藤十郎 さん プロフィール

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藤十郎さん: 文楽と聴覚障害に生きる
ハンドル名藤十郎 さん
ブログタイトル文楽と聴覚障害に生きる
ブログURLhttp://tohjurou.blog55.fc2.com/
サイト紹介文文楽を愛しながら、病気で聴覚障害になりました。そんな視点からこの芸能と障害について書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供362回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2006/04/09 08:27

藤十郎 さんのブログ記事

  • 図書館とともに
  • このところ、平日は仕事場の、休日は家の近くの図書館のお世話になっています。平日はほぼ貸切で、土曜日など、ほんとうに利用者は私一人かもしれません。月曜から金曜にかけては、学生はチラチラ見ますが、なんといっても    教員に会いません。夏休みのみならず、普段からそうなのです。実験系、フィールド系の人が多いこと、文献の人も図書館で仕事なんてしないことなどが理由かな、と思います。おかげさまで私は机に本を広 [続きを読む]
  • 減りゆく薬
  • 長い間苦しめられてきた呼吸困難なのですが、ここ2か月ほどはかなり楽になっています。あまり自分の病気については言いたくないのですが、普通の人に比べて異常値を示すものがあって、これが原因になっているのかもしれない、ということは素人なりに感じていたのです。で、その値を下げるものはないのですか、と聞いたところ、「それはない」ということでした。そして、医者の    奥歯にものの挟まったような言い方をあえて私 [続きを読む]
  • ゆふつづ
  • 昨日は涼しかったですね。私、ちょっと咳き込んだりしました。一日中図書館などで仕事をして、夜の9時頃家に着きました。ふと空を見上げ、あ、忘れちゃいけない、今日は七夕だった! と思い出しました。秋の空で、ほんとうに星がきれいでした。南の方に火星、月と並んで金星。牽牛、織女の影が薄くなるほどでした。    文章の上達を願いつつ、あらためて火星と金星を眺めました。昨日書きましたが、金星は「ゆふつづ」とも言 [続きを読む]
  • 大塔宮曦鎧(その1)
  • 文楽夏休み公演では、5年前の東京公演以来の    大塔宮曦鎧がかかりました。実は、東京公演の時、文楽ファン仲間の方がプログラムを送ってくださいましたので、かろうじてその内容を知ることができました。このたび大阪で再演され、私も拝見しました。まず、その概要を記しておきます。護良親王(1308〜1335)は醍醐天皇の皇子で天台座主になった人。大塔宮(「だいとうのみや」「おおとうのみや」)と呼ばれます。この演目は [続きを読む]
  • たなばた
  • 今、星がきれいです。火星が赤々として、金星はキンキラとして、月も上弦で、うるさくないのにそれなりに明るいのです。昨夜(16日夜)から気温が下がりつつあって、なんだか夏は終わるんだ、と感じるようにもなってきました。それもそのはず、すでに    立秋は過ぎましたし、気がつけば今日は旧暦七月七日ではありませんか。なるほど、たなばたは秋の行事です。星がきれいな頃です。ペルセウス座流星群も先日ピークを迎えてい [続きを読む]
  • 夏も終わり?
  • 年賀状が激減していますが、それの上を行くのが暑中見舞いではないでしょうか。私はここ数年、書いていませんし、いただいたこともないずです。しかし今年は「暑中お見舞い申し上げます」と心から言いたくなるような夏でした。とにかく、暑いなんていうものではありませんでした。熱中症で亡くなった方、病院に搬送された方がずいぶんいらしたようです。梅雨明けの後、ひどい暑さが続き、私の部屋でも最高    37℃を超えました [続きを読む]
  • 八月十五日
  • 甲子園球場では昔から変わらずこの日の正午にはサイレンが鳴るようです。こういうサイレンというのは、今は珍しいものになったような気がします。救急車やパトロールカーのサイレンも、昔とは違ったものになっています。かといって、甲子園球場の正午に救急車の「サイレン」を鳴らすわけにはいかないのです。やはりあの、真夏の昼には昭和二十年から変わらない何かがあって、その気持ちを表すのには「ウー」というサイレンが似合う [続きを読む]
  • お盆休み
  • 今日から3日、図書館が閉まりますので、自宅で仕事をします。そのために資料を持ち帰りました。学生時代、大先生が、依頼されていた原稿(40枚程度)を3日で書いたとか、本一冊を10日で書いたとか、そんな話を聞きましたので、私など楽なものですが、9月初めまでに、つまり、3週間で    40枚です。書いたからといって誰が読んでくれるわけでもないのですが(笑)、それでも書かずにはいられません。これを仕上げたら私の「 [続きを読む]
  • 朝顔の転地療養
