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2006/08/09

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  • 田中利典師の「蔵王供正行/第31日 おかげさま、もったいない、ありがたい(OMA 運動)」

    今日の「田中利点師曰く」は、〈蔵王供正行31日目「O・M・A…感謝」〉(師のブログ2015.5.31付)である。「O・M・A」とは、「おかげさま、もったいない、ありがたい」。いつも感謝の気持ちを持って日々を生きよう、ということである。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)「O・M・A…感謝」蔵王供正行31日目(5月31日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第61座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第62座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時10分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者は1名。広島大学の町田先生が御来山。恐縮でした。助法は愚息が留守で...田中利典師の「蔵王供正行/第31日おかげさま、もったいない、ありがたい(OMA運動)」

  • 「饅頭祭り2024」と「中曽司の挽き茶会」

    4月19日は、饅頭の祖とされる林浄因(りん・じょういん)の命日だ。この日、奈良市の漢國(かんごう)神社境内にある「林(りん)神社」で、饅頭祭りが営まれる。私もお参りしてきた。当日の様子は毎日新聞奈良版(4/20付)に紹介されていたので、私の写真とともに全文を抜粋しておく。※トップ写真は、漢國神社境内にある林神社の祠(ほこら)。すべて4/19の撮影梅木宮司さんの祝詞奏上。この一枚だけは、奈良新聞(4/20付)の記事サイトから拝借した林神社にまんじゅう奉納例大祭限定販売に長蛇の列南北朝時代、中国から日本にまんじゅう作りを伝えた林浄因(りんじょういん)の命日にちなむ例大祭「饅頭(まんじゅう)祭り」が19日、奈良市の漢国(かんごう)神社内にある林(りん)神社で営まれた。全国の菓子業者がまんじゅうなどを奉納し、江戸...「饅頭祭り2024」と「中曽司の挽き茶会」

  • 神武東征ゆかりの古社、富雄川沿いの登弥神社(奈良市石木町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.4.18)掲載されたのは〈神武天皇、大和平定ゆかり/登弥神社(奈良市)〉、執筆されたのは、同会会員で奈良市にお住まいの青木章二さんだった。※トップ写真は登弥神社本殿=奈良市石木町で同社の公式HPには〈由緒については皇紀4年春2月23日、神武天皇がこの地に於いて皇祖天神を祭祀されたのが、そもそもの淵源(えんげん)であり​その後、登美連(とみのむらじ)が祖先である天孫饒速日命(にぎはやひのみこと)の住居地であったこの地に命ご夫妻を奉祀したのが当神社の創建であります〉とあり、とんでもなく古い神社であることが分かる。では、全文を紹介する。神武天皇、大和平定ゆかり/登弥神社(奈良市)登弥(とみ)神社...神武東征ゆかりの古社、富雄川沿いの登弥神社(奈良市石木町)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第29日 東京行者講」

    蔵王供正行30日目「東京行者講」(師のブログ2015.5.30付)である。利典師はお弟子の伊藤さんのご協力を得て、江戸川区平井に「東京行者講」を開設された(のち閉業)。その伊藤さんが、修行中の利典師のお見舞いを兼ねて、綾部にいらっしゃったという。では、全文を以下に紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)。シロヤマザクラ以外にも、いろんな桜が咲く「東京行者講」蔵王供正行30日目(5月30日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第59座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第60座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者は1名。東京...田中利典師の「蔵王供正行/第29日東京行者講」

  • 農村集落の鎮守さま 豊浦八幡神社(大和郡山市豊浦町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今回は、「村の鎮守さま」を紹介する。大和にはたくさんの古社があるので、つい延喜式内社など有名な神社に目が向くが、古くから住民に愛され守られてきた鎮守さまも数多い。今日はそんな神社を紹介する。〈二つの社殿を一つ屋根に/豊浦八幡神社(大和郡山市)〉(2024.4.11掲載)である。執筆されたのは奈良まほろばソムリエの会会員で、大和郡山市在住の戸尾知子(とお・ともこ)さんだ。地元には、クロというタヌキを巡る心温まる昔話も残る。では全文を以下に抜粋する。二つの社殿を一つ屋根に/豊浦八幡神社(大和郡山市)大和郡山市豊浦(とようら)町は、近鉄橿原線とJR大和路線に挟まれた田園地帯にある約20軒の農村集落で、八幡神社は...農村集落の鎮守さま豊浦八幡神社(大和郡山市豊浦町)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第29日 老兵は死なず」

    今日の「田中利典師曰く」は、修行日記に戻り〈蔵王供正行29日目「老兵は死なず…」〉(師のブログ2015.5.29付)である。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)この年、師は還暦の60歳だったから、まだまだ「老兵」にはほど遠いが、後進に道を譲られたので、「あとは若い僧侶に任せたい」という決意の表明なのだろう。吉野大峯世界遺産登録20周年の年(2024年)を迎え、利典師の経験値は、大いに活かしていただきたいものだ。では、全文を紹介する。「老兵は死なず…」蔵王供正行29日目(5月29日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第55座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第56座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場1...田中利典師の「蔵王供正行/第29日老兵は死なず」

  • 第7回茶論(サロン)雪月花、4月29日(月・祝)、依水園で開催!(2024 Topic)

    舞踊家の山村若女さん(上方舞山村流師範)から、こんなご案内をいただいた。ご案内いつもありがとうございます。第7回茶論(サロン)雪月花のご案内です。春爛漫の好季節に奈良の名勝依水園をお借りして、伝統紋様研究家の成願義夫先生をお迎えして、奥深い着物のお話や日本の伝統美についてお伺いいたします。倉橋みどりさんとの日本文化サロン会です。ご都合よろしければ、ぜひご参加くださいませ山村若女拝詳しくは、こちらのチラシをご覧いただきたい。依水園は、お庭が素晴らしい。春の花々が咲き、楽しい春の思い出となることだろう。お申し込みは、QRコード、または携帯へ。たくさんのご参加をお待ちしています!第7回茶論(サロン)雪月花、4月29日(月・祝)、依水園で開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「鬼の物語」(文化時報 2024.4.9 付)

    今日の「田中利典師曰く」は、修行日記はお休みして、「鬼の物語」(文化時報2024.4.9付)という興味深いエッセイを紹介させていただく。なお「文化時報」(本社=京都市)は宗教専門紙で、週2回発行されている。これまで利典師は、「宇宙飛行士と山伏」、「天狗と山伏」など、修験者ならではの視点から宇宙飛行士や天狗を紹介されているが、今回は「鬼」。鬼は、金峯山寺の三大行事の1つ、「節分会・鬼の調伏式」でよく知られている。「福は内、鬼も内」は、同寺独自のものだ。冒頭に「鬼」という漢字は、死体を表わす象形文字とお書きで、これは全くその通りだ。白川静氏の『常用字解』には〈象形。鬼の形。人鬼をいう。人は死んで人鬼になると考えられた。大きな頭の形がこの世の人の姿とは異なることを示している。(中略)人鬼に対して、自然神を神とい...田中利典師の「鬼の物語」(文化時報2024.4.9付)

  • 金剛・葛城山から流れる水越川の水を守る 葛木水分神社(御所市関屋)

