、「Bandwagones
高野寛、1999年、9枚目のアルバム。畠山美由紀、クラムボン原田郁子参加。1曲目はピチカート、2曲目はサニーデイサービスを連想してしまうような楽曲で、時代的には宅録とといっても言ってもベック的な骨太なビートやポールウェラー的なアコースティックギターのカッティ
今年6月に出たロン・セクスミス最新作。小鳥のさえずりが聴こえてくる後にピアノの音。厳かな雰囲気から既に名盤の香りが漂ってくるが、ここまで枚数を重ねながらまずこの清々しさに驚く。全14曲。短い曲のメロディが途切れなく流れてくるようなイメージで、もちろん地味な1
宮沢りえ、1990年のセカンドアルバム。今更だがオランダ人とのハーフ。あの美しさは未だ脳に焼き付いているのは1991年の11月。あれから30年か。。当時デビッドボウイにはまっていたので、いきなり"Fame”のヘナヘナカバーで"Game”を見たときはほんびっくりしたが、今聴くと
1999年のファーストソロミニアルバム。基本的には真心ブラザーズではなくて、桜井秀俊が好きだが、この時点で帯にはニューシティ派ポップスとある。1曲目の名曲"魔法の日々"を聴いた時にこれは真心からのキリンジへの回答であると思ったんだけれど、2曲目のプロデュースには
村田シゲ加入、南波一海脱退という流れで発売された、クチロロ、2008年のメジャーセカンドアルバム。次作からはいとうせいこうが加入する。基本的な音楽偏差値の高さはここではハイパーなものになっていて、改めて恐るべしグループであるが、ここに圧倒的な名曲"リフレイン"
当時エルヴィスコステロ云々で存在を知ったが、あまりに地味で興味を持てなかった、1995年、Ron Sexsmithの1stアルバム。アナログで再発された。ずっと1stはそんな印象で好きになれないなあっていうのもあって、2nd派を自認していたが、久しぶりに聴いた1stは流石に良かった
Billy Joel / Streetlife Serenade
多分結構の人たちが洋楽を聴きだしたきっかけになった人だろうと思うが、世代を超えたり、性別を超えて共通の話題となれる人がビリージョエルだろう。この前は"プレイボーイの歌"が入っていないから、迷った挙句"Honesty"を歌ったのだが、五木ひろし"山河"を十八番としている
これが音楽の力というか、時間を共有しそのことについて話せるというのは喜びである。谷村有美に続いて、営業車の隣席から反応があったのには驚いた。しかし、やっぱり当時売れていたってことになるんだろう。"プレイボーイの歌"は名曲だとは思っていたが、やはり当時は歌詞
谷村有美1991年の5枚目のアルバム。元々はシンガーだったと思うが、どんどん自作曲が増えていき、全て自作曲の作品もある彼女。この作品では3曲を作曲、西脇辰弥氏が6曲、伊秩弘将が1曲という割合。AORの雑誌にデヴィッドフォスター関連でインタビューも載っていた西脇辰弥ブ
様々な訃報は置いておいて、最近の中で一番驚いたニュースと言えば、ナードマグネットからベーシストであり、紅一点である前川知子氏が脱退した事である。その理由を見ると流石にに納得でしかないんだけれど、とても残念だ。2019年のセカンドアルバムが今年クリアヴィニール
久保田利伸、1987年のセカンドアルバム。気のせいなのかもしれないが、メジャーすぎる存在だからなのか、あまり最近目にする選盤ものでは目にする機会のない人だが、シティポップという評価からでも、この作品から2曲は選ばれて良いんじゃないかと思う。そうは言っても岡村靖
昨日はそこかしこで筒美京平の楽曲が流れたに違いないが、たまたま自宅に戻っていたので、自分も色々聴き浸ることが出来た。全曲筒美京平+プロデュースということで、岩崎宏美「パンドラの小箱」、郷ひろみ「ヒロミック・ワールド」の次に、モータウンと歌謡曲の融合を図っ
Marvin Gaye / FREE SOUL. the classic of MARVIN GAYE
フリーソウルシリーズのマーヴィンゲイ版。これは流れがスムーズで、マーヴィン・ゲイの最高な編集盤。選曲は70年代以降、「I Want You」視点から編集しているようだ。一昨日、モータウンの映画を見たが、やはり"What's Going On"の下りがクライマックスでもあり、そのメッセ
セカンドアルバムはまだ聴いていなかったんだった。でも、映画を見た。映画であれば、「ボヘミアンラプソディ」のようなライブシーンを大画面で見たかったのだが、そういうカタルシスはない、テレビ番組のようだ。少なくともうちら世代のロックンロールスターということに異
トライセラトップスの5thアルバム。発売は2002年10月9日。ソニーからビクターに移っての最初のアルバムである。トライセラトップスは、強靭なスリーピースのバンドアンサンブル、ノイジーなギターに甘めな魅力的なボーカルが絡んで少し癖のあるメロディ奏でるといったイメー