  • 去年採取した種を播いて、今年もまた朝顔を育てています。昨年は窓辺にプランターを置いたのですが、今年は    緑のカーテンにしようと思って、場所を変えました。毎日水やりをしていると蔓がどんどん伸びて、快調でした。が、花が咲かないのです。なにしろ花芽が出ないので咲くはずがありません。なぜだろう、と夜に見にいくとそこは24時間真っ暗にはなりにくいところだと気付きました。これでは朝顔もいつ咲いたらいいのかわ [続きを読む]
  • 翁長さん
  • 政治に疎い私ですが、今の総理大臣が誰か、という程度のことは知っています。しかし、居住する県の官僚っぽい人とか、お隣の府の品のないオヤジみたいなのとか、はて名前はなんだっけ、と思うと浮かんできません。京都、奈良、滋賀、和歌山などの知事はお顔も知りません。全国の知事と名のつく人で、私が顔も名前も知っている唯一の人は、沖縄県の    翁長さんでした。琉球系の珍しいお名前だから、というだけではなく、権力に [続きを読む]
  • LGBTへの無理解
  • レスビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランジェンダーなど、性的少数者をあらわすのがLGBT。なんでも、国会議員がLGBTの人を「『生産性』がない」と言ったそうで、また、そういう人を支持する人もかなり多くあるような話も聞きます。「あれは『』付きで言っているのだから間違っていない」という詭弁のようなことも「論客」といわれるような人が言っていたようです。私も学生とこういう話はすることがあって、彼女たちの言 [続きを読む]
  • 最後の補講
  • 前期の授業は地震や大雨によって予定が狂わされました。しかも、オカミのご命令によって15回は何が何でも実施しないければならないので、補講をしなければなりません。しかし、こんな暑い時期に、しかも私の授業などに誰が来るものですか。甲子園球児じゃあるまいし、汗をかきながら、熱中症の危険を感じながら必死に授業を受けるなんて、何ら美しくありません。もちろん、美しいかどうかの問題だけでなく、教育的にも価値があると [続きを読む]
  • 今年も原爆忌
  • 一昨日は広島の、明日は長崎の原爆忌です。広島にわずかながら住んだことのある者として、8月6日はやはり特別な感じがあります。とにかく広島で迎えた初めての原爆忌の印象が強かったのです。あれは何だったのか、とにかく7月の後半あたりになると「もうすぐまたその日が来る」という空気が街に漂い始めるのです。具体的には街中に張られたポスターとか人々の会話とか、そういうものなのでしょうが、とにかく空気が変わるのです [続きを読む]
  • 2018文楽夏休み公演千秋楽
  • 例年に増してひどい暑さの中でおこなわれた文楽夏休み公演は千秋楽を迎えます。珍しい大塔宮の上演がありました。今後も再演できそうな感じがするのですが、いかがでしょうか。来月は東京で第1部良弁杉由来(志賀の里、桜の宮物狂い、東大寺、二月堂)増補忠臣蔵(本蔵下屋敷)第2部夏祭浪花鑑(住吉鳥居前、内本町道具屋、道行妹背の走書、釣船三婦内、長町裏、田島町団七内)という番組です。大阪は晩秋までご無沙汰です。 ↑ [続きを読む]
  • 熱中症?
  • この間の土曜日、つまり8月4日ですが、朝起きたら何だか気持ちが悪くて、何となく脱水症のような感じがしました。水分は摂ったのですが、どうも変な感じ。そういえば、前夜、あまり水分を摂っていなかったような気もしてきました。頭がボーッとして、新聞を読む気になりません。熱はなさそうなので、    熱中症ではないような気がするのですが、なかなかよくなりません。でも、仕事がたくさんありますから、出かけました。調 [続きを読む]
  • 第42回だしまきの夕べ
  • 昨夜、文楽の終演後、というか、途中からというか、だしまきの夕べが開催されました。ゲストとして人形遣いの吉田玉誉さんにおいでいただきましたが、この方の場合、ゲストなのか常連さんなのかわからなくなってきました。やたけたの熊さんとはもうツーカーのお友だちですからね。そうそう、玉誉さんというと、先日ラジオに出られたそうで、文楽をやめていた時期のこととか、復帰された事情とかいろいろお話しになったようでした。 [続きを読む]
  • ストーリー・テラー
  • 箱庭療法などでも知られた心理学者の河合隼雄さんが亡くなってもう11年になるようです。河合さんは本当にたくさんの著書をお持ちです。私など、専門書は存じませんので、エッセイばかり読ませていただいています。私はおそらく読んだことのないもの(実際は以前読んでいるのに忘れている、ということもありますが)に、20年以上前の「京都新聞」に掲載されたものがありました。それを読んでいたら、河合さんは子供のころなりたいと [続きを読む]
  • 漫画の名
  • 八月一日になると思い出すのが「八月朔日」という姓です。「ほずみ」「ほづみ」などと読む珍しいお名前です。漢字と仮名がある日本語ではこういう珍しい姓というのがしばしばあります。「四月朔日」は「わたぬき」、「一尺八寸」は「かまつか」という類です。旧暦の四月一日は衣更えで、綿を抜くから「わたぬき」、鎌の柄は一尺八寸なので「かまつか」。    判じものというかなぞなぞというか、よくこういうのを考えたなと思う [続きを読む]
  • レポート書き?