    奈良まほろばソムリエの会は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。新年度の第1回(2024.4.4付)は、〈古代の貴重な水源守る神/葛木水分(みくまり)神社(御所市)〉、執筆されたのは、当地ご出身の岡田充弘(あつひろ)さんだった。※トップ写真は葛木水分神社の本殿=御所市これについて岡田さんはご自身のFacebookに〈幼なごころに、水が分水嶺を越えて(越してくる)川、水越(ミコシ)の由来に心を高ぶらせたものだった〉と述懐されている。水越峠をめぐる水争いの話は、こちら(PDF)に詳しく出ている。では、以下に全文を紹介する。〈古代の貴重な水源守る神/葛木水分神社(御所市)金剛山と葛城山を南北に仰ぐ水越(みずこし)峠の東側に葛木水分(かつらぎみくまり)神社(御所市関屋)は鎮座します。近くに...金剛・葛城山から流れる水越川の水を守る葛木水分神社(御所市関屋)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第28日 神と仏と権現さま」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行28日目「神と仏と権現さま」〉(師のブログ2015.5.28付)である。「権現さま」とは、神と仏が習合した存在であるがこの日、利典師は、蔵王権現さまのことを〈荒ぶる神と和魂のバランスに出会うとき、やはり日本的な神さまなんじゃないかなと思ってしまう〉とお書きである。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.5撮影)神道では神の霊魂には、荒魂(あらたま、あらみたま=荒々しい要素)と和魂(にぎたま、にぎみたま=優しく平和的な要素)という2つの側面があるとする。また和魂はさらに幸魂(さきたま、さきみたま=幸せを与える要素)と奇魂(くしたま、くしみたま=奇跡によって幸せを与える要素)という側面があるとする。これらを総合して考えてみると、蔵王権現さまは日本的な「神さま」ではない...田中利典師の「蔵王供正行/第28日神と仏と権現さま」

  • 生誕1250年記念特別展「空海」、奈良国立博物館で6月9日(日)まで!(2024 Topic)

    4月13日(土)から、奈良国立博物館で、「生誕1250年記念特別展空海」が始まった。同館の井上洋一館長によれば、これは「かつてない空海展」。幸い、12日(金)に開催された内覧会にご招待いただき、くまなく展示を見学させていただいた。昨日(4/13)の奈良新聞〈密教の全貌を解明空海生誕1250年記念展〉には、奈良市登大路町の奈良国立博物館で、生誕1250年記念特別展「空海KUKAI-密教のルーツとマンダラ世界」が明日13日開幕する。6月9日まで(前後期入れ替えあり、後期は5月14日から)。人々を救うために空海(774~835年)が唐から日本にもたらした密教の全貌を解き明かす展覧会。国宝28件、重要文化財59件を含む115件の仏像や仏画を立体的に展示し、空海と真言密教の魅力を紹介する。第1室に足を踏み入れて、驚...生誕1250年記念特別展「空海」、奈良国立博物館で6月9日(日)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第27日 有朋自遠方来」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行27日目「千客万来」〉(師のブログ2015.5.27付)である。この日のご参拝者は3人。千客万来というほどではないが、論語の「朋(とも)あり遠方より来たるまた楽しからずや」の境地か。遠方の友を引きつけるのは、利典師のご人徳というものだろう。では、全文を紹介する。※トップ写真は吉野山の桜(2024.4.5)。この日、下千本が満開になった「千客万来」蔵王供正行27日目(5月27日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第53座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第54座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂10時50分、元全日仏青第17代理事長宮寺さんの来山12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂...田中利典師の「蔵王供正行/第27日有朋自遠方来」

  • 素朴で懐かしい味!「双葉食堂」(近鉄壺坂山駅前)/昭和レトロ食堂(50)

    日曜日(2024.4.7)、近鉄壺坂山駅から徒歩で、壷阪寺(高市郡高取町壷阪3番地)をお参りした。目当ては「桜大仏」だった。この日は青空に恵まれ、桜も満開だった。「車で行くと、たどり着けない」という噂を聞いて、駅から片道1時間を歩いたので、帰りには足がガクガクになった。壺坂山駅まで戻ったところで以前、Kさんという年上の友人から「駅前の双葉食堂は、お薦めですよ」と聞いていたことを思い出した。13時少し前だったので、「花見客で混んでいるだろうな」とも思ったが、訪ねてみることにした。店内を見渡すと、確かにお客さんは多いが、満席という訳でもなかったので、入り口の近くに陣取った。お腹が空いていたので、「カツ丼にうどんを組み合わせようか」と考えたが、女将さんによると「カツ丼は汁物が付いてきますので、親子丼とうどんにさ...素朴で懐かしい味!「双葉食堂」(近鉄壺坂山駅前)/昭和レトロ食堂(50)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第26日 ゆったりと流れる時間」

    久々に「田中利典師曰く」を紹介する。今回は〈蔵王供正行26日目「時間」〉(師のブログ2015.5.26付)。金峯山寺の職を辞され、自坊に戻られた師は、「やはり世の中から取り残されている感が大きい」とお書きである。※トップ写真は吉野山の桜。今回からは、2024.4.5の撮り下ろし!金峯山寺で多忙な要職にあって、数々の大きな仕事をこなして来られた師だからこそ、そのように感じられるのだろうか。このあたりの感覚は、私とは相当違うと感じる。私はサラリーマン生活から完全リタイヤした今でも、ソムリエの会関係の仕事に追いまくられ、時間の流れは全く変らない。メールも、毎日たくさん来るし、返事も書かないといけない。引っ込むべき田舎もない。そもそも「リタイヤ感」が、全くない。毎朝、新聞3紙に目を通し(60分)、テレビ欄をくまな...田中利典師の「蔵王供正行/第26日ゆったりと流れる時間」

  • やまとの桜 第3日 桜大仏(4/7)

    2024年の花見、3日目(4/7)は、壷阪寺(高市郡高取町壷阪3番地)へ。「車だと渋滞して、山門にたどり着けない」と聞いて、近鉄壺阪山駅から徒歩で訪ねた。ざっと1時間ほどの道のりだ。渋滞した車の横を、のびのびと歩いた。※トップ写真は「桜大仏」。写真はすべて日曜日(2024.4.7)に撮影標高は300mほどなので大した登り坂ではないのだが、2日前に吉野山を歩いたので、やや筋肉痛だった。この日も薄曇りの空だったが、時間がたつとともに青空が見えてきた。前日も前々日も曇り空で、「今年は青空が拝めないのかなぁ」と思っていたところが青空になったので、これは絶好の写真日和りとなった。壷阪寺は、伽藍や石仏の間にたくさんの桜(ソメイヨシノ)が植えられていて、その対比が見事である。特に大きな石仏が満開の桜に囲まれているさまは...やまとの桜第3日桜大仏(4/7)

  • やまとの桜2024 第2日 石舞台(4/6)

    花祭りの昨日(4/8)になって、奈良地方気象台は奈良市で桜(ソメイヨシノ)の標本木が、「満開」になったと発表した。平年より4日遅く、昨年より12日遅いという。2024年の花見、2日目(4/6)は、すでに「満開」と聞いていた明日香村の石舞台へ。天気は「薄曇り」。午前11時頃に到着すると、たくさんの家族連れが来ていた。石舞台のエリア(墓域)内では食事ができないので、周辺のベンチなどで、お弁当を広げる人がたくさんいた。周辺の畑ではたくさんの菜の花が咲き、ソメイヨシノのピンク色とのコントラストも、とてもきれいだった。やまとの桜2024第2日石舞台(4/6)

  • やまとの桜2024 第1日 吉野山(4/5)、ランチは矢的庵(やまとあん)

    今年の桜、開花は平年より3日ほど遅れた。昨年(2023年)は平年より8日ほど早かったので、今年は開花が待ち遠しかった。「桜だより」と「週間天気予報」を見比べ、「今年は4/5(金)~7(日)が勝負だな」と予想した。すると、まずは吉野山だ。「下千本は4/5に満開」という予報を得て、前日に大和西大寺午前7時4分発の近鉄特急(吉野連絡)の特急券を買い求めた。※トップ写真は、「一目全本」(吉水神社境内)からの眺め(4/5撮影)近鉄吉野駅前のソメイヨシノ8時19分に吉野駅に到着。そこで奈良交通バス(中千本公園行)に乗り換え、終点へ。ここからは徒歩で、上千本(かみせんぼん)の「吉野水分(みくまり)神社」をめざす。天気はあいにくの「曇り」。まずは水分神社まで登り、そこから降りながら写真を撮ることにした。吉野水分神社の枝垂...やまとの桜2024第1日吉野山(4/5)、ランチは矢的庵(やまとあん)

