建築YA髭 さん プロフィール

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建築YA髭さん: 建築YA髭のCOLUMN
ハンドル名建築YA髭 さん
ブログタイトル建築YA髭のCOLUMN
ブログURLhttp://archstudioten.jugem.jp/
サイト紹介文福岡を中心に住まいづくりをする建築YA髭が、建築デザイン・時事・歴史・音楽・旅などを語ります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供375回 / 365日(平均7.2回/週) - 参加 2006/05/30 00:22

建築YA髭 さんのブログ記事

  • エコハウスに暮らされて一年 「OB見学会でみえたもの」 3
  •  月額¥7,000-の光熱費は、季節で冬に¥9,000-程度、夏は¥6,000-程度になります。この年間を通しての変化は冬の給湯負荷だと考えられます。そもそもの水の温度も下がりますし、シャワーで済ませる事も多い夏と違い、冬は湯舟にお湯を張りますから使用量が違います。年間を通しての冷暖房負荷に関しては、冷房も暖房もほぼ同じ計算結果ですし、エアコン1台の連続運転で問題ない環境がこのコストをはじき出していると考えられます [続きを読む]
  • エコハウスに暮らされて一年 「OB見学会でみえたもの」 2
  •  ちなみに、国の基準よりも更に進めた高性能を模索している研究機構のHEAT20で規定されている「G2グレード」の性能値は、例えば次世代レベルの家で、居る時だけ、居室だけ(トイレ・浴室・廊下などは含まれない)で断続的に暖房した場合のエネルギーと同等のエネルギーで快適な24時間連続暖房が出来るというレベルなのです。つまり、今の日本の住宅のレベルからすればまだまだ超高性能と言わなければならない「G2グレード」でも、実 [続きを読む]
  • エコハウスに暮らされて一年 「OB見学会でみえてきたもの」 1
  •  さる11月12 日(日)ご夫妻に無理をお願いして、「糸島の終の住処」のOB見学会を実施しました。昨年の11月がお引き渡しだったので、まさに丁度暮らされて1年のお宅になります。ご予約の数組のお客様を迎えての愉しい時間が過ぎていきました。当日はお天気で、気持ちのよい日でしたが、お客様がまず驚かれるのはポカポカと寒くないと言う事です。しばらく双方のご挨拶が終わってから、ふっとお客様が言われるのは「アレ、これって暖 [続きを読む]
  • あなたの「エコハウス」はどれですか? 5
  •  さて、義務基準を誤解した「ナンチャッテエコハウス」やバランスを崩した「メカメカエコハウス」では、あなたのエコハウスの想いは遂げる事が出来ません。エコハウスの本来は、「小さなエネルギーで快適に暮らす事が出来る基本性能」です。地味ですが、断熱性能、気密性能、それが前提となるバランスのよい設備によってエコハウスは成立していくのです。人それぞれに、予算も条件も違います。すなわち、あなたのエコハウスはこれ [続きを読む]
  • 【模型とinstagram写真展】建築屋HIGEの視点で見るエコハウス!!開催11/19
  •  次の日曜日、11月19日日曜日は、早良区藤崎商店街から一筋入った春秋社アートギャラリーにてタイトルの模型と写真点を開催します。25年以上創り続けているHIGEの住まいづくり、最近のライフワーク、正方形に切り取った写真に住まいへの想いをひと言添えて展示します。現在その準備中。お見せしきれないほどの量がありますが、何とか一枚でも多く展示するつもりです。当日は終日HIGEも在所、珈琲入れて待っていますので、お気軽に [続きを読む]
  • あなたの「エコハウス」はどれですか? 4
  •  今回の義務基準なはじめて遭遇して、これをエコハウス基準だと混同してしまうなんちゃってエコハウスは「エコハウス」ではないと言う事を書きました。次に注意が必要なのは、太陽光発電や熱交換換気システムばかりにフォーカスするメカメカエコハウスにも問題があります。このコラムでも、つねに住まいづくりはバランスだと言い続けていますが、こういう付加設備に至るには、それ以前の基本性能が担保されなければ意味がない事が [続きを読む]
  • あなたの「エコハウス」はどれですか? 3
  •  言いにくい事からお伝えしましょう。2020年の義務改正に向かい「エコハウス」という言葉が踊り狂う事態になり、これまで全く関心のなかった方達まで、この分野になだれ込んでいる状態が始っています。言わば猫も杓子も「エコハウス」。皆さんがそう意識する事は悪い事ではないですが、問題なのは、これまでそう言う意識もしなかった方達が、いきなり消費エネルギー計算をし始めるのですから、自社基準では革命が起きるわけです。 [続きを読む]
  • あなたの「エコハウス」はどれですか? 2
