以下ネタバレありますので、ご注意下さい。゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜S.S.ラージャマウリ監督と主演のNTR.Jr、ラーム・チャランの来日舞台挨拶で1度目を観て、さらに10日後IMAXで再度観て、ようやく自分の中に落とし込んだ
以下ネタバレありますので、ご注意下さい。゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜S.S.ラージャマウリ監督と主演のNTR.Jr、ラーム・チャランの来日舞台挨拶で1度目を観て、さらに10日後IMAXで再度観て、ようやく自分の中に落とし込んだ
脚本が秀逸。シリアスなフェミものかと思ったら、「僕が監督した映画が公開されないよ~」とアルコールに溺れ、嫁に呆れられてアルコール依存から立ち直る話‥というわけでもなかった。前半は軽めだが、中盤あたりから話がエグくなってきて、展開が読めなくなっていく。イ
この作品のモデルとなっているサンジャイ・ダットを知っていると、仕草や喋り方が本当にそっくり。主演のランビール・カプールは彼もまたサンジュ同様、大物芸能一家の育ちであり、境遇は似てる。その後は全然違うが。映画なので同然多くの部分が脚本だろうが、それにしても
「その方向性はおかしくないか?」と思うような行動を登場人物達が普通にとっていく。まず警官の子がまったく警察を信用してない。かと言って極道になりたいって?彼女の父親に対するすぐバレる嘘、彼女の彼に対するお願いなどなど。意図して脚本を作ってるとしたらなかなか
ヴィジャイ作品の楽しみはまずどうやって登場するか。足だけ見せて、次は背中、スローモーションからじらしにじらてジャーン!おおー!みたいな。欧米映画だとすぐ銃を出してズキュンで終わりってのが多い。インド映画はアクションシーンを見せたいってのもあるけど、銃は
IMWキネカ大森にて鑑賞イングリッシュ・ミディアムというよりはオヤジたちのロンドン行き珍道中、もしくはハチャメチャ滞在記といった感じ。脇のエピソードが多くてちょっととっ散らかってるが、娘のためになりふり構ってられない父の姿は悪くない。ある意味、典型的
IMWキネカ大森にて鑑賞美味しそうなインド料理と食べ散らかした食後の光景。エンドレスに続く日常と家事を余計なセリフは入れず、映像で語る。でもそれですべてを察することができる。夫の家族は決して悪い人たちではない。嫁を虐待してるわけではないし、ただ伝統と
タゴールがノーベル文学賞を取った人だということは知っていたし、ギーターンジャリを日本語訳された本も持ってはいるが、こんなにも皆に歌として愛されているとは思わなかった。まずこの題材を選んだセンスがすごいなと思った。そして丁寧に作られているな、と。作品はタ
『燃えよ スーリヤ!!』(Mard Ko Dard Nahin Hota)
私が映画の感想を書く時に使いたくない言葉が「ヤバい」と「今までになかったインド映画」なのだが、悔しいことに、この2つを合わせ持つような作品だった。間違いなくインド映画ではある。けれどパンフレットにも書かれてたように、香港のカンフー映画の要素を取り入れつつ
もうのっけの1990年代ダンスシーンで私のハートは釘付け。まったく期待しないで観たら、思いの他良かった。好きだ、こういうテイスト。今ボリウッドで一番ダンスが上手いタイガー・シュロフがギャングのボスでありホテルオーナーでもあるナワーズにダンスを教える。それは
これも以前観た時と感想が変わった作品。私はこの作品のテーマを自分の中で消化することができず、結論から言えば好きとは言えない作品だった。というのも誰も幸せになっていないからだ。1つの愛が周りの人すべてを不幸にするなんて辛すぎる。ではあるが、ストーリーの重
『人生は二度とない』(Zindagi Na Milegi Dobara)
スペインの魅力にあふれたロードムービー。男友達3人のうちの1人が結婚することになり、3週間の旅に出る。お金持ちの令嬢と結婚が決まったカビール、やり手金融ブローカーでバツイチのアルジュン、気ままな独身生活を謳歌するが、実の父とひと目会いたいと思っているイムラ
トレイラーを観て、アル中でヤク中の主人公がどんな酷い人生を歩む話だろうと思っていたのだが、なんとびっくり純愛物語だった。まず悪いところ。今の時代、このストーリーはないだろうと。つまり、主人公がヒロインに一目惚れし、ストーカーまがいのアプローチをしかけ
人間は弱いものだ。だからこそ愛すべき存在だ。ラージクマール・ヒラーニー監督作品を観るといつもそう思う。この映画も様々な人間愛にあふれていた。私がサンジャイ・ダット作品を初めて観たのはいつかよく覚えていないが、おそらくマードゥリーと共演した『Khal Nayak
この作品はもうタイトルだけで半分くらい“勝ち”という感じ。インド関係なくても絶対観に行きたくなるような、何が起きるのだろうとワクワクするタイトル。インドのスラム生まれのアジャが父親を探しにパリへ行き、いろいろなハプニングでイギリス、スペイン、リビアへと