  • 神武天皇を導いた八咫烏(やたがらす)がご祭神の八咫烏神社(宇陀市榛原)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先月(2024.3.28)掲載されたのは〈神武東征の伝説ゆかり/八咫烏神社(宇陀市)〉、執筆されたのは奈良市にお住まいの田中孝憲さんだった。※トップ写真は、八咫烏神社の拝殿=宇陀市でこの神社には、ユーモラスな「八咫烏像」がある。2002年の日韓ワールドカップを記念して、設置されたものだ。では、全文を紹介する。八咫烏(やたがらす)神社(宇陀市)は、平安時代の神社一覧「延喜式神名帳(えんぎしきじんみょうちょう)」に記された、日本で初の八咫烏を祭神とした神社です。古事記や日本書記によると、八咫烏は、初代・神武天皇が日向(ひゅうが宮崎県など)から大和を目指した東征の中で吉野山で停滞する一行を道案内し、勝利に貢献し...神武天皇を導いた八咫烏(やたがらす)がご祭神の八咫烏神社(宇陀市榛原)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第25日 代受苦」

    今日の「田中利典師曰く」は、蔵王供正行25日目「代受苦」(師のブログ2015.5.25付)。代受苦とは、「他人の代わりに苦しみを受けること」。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)師は〈多くの方々のいろんなものを、背負わせていただいて修行をしているのである。さわりも受けるし、気の休まらないことにも陥るが、それも含めて、修行だと思う〉とお書きだが、これは大変なお行なのだ。では、以下に全文を紹介する。蔵王供正行25日目「代受苦」蔵王供正行25日目(5月25日)。晴れときどき曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第47座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第48座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供...田中利典師の「蔵王供正行/第25日代受苦」

  • 都祁氏の氏神を祭る都祁山口神社(奈良市都祁小山戸町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。3/14(木)に掲載されたのは〈神武天皇皇子の子孫祭る/都祁山口神社(奈良市)〉、執筆されたのは奈良市在住の小西和子さんだった。※トップ写真は、都祁山口神社の拝殿=奈良市都祁小山戸町(つげおやまとちょう)でこの神社は、延喜式の式内大社と推定される神社で、式内大社「論社」とか「比定社」と呼ばれる。以下、記事全文を紹介する。都祁山口神社(奈良市)都祁(つげ)山口神社は奈良市東部の旧都祁村に鎮座します。旧村教委が立てた説明板によると、大和の国に14カ所ある山口神社の一つ。神武天皇の皇子・神八井耳命(かんやいみみのみこと)の子孫・都祁直(つげのあたい)が古代の「闘鶏(つげ=都祁)の国」の地方官「国造(くにのみやつ...都祁氏の氏神を祭る都祁山口神社(奈良市都祁小山戸町)

  • 微笑みをたたえた「円空仏」の数々、4月7日(日)まで!(2024 Topic)

    月曜日(20241.4.1)、あべのハルカス美術館で、同館開館10周年記念と銘打った「円空-旅して、彫って、祈って-」を拝観した。その数、約160体!有り難いことに、「写真撮影可」のものがあったので、そのうち何点かを紹介する。同館HPの「展覧会概要」によると、※トップを含む3点は、立木にハシゴをかけて彫ったという金剛力士立像(仁王像の「吽形」)修行の旅に生涯を捧げ、人々のために祈りを込めて仏を彫った円空。生涯に12万体の神仏を彫る誓願を立てたといわれ、飛神の剣のようにノミを振るい、神仏を彫り続けました。謎の多い一生ですが、その生きた証として、優しく微笑む観音像、迫力に満ちた護法神像など、今も5千体を超える神仏の像が伝わり、人々に愛されています。本展では初期から晩年までの代表作により、創造の足跡をたどります...微笑みをたたえた「円空仏」の数々、4月7日(日)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第24日 如来の智慧の火で、煩悩を焼き清める」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行24日目「煩悩…」〉(師のブログ2015.5.24付)。護摩行で焚く火は、大日如来の智慧の火。これで煩悩を焼くのだそうだ。蔵王供正行も、いよいよ明日(5/25)に中日を迎える。※写真は吉野山の桜(2015.4.7)。2024年も3/31に下千本で開花し、4/2時点で五分咲き!なお最後に出てくる「KOBOトレイル」は、利典師が手がけた「弘法大師開創の道プロジェクト」によって始まったトレイルランニングレースで、今年(2024年)もプロトレイルランナーの鏑木毅さんをお迎えして、5/19(日)に開催される(利典師と鏑木さんの対談は、こちら)。では、全文を以下に紹介する。「煩悩…」蔵王供正行24日目(5月24日)。晴れときどき曇り。今日の一日。5時に起床。5時40分、第47座...田中利典師の「蔵王供正行/第24日如来の智慧の火で、煩悩を焼き清める」

  • 豊臣秀長ゆかり「御城之口餅(おしろのくちもち)」by 本家菊屋(大和郡山市)

    2026年のNHK大河ドラマは『豊臣兄弟!』で、主人公は秀吉の弟の「豊臣秀長」だ。秀長を演じるのは、仲野太賀さん。お名前のとおり、大河の主役に抜擢された。そして秀長といえば、大和郡山市の名菓「御城之口餅」、粒あんを餅で包み、きな粉をまぶした上品な和菓子である。パッケージには、天正の頃、郡山城主豊臣秀長が兄の関白・豊臣秀吉を招き茶会を催した折り、初代菊屋治兵衛によって献上された餅菓子。その格調高い風味は代々引き継がれ、今も尚、名菓「御城之口餅」は皆様にご愛顧いただいております。秀吉はこの菓子をたいそう気に入り、「鶯餅(うぐいすもち)」と命名した。一説には、これが全国にある鶯餅(早春の餅菓子)のルーツとも言われる。のち本家菊屋は郡山城の門を出て1軒目に位置することになり、城の入り口で売っている餅菓子なので、人...豊臣秀長ゆかり「御城之口餅(おしろのくちもち)」by本家菊屋(大和郡山市)

  • 奈良市で桜の開花宣言!(2024.3.31)

    昨日(3/31)の奈良市の最高気温は、24.1℃のぽかぽか陽気となり、気象台も開花宣言。陽気に誘われて、カメラを片手に近鉄奈良駅周辺の桜を訪ねた。なお今朝(4/1)の毎日新聞奈良版〈ぽかぽか陽気に桜開花奈良〉によると、※トップ写真は、奈良県庁北側の桜(写真はすべて3/31の撮影)こちらの2枚は、氷室神社の桜奈良地方気象台は31日、奈良市で桜が開花したと発表した。同市内の奈良女子大付属中等教育学校にある標本木のソメイヨシノで開花を確認した。開花から7~10日後に見ごろを迎える見通し。気象台によると、平年より3日、2023年より11日遅い開花となった。3月上旬の平均気温は平年より1・3度低い5・9度だったことなどが原因とみられるという。興福寺境内「桜まつり」が開かれている奈良市大渕町の御嶽山大和本宮のソメイヨ...奈良市で桜の開花宣言!(2024.3.31)

  • 月刊奈良(2024年4月号)は、まるごと「紀伊山地の霊場と参詣道」特集!