  •  エコロジーとは直訳すれば「生態学」となりますが、広義の意味では生態学的な知見を反映しようとする思想や活動をも含めてそう言うのだそうです。我々がこの自然環境の中でどう存在するべきかと言う事なのですが、その意味ではエコハウスは生態学の知見に立った住まいと言う事が出来るのかもしれません。このまま進めると少し難しいお話しになりそうですが、では皆さんの思われている「エコハウス」はどうでしょうか。たまに人に [続きを読む]
  • あなたの「エコハウス」はどれですか? 1
  •  この国のすべての住宅が、今まさに「エコハウス」にならんばかりの大騒ぎと言った感じの昨今の住宅業界ですが、これは2020年に決まっている省エネ性能一律義務化の法改正を前にしてのことであることは周知の事実だと思います。新築住宅は構造や規模に関わらず、みな一定以上の性能が義務づけられるのです。「省エネ法改正」という文句が踊りますから、どれほど住まいが省エネになっていくのかと期待をされる方も多いかもしれませ [続きを読む]
  • 住まいづくりの主人公はあなたです。5
  •  この稿では、住まいづくりの主人公はあくまで住まい手であり、流行やその時代の風潮によってアンバランスな住まいを創りださないようにも、何処で誰とどう暮らすかと言うことが大前提として、バランスのよい計画をお奨めしたいと言う事をお話ししてきました。様々な絵の具を少しずつ混ぜていくと、予想外に濁った色になってしまうように、ハウツー本よろしく乱立する情報をすべてかいつまんでも、よりよい住まいになるとは限りま [続きを読む]
  • 住まいづくりの主人公はあなたです。4
  •  厳格にビジョンがあるように思えて、実はその器の性能やコストに焦点を絞りすぎた結果、どんな暮らしを誰としたいかという主人公である住まい手が一番大切にしなければならない部分が少しかけてしまっているまま物事が進むと、本来の住まいづくりの目的がぼやけてしまい、最終的に出来上がった住まいでの暮らしがスタートしてから、違和感が残ってしまうようでは本末転倒となります。そこから始る日常のための設えであると言う点 [続きを読む]
  • 住まいづくりの主人公はあなたです。3
  •  冒頭で、以前のお客様は高断熱高気密かどうかも知らずに、ご信頼いただいて建てさせていただいたと書きました。時代が違うのですから、お客様自らが、専門業者に騙されないように(汗)様々な住宅性能に学ばれる事は悪い事ではないと思います。ただ、ここで言いたいのは以前のお客様は、そう言う事に煩わされる事なく、精一杯どんな暮らしがしたいかと言う夢の部分を精一杯膨らませるゆとりがあったように思います。そう言う意味で [続きを読む]
  • 住まいづくりの主人公はあなたです。2
  •  世に言う「流行」が訪れると、社会現象となって色々と派手なことが起きてくる。実際に住まいを建てようとする方とそれを受けて創ろうとする者、住まい手と創り手意外に「エコハウス」を色々と語る方も増えてきます。比較したり、紹介したり、俗にいう評論家も増えてくる。そこに色々と思惑や利害が絡めば、時には誇大広告が駆け回ったり、偏った情報が流布したりする事もあるのです。この世界は住まい手と創り手がいればそれでよ [続きを読む]
  • 光熱費一万円以下の実力...11/12(日)見学会開催のお知らせ
  •  11月12日(日)に開催される築1年のOB見学会。「糸島の終の住処」とネーミングして昨年11月に竣工した現場です。ご夫妻がお住まいになられて約1年。そのエコハウスぶりを体験していただくための貴重なチャンスとなりました。冬場は8.9千円台、夏場は6千円台の電気代の住まいです。太陽光発電と相殺してですか?とういうご質問が何度かありましたが、純然たる消費エネルギーを絞り込んだ使った電気代を払った上での光熱費です。必ず [続きを読む]
  • 住まいづくりの主人公はあなたです。1
  •  流行と言う奴は罪作りなもので、時として個人の感覚を翻弄します。ただ、10年とは続かない。得てしてそんなものではないかと思います。空前の、エコハウスブームで、いざ家を建てようかなどと思えば、エコハウスとは何ぞやと言うハウツー本をはしごして、やれ太陽光だやれ熱交換換気システムだ、◯◯ハウスよりも◯◯ホームの方がUA値がよいなどとにぎやかな時代がやってきました。もちろん、私などはそう言う時代になればよいと [続きを読む]
  • 「糸島の終の住処」暮らされて一年の見学会【11/12】
  •  さて、秋も深まり空気もピンと澄んで、よい季節になってきました。11/12日(日曜日)に、昨年11月に完成した「糸島の終の住処」のOB見学会を行います。これからご主人の定年を迎えられて、快適な暮らしを維持していくために、糸島に土地を求められて建てられた29坪の小住宅です。昨年からのデータでは、冷暖房・給湯・家電をすべてオール電化でまかなって、冬は8〜9千円台、夏は6千円台の電気代でまかなわれています。お二人でうま [続きを読む]
  • 消費増税と住まいづくりを考える。5
