subaru5776 さん プロフィール

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subaru5776さん: 沖縄・琉球弧ヲ想フ
ハンドル名subaru5776 さん
ブログタイトル沖縄・琉球弧ヲ想フ
ブログURLhttp://kakateyapo.blog68.fc2.com/
サイト紹介文永く見続けてきた沖縄・琉球弧について書いていこうと思います
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供84回 / 365日(平均1.6回/週) - 参加 2006/07/30 10:09

subaru5776 さんのブログ記事

  • 古食堂味巡り 〜嘉手川学
  •  経営者が高齢化し、その後継者がいないなどの理由で、沖縄の大衆食堂が着実に減少していることに憂いを感じています。 ドカ盛で名を馳せた与那原の「かっちゃん」、テビチ料理のナンバーワンとして著名だった那覇市西町の「嶺吉食堂」、黒いハンバーグの浦添市勢理客の「大衆食堂泉」、占領時代を彷彿とさせたコザの「ニューヨークレストラン」などはすでになく、南部ではピカ一と思っていた喜屋武の「家庭料理の店三姉妹」もカ [続きを読む]
  • 沖縄と国家 〜辺見庸・目取真俊
  •  「太平洋戦争中、地上戦で20万人以上の犠牲者を出した沖縄。本土復帰しても広大な基地は残され、米軍の起こす事故は後を絶たない。この連綿と続く構造的沖縄差別のルーツを解き明かし、本土の視線にひそむ欺瞞を仮借なく暴くことで、この国の歴史と現在を照らし出す。」 「基地問題の根底に横たわるこの国の欺瞞を、闘う二人の作家が告発する!  だれも傍観者、忘却者であってはならぬ――。  沖縄問題は、ヤマトゥが糊塗 [続きを読む]
  • コトバの生まれる場所 〜崎山多美
  •  私は「私」のことを書きたいといつも思う。けれど書かれた「私」はナマ身のこの私とは別モノにならざるを得ない。また、「沖縄」と「私」というようなことを書いていっても「沖縄」と「私」の間には深いミゾが横たわっている。俗にいう男と女の間のように。――という、崎山多美の第二エッセイ集。 砂子屋書房からの発行。砂子屋書房は歌集・詩集を中心に出版・販売している東京都千代田区内神田の出版社。かつてとある短歌文学 [続きを読む]
  • 沖縄への短い帰還 〜池澤夏樹
  •  1994年から2004年まで沖縄で暮らした作家・池澤夏樹が記した、沖縄をめぐるエッセイ、書評、インタビュー、講演、掌編小説を、新城和博らボーダーインクの編集者が厳選をして1冊にまとめたもの。 「沖縄式風力発言」(1997年)以来19年ぶりとなる池澤夏樹の沖縄県産本。沖縄で暮らした10年と、そこで得た様々な思いが書き記されています。 単行本初収録されるものも多いようです。「コラムマガジンWande [続きを読む]
  • 島の果て 〜島尾敏雄
  •  著者は、震洋特攻隊の隊長として奄美群島加計呂麻島に赴任した経験を持つ作家。1945年8月13日に特攻戦が発動され出撃命令を受けたものの、発進の号令を受けぬまま待機するうちに終戦を迎えました。 その当時のことを書いたのがこの作品集。代表的な短編作品と言っていい「島の果て」(1948)、「徳之島航海記」(1948)、「夜の匂い」(1952)、「アスファルトと蜘蛛の子ら」(1949)、「廃址」(196 [続きを読む]
  • ウチナーグチ考 沖縄のことばと文化 〜儀間進
  •  満84歳になった著者が、それまでに書き溜めてきたものをまとめたエッセイ集を出しました。家族たちがこっそり話し合って、新聞や雑誌、機関誌、広報誌などに書いてきた文章をまとめて出来上がったものであるとのことです。いい話じゃないですか。 統一性や方向性はないけれども、そのほうが面白かろう、それがエッセイ集だろうと思い直して出版に至ったというのもいい話です。 古いものでは1958年のものから所収され、直 [続きを読む]
  • ぼくらの秘島探険隊 〜宗田理
  •  沖縄関連であれば、ジュニア向けだって読みます。(笑) 「中二の夏休み。英治、安永をはじめぼくら9人は沖縄に遠征した。沖縄の美しい自然が、アコギなリゾート開発業者によってメチャメチャにされてしまうことを銀鈴荘のまさばあさんから聞いたのがきっかけだ。21世紀には紺碧の海がなくなってしまうなんて許せない!と怒りに燃えたぼくらは、手ごわい土建業者を相手にイタズラ大作戦をくりひろげるが……。サンゴと白浜と [続きを読む]
  • 2018年3月以降に買った本
  •      3月以降、今日までに買った本は、購入順に次の9冊です。1 沖縄・離島情報2017−2018 林檎プロモーション 201704 8492 竜宮歳事記 どんとの愛した沖縄  小嶋さちほ 角川文庫 200601 古4773 立腹のススメ  宮良長和 沖縄タイムス社 200610 古5134 オキナワ紀聞  砂守勝巳 双葉社 199806 古3515 ニッポンの奇祭  小林紀晴 講談社現代新書 201708 古5376 帰る家もなく  与那 [続きを読む]
