subaru5776 さん プロフィール

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subaru5776さん: 沖縄・琉球弧ヲ想フ
ハンドル名subaru5776 さん
ブログタイトル沖縄・琉球弧ヲ想フ
ブログURLhttp://kakateyapo.blog68.fc2.com/
サイト紹介文永く見続けてきた沖縄・琉球弧について書いていこうと思います
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供87回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2006/07/30 10:09

subaru5776 さんのブログ記事

  • 時空超えた沖縄 〜又吉栄喜
  •  沖縄在住の芥川賞作家・又吉栄喜の初のエッセイ集。 「昭和50年頃、少年時代、一心不乱に遊んだ「原風景」が現在にもつうじる普遍性を帯びている、人間の問題にも通底すると考えるようになり、エッセイを基に小説を書き始めました。 小説を書いている途中、登場人物も原風景の中の人物をモデルにしている、と気づきました。」(「前書き」から) その原風景とは、家の半径2キロ内にあった、琉球王国発祥のグスク、戦時中の [続きを読む]
  • 沖縄を売った男 〜竹中明洋
  •  仲井眞さんこそが県民の幸せと発展を考えて最善の努力をした人。「売った男」でないことは歴史が証明するはずです−菅義偉官房長官−〈本書より〉 Amazonの商品説明を以下に引用。つまり、当書の発売時の沖縄の状況です。 「辺野古に基地を造らせない」 反基地運動の闘士として絶大なる人気を誇ってきた沖縄県知事の翁長雄志氏。今、その足元にほころびが見え始めている。 昨年(2016年)末には辺野古の埋め立て承 [続きを読む]
  • 生贄の島―沖縄女生徒の記録 〜曽野綾子
  •  1970年に講談社から刊行されたのが初出。それを文庫化したものを入手してこのたび読みました。 「昭和20年、太平洋戦争の最後の戦場として、民間人多数をも巻き込んだ沖縄戦。死と直面した極限的な状況の中で、生徒や教師、家族たちは、自分たちに与えられた日常を黙々と生きていた。生存者に綿密な取材を敢行し、一切の美談も感傷も排し、戦争のありのままの姿を描き切って人間の真実に迫る文学作品。」(裏表紙から)  [続きを読む]
  • ちゅらおばぁのなんくるないさ 〜平良とみ
  •  「あなたが忘れてしまった無理しない生き方」との副題がつく、「ちゅらさん」のおばぁが、「あくせく働くばかりじゃ長生きできないよ。ゆったり、のんびりがこれからのキーワード。」という思いを込めて著した本。 若いウチナーンチュでも沖縄の言葉や歴史・文化を知らない人が多くなっている状態をみて、やはり「おばぁ」が道案内してあげないといけないかねェ、と考え、沖縄芝居60年の経験から拾い集めた「沖縄文化探険キー [続きを読む]
  • さらば福州琉球館 〜大城立裕
  •  1994年3月発行のものを2015年1月に入手し、18年まで書棚に積ん読として温存していたものを、引っ張り出して読みました。初出は昭和55年の「別冊文藝春秋」なので、この作品が世に出て40年近く経ってからようやくにして読んだことになります。 福州琉球館とは、琉球専用の滞在施設として中国側の手で設置されたもので、はじめは泉州にあって来遠駅といったものが、1469年に福州に移転し、名も柔遠駅(じゅう [続きを読む]
  • 2018年5月中旬以降に買った本
  •      5月中旬以降今日までに買った本は、購入順に次の15冊です。おお、この2か月の間にそんなに買っていたか。1 短編伝説めぐりあい  集英社文庫編集部 集英社文庫 201708 古3682 ゆらしぃ島のスローライフ  金丸弘美 学習研究社 200402 古5073 なぜ世界のお金持ちはこっそり「おきりぞ」を楽しむのか? 外間晃 東邦出版 201704 古6974 武士マチムラ  今野敏 集英社 201709 古1375 5 谷川健 [続きを読む]
  • 古食堂味巡り 〜嘉手川学
  •  経営者が高齢化し、その後継者がいないなどの理由で、沖縄の大衆食堂が着実に減少していることに憂いを感じています。 ドカ盛で名を馳せた与那原の「かっちゃん」、テビチ料理のナンバーワンとして著名だった那覇市西町の「嶺吉食堂」、黒いハンバーグの浦添市勢理客の「大衆食堂泉」、占領時代を彷彿とさせたコザの「ニューヨークレストラン」などはすでになく、南部ではピカ一と思っていた喜屋武の「家庭料理の店三姉妹」もカ [続きを読む]
  • 沖縄と国家 〜辺見庸・目取真俊