    わが家に、『月刊奈良』2024年4月号(現代奈良協会刊)が届いた。今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道」特集号だ。今年7月には、吉野大峯を含む世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」が、登録20周年を迎える。「編集後記」には、4月号をお届けします。本号では世界遺産登録から20年を迎えた「紀伊山地の霊場と参詣道」を特集しました。奈良県では3件目となる南部地域に嬉しい登録でした。当時のことを伺いたくて、中心的に活動されていた当時は金峯山寺の執行長だった田中利典師にもご寄稿いただきました。明るい性格の師は笑い飛ばしながら話されましたが、かなりご苦労されたことは行間からうかがえます。是非、世界に誇る吉野山をこの春満喫してください。ページをめくると、金峯山寺五條良知管領や、大峯山前鬼小仲坊五鬼助義之住職へのインタビュー記事と...月刊奈良(2024年4月号)は、まるごと「紀伊山地の霊場と参詣道」特集!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第22~23日 有り難い vs 当たり前」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行22~23日目「有り難い」〉(師のブログ2015.5.23付)である。「有り難い」の反対語は「当たり前」。生きていること、生かされていることは、実は「希有なこと、不可思議なこと」。※写真は吉野山の桜(2022.4.7)。町の開花情報(2024.3.29付)では下千本で「蕾膨らむ」それを忘れると、傲岸不遜(ごうがんふそん)な「当たり前」になる。うーん、確かにそうだ。当たり前に日々を生きているが、それは実は有り難いことなのだ。これは時々、我が身を振り返って反省しなければ…。では、以下に全文を紹介する。「有り難い」蔵王供正行22日目(5月22日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第43座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第44座目蔵...田中利典師の「蔵王供正行/第22~23日有り難いvs当たり前」

  • 奈良まほろばソムリエの会のラジオ番組「まほろば再発見」、毎月第2火曜日17時20~35分、「FMまほろば」で放送!

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎月1回(再放送あり)、今年(2024年)4月に開局する田原本町のコミュニティFM「FMまほろば」の15分番組、「まほろば再発見」の提供と出演を行うことになった。初回放送は4月9日(火)17:20~35、再放送は4月13日(土)12:25~40だ。周波数は79.5MHz、平安遷都の翌年と覚えてほしい。インターネットの「サイマルラジオ」でも同時放送されるので、全国どこでも聞いていただける。スタジオは、こんな大きな駅前ビルの2階にある。3階から上はマンションだその収録(録音)のため一昨日(2024.3.27)、近鉄田原本駅前のスタジオ(「トモルテたわらもと」2階)を訪ねた。パーソナリティは、川西町にお住まいのボランティア・HISAさんだった。ちょうど毎日新聞さんが取材に...奈良まほろばソムリエの会のラジオ番組「まほろば再発見」、毎月第2火曜日17時20~35分、「FMまほろば」で放送!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第21日 入我我入(にゅうががにゅう)」

    田中利典師は今月(2024.3.22~27)、国内泊を含め5泊6日の台湾「役行者ミッション」の旅をされ無事、帰国された。この期間中は少し「田中利典師曰く」から離れていたが、今日は元に戻し、〈蔵王供正行21日目「入我我入」〉(師のブログ2015.5.21付)を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)。なお今年(2024年)は、まだ「蕾かたし」「入我我入」とは、「ご本尊と行者が一体になること」。師は、なかなかそのような境地には達していないとお書きだが、「大きな力に守られている」とは感じておられるようだ。確かに、あのような大きな仕事は、蔵王権現さまのような、大きな力の支えがないと、成し遂げられなかったかも知れない…。では、全文を紹介する。蔵王供正行21日目「入我我入」蔵王供正行21日目(5月...田中利典師の「蔵王供正行/第21日入我我入(にゅうががにゅう)」

  • またもやディスられた!「奈良の食」by 「マツコ&有吉 かりそめ天国」

    今月(2024.3.1520:00~)放送された「マツコ&有吉かりそめ天国2時間SP」(テレビ朝日系)で、「奈良の『食』の悪口を言っていた」という話を聞き、ABEMAで視聴した。ああ、これはひどい!「奈良で3食、食べるとなると困る」とか「千葉、奈良、滋賀、鳥取がいい勝負」(=おいしいものがない県のワースト4)など。マツコ・デラックスは、「しかし歴史となると皆、奈良にひれ伏す」のようにフォローしてくれていたが、有吉弘行は「奈良漬しかない」「ラーメンもない」などと、言いたい放題だった。天理ラーメンも富雄のラーメンも奈良県がルーツの「神座(かむくら)」も、知らないのだろうか。かき氷のお店に長蛇の列ができたり、ミシュランガイド掲載店も100ヵ店を超えたというのに、この程度の認識でゴールデンタイムの全国放送でディス...またもやディスられた!「奈良の食」by「マツコ&有吉かりそめ天国」

  • 60歳代からの「見た目の壁」を乗り越えよう!

    昨年(2023年10月8日)、谷村新司さんがお亡くなりになった。そのあと各チャンネルが追悼番組を放送していたので、よく見ていた。谷村さんは私より5歳上(1948年=昭和23年生まれ)なのだが、ずいぶん老けて見えた、こんなおじいさんだったのか…。それが歴然としたのが、加山雄三さん(1937年=昭和12年生まれ)と共演していた番組だった。11歳上の加山さんの方が、よほど若く見えた。肌の色艶とか声の張りとか…。そのあと、書店で見つけたのが和田秀樹著『60代からの見た目の壁』だった。帯には〈人は中身よりまず「外見」〉〈60代からは「見た目が10割」〉〈60代以降で一気に広がる見た目格差を埋めて10歳若く見える方法〉。「うーん。シニア世代には、外見って大事なのだな」と思って本書を買い、一気に読んだ。その内容を紹介し...60歳代からの「見た目の壁」を乗り越えよう!

  • 東吉野村に古民家ギャラリー「草莽庵(そうもうあん)」、天誅組資料が満載!

    昨日(2024.3.24)の奈良新聞一面トップに、〈天誅組もっと知って維新の魁、資料や研究誌東吉野村元教育長阪本さんが収集〉という大きな記事が出ていた。阪本基義さん(80)は以前、東吉野村で天誅組のツアーガイドをしていただいて以来のお付き合いである。※写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した天誅組関連の資料を集めた古民家ギャラリー「草莽庵」は、ご長女でものづくり作家の理恵さんが担当されるという。記事内容は画像を見ていただくとして、ご長女が運営されるFacebookには、本日(3/24)、草莽庵がオープンしました。土砂降りの雨でしたが、芳名帳によりますと50名お越しくださりました。奈良新聞を見て遠方よりお越しの方もいらっしゃいました。たくさんのお祝い、お花、お祝いのお品、電報、本当にありがとうございます。オ...東吉野村に古民家ギャラリー「草莽庵(そうもうあん)」、天誅組資料が満載!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第20日 縁(えん)の行者」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行20日目「縁の行者」〉(師のブログ2015.5.20付)。役行者に引っかけて、自らを「縁の行者」とされた。確かに師はこれまで、さまざまなご縁で、大きなプロジェクトをこなして来られた。※トップ写真は、一昨日(3/22)に近鉄大和西大寺駅南口で撮ったばかりのソメイヨシノ震災があってもテロがあっても「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」を実感する特筆すべきは2004年7月の「吉野大峯世界遺産登録」で、今年(2024年)は20周年を迎える。これにちなんで、NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は、6月に利典師を奈良にお招きして、ご講演いただくことにしている。どんなお話が飛び出すか、今から楽しみである。では、全文を以下に紹介する。蔵王供正行20日目「縁の行者」蔵王供正行...田中利典師の「蔵王供正行/第20日縁(えん)の行者」

  • ミグランス歴史講座(橿原市)「日本国のはじまり」、4月27日(土)開催!(2024 Topic)

