藤十郎 さん プロフィール

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藤十郎さん: 文楽と聴覚障害に生きる
ハンドル名藤十郎 さん
ブログタイトル文楽と聴覚障害に生きる
ブログURLhttp://tohjurou.blog55.fc2.com/
サイト紹介文文楽を愛しながら、病気で聴覚障害になりました。そんな視点からこの芸能と障害について書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供349回 / 365日(平均6.7回/週) - 参加 2006/04/09 08:27

藤十郎 さんのブログ記事

  • 授業は一段落しますが
  • 今日、授業をすると(一般の方対象の講座まだありますが)、年内の授業は終わります。9月以来、体調がずっと悪く、11月には何らかの強い炎症を起こして1週間休みました。元気がないと学生にも影響が出ます。もともとおもしろくない話がますますおもしろくなくなっているような気がします。学園がきちんと調べて、異常がないなら    安全宣言をしてくれたらいいのですが、「多分大丈夫だと思う」という程度の発想で、こちらの [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(16)
  • 果たして、このお芝居はおもしろかったのか?やはり関わった者としては知りたいところです。とはいえ、劇評なるものは私の目にはあまり入りませんでした。呂太夫さんのホームページに、森田美芽先生が書いてくださっていますが、あとは、観劇してくださった方の短いコメントがちらちらとSNSに上がるくらい。    台本が悪い!と、けなされてもいいので、いろいろ書いていただきたかったです。私が見つけられなかっただけかなぁ [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(15)
  • この芝居の主役は奥方といってもよいのです。奥方を能役者さんにお願いする、と聞いていましたので、どうしてもひとさし舞っていただきたく思いました。全体は喜劇ですが、奥方だけは徹底して能らしく演じていただきたい。それでこそほんとうのコラボだと思ったからです。失われた愛の悲しみを抱えながら、それでも赦すことを忘れない心の深さ。赤松禎友さんには崇高なまでの愛と赦しの権化を見せていただきたいと思っておりました [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(14)
  • 「フィガロの結婚」のアルマヴィーヴァ伯爵は、憎めないところもありますが、本来は権力的なのです。オペラの二幕では妻の不貞を疑い、小姓のケルビーノを殺してやる、とまで言います。四幕では人々が揃って    お許しを!と言っても聞く耳を持ちません。自分は間違ったことはしない、と思っているのですが、所詮裸の王様。権力を持った人間の浅はかな姿をまざまざと見せます。こういう俗物は古今東西を問わず、どこにでもいま [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(13)
  • 春の夜の闇はあやなくて、ラベンダーの香りを隠すことはできません。人と人との心のすれ違いは闇も生じさせますが、それもまたあやなきものです。愛と赦しがあれば、どんな狂おしい1日も安らぎのうちに終わらせることができます。けっしてキザなことを言っているつもりはありません。狂言風オペラ「フィガロの結婚」は、そんな思いで書いたのです。ロレンツォ・ダ・ポンテが書いた「フィガロの結婚」の台本のラストシーンに次のよ [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(12)
  • このお芝居は、ある春の1日のできごとを描いたものです。フィナーレはもう夜。春の夜です。私はその場面を頭に描きながら「古今和歌集」の一首を思い浮かべました。  春の夜の闇はあやなし    梅の花      色こそ見えね香(か)やは隠るるよい香りのする花は、夜になると色は見えなくなりますが、香りは隠れようもありません。梅はそんな魅力のある花なのです。原作にはないのですが、私はこの香りを芝居に生かしたく [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(11)
  • 次は3月22日のけいはんなホールでの公演。なんでも親子無料招待という企画があったらしく、親子連れが多かったそうです。チケットが売れなかったのかな?しかし、内容は    大人の笑いを意図したものですし、やや言葉も難しかっただけに、子供さんたちにはどう映ったのか、気になるところでした。この公演には、最初の顔合わせの時に手伝ってくださったK.T.さんが行ってくださったのです。そして、いよいよ千穐楽。3月23日に [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(10)