  •  「太平洋戦争中、地上戦で20万人以上の犠牲者を出した沖縄。本土復帰しても広大な基地は残され、米軍の起こす事故は後を絶たない。この連綿と続く構造的沖縄差別のルーツを解き明かし、本土の視線にひそむ欺瞞を仮借なく暴くことで、この国の歴史と現在を照らし出す。」 「基地問題の根底に横たわるこの国の欺瞞を、闘う二人の作家が告発する!  だれも傍観者、忘却者であってはならぬ――。  沖縄問題は、ヤマトゥが糊塗 [続きを読む]
  • コトバの生まれる場所 〜崎山多美
  •  私は「私」のことを書きたいといつも思う。けれど書かれた「私」はナマ身のこの私とは別モノにならざるを得ない。また、「沖縄」と「私」というようなことを書いていっても「沖縄」と「私」の間には深いミゾが横たわっている。俗にいう男と女の間のように。――という、崎山多美の第二エッセイ集。 砂子屋書房からの発行。砂子屋書房は歌集・詩集を中心に出版・販売している東京都千代田区内神田の出版社。かつてとある短歌文学 [続きを読む]
  • 沖縄への短い帰還 〜池澤夏樹
  •  1994年から2004年まで沖縄で暮らした作家・池澤夏樹が記した、沖縄をめぐるエッセイ、書評、インタビュー、講演、掌編小説を、新城和博らボーダーインクの編集者が厳選をして1冊にまとめたもの。 「沖縄式風力発言」(1997年)以来19年ぶりとなる池澤夏樹の沖縄県産本。沖縄で暮らした10年と、そこで得た様々な思いが書き記されています。 単行本初収録されるものも多いようです。「コラムマガジンWande [続きを読む]
  • 島の果て 〜島尾敏雄
  •  著者は、震洋特攻隊の隊長として奄美群島加計呂麻島に赴任した経験を持つ作家。1945年8月13日に特攻戦が発動され出撃命令を受けたものの、発進の号令を受けぬまま待機するうちに終戦を迎えました。 その当時のことを書いたのがこの作品集。代表的な短編作品と言っていい「島の果て」(1948)、「徳之島航海記」(1948)、「夜の匂い」(1952)、「アスファルトと蜘蛛の子ら」(1949)、「廃址」(196 [続きを読む]
  • ウチナーグチ考 沖縄のことばと文化 〜儀間進
  •  満84歳になった著者が、それまでに書き溜めてきたものをまとめたエッセイ集を出しました。家族たちがこっそり話し合って、新聞や雑誌、機関誌、広報誌などに書いてきた文章をまとめて出来上がったものであるとのことです。いい話じゃないですか。 統一性や方向性はないけれども、そのほうが面白かろう、それがエッセイ集だろうと思い直して出版に至ったというのもいい話です。 古いものでは1958年のものから所収され、直 [続きを読む]
  • ぼくらの秘島探険隊 〜宗田理
  •  沖縄関連であれば、ジュニア向けだって読みます。(笑) 「中二の夏休み。英治、安永をはじめぼくら9人は沖縄に遠征した。沖縄の美しい自然が、アコギなリゾート開発業者によってメチャメチャにされてしまうことを銀鈴荘のまさばあさんから聞いたのがきっかけだ。21世紀には紺碧の海がなくなってしまうなんて許せない!と怒りに燃えたぼくらは、手ごわい土建業者を相手にイタズラ大作戦をくりひろげるが……。サンゴと白浜と [続きを読む]
  • 2018年3月以降に買った本
  •      3月以降、今日までに買った本は、購入順に次の9冊です。1 沖縄・離島情報2017−2018 林檎プロモーション 201704 8492 竜宮歳事記 どんとの愛した沖縄  小嶋さちほ 角川文庫 200601 古4773 立腹のススメ  宮良長和 沖縄タイムス社 200610 古5134 オキナワ紀聞  砂守勝巳 双葉社 199806 古3515 ニッポンの奇祭  小林紀晴 講談社現代新書 201708 古5376 帰る家もなく  与那 [続きを読む]
  • 沖縄伝説の歩き方 〜徳元大也
  •  「伝説を具体的な事物と関連づけること、伝説が「事実」だった時代の想いを共有すること、伝説の信憑性を少しでも回復させること、それが「伝説を歩く」ということである。」――という力強い前口上で、全36編の伝説話が写真と共に紹介されていきます。 それらは、あまりにも自分の興味の赴くところと合致しているので、全部挙げておくことにしましょう。 「鬼餅の由来…内金城御嶽」、「識名坂の遺念火…識名坂」、「怪物ガ [続きを読む]
  • 沖縄の怖い話 参 カニハンダーの末路 〜小原猛
  •  「怪」が日常と隣り合わせに潜む沖縄。この地を包み込む、知られざる恐怖と怪異が今、語られる……。邪悪なものはヤナカジと共にやって来る――。 TOブックスの「怖い話」の3冊目。ワンパターンなんだよなぁと思いつつ、読んだ小原猛の本はこれで6冊目になります。 38本の怖い話。各ページは黒い縁取りがしてあり、ページの余白部分が書かれている以上の何かを訴えたそうな雰囲気がいいです。 カニハンダーとは、神様に [続きを読む]
  • 赤い髪のミウ 〜末吉暁子