    4月27日(土)、近鉄大和八木駅前の「ミグランス」(橿原市役所分庁舎)4階コンベンションルームで、「日本国のはじまり」をテーマとした2本の講座が開催されます。〈第1部〉は、公門忠司さん(飛鳥観光協会ボランティアガイド)、〈第2部〉は木村三彦さん(NPO法人奈良まほろばソムリエの会顧問)。先着順で、定員は各50人。参加費は1講座300円、2講座受講すると500円です。詳細を同講座のHPから拾っておきます。ぜひ、お申し込みください!ミグランス歴史講座今回の講座は2部制となります。日本国のはじまりについて2名の講師より魅力たっぷりにお話していただきます。◆内容◆〈第1部〉飛鳥時代の国際交流〈第2部〉神武天皇はなぜ”橿原宮”で即位したのか?~その謎に迫る~◆講師◆〈第1部〉公門忠司さん(飛鳥観光協会ボランティアガ...ミグランス歴史講座(橿原市)「日本国のはじまり」、4月27日(土)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第17~19日 懺悔(さんげ)」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行17日~19日目「懺悔」〉(師のブログ2015.5.19付)である。3日分のお行日記をまとめて紹介された。※トップ写真は吉野山の桜(2022.4.7撮影)。今年の下千本の開花は3/30頃、満開は4/5頃淡々としたお行の日々だが、19日には5名のご参拝者がいらっしゃり、なかにはNHKEテレ「こころの時代」や「ラジオ深夜便」を視聴されて茨城から来られた方もいらっしゃったそうだ、NHK恐るべし。では、以下に全文を紹介する。蔵王供正行17日~19日目「懺悔」蔵王供正行17日目(5月17日)。快晴。今日の一日。5時に起床。5時40分、第33座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第34座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時20分、本堂法楽・例時作法於本...田中利典師の「蔵王供正行/第17~19日懺悔(さんげ)」

  • JR畝傍駅舎、保存・活用へ

    先週(2024.3.15付)の毎日新聞奈良版に〈畝傍駅舎保存活用へ市、民間資本導入JR西に無償譲渡要請貴賓室解体の恐れで方針転換〉という大きな記事が出ていた。JR畝傍駅には、立派な貴賓室があり、昭和天皇も利用した。橿原市は、この貴賓室を含む駅舎(歴史的建造物)の無償譲渡をJR西日本に要請し、保存・活用するという。※トップ写真は畝傍駅の貴賓室、毎日新聞の記事サイトから拝借橿原市は、一時は無償譲渡を断念していたが、貴賓室が取り壊される懸念が浮上したため、方針を転換したという。背後には「JR畝傍駅舎の保全活用を進める会」(代表理事米村博昭)の粘り強い活動があったようだ。では、全文を以下に紹介する。畝傍駅舎保存活用へ市、民間資本導入JR西に無償譲渡要請貴賓室解体の恐れで方針転換昭和天皇も利用した貴賓室が残るJR畝...JR畝傍駅舎、保存・活用へ

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第16日 蔵王権現のお力」

    まもなく桜のシーズン到来。吉野町の公式HPにも、「2024年桜開花情報」が載るようになった。これによると、下千本の開花予想日は3/29(金)頃、満開予想日は4/4(木)頃。ここから2日ほどズレて中千本、またここから2日ほどズレて上千本に桜前線が上がって行く。※トップ写真は、吉野山の桜(222.4.7撮影)さて今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行16日目「蔵王権現のお力」〉(師のブログ2015.5.16付)である。この頃の吉野山は、青葉若葉の映える時期である。いよいよ師のお行も折り返し地点を迎えた。師はひたすら「天下泰平・世界平和」「万民安楽」「国土安穏」「風雨順時」「五穀豊穣」「天変地異封じ」を念じ続けておられる。では、以下に全文を紹介する。「蔵王権現のお力」蔵王供正行16日目(5月16日)。雨のち曇...田中利典師の「蔵王供正行/第16日蔵王権現のお力」

  • 萬葉一日旅行、藤原京方面で5月11日(土)開催、参加無料・申し込み不要!(2024 Topic)

    万葉集の研究者や愛好家からなる「萬葉学会」さんから、恒例の「萬葉一日旅行」のご案内があった。今年は5/11(土)の開催で、藤原京方面を歩く。参加費は無料で申し込みも不要。荒天により中止する場合は、同学会のHPに告知される。同旅行については、学会HPに以下の通り紹介されている。※トップ写真は県のHP(飛鳥・藤原を世界遺産に)から拝借した2024年度萬葉一日旅行開催本会では、令和六(2024)年度の「萬葉一日旅行」を次の通り実施する予定です。なお、当日の天候等により、変更或いは中止する場合もあります。変更や中止のお知らせは、前日までに学会HPに掲載しますので、事前に学会HPをご確認ください。日時2024年5月11日(土)12:30~17:00(予定)集合畝傍御陵前駅(近鉄橿原線)東口12:30行き先藤原京方面...萬葉一日旅行、藤原京方面で5月11日(土)開催、参加無料・申し込み不要!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第15日 休酒」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行15日目「休酒…」〉(師のブログ2015.5.15付)である。お行に入っている期間中は、禁酒しなければならない。毎日、相当な量のお酒を召上がっておられる利典師も、お行の期間にはピタリと止められるそうで、これはさすがである。健康にも、良いことだろう。師には長生きしてもらわなければ…。では、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2024.4.7撮影)。今年もまもなく桜のシーズンだ蔵王供正行15日目「休酒…」蔵王供正行15日目(5月15日)。晴のち曇り。今日の一日。5時に起床。5時半、第29座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第30座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時半、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修...田中利典師の「蔵王供正行/第15日休酒」

  • 藤原道長直筆の写経が国宝に!/金峯山寺と金峯神社が所有

    昨日(2024.3.16付)の奈良新聞に、〈文化審答申道長直筆の経国宝に金峯山寺200紙、金峯神社は79紙所有〉という記事が載っていた。この写経(金峯山経塚出土紺紙金字経)は、近年になって発見され、国の重要文化財になっていたものだ。※トップ写真は、金峯山経塚出土紺紙金字経(道長筆)。奈良新聞の記事サイトから拝借道長は重度の糖尿病に悩まされていたそうなので、仏の力に頼ったのだろうか。道長は、NHKの大河ドラマ『光る君へ』で注目されているので、これは良いタイミングだった。では、記事全文を紹介する。国の文化審議会は15日、奈良県関係の美術工芸品4件を国宝や重要文化財(重文)に指定するよう文部科学大臣に答申した。奈良県関係では金峯神社(吉野町)と金峯山寺(同町)がそれぞれ所有する「金峯山経塚出土紺紙金字経」(平安...藤原道長直筆の写経が国宝に!/金峯山寺と金峯神社が所有

  • 町家の雛めぐり(高取町)高齢化で最終回…復活祈り(毎日新聞「見聞録」2024)

    先日、〈「町家の雛めぐり」(高取町土佐街道)、今年が最後の開催に!〉という話を当ブログ(2023.3.12付)で紹介した。奈良新聞に載った記事を掲載したものだ。このブログ記事をFacebookに転載したところ、149人の「いいね!」と、26件のコメントをいただいた。※トップ写真は、毎日新聞の記事サイトから拝借その話が今度は毎日新聞奈良版の「見聞録」欄(2024.3.13付)に、大きく取り上げられた。そこでは、代表の野村幸治(ゆきはる)さんが、ご病気で自宅療養されていることや、病床での「終了は残念だが、いつか若い人が行事を復活してほしい」というコメントも掲載されていた。この記事も紹介するに十分な価値があると思うので、以下に全文を抜粋する。町家の雛めぐり(高取町)17段500体中心に50軒が展示高齢化で最終回...町家の雛めぐり(高取町)高齢化で最終回…復活祈り(毎日新聞「見聞録」2024)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第14日 念ずれば花ひらく」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行14日目「念ずれば花ひらく…」〉(師のブログ2015.5.14付)である。この日、利典師は今回の「化他行蔵王供千願百座祈祷行」を始めた動機を明かされる。※写真はすべて師のブログから拝借したタイトルの「念ずれば花ひらく」は、仏教詩人(故人)の坂村真民(さかむら・しんみん)さんの詩で、〈念ずれば花ひらく苦しいとき母がいつも口にしていたこのことばをわたしもいつのころからかとなえるようになったそうしてそのたびわたしの花がふしぎとひとつひとつひらいていった〉。林南院の建立は昭和48年(1973年)だそうだから、今年で51年。宗教法人の認可は平成15年(2003年)なので、今年で21年ということになる。この日の護摩には、ご長男とご長女が加わった。では、以下に全文を紹介する。「念...田中利典師の「蔵王供正行/第14日念ずれば花ひらく」