  • 実は脚本を書いてからそれが改定されたものになる過程では、ここには書けない思いが渦巻いていました。それが、昨年一連の記事を削除した理由だったのです。しかし、よく考えたら、素人の私が超一流の演者さんによって演じられる芝居の、1万も出してお客様が観てくださる芝居の脚本をそんなにすらすら鮮やかに書けるわけがありません。それを思い知らされたという意味では    いい経験になったと思わなければバチがあたります [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(9)
  • ただ、2月28日の稽古では気になることがありました。藤田六郎兵衛さんが入院されて、この日の稽古にはいらっしゃらないとのことでした。その連絡をくださった方のお話がどうも奥歯にものの挟まったような感じで、余計に気になりました。しかし、稽古自体は順調で、みなさん次第に打ち解けて、和気藹々とした空気も漂ってきました。次は3月に合奏団も加わっての稽古です。本番を間近に控えた3月16日と17日にやはり大槻能楽堂で稽 [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(8)
  • 本格的な稽古が始まりました。台本はかなり多く私の書いたものを使っていただいています。登場人物については、私のアイデアでは殿様が    在原平平、奥方は橘の上、フィガロは家路、スザンナは梅が枝、ケルビーノは光丸、バルバリーナはお春としていたのですが、殿様以外は却下されました(涙)。私はどうしても平安時代風にしたくなるのですが、大槻文蔵さんや藤田六郎兵衛さんのお考えがあったのだと思います。2月28日の夕 [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(7)
  • この記事以降は今回、新たに書きおろすものです。★★★★2018年1月初め、寒さが極めて厳しいころでした。この上演をプロデュースしてこられた企画会社の社長さんが急逝されました。10月にお会いしたときはとてもお元気そうでしたのに。その結果、この催しは中止になるかもしれない、という話もあったようです。いわば    扇の要を失ったようなものでしたから。しかし、奥様が遺志を継がれて何とか実現しようという話になり、 [続きを読む]
  • 2018年12月文楽東京公演初日
  • 今日から文楽東京公演が始まります文楽公演は開演が午後2時開演(終演 午後5時36分予定)午後5時開演(終演 午後8時36分予定)の2種類あります。演目は鎌倉三代記(局使者、米洗い、三浦之助母別れ、高綱物語)伊達娘恋緋鹿子(八百屋内、火の見櫓)だそうです。一方、文楽鑑賞教室は、「社会人のための」「外国人のための」を含めると、午前11時開演(終演 午後1時22分予定)午後2時開演(終演 午後4時22分予定)午後7時開演 [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(6)
  • 以下の記事は2017年12月に書いたものです。★★★★私の書いたものはやはり浄瑠璃に偏りがあると判断されて、本来の脚本担当の藤田六郎兵衛さんのお手を煩わせて書き換えられることになりました。やはり所詮素人のすることで、六郎兵衛さんにはご迷惑をおかけしてしまいました。もちろん、私のアイデアもかなり入れてくださっていますので、それはほんとうにありがたいことだと思っています。ただ、かえってわたしが引き受けたこと [続きを読む]
  • 狂言風オペラ(5)
  • 以下の記事は2017年12月に書いたものです。★★★★モーツァルトは、すごい。スコアを見れば見るほどそう思いました。私は音楽についてはまったく難しいことはわかりませんが、ダ・ポンテの脚本(=詩)に、あの音楽を付けたのは、もうすばらしいというほかはありません。スコアを見ることで、どんどんメロディを思い出すことができました。しかし、それに    夢中になっているわけにもいかないのです。これを能、狂言、文楽に [続きを読む]
  • あらためて、狂言風オペラ
  • 昨年の12月1日から断続的に狂言風オペラ「フィガロの結婚」について書き始めました。しかし、思うところがあって削除したのです。何を思ったかについては胸の奥にしまい込んで、やはりあの記事は   公表しておいたほうがいいのではないか、と考え直しました。あれから丸1年。あらためて記事を公開します。最初の6回分を書いたのは去年のことですから、奇妙な感じもしますが、あえて    そのままの形でアップします。 ↑ [続きを読む]