  • 沖縄伝説の歩き方 〜徳元大也
  •  「伝説を具体的な事物と関連づけること、伝説が「事実」だった時代の想いを共有すること、伝説の信憑性を少しでも回復させること、それが「伝説を歩く」ということである。」――という力強い前口上で、全36編の伝説話が写真と共に紹介されていきます。 それらは、あまりにも自分の興味の赴くところと合致しているので、全部挙げておくことにしましょう。 「鬼餅の由来…内金城御嶽」、「識名坂の遺念火…識名坂」、「怪物ガ [続きを読む]
  • 沖縄の怖い話 参 カニハンダーの末路 〜小原猛
  •  「怪」が日常と隣り合わせに潜む沖縄。この地を包み込む、知られざる恐怖と怪異が今、語られる……。邪悪なものはヤナカジと共にやって来る――。 TOブックスの「怖い話」の3冊目。ワンパターンなんだよなぁと思いつつ、読んだ小原猛の本はこれで6冊目になります。 38本の怖い話。各ページは黒い縁取りがしてあり、ページの余白部分が書かれている以上の何かを訴えたそうな雰囲気がいいです。 カニハンダーとは、神様に [続きを読む]
  • 赤い髪のミウ 〜末吉暁子
  •  いじめを受けて不登校だった航は、小学6年生の春から「神が宿る」という沖縄の離島・神高島にある施設で新たな生活を始めた。そこで、ミウという赤い髪の少女に出会い、次々に不思議な体験をする。――というストーリー。 2011年の産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞作です。 神高島のモデルは明らかに久高島。徳仁港やその近くの売店、久高島宿泊交流館、五穀が流れ着いたとされる伊敷浜などの描写が出てくるほか、北の [続きを読む]
  • 奪われた物語 大兼久の戦争犠牲者たち 〜大城貞俊
  •  沖縄屈指の作家である著者が生まれ育ったのは、大宜味村大兼久。戦前は漁業の町で、南洋諸島のパラオやペリリューで戦死した人々が多くいる土地柄なのだそうです。 団塊の世代に生まれた著者は、戦後70年を過ぎて、やっと戦争と向き合える時間を手にすることができたといいます。定年退職を迎え、父や兄が死亡した年齢を過ぎると、父が召集されたパラオのことが気になり、生まれ育った大兼久の戦死者のことが気になり始めたと [続きを読む]
  • おちゃめのカンヅメ 〜玉城デニー・富原志乃
  •  1995年発刊の、ラジオ番組派生本。 琉球放送ラジオで、平昼の時間から放送された人気番組「ふれ愛パレット」に寄せられたFAXや手紙をなどで構成されている本。ホントにいろんなものがごちゃまぜになって掲載されており、それぞれに脈絡がないので、めまぐるしいぐらいの内容になっています。 20数年前の本をなぜ買ったかというと、いまや代議士としてよくテレビに出てくる玉城デニーのタレント時代を知りたかったから [続きを読む]
  • 八重山の社会と文化 〜古川純編
  •  「NPO現代の理論・社会フォーラム」の古川純という人物の編集によるもの。このNPOは、「一般市民を対象に、現代の理論状況の打開に向けて、機関誌の編集・発刊やウェッブ上でのマガジン発行などを行い、新たな理論構築と社会への提言、その普及に関する事業を行い、人々が文化的な生活をすることが出来る社会の実現に寄与することを目的と」しているのだそう。大仰な感じがしないでもありません。 八重山出版界の雄「南山 [続きを読む]
  • 融解する境界 やわらかい南の学と思想・2 〜琉球大学編
  •  沖縄県の最高学府である琉球大学の独創的な知の蓄積を本に――。 太平洋域、東南アジア、中国、そして日本も含めた経路に位置し、大きな流れを形成してきた沖縄の学と思想や、沖縄からの視点である「南からのやわらかいしなやかな智」を、現代社会に示したいとの観点から、平易にわかりやすく示したものとなっています。 第1部は、南から読む歴史・文化・思想。「沖縄の「法」の見方」、「世界につながる沖縄の自治と未来」、 [続きを読む]
  • 沖縄戦 二十四歳の大隊長 陸軍大尉伊東孝一の戦い 〜笹幸恵
  •  コシマキには次のような記載があります。 「若き野戦指揮官と800名の部下の激闘。本土決戦のために捨て駒とされた戦場・沖縄での無謀とされた総攻撃。そのなかで任務を達成し、終戦の日まで闘い続けた唯一の部隊「歩兵第三十二聯隊第一大隊」の軌跡。沖縄戦の真実を描いた本格的ノンフィクション。」 「太平洋戦争を通じ、米軍陣地を突破して目標に到達できた唯一の戦例、“棚原の戦い”。指揮を執るのは、幼いころから軍人 [続きを読む]
  • 唄う島へ行こう〜自然と人が奏でる島 奄美大島 〜奄美大島観光物産協会