  • 柿本人麻呂を祭る「人麿神社」(橿原市地黄町)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.3.7)掲載されたのは〈万葉の歌聖祭神に/人麿神社(橿原市)〉、執筆されたのは香芝市在住の平越真澄さんだった。※トップ写真は、人麿神社の拝殿=橿原市でこの人麿神社は、葛城市の柿本神社から、ご祭神(柿本人麻呂)の霊が分祀されて出来た神社だ。柿本神社は以前、「やまとの神さま」にも登場し、当ブログでも紹介した。柿本神社も平越さんにご執筆いただいた。では、以下に人麿神社の全文を紹介する。万葉の歌聖祭神に/人麿神社(橿原市)万葉歌人で歌聖と称される柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)を祭神とする人麿(ひとまろ)神社は、南に畝傍山、西に二上山を望む橿原市地黄町(じおちょう)に鎮座します。橿原市史などによる...柿本人麻呂を祭る「人麿神社」(橿原市地黄町)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第13日 頑張りや!」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行13日目「恩師のお出まし…」〉(師のブログ2015.5.13付)である。なんと、利典師とご長男の共通の恩師が、行見舞いにいらっしゃったという。利典師が出演されたEテレの「こころの時代」をご覧になったことがきっかけになったそうだ、NHK、恐るべし!では以下に全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)蔵王供正行13日目「恩師のお出まし…」蔵王供正行13日目(5月13日)。快晴。今日の一日。5時前に起床。5時半、第25座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第26座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時半、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂参拝者2名。...田中利典師の「蔵王供正行/第13日頑張りや!」

  • 「町家の雛めぐり」(高取町土佐街道)、今年が最後の開催に!(2024 Topic)

    昨日(2024.3.11付)の奈良新聞に、〈高取「町家の雛めぐり」最後の開催集大成、華やかに街道に人形並ぶ31日まで〉という記事が出ていた。2007年から毎年開催されてきた町家の雛めぐりが、今年で最後の開催になるという。※トップ写真は、野村美千子さんと中川圭史さん。奈良新聞の記事サイトから拝借会社を定年退職され、地元に戻って来られた野村幸治(のむら・ゆきはる)さんが「天の川実行委員会」を結成され、初の「町家の雛めぐり」を開催されたのは64歳の年(2007年)だった。それから17年、野村さんは81歳になった。他のメンバーも高齢化した。高取町の雛めぐりをヒントに始まった九度山町(和歌山県伊都郡)の「町家の人形めぐり」は、今も続けられ、今年で第16回となる(「真田まつり」に連動し、商店街の民家で武者人形を飾る)...「町家の雛めぐり」(高取町土佐街道)、今年が最後の開催に!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第12日 高野山と吉野山」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行12日目「高野山と吉野山」〉(師のブログ2015.5.12付)である。この年は、高野山開創1200年の年で、4月から高野山では慶讃法要が連日、大々的に行われていた。5月11日は金峯山寺が法要を勤める当番の日で、金峯山寺配下の山伏らが全国から集い史上で初めて、高野山で大護摩を修法したのだそうだ。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)また利典師が提唱された「世界遺産・紀伊山地三霊場会議」では、高野山座主の松長猊下に総裁職をお願いし6年間、お勤めいただいたという。また師と同じ京都府綾部市出身の村上保壽氏(当時は金剛峯寺教学部長)と利典師は、手を携えて「高野山開創の道プロジェクト」を成し遂げられた。では、全文を以下に紹介する。「高野山と吉野山」蔵王供正行12日目...田中利典師の「蔵王供正行/第12日高野山と吉野山」

  • シャクヤクどぶろく、今日お披露目・有料試飲、明日から販売開始!(2024 Topic)

    昨日(2024.3.9付)の奈良新聞に〈御所産シャクヤクでどぶろく辛口爽やか「百楽門華」葛城酒造が開発あすお披露目、試飲・販売も〉という記事が出ていた。「シャクヤクどぶろく」の話は、当ブログでも紹介したことがある。※画像はすべて、御所市内でシャクヤクを栽培されている楳田高士さんのFacebookから拝借奈良新聞の記事全文は画像をご覧いただくとして、今日(3/10)開催される「第3回農ザクライメイトEcoResort御所郷さんろくフェスタ」で、このどぶろくが披露され、有料で試飲もできる、ということなのである。このどぶろくは、〈辛口で爽やかな酸味が特徴〉なのだそうだ。4合瓶(720ml)で@1,980円(税込み)、御所市西町の東川酒店で3月11日(月)から販売されるということなので(県内の葛城酒造の特約店でも...シャクヤクどぶろく、今日お披露目・有料試飲、明日から販売開始!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第11日 東日本大震災 被災地への思いを込めて祈る」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行11日目「被災地への思いを込めて…」〉(師のブログ2015.5.11付)である。※写真はこの日のお護摩の様子、師の奥さまが撮影された。良いタイミングで炎をとらえている師は2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災地の慰霊、鎮魂そして「これ以上大きな地震が起こりませんように」との祈りを込めて、地震の翌日から1年間、地震の起きた午後2時46分に毎日、ご祈祷をされた。そして2012年3月12日には被災地に立ち、惨状を目にした。この東北巡礼が、同年8月31日の石巻大護摩供(東日本大震災復興祈願金峯山寺採灯大護摩供)につながって行く。では、全文を以下に紹介する。蔵王供正行11日目「被災地への思いを込めて…」蔵王供正行11日目(5月11日)。晴れ。今日の一日。5時前に起床...田中利典師の「蔵王供正行/第11日東日本大震災被災地への思いを込めて祈る」

  • 近鉄橿原神宮前駅のほぼ駅ナカ、「鳥やまぐち」逸品の数々

    月曜日(2024.3.4)、「鳥やまぐち」(橿原市久米町618)を訪ねた。ここは近鉄橿原神宮前駅の「東口」にくっついているので(改札は出ないといけないが駅構内)、ほぼ駅ナカである。以前はラーメン店が入っていた。※トップ写真は鶏唐揚(600円税込み、以下同じ)右はお通し、左は大根おろし、上が橘胡椒。大根おろしが出てきたのは、銀座鳥繁以来だ!大和橘の城健治(じょう・けんじ)さん(なら橘プロジェクト代表)と2人でお店の前を通りかかったとき、「ここは、ウチの橘胡椒を使うてくれてますねん」。橘胡椒(柚子胡椒のユズの代わりに大和橘を使う)は、とてもおいしいが、とても高価である。そんな高価なものを使うお店は、きっとおいしいに違いない、と見当をつけて1人で立ち寄った。数量限定鶏刺身五種盛り(1,300円)かしわ(もも肉)...近鉄橿原神宮前駅のほぼ駅ナカ、「鳥やまぐち」逸品の数々

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第10日 欠食の日 チベットの平安を祈る」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行10日目「チベットの平安なることを祈る欠食の日」〉(師のブログ2015.5.10付)である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)師は毎月10日、1食を欠食し、そのおカネをチベットへの支援に回しておられる。行の間は1日2食だから、1食を欠食すると1日1食となり、これは大変なことだ。では、この日の様子を紹介する。「チベットの平安なることを祈る欠食の日」蔵王供正行10日目(5月10日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時前に起床。5時半、第19座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第20座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時半、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、水行於風呂場13時、法楽護摩供修法於脳天堂14時、本堂法楽・法華経読誦於本堂...田中利典師の「蔵王供正行/第10日欠食の日チベットの平安を祈る」