  •  今回は、予定されている消費増税と、私たちが取り組んでいる住まいづくりについて書きました。本来の住まいは、住まい手にとって快適であるべきで、そこに本来の投資がされるべきです。その上で、それが長持ちして快適な住まいであれば、社会全体のストックとして資産になります。言わば理想通りに創られる住まいであれば、それは「消費される住まい」ではなくて、社会資産となる住まいなのです。ところが、ひとくくりにやがて1 [続きを読む]
  • 消費増税と住まいづくりを考える。4
  •  おそらくは、これから10%に消費税が引き上げられるまでの事前の期間、しばらくは駆け込み需要と言う奴がやってきて、どの業界もパニックが生じるのではないでしょうか。そもそも本気で50年、100年という時間スパンで考えられるべき「住まい」づくりを、2%の消費増税によって左右され、材料も手間も高騰して同じ予算ではグレードを落とさなければならなくなるということが腹立たしいのです。現実に、こういう事が起こる度に、建設 [続きを読む]
  • 消費増税と住まいづくりを考える。3
  •  例えば、然るべき公平なデータで、性能に応じて消費税率を減じる。そう言う直接的な方法では駄目なのだろうかと思ったりします。産まれる競争の原理は全体のボトムアップが生じますし、どんどん住宅は高性能化してエネルギー消費が減ってくる。本当はそれが巡り巡って国益なのだと思うのです。実際に政策として公言している方向性としては環境負荷軽減なのですが、今の税制はこの面だけを見るとそれに全く逆行しているかのように [続きを読む]
  • 消費増税と住まいづくりを考える。2
  •  消費しないように大切に創る住まいには、「消費税をかけないでくれ運動」でも起こしたい髭ですが、お偉い先生方には真剣に考えてほしいと思います。日々住まいづくりの見積り検討をして一円でも無駄のないようにと予算書類とにらめっこをしていると、お客様からお預かりする予算の一割がそれに裂かれると思うと本当に切ない気がしてなりません。この予算があれば、断熱材をもう少し足して性能を上げられる。劣化対策を完全なもの [続きを読む]
  • 2017秋のSiZEエコハウスイベント「糸島の終の住処」OB見学会開催
  • 来る11月12日日曜日に、昨年11月に完成した「糸島の終の住処」のOB見学会を開催します。住み始められて1年。実際にご夫妻が暮らされている空間にちょっとお邪魔しての貴重なチャンスです。限定5組の完全予約制。昨年来、ご夫妻は夏は最上のエアコン、冬は2階のエアコン1台で常に快適温度をキープして、光熱費も驚くほど小額に暮らされました。シミュレーションの結果よりも断然良い結果です。今後太陽光パネルによる創電機能を付加 [続きを読む]
  • 消費増税と住まいづくりを考える。1
  •  さて、好景気だと言いながら国民の大半はその実感が伴わないこの社会にあって、「住まい」を創りたいと言う衝動は、益々大変になってくる気配が否めません。このうえ消費税を10%まで上げると言うのですから髭などに言わせれば、正気の沙汰とも思えない状況です。そもそも、一生懸命よりよい住まいを長持ちさせるように建てたいと、日々研鑽している私たちにしてみれば、住まいづくりのコストの一割もの消費税を国にみかじめられ [続きを読む]
  • りフォームでもリノベでもない、レトロフィット!! 5
  •  最近良く思うのは、この国は何だか大切にするべきものをやすやすと消費して、さしてこだわる必要もない事の方に価値観が流れてしまっている、そんな気がします。およそ「建築」などという巨大な人工物を、作っては壊しするのを色々な意味でロスだと言わないで何だと言うのでしょうか。海外旅行などして伝統的な街並を目にすると、こぞって街並が奇麗だと憧れを語りますが、あれはやはりその街の人々の日々の努力の賜物なのです。 [続きを読む]
  • リフォームでもリノベでもない、レトロフィット!! 4
  •  一旦創りだした建物を、何百年も使い続けるヨーロッパでは、その時代のライフスタイルに合わせて、刻々とレトロフィットを繰り返していく事が当り前のようです。日本の場合は、そもそもそんな長持ちを想定していませんから、スクラップアンドビルドの繰り返しで、良くしても表層を更新してリフォームと言う形を取るだけで、それが無垢の木から新建材などに置き換えられていく訳ですから、社会的な資産と言う視点からはほど遠い世 [続きを読む]
  • リフォームでもリノベでもない、レトロフィット!! 3
  •  仕上げ上の古くなった部分をはぎ取って、単にその部分を新しいものに更新するリフォームは、ある意味、スクラップアンドビルドの新築と同じで、余り素性がよい方法とは言い難い。その価値はやはり新品よりも下がるし、かえって安っぽい素材に更新されたりしたら目も当てられないと言うのが現状ではないでしょうか。ぜひ、機能を付加する、価値を足すレトロフィットを進めていけたらと思います。特に、温熱性能については、その基 [続きを読む]