  • 前期の授業が終わって、学生さんは一斉に夏休み、と思いきや、まだかなりの人が出入りしています。あるいはまだ補講などがあるのかもしれませんし、レポートを書くために来ているのかもしれません。最近のレポート事情はよく知らないのですが、メールで送るということはあまりないように聞いています。プリントアウトしてそれを提出するのか、あるいは     手書き しているのか。私の学生時代はもちろんすべて手書きでした。用 [続きを読む]
  • 晩夏
  • 大雨だ、酷暑だ、と言っているうちに、七月が終わりました。太陰太陽暦ではとっくに夏の終わりになっていますが、太陽暦で言ってもこれで正真正銘、    晩夏ですね。「晩」という字は何だか寂しいです。晩夏と同じ発音をする「挽歌」というのは亡くなった人を悼む歌です。こういう言葉もつい連想してしまいますので、よけいに哀しく感じるのかもしれません。まもなく原爆の日、そして終戦の日。終戦の日はもう2度と戦争をしな [続きを読む]
  • 夕焼け
  • 広島にいたとき、何かあるごとに厳島神社に行きました。とにかく物珍しさで、神社の催しを常にチェックしていたのです。桃花祭、菊花祭、玉取祭等々。そして旧暦六月十七日は     管絃祭 です。今なお旧暦を用いるのは、潮の干満に関わります。台風の時節を避けた大潮のころということのようです。今年の六月十七日は7月29日だったのです。ところが例の逆走台風がよりによってその日に来襲。結局、管絃祭は中止になってしまっ [続きを読む]
  • 第42回だしまきの夕べ(予告)
  • 来る8月4日(土)の夜、恒例の「だしまきの夕べ」がおこなわれます。会場が変わってから、私は行ったことがないのですが、日本橋の南詰を少し東に入ったところ、劇場から行くなら、日本一の交差点まで行って堺筋を渡らずにそのまま北に100mほど行って、道頓堀川の手前を右に折れてすぐのところといえばいいのでしょうか、とにかくそのあたり(笑)だそうです。基本的には     「夜の部終演後」 に開催されるのですが、今回に関 [続きを読む]
  • 地震に始まり
  • 6月18日の北摂を震源とする地震は久しぶりに「揺れた」と実感するものでした。震度2くらいだと「震えた」くらいなのですが、長く揺れると心理的に不安にもなります。余震も続きましたしね。そして、余震が止み切らないときに、あの    大雨でした。梅雨末期にありがちな、太平洋高気圧とのせめぎあいのような形で日本列島に居座る梅雨前線。ひどい災害をもたらしました。やがて梅雨が明けると、今度はひどい暑さ。35度を超え [続きを読む]
  • 添削
  • ときどき、親しく話してくれる学生さんに出会います。たいていはまじめで成績も良く、やる気のある人です。ある程度気質に共通点があるかもしれず、やはり私と同様、地味な人が多いような気もします。何か、困ったことがあったら言ってください、とはいつも言うのですが、なかなか    相談してくる人はいません。いつでも話はしますから来てください、とも言いますが、めったに来ません。そりゃそうです。彼女たちは忙しいうえ [続きを読む]
  • 夏休みのしゅくだい(2)
  • 必ず書かねばならないものとしてはもう2年半続けている『源氏物語』の連載があります。この夏は夕顔巻において出現するあやしげな女の霊らしきものについて書かねばなりません。この霊の正体は何なのか、古くは六条御息所その人の生霊である、という考えもありました。最近は光源氏が夕顔を誘い出して過ごした     なにがしの院 というところに棲む霊であろうという考えが強いようです。しかしあまりそのように割り切るのも逆 [続きを読む]