毎年恒例、イードのサルマン映画。ボリウッドってこうだよね、というイメージを更にましましにした、てんこ盛り作品だった。色鮮やかなダンスシーン、昔の映画のシーン、ベタなギャグ、海外ロケ、もちろんラブロマンスやアクション、家族の絆は言わずもがな。韓国映画の
自分が自分の思うように生きること。それは誰にも邪魔できない。シンプルだがいちばん大切で難しいことを、この映画の主人公、15歳のインシアが教えてくれた。昨今、日本でも子に対する虐待、ドメスティックバイオレンスなど「家族」という他人が入り込みづらい場所での
今日は珍しくインド映画以外の作品の感想を。私がこの映画を観るまで知っていた情報は・興行収入がめちゃくちゃよい。大ヒットしているようだ。・シリーズものらしい。・長い(約3時間。ちなみに最近のインド映画はそんなに長くない。)ということだけ。ひどいものだ
試写会にて鑑賞。昨年、配給元でもあるSPACE BOX主催の上映会で英語字幕付きで観たのだが、今回はもちろん日本語字幕付きということで、内容理解の上で観ることができた。サンジャイ・リーラ・バンサーリー監督は、圧倒的な映像美で知られている。例えば『ミモラ』であり
この2時間17分の作品に監督は一体どれほどの思いを込めたのだろう。基本ラインはある平凡な男の1つのモノづくりに対するアイデアと努力と苦労のサクセスストーリーである。こだわりが強い、職人基質の主人公が知恵と工夫で何かを作り上げていく過程はそれだけでも面白い。
お久しぶりのブログ投稿になります。インド映画に飽きたとか病気してたとかそういうことではありません。もうひとつの趣味であるプロ野球で、応援している埼玉西武ライオンズが10年ぶりに優勝しそうという勢いなので、ちょっとそちらに重心が傾いている状況です。それでもや
私は今歯ぎしりしながらこの記事を書いている。なんでもっと早くこのことに気がつかなかったのだろう最近は映画館で爆音極音と、音にこだわる映画館が増えている。インド映画はダンスシーンが多いこともあって、私も「そうだよね、インド映画は音が大切だよね」なんて思
2018年アカデミー賞作品賞、監督賞他受賞作。まあこういうのは一応観ておく的な・・という完全に流行り物に飛びつく気持ちで観る気になったはいいが、「ファンタジーとか基本あんまり得意じゃないんだよね。時々自分的地雷もあるし。」とほとんど期待せずに劇場へ足を運んだ
シュリデヴィが54歳の若さで亡くなった。甥の結婚式が行われてたドバイで、心不全だったらしい。インド映画を観続けてきていいなと思った女優さんは数多くいるが、私の中でシュリデヴィは飛び抜けた存在だった。彼女の全盛期をリアルタイムでは知らないが、インド映画を観
-抜粋-Best Film: Hindi MediumCritics' Award for Best Film: NewtonBest Actor in a Leading Role (F): Vidya Balan (Tumhari Sulu)Best Actor in a Leading Role (M): Irrfan Khan (Hindi Medium)Critics' Award for Best Actor (F): Zaira Wasim (Secret
インド神話のエピソードを聞くと、日本人には「え?」と理解出来ないものが結構ある。例えば息子の頭を落としておいて、次に通ったのが象だから象の頭をつけてガネーシャの出来上がりとか、ハヌマーンは薬草の生えた山ごと運んだとか、ぶっとび過ぎていてちょっと想像がしづ
ヴィジャイ最高かよって映画だった。まずこの作品が上映された川口SKIPシティの映像ホールは映像、音響共に最高レベル。音楽はラフマーンだったが、一音一音がとてもクリアで彼の音楽と共にとても良い状態で楽しむことができた。ヒーロー映画はこうあるべき、という見本
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以下ネタバレありますので、ご注意下さい。゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜S.S.ラージャマウリ監督と主演のNTR.Jr、ラーム・チャランの来日舞台挨拶で1度目を観て、さらに10日後IMAXで再度観て、ようやく自分の中に落とし込んだ
脚本が秀逸。シリアスなフェミものかと思ったら、「僕が監督した映画が公開されないよ~」とアルコールに溺れ、嫁に呆れられてアルコール依存から立ち直る話‥というわけでもなかった。前半は軽めだが、中盤あたりから話がエグくなってきて、展開が読めなくなっていく。イ
この作品のモデルとなっているサンジャイ・ダットを知っていると、仕草や喋り方が本当にそっくり。主演のランビール・カプールは彼もまたサンジュ同様、大物芸能一家の育ちであり、境遇は似てる。その後は全然違うが。映画なので同然多くの部分が脚本だろうが、それにしても
「その方向性はおかしくないか?」と思うような行動を登場人物達が普通にとっていく。まず警官の子がまったく警察を信用してない。かと言って極道になりたいって?彼女の父親に対するすぐバレる嘘、彼女の彼に対するお願いなどなど。意図して脚本を作ってるとしたらなかなか