  • 第17回 奈良検定 2級と1級の解答(2024年3月3日実施)

    昨日と今日(2024.3.5~6)の奈良新聞に、「第17回奈良まほろばソムリエ検定」奈良通2級と1級の解答が出ていた。こんなに早く解答が載るのは、異例のことだ。自己採点したい人も多いと思うので、以下に貼り付けておく。※トップ写真は、検定会場(天理大学)の様子。奈良新聞(3/4付)の記事サイトから拝借奈良通2級奈良通1級問題文も見たが、素直な問題が多かったようだ。なおソムリエの解答は、3/10に掲載されるそうだ。皆さんには、早く2級と1級をクリアして、ソムリエに挑戦していただきたいと願う。第17回奈良検定2級と1級の解答(2024年3月3日実施)

  • テレビドラマで回顧する「平成」という時代/奈良新聞「明風清音」第100回

    奈良新聞「明風清音」欄に、毎月1~2回、寄稿している。前回(2024.2.29付)寄稿したのは、〈「平成」をドラマで回顧〉だった。私は自分でも驚くほど、テレビドラマをよく見る。世相がよく反映されているので、見ていて楽しいのだ。今なら『不適切にもほどがある!』(TBS系)は、傑作だと感心しながら見ている。NHKの朝ドラ『ブギウギ』も、出色のできばえである。平成の時代は、どんなテレビドラマがあったのか、以下に紹介する。「平成」をドラマで回顧私はめったに映画館には足を運ばないが、テレビドラマはよく視聴する。多忙だった現役のサラリーマン時代にも、話題のドラマはビデオに録画して、欠かさず見ていた。影山貴彦著『テレビドラマでわかる平成社会風俗史』(実業之日本社刊)の「はじめに」を読んで、膝を打った。そこには〈テレビド...テレビドラマで回顧する「平成」という時代/奈良新聞「明風清音」第100回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第9日 沐浴身体 当願衆生 身心清浄 内外無垢」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行9日「沐浴身体当願衆生身心清浄内外無垢」〉(師のブログ2015.5.9付)である。利典師は水行(沐浴)のとき、この「沐浴身体…」を唱えるのだそうである。※トップ写真は、写真家・野本暉房(てるふさ)さんの撮影、名付けて「行者と炎と祈祷札」「沐浴身体…」はリズムがあるので、偈(げ=経典のなかの詩句の部分)のようなものだろう。この日も東京と吹田(大阪府)からご参拝者があった。師の風邪は、まだ治りきらないようだ。では、全文を紹介する。「沐浴身体当願衆生身心清浄内外無垢」蔵王供正行9日目(5月9日)。晴れのち曇り。今日の一日。5時前に起床。5時半、第17座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第18座目蔵王権現供養法修法於脳天堂10時半、本堂法楽・例...田中利典師の「蔵王供正行/第9日沐浴身体当願衆生身心清浄内外無垢」

  • 奈良市中部公民館の北隣りに、泡系ラーメン「鶏next」がオープン!

    近鉄奈良駅の近くに、新しいラーメン店がオープンした。その名は「鶏next(ネクスト)」(奈良市林小路町23-1)。やすらぎの道沿いで、奈良市中部公民館の北隣りという便利な場所である。プレオープンが2月25日(2024年)、翌日がお休み(仕込みの日)で、2月27日(火)から本格オープンした。※トップ写真はChickenBlackチャーシュー(1,200円税込み、以下同じ)泡系ラーメンで知られる「ラーメン家みつ葉」(奈良市富雄元町3丁目3-15-1)とコラボされているそうで、こちらも泡立てたラーメンが特徴だ。自動販売機で食券を先に買うシステムで、貼り紙には「当店は鶏と豚骨を使った白湯ラーメンとなっております。〇ChickenBlack醤油ベース〇ChickenWhite塩ベース」とある。営業時間は11:00~...奈良市中部公民館の北隣りに、泡系ラーメン「鶏next」がオープン!

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第8日 修行させていただく悦び」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行8日「修行をさせていただく悦び」〉(師のブログ2015.5.8付)である。師はまだ、風邪を引きずっておられたようである。この日、切り絵作家の西村幸祐(こうすけ)さんご夫妻が、大和郡山市からお参りに来られた。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)私はこないだ(2024.2.18)、西村さんの作品をNHKEテレ「こころの時代歎異抄にであう(5)」(再)で拝見したばかりである。複雑な構図の見事な大作だった。作品の一部は西村さんの公式HPで拝見することができる。では、全文を紹介する。「修行をさせていただく悦び」蔵王供正行8日(5月8日)。快晴。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は10時、ただし午前1時まで寝付けず。咳が止まらない。5時に起床。5時半、第15座目蔵王権...田中利典師の「蔵王供正行/第8日修行させていただく悦び」

  • 「奈良の食文化 魅力発見フォーラム」、3月12日(火)開催、入場無料!(2024 Topic)

    3月12日(火)14時から、「なら食と農の魅力創造国際大学校附属セミナーハウス」で、「奈良の食文化魅力発見フォーラム」が開催される。入場無料で要申し込み(先着順)である。申し込みは、こちらの専用フォームから入る。チラシはこちら。県(豊かな食と農の振興課)のHPによると、〔奈良の食文化魅力発見フォーラム〕保存食のヒミツとミリョク■基調講演“奈良の食文化と保存食”的場輝佳氏(奈良女子大学名誉教授)■パネルディスカッション“保存食のヒミツとミリョク”●浦西勉氏(元龍谷大学文学部教授)●黒川伸一氏(吉野本葛黒川本家社長)●寺岡伸悟氏(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所長)●平井孝典氏(総本家柿の葉ずし平宗社長)●森麻理子氏(森奈良漬店社長)■日程令和6年3月12日(火)14時~16時30分(13時30分開場)■内...「奈良の食文化魅力発見フォーラム」、3月12日(火)開催、入場無料!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第7日 朝題目、夕念仏」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行7日「朝題目夕念仏」〉(師のブログ2015.5.7付)である。天台宗では「朝題目夕念仏」、つまり朝に法華経を読み、夕方に阿弥陀経を唱えるというのが基本なのだそうだ。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)師は40年以上前に履修されたお経を、叡山学院で学ばれたばかりのご長男とお二人で唱えておられるそうで、これは微笑ましい。ご参拝者も、途切れずに続いているとのことだ。では、以下に全文を紹介する。「朝題目夕念仏」蔵王供正行7日(5月7日)。晴れ。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は風邪のため、9時。でも結局12時半には目が覚めて、なかなか寝られず。風邪は回復。5時前に起床。5時半、第13座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第14座目蔵王...田中利典師の「蔵王供正行/第7日朝題目、夕念仏」

  • 読者からのお便り/昼食は「果物」です(奈良新聞「明風清音」)

    私は奈良新聞「明風清音」欄に、毎月1~2回、寄稿している。明日(2024.2.29)はちょうど100回目にあたり、〈「平成」をドラマで回顧〉という記事が載る。※トップ写真は奈良県産イチゴ。向かって左から、古都華、珠姫(たまひめ)、あすかルビー平成の時代にヒットしたテレビドラマで、当時の世相や流行を振り返る、という趣旨だ(私はテレビドラマが大好きである。朝ドラや大河のほか、民放の連続ドラマもよく視聴する)。前々回(1/25)に掲載されたのは〈昼食は「果物」です〉という記事だった。果物好きの私が「もっと果物を食べて、元気になりましょう」と呼びかけたものだ(当ブログ記事は、こちら)。これに対してある女性読者から、こんなお便りが届いた(奈良新聞社に届き、それをデスクがわが家に転送してくださった)。めったにないこと...読者からのお便り/昼食は「果物」です(奈良新聞「明風清音」)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第6日 行不退」