小坂忠とフォージョーハーフ / ロック・ソサエティ・ウラワ 1972夏の陣
ここ最近での再発の個人的な目玉。1972年8月26日埼玉会館大ホールでのライヴ盤。カントリーフレイバーを加えた後期バーズ~ザ・バンド~ジェイムステイラーに連なる個のサウンドこそまさしく個人的には理想の音であるし、ことさらライヴにおいては、もちろんフォーマットや細
マイルスデイヴィスの伝記映画。やはり前半第二期クインテットまでが熱い。奥様のフランシステイラーの存在の大きさと当時の人種差別(有名人になればなるほど重いということを)を初めて思い知った次第。マイケルジャクソンのあの変身も分からなくないというところまで、思
高橋幸宏、原田知世、高野寛、高田漣、堀江博久、権藤知彦の6人のPupa、2008年のファーストアルバム。プーパだと思っていたが、ピューパだった。収録曲を5人でほぼ均等に作りながら、ボーカルは原田知世、高橋幸宏、高野寛が分け合い、ハモる。オムニバスアルバム的に作曲家
高橋幸宏1993年のセルフ・カヴァー・アンプラグド・アルバム。ジャケでは自身でギターを抱えているが、アコギはほとんど吉川忠英によるものだろう。したがって、アコースティックなサウンドで楽曲のメロディアス面を楽しむという方向ではあるが、これ高橋幸宏の歌をじっくり
出会いは"ラズベリーベレー"だったが、リアルタイムでは"サインオブザタイムス"と"プレイスオブユアマン"。特にはじけんばかりの"プレイスオブユアマン"に夢中になり、それ以降プリンスはずっと追いかけた。ロッキングオンを読み始めたのも、表紙がプリンスということで購入
高橋幸宏プロデュースによる、高野寛1988年のファースト・アルバム。80年代、エコーの効いたドラム音は時代の音ながら、そこにおぼろげながら、浮かんでくる彼の楽曲。ジャケットで12弦ギターを抱える姿も印象的である。最近のネットの記事を見て少々驚いたのは、フリッパー
いたるところに顔を見るキーボーディスト堀江博久とチャーベ松田岳二によるユニット、1997年のファーストフルアルバム。聖地であった宇田川町界隈の総本山ZEST。そこで姿を見かけたことのある仲真二氏が設立したエスカレーターレコード。イメージとしてはオシャレなお兄さん
松任谷正隆プロデュースによる、1976年のファーストアルバム。鈴木茂、林立夫に、ベースはハックルバックの田中章弘。コーラスにはHI-FI SET、達郎&美奈子というまさしくポストユーミンな布陣は、初期のユーミンと同じようにその演奏に耳をひかれる。"瞑想"も圧巻だ。そして
カラオケをするというのは、コロナ過においてもスナックに通う中年男性のたしなみでもあるが、それ以外では子供たちと行き、1時間400円でメロンソーダとソフトクリームを飲みまくり、食べまくりである。自宅では娘がこの歌を歌っているのに驚いた。テレビでは森七菜さんが歌
ハミングキッチンの2009年メジャーセカンドアルバムにしてラストアルバム。ファーストではまさしく雑多な音楽性を聴かせていたのだけれど、このセカンドでは50年代、60年代を思わせるルーツミュージックにフォーカス。細野氏のデイジーワールドに移り、ドラムには林立夫の名
既に記憶もあやふやかもしれないが、下北沢界隈にあったギターポップシーンは、日本語で歌いだしたcymbals、ブリリアントグリーン、ルーシーヴァンペルト、くるり、スーパーカーといった圧倒的な才能の出現、先人であったゼペットストアやペンパルズのメジャーブレイクによっ
Kaede / 深夜。あなたは今日を振り返り、また新しい朝だね。
Lamp染谷氏+ウワノソラ角田氏による7曲入り新作「秋の惑星、ハートはナイトブルー」でにぎわうnegicco、kaede、2019年のファーストミニアルバム。そもそもLamp染谷氏+ウワノソラ角田氏というコラボはこの作品中の"あなたは遠く"(プロデュースは染谷氏でボーカルディレク
アリーヤ、2001年のサードアルバムであり、22歳の遺作。あまりに美しい。ミッシーエリオット"I Care 4 U"、やピアノが印象的な"I Refuse"に最初は耳が行っていたが、Timbalandを含めた、トラックメイクもさすがの出来で、クールなR&Bという印象からどんどんその多彩さにも魅
Lampのサポートメンバー尾方伯郎による、ソロユニットの3枚目アルバム。ボーカルはLampの榊原香保里ということもあるし、音楽的にはLampと影響を受け与え合ってやっているのだろう、Lamp別動隊という感じもする。いきなり、榊原氏の声がかなりカヒミカリイに寄ってる感じもあ
この人も当時間に合わなかった人の一人だが、80年代を読むとすべからく載っている重要人物といえばこの人だが、そもそも元ジャネシスなんて言う肩書からして結構わかりづらかった。ピーター・ガブリエル、1986年の5枚目のアルバムとなるこの作品はユッスーンドゥールやケイ
アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがF1イタリアGP優勝
ここ最近はほとんど寝ながら見ているか、見ながら寝ているかのどちらかというのが本当だが、せっかくDAZNに入ったので見逃したくはない。時差のせいからF1よりもF2の方が見やすいというのが悔しいんだが、ワンメイクレースであるF2の方がドライバーのレベルが分かりやすいし
Darryl Hall & John Oates / Bigger Than Both Of Us
1976年、ホールアンドオーツ5枚目のアルバム。80年代の振り切れたポップ感は別物と感じるなら、70年代グルーヴ感のあるフォーキーソウル感覚のロックアルバムという立ち位置。そういう意味ではこの作品こそ代表作と言っていいかもしれない。カーティスメイフィールドを思わせ
1987年、杏里11枚目のオリジナルアルバム。80年代バブルとともに絶頂期を迎える杏里。時代の音もさることながら、今と隔世の感があるのは、その歌詞だろう。確かに女性と男性が明らかな思考回路の差として存在した。なんとなく、そんな時代であったが、果たしてそれも悪い時
ウディアレン2018年作。1950年代のコニーアイランドを舞台に、映像は美しく、人の持つ本性をある意味では醜く描いている。そうウディアレンは中年の男性を良い風に描く一方で、女性をここまで手厳しく出来るのは流石。全編に渡るケイト・ウィンスレットの激情に圧倒される。
先週から2014年「マジック・イン・ムーンライト」、2016年「カフェ・ソサエティ」、2015年「教授のおかしな妄想殺人」という、ウディアレン作を立て続けに見たのだけれど、恐ろしいのはこの「教授のおかしな妄想殺人」を見たのは2回目だったということだ。印象的なボルボ240
圧倒的な存在感、寺尾紗穂の新曲。今年3月だったかに仙台に来ていたのに、スルーしてしまったことを激しく後悔した。
OLD DAYS TAILORにも参加していたSSW優河、2018年のセカンドアルバム。森は生きている人脈のバックアップを受けているということもあるが、1曲目はまんま岡田拓郎(森は生きている)の世界。おおはた雄一との出会いによって、自分の引き出しが開いていったというようなこと
Daryl Hall & John Oates / Along The Red Ledge
デヴィッドフォスタープロデュース1978年作。ジェイグレイドンも参加なので、エアプレイで。他にロバートフリップ、ジョージハリソン、トッドラングレン、スティーヴルカサー。そしてバックバンドはエルトンジョンバンドの面々。オーツが10曲中3曲の作曲ということ、またゲス
Daryl Hall And John Oates / Rock 'N Soul, Part 1
とある場所で見た最近のライヴ映像以降、個人的な最近の80年代の流れもあって、とても気になっている二人なのだけれど、考えてみれば、自分が音楽を聴きだした頃は、既に彼らの人気は落ち気味だったのだから、リアルタイムではヒット曲を耳にしてもいないのだった。"Everythi
自宅に戻って小屋裏気味の2階にレコードスペースを設けているのだけど、このお盆はさすがに暑くてずっとレコードを聴く気になれなかった。スカートの昨年作がちょっと前に新しい7インチシングルと共に手元に届いてはいたが、昨日も涼しい1階にて、やはりアマゾンミュージック
まさか、劇場で見れるとは思わなかった。エンニオ・モリコーネ追悼のリバイバル上映。一番最初に見たのはいつだったんだろう。劇場だったんだろうとは思うんだけど、子どもだった時分にかなり拍子抜けした記憶がある。それが年々染み入り、思い出して語っていても涙が出てし
80年代とは何だったのか、狂乱と喧騒、欲望の渦巻く、セクハラ・パワハラ蔓延の時代だったのか。目を凝らしてクレジットを読み込むと、ニューヨーク、バハマ録音を含む。ゲストにはトゥーツシールマンの名前も見える。そういう時代、1988年の5枚目のアルバム。録音場所から
アールクルー、1977年ブルーノートからのサードアルバム。プロデュースはGRPレーベル総帥のデイヴ・グルーシン。フェンダーローズを基調とした穏やかなサウンドにアールクルーのアコースティックギターが絡むそのサウンドは抜群に心地が良い。イージーリスニングに寄りすぎる
もう代表作というと、渡る世間は鬼ばかりが浮かんでくるようになってしまった、藤田朋子1989年のファーストアルバム。もしくは大のポールファンという印象が強い。元々英語が好きということもあったのか、彼女の作品は英語詞が多いようだ。発音若干気になったが、さすが得意
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