  • くしゃみ
  • この10日ばかり、咳ばかりしています。体調はいくらか戻りましたが、咳はなかなかおさまらず、今なおしゃべると咳き込むことが少なくありません。鼻も詰まり、くしゃみもしばしば。もう、やかましいの何の(笑)。くしゃみが出ると、昔の人は魂が抜け出ると考えたらしく、そうならないように、まじないの言葉を言いました。    休息万命 急急如律令と言ったそうです。読み方は「くそくまんみょう きゅうきゅうにょりつりょう [続きを読む]
  • 声が出ない
  • 月曜日(26日)に仕事に復帰しました。午前中はその準備で大わらわ。何しろ、1週間何もしていませんでしたから。ひと息つく暇もなく、授業の時間になりました。恐る恐る声を出しましたが、うまく出ません。声よりも大きな音を立てるのは    咳で、しゃべりながらかなり咳き込みました。声は、学生に言わせると鼻声だったようで、しかも迫力がありませんでした。180分しゃべるのですが、途中で何度も    息切れして、しば [続きを読む]
  • 紅葉もライトアップ
  • 紅葉の季節。私個人に関しては、今年はそれどころではありませんが、世間では賑わっているようです。近ごろは紅葉もあたりまえのように    ライトアップされるようです。それはきれいなものでしょう。プロが考えて、立派な機材で照らすのですから。しかし、樹木にとっては    迷惑なのではないか、といつも思ってしまいます。大阪の御堂筋ではイチョウが電線を巻き付けられ、各地でライトアップはエスカレートするばかり。 [続きを読む]
  • 急病(7)
  • 24日。やっと平熱になりました。ひとまず、この1週間のすったもんだは一段落。あとは食欲が出て、体力が回復すれば、というところです。しかし、当分は17日の土曜日に半日居続けたフロアには行きたくありません。それにしても、学校の対応のひどさはイヤになります。何しろ    事務的に過ぎます。反省するということも知らない。恥ずかしいくらいです。間違いは誰にでもありますが、それを反省するかどうかが大事なことです。 [続きを読む]
  • 2018年文楽11月公演千秋楽
  • いつの間にやら、文楽11月公演が千秋楽になってしまいました。今年の大阪の本公演もこれで見納め。次は2019年の    初春公演ですね。私は、今年に関しては、あまり文楽を楽しめませんでした。やはり義太夫節と疎遠になったのは文楽を鑑賞するためには大きすぎるくらい大きなダメージです。つくづく、文楽は聴くものだ、と思います。それが、年を追うごとに強く感じられるようになりました。来年はどのように文楽と    お付 [続きを読む]
  • 急病(6)
  • 22日にふたたび病院に行きましたが、やはり医者も空気が原因で悪くなったのだろう、と言っていました。血液検査ではCRP(炎症反応を示す)が10.42で、正常値(0.4以下)をはるかに上回っていました。2日前に病院に行ったときに比べると、いくらか話はできましたし、院内を歩くことも何とかできました。しかし、まだまだダメな状態ですから、もうしばらく    抗生物質の厄介になることにしました。23日は勤労感謝の日で、いつ [続きを読む]
  • 急病(5)
  • 病院から帰った夜(20日)は、咳がとまらずあまり眠れませんでした。点滴のおかげで少しだけからだにゆとりが感じられるようになりました。夜が明けて21日になると体温は36度台に下がっていました。抗菌剤も働いていると感じました。医者は抗菌剤と一緒に    解熱鎮痛剤も出していたのですが、私はあまり好きではなく一切飲みません。保険の無駄遣い。このまま下がってくれるかな、と期待したのですが、なかなかそうはいかない [続きを読む]
  • 急病(4)
  • 検査の結果はすべて陰性。レントゲンの映像は見ましたが、きれいなもの(笑)でした。血液検査はしなかったので、CRP(炎症反応)はわからないのですが、かなり高かったのではないかと思います。いったい何なんだ。医者も困って、    抗菌剤で様子を見てくれとのこと。そして、脱水症状を起こしているかもしれないから、というので点滴500cc。妥当なところかもしれません。関係ないのですが、この医者というのが、昭和さながら [続きを読む]
  • 急病(3)
  • 結局、休講しました。あ〜あ、罰ゲーム(笑)。しかも、月、火、水3日とも。火曜日には一般の方対象の講座もあり、これはみなさんご熱心なので申し訳ないです。何人かの方々とは    LINEで繋がっていますので、事務から連絡してもらったのとは別に、個人的にもお詫びしました。いくら何でも病院に行かねば、というわけで、フラフラしながら行きました。月曜日の時点で    38.4度火曜日もほぼ同じでした。この時点で私が [続きを読む]