  •  いじめを受けて不登校だった航は、小学6年生の春から「神が宿る」という沖縄の離島・神高島にある施設で新たな生活を始めた。そこで、ミウという赤い髪の少女に出会い、次々に不思議な体験をする。――というストーリー。 2011年の産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作です。 神高島のモデルは明らかに久高島。徳仁港やその近くの売店、久高島宿泊交流館、五穀が流れ着いたとされる伊敷浜などの描写が出てくるほか、北の [続きを読む]
  • 奪われた物語 大兼久の戦争犠牲者たち 〜大城貞俊
  •  沖縄屈指の作家である著者が生まれ育ったのは、大宜味村大兼久。戦前は漁業の町で、南洋諸島のパラオやペリリューで戦死した人々が多くいる土地柄なのだそうです。 団塊の世代に生まれた著者は、戦後70年を過ぎて、やっと戦争と向き合える時間を手にすることができたといいます。定年退職を迎え、父や兄が死亡した年齢を過ぎると、父が召集されたパラオのことが気になり、生まれ育った大兼久の戦死者のことが気になり始めたと [続きを読む]
  • おちゃめのカンヅメ 〜玉城デニー・富原志乃
  •  1995年発刊の、ラジオ番組派生本。 琉球放送ラジオで、平昼の時間から放送された人気番組「ふれ愛パレット」に寄せられたFAXや手紙をなどで構成されている本。ホントにいろんなものがごちゃまぜになって掲載されており、それぞれに脈絡がないので、めまぐるしいぐらいの内容になっています。 20数年前の本をなぜ買ったかというと、いまや代議士としてよくテレビに出てくる玉城デニーのタレント時代を知りたかったから [続きを読む]
  • 八重山の社会と文化 〜古川純編
  •  「NPO現代の理論・社会フォーラム」の古川純という人物の編集によるもの。このNPOは、「一般市民を対象に、現代の理論状況の打開に向けて、機関誌の編集・発刊やウェッブ上でのマガジン発行などを行い、新たな理論構築と社会への提言、その普及に関する事業を行い、人々が文化的な生活をすることが出来る社会の実現に寄与することを目的と」しているのだそう。大仰な感じがしないでもありません。 八重山出版界の雄「南山 [続きを読む]
  • 融解する境界 やわらかい南の学と思想・2 〜琉球大学編
  •  沖縄県の最高学府である琉球大学の独創的な知の蓄積を本に――。 太平洋域、東南アジア、中国、そして日本も含めた経路に位置し、大きな流れを形成してきた沖縄の学と思想や、沖縄からの視点である「南からのやわらかいしなやかな智」を、現代社会に示したいとの観点から、平易にわかりやすく示したものとなっています。 第1部は、南から読む歴史・文化・思想。「沖縄の「法」の見方」、「世界につながる沖縄の自治と未来」、 [続きを読む]
  • 沖縄戦 二十四歳の大隊長 陸軍大尉伊東孝一の戦い 〜笹幸恵
  •  コシマキには次のような記載があります。 「若き野戦指揮官と800名の部下の激闘。本土決戦のために捨て駒とされた戦場・沖縄での無謀とされた総攻撃。そのなかで任務を達成し、終戦の日まで闘い続けた唯一の部隊「歩兵第三十二聯隊第一大隊」の軌跡。沖縄戦の真実を描いた本格的ノンフィクション。」 「太平洋戦争を通じ、米軍陣地を突破して目標に到達できた唯一の戦例、“棚原の戦い”。指揮を執るのは、幼いころから軍人 [続きを読む]
  • 唄う島へ行こう〜自然と人が奏でる島 奄美大島 〜奄美大島観光物産協会
  •  奄美大島観光物産協会が中心になり、奄美大島の各自治体と連携してまとめられた観光情報誌。 「あまみっけ。」という奄美大島の観光情報サイトがあり、それがベースになっている模様。東洋のガラパゴスとも言われる奄美大島の美しさ、自然の偉大さ、豊かさ、そして唄い継がれている島唄を紹介するガイドブックになっています。 「島唄と奄美大島」の記事が冒頭に置かれ、続いて、知れば知るほど好きになる奄美大島の魅力を8つ [続きを読む]
  • ニッポン島遺産 〜斎藤潤
  •  島旅ライターの第一人者による、「後世に残したい自然・文化を抱く40島」。 以下、ウェブ書店の「内容紹介」を引用。 海を越えてたどり着く「島」という環境は、まさに古き良き時代のものの宝庫。 日本各地の有人島をほぼすべて踏破している著者が、日本の島々に息づく文化や自然の素晴らしさを見つめ、面白いもの、注目しておきたいもの、そして後世に残していきたいものを“島遺産”として選定しました。 秘境中の秘境と [続きを読む]
  • うちなー讃歌 ―沖縄戦が終わって60年目に 〜外間喜明
  •  著者は、1944年東風平生まれで若くして上京、神奈川県で高校の教師を務め、2003年に退職。 「沖縄戦で父を失い、更に兄もなくして、17才でふるさとを後に、住み込み店員として上京した筆者にとって、本土での43年間は、ただひたすらに「思郷」の一念ではなかったでしょうか。」と、作家・早乙女勝元は述べています。 詩作、文芸、写真、平和活動、登山などに造詣が深い方で、2010年に逝去した模様です。 20 [続きを読む]