  •  奄美大島観光物産協会が中心になり、奄美大島の各自治体と連携してまとめられた観光情報誌。 「あまみっけ。」という奄美大島の観光情報サイトがあり、それがベースになっている模様。東洋のガラパゴスとも言われる奄美大島の美しさ、自然の偉大さ、豊かさ、そして唄い継がれている島唄を紹介するガイドブックになっています。 「島唄と奄美大島」の記事が冒頭に置かれ、続いて、知れば知るほど好きになる奄美大島の魅力を8つ [続きを読む]
  • ニッポン島遺産 〜斎藤潤
  •  島旅ライターの第一人者による、「後世に残したい自然・文化を抱く40島」。 以下、ウェブ書店の「内容紹介」を引用。 海を越えてたどり着く「島」という環境は、まさに古き良き時代のものの宝庫。 日本各地の有人島をほぼすべて踏破している著者が、日本の島々に息づく文化や自然の素晴らしさを見つめ、面白いもの、注目しておきたいもの、そして後世に残していきたいものを“島遺産”として選定しました。 秘境中の秘境と [続きを読む]
  • うちなー讃歌 ―沖縄戦が終わって60年目に 〜外間喜明
  •  著者は、1944年東風平生まれで若くして上京、神奈川県で高校の教師を務め、2003年に退職。 「沖縄戦で父を失い、更に兄もなくして、17才でふるさとを後に、住み込み店員として上京した筆者にとって、本土での43年間は、ただひたすらに「思郷」の一念ではなかったでしょうか。」と、作家・早乙女勝元は述べています。 詩作、文芸、写真、平和活動、登山などに造詣が深い方で、2010年に逝去した模様です。 20 [続きを読む]
  • 2018年2月8〜12日に買った沖縄本
  •      2月の8日から12日にかけて、沖縄本のまとめ買いをしました。 それらは次の12冊です。1 多良間島幻視行  波多野直樹 連合出版 201802 19442 神様の棲む診療所(2)  竹村優希 双葉文庫 201712 6193 一九四五年 チムグリサ沖縄  大城貞俊 秋田魁新報社 201712 8644 Happy islandの本8  FM沖縄、多喜ひろみ ボーダーインク 200808 古3015 ほんとうの琉球の歴史 神人 [続きを読む]
  • 山里勇吉が逝去
  •  一時八重山民謡の中心的存在だった「ウムザ」こと山里勇吉が逝去した、との報に触れた。 2月9日から那覇に行っていて、沖縄タイムスを読んで知ったのだった。 マイクを使っているのだろうと思って聴いていたら、それが地声だったというぐらいの圧倒的な声量には驚愕したものだ。 NHKの番組で観た石垣島白保の豊年祭で、行列の先頭に立って唄い歩く山里はふつうのオジサンなのになぜかCOOLだった。 桜沢有理のプロデ [続きを読む]
  • 呼び寄せる島 〜又吉栄喜
  •  琉球新報に2005年4月から1年半にわたって連載されたもののよう。 単行化された著者作品のなかでは13本目のものです。 沖縄本島で脚本家を目指すものの何度も賞に落選した諒太郎は、心機一転を図ろうと故郷の離島・湧田島で民宿をはじめようとします。宿泊客から奇人を探して脚本のモデルにしようとの企みです。 又吉作品に登場する他の主人公男性と同様に、いつも優柔不断で、自分の言いたいことを心でぐっと止めるよ [続きを読む]
  • 2017年末までに買った本
  •        2017年の10月末から年末までに買った本は、次の12冊です。1 埠頭三角暗闇市場  椎名誠 講談社文庫 201711 8202 OKINAWA 宮古島の悪魔祓い  和久峻三 光文社文庫 200608 古2583 私の前に、最後の女  草凪 優 徳間文庫 201405 古2584 古食堂味巡り  嘉手川学 編集工房東洋企画 201210 古3415 沖縄県営鉄道殺人事件  辻 真先 講談社ノベルス 199007 古2586 シャン [続きを読む]
  • ヒストリア 〜池上永一
  •  2017年中に読んだ沖縄関係本の50冊目。 「風車祭(カジマヤー)」「テンペスト」「トロイメライ」「統ばる島」などに続く前作(「黙示録」2013年)から4年ぶりとなる、632ページの大著。沖縄からボリビアに移民する者たちの物語であり、デビュー23年にして初めて沖縄戦を取りあげた作品。 過去1年間に最も面白いと評価されたエンターテインメント小説に贈られる山田風太郎賞(主催・角川文化振興財団など)の [続きを読む]
  • 〈オキナワ〉人の移動、文学、ディアスポラ 〜山里勝己、石原昌英
  •  「〈移動〉による新たな〈オキナワ〉アイデンティティの生成とは…! 移民など、そのエネルギーはどのような社会変動や文化混交を生みだし、どのような文学表現を生み出したのか。」 「ディアスポラ」という言葉に強く惹かれて、中古市場から入手しました。 ディアスポラとは、(植物の種などの)「撒き散らされたもの」という意味のギリシャ語に由来する言葉で、元の国家や民族の居住地を離れて暮らす国民や民族の集団ないし [続きを読む]