ヴィジャイ作品の楽しみはまずどうやって登場するか。足だけ見せて、次は背中、スローモーションからじらしにじらてジャーン!おおー!みたいな。欧米映画だとすぐ銃を出してズキュンで終わりってのが多い。インド映画はアクションシーンを見せたいってのもあるけど、銃は
IMWキネカ大森にて鑑賞イングリッシュ・ミディアムというよりはオヤジたちのロンドン行き珍道中、もしくはハチャメチャ滞在記といった感じ。脇のエピソードが多くてちょっととっ散らかってるが、娘のためになりふり構ってられない父の姿は悪くない。ある意味、典型的
IMWキネカ大森にて鑑賞美味しそうなインド料理と食べ散らかした食後の光景。エンドレスに続く日常と家事を余計なセリフは入れず、映像で語る。でもそれですべてを察することができる。夫の家族は決して悪い人たちではない。嫁を虐待してるわけではないし、ただ伝統と
タゴールがノーベル文学賞を取った人だということは知っていたし、ギーターンジャリを日本語訳された本も持ってはいるが、こんなにも皆に歌として愛されているとは思わなかった。まずこの題材を選んだセンスがすごいなと思った。そして丁寧に作られているな、と。作品はタ
私が映画の感想を書く時に使いたくない言葉が「ヤバい」と「今までになかったインド映画」なのだが、悔しいことに、この2つを合わせ持つような作品だった。間違いなくインド映画ではある。けれどパンフレットにも書かれてたように、香港のカンフー映画の要素を取り入れつつ
もうのっけの1990年代ダンスシーンで私のハートは釘付け。まったく期待しないで観たら、思いの他良かった。好きだ、こういうテイスト。今ボリウッドで一番ダンスが上手いタイガー・シュロフがギャングのボスでありホテルオーナーでもあるナワーズにダンスを教える。それは
これも以前観た時と感想が変わった作品。私はこの作品のテーマを自分の中で消化することができず、結論から言えば好きとは言えない作品だった。というのも誰も幸せになっていないからだ。1つの愛が周りの人すべてを不幸にするなんて辛すぎる。ではあるが、ストーリーの重
スペインの魅力にあふれたロードムービー。男友達3人のうちの1人が結婚することになり、3週間の旅に出る。お金持ちの令嬢と結婚が決まったカビール、やり手金融ブローカーでバツイチのアルジュン、気ままな独身生活を謳歌するが、実の父とひと目会いたいと思っているイムラ
トレイラーを観て、アル中でヤク中の主人公がどんな酷い人生を歩む話だろうと思っていたのだが、なんとびっくり純愛物語だった。まず悪いところ。今の時代、このストーリーはないだろうと。つまり、主人公がヒロインに一目惚れし、ストーカーまがいのアプローチをしかけ
人間は弱いものだ。だからこそ愛すべき存在だ。ラージクマール・ヒラーニー監督作品を観るといつもそう思う。この映画も様々な人間愛にあふれていた。私がサンジャイ・ダット作品を初めて観たのはいつかよく覚えていないが、おそらくマードゥリーと共演した『Khal Nayak
この作品はもうタイトルだけで半分くらい“勝ち”という感じ。インド関係なくても絶対観に行きたくなるような、何が起きるのだろうとワクワクするタイトル。インドのスラム生まれのアジャが父親を探しにパリへ行き、いろいろなハプニングでイギリス、スペイン、リビアへと
毎年恒例、イードのサルマン映画。ボリウッドってこうだよね、というイメージを更にましましにした、てんこ盛り作品だった。色鮮やかなダンスシーン、昔の映画のシーン、ベタなギャグ、海外ロケ、もちろんラブロマンスやアクション、家族の絆は言わずもがな。韓国映画の
自分が自分の思うように生きること。それは誰にも邪魔できない。シンプルだがいちばん大切で難しいことを、この映画の主人公、15歳のインシアが教えてくれた。昨今、日本でも子に対する虐待、ドメスティックバイオレンスなど「家族」という他人が入り込みづらい場所での
今日は珍しくインド映画以外の作品の感想を。私がこの映画を観るまで知っていた情報は・興行収入がめちゃくちゃよい。大ヒットしているようだ。・シリーズものらしい。・長い(約3時間。ちなみに最近のインド映画はそんなに長くない。)ということだけ。ひどいものだ
試写会にて鑑賞。昨年、配給元でもあるSPACE BOX主催の上映会で英語字幕付きで観たのだが、今回はもちろん日本語字幕付きということで、内容理解の上で観ることができた。サンジャイ・リーラ・バンサーリー監督は、圧倒的な映像美で知られている。例えば『ミモラ』であり
この2時間17分の作品に監督は一体どれほどの思いを込めたのだろう。基本ラインはある平凡な男の1つのモノづくりに対するアイデアと努力と苦労のサクセスストーリーである。こだわりが強い、職人基質の主人公が知恵と工夫で何かを作り上げていく過程はそれだけでも面白い。
以下ネタバレありますので、ご注意下さい。゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜゚*☆゜゚*☆*☆*゚ ゜S.S.ラージャマウリ監督と主演のNTR.Jr、ラーム・チャランの来日舞台挨拶で1度目を観て、さらに10日後IMAXで再度観て、ようやく自分の中に落とし込んだ