    今日の「田中利典師曰く」は、元に戻って〈蔵王供正行6日目「行不退」〉(師のブログ2015.5.6付)である。「行不退」とは「修行に入れば退くことがない(途中でやめられない)」ということ。東大寺二月堂の修二会(お水取り)も、「不退の行法」と言われる。752年のスタートから今日まで、一度も途切れたことがないからだ。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)この頃利典師は風邪を引いて、37℃を超える熱があったそうだが、だからといってやめるわけには行かない。これまで午後の護摩には必ずご参拝者がいらっしゃるし、ご長男も一緒に行じておられるというから、これは頼もしい。では、以下に全文を紹介する。「行不退」蔵王供正行6日目(5月6日)。晴ときどき曇り。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は12時。5時前に起床。5時半...田中利典師の「蔵王供正行/第6日行不退」

  • 渡来系豪族・阿智使主(あちのおみ)夫妻を祭る「於美阿志(おみあし)神社」(明日香村)/毎日新聞「やまとの神さま」第75回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.2.22)掲載されたのは〈渡来系豪族の始祖祭る/於美阿志神社(明日香村)〉、執筆されたのは明日香村にお住まいの清水雅子さんだった。※トップ写真は於美阿志神社の拝殿=明日香村渡来人名の「阿智使主(あちのおみ)」が逆転して転訛(てんか)し、「おみあし(於美阿志)」になったという。しかも境内地は、国史跡「檜隈寺(ひのくまでら)跡」なので、なかなかややこしい。では、以下に全文を紹介する。渡来系豪族の始祖祭る/於美阿志神社(明日香村)於美阿志神社(明日香村檜前(ひのくま))は高台に鎮座し、近くには、いずれも特別史跡のキトラ古墳や高松塚古墳があります。「飛鳥史跡事典」によると、この地は渡来系の豪族・東...渡来系豪族・阿智使主(あちのおみ)夫妻を祭る「於美阿志(おみあし)神社」(明日香村)/毎日新聞「やまとの神さま」第75回

  • 田中利典師の「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(後編)

    今日の「田中利典師曰く」は、2015年の師の「蔵王供正行」日記はお休みして、「NewsPicks+d」というサイトに掲載された師へのインタビュー記事「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(全2回のうちの後編)を紹介する(前編は、こちら)。今回は、20年前の吉野大峯の世界遺産登録のことも紹介されている。〈田中さんの心血注いだ運動のおかげで、わずか半年で文化審議会で答申され、暫定リストに載り、4年で正式に世界遺産となりました。これは世界最速でした〉。以下、「地の文」を黒、「師の発言」を青で表示する。長い記事だが、ぜひ全文をお読みいただきたい。動くことで運は開ける。不安や焦り、怒りから解放されるにはNaraokaShuko(AlphaDrive/NewsPicksforBusiness編集者)山へ...田中利典師の「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(後編)

  • 年齢による違いが消えた!「消齢化(しょうれいか)」社会の到来/奈良新聞「明風清音」第99回

    毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿している。早くも、次回で100本目となる。先週(2024.2.15)掲載されたのは〈「消齢化」社会の到来〉、博報堂生活総合研究所の『消齢化社会』(集英社インターナショナル刊)を紹介した。※トップ写真は、フリー素材サイト「ぱくたそ」から拝借した年齢による違いがなくなり、いわば「年齢別マーケティング」の通用しない時代になった、という話で、私は大いに興味をそそられた。以下に全文を紹介する。「消齢化」社会の到来興味深い本を読んだ。博報堂生活総合研究所著『消齢化(しょうれいか)社会~年齢による違いが消えていく!生き方、社会、ビジネスの未来予測~』(集英社インターナショナル刊)だ。同研究所は〈博報堂が「生活者発想」を具現化するために、1981年に設立されました。人間を、単なる...年齢による違いが消えた!「消齢化(しょうれいか)」社会の到来/奈良新聞「明風清音」第99回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第5日 墨書」

    今日の「田中利典師曰く」は、もとに戻って〈蔵王供正行第5日「墨書」〉(師のブログ2015.5.5付)、「化他行・蔵王権現供養法百座修行」の修行記(第5日)を紹介する。タイトルの「墨書」は、特別祈祷の「お札」と、蔵王供祈願の「護摩木」への墨書のこと。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)「うっかりすると1時間半から2時間かかったりする。就寝時間が遅くなるのはそのせいもある」というから、これは大変だ。お坊さんの日常生活は、一般人には計り知れないが、このように日記スタイルで書いていただくと、「ふーん、こんな陰のご苦労があったのか」とよく分かるのでありがたい。なお文中に登場する「スーパーサイヤ人」とは、漫画『ドラゴンボール』に登場するサイヤ人の変身形態である。では、以下に全文を紹介する。蔵王供正行第5...田中利典師の「蔵王供正行/第5日墨書」

  • 大和の総社か、下ツ道沿いの「国府(こくふ)神社」(高市郡高取町)/毎日新聞「やまとの神さま」第74回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.2.15)掲載されたのは〈「大和国の総社」と伝わる/国府神社(高取町)〉、執筆されたのは高取町在住の吉田英弘さんだった。※国府神社の本殿=高取町でよく車で大和郡山市今国府町(いまごうちょう)付近を通るが、「今国府ということは、どこかに旧国府があったのだろうな」と思っていたが、もしかするとそれが高取町だったのかも知れない。では、以下に全文を紹介する。国府神社(高取町)国府神社(高取町)の由緒は不詳ですが、説明板に「大和国(やまとのくに)の総社(そうじゃ)」だったと書かれています。総社とは特定地域の神社の祭神を集めて祭った社。古代の国司(こくし=現在の知事)は管内の神社を巡回するのが務めでした...大和の総社か、下ツ道沿いの「国府(こくふ)神社」(高市郡高取町)/毎日新聞「やまとの神さま」第74回

  • 田中利典師の「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(前編)

    今日の「田中利典師曰く」は、2015年の師の「蔵王供正行」日記はお休みして、「NewsPicks+d」というサイトに掲載された師へのインタビュー記事「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(全2回のうちの前編)を紹介する。このサイトについては、〈「NewsPicks+d」はNewsPicksとNTTドコモが共同で運営するメディアサービスです。日本各地のビジネスパーソンが身近に使える経済情報を届けます〉というものだ。私が以前紹介した養老孟司著『唯脳論』のことにも、触れていただいている。以下、「地の文」を黒、「師の発言」を青で表示する。やや長いが、ぜひ全文をお読みいただきたい。なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか(2024.2.10)NaraokaShuko(AlphaDrive/Ne...田中利典師の「なぜ、一流のビジネスリーダーは修験道にハマるのか」(前編)

  • 第4回王寺町クイズ大会「ゆきまるQ」、王寺観光ボランティアガイドの会が初優勝!(2024 Topic)

    2月17日(土)14時から、「王寺町地域交流センターリーベルホール」で、第4回クイズ大会「ゆきまるQ」が開催された(王寺町観光協会・奈良まほろばソムリエの会共催)。観覧自由(予約無用)、入場無料だった。出場チームは過去最高の10チームだ。今回は初めて、奈良検定の過去問など、地元奈良県に特化したクイズ問題が出題された(王寺町観光協会のHPは、こちら)。問題の制作はNPO法人「奈良まほろばソムリエの会」だったので、私は浮世博史さん(西大和学園社会科教諭)とともに登壇して、問題文の解説をした。ちなみに過去3回の問題は、すべて浮世さんが作成された。いかにも中高生クイズ大会向けの「元素記号」とか「新人歌手の名前」「アニメのタイトル」を問うような問題だった。今回出場したのは、〈大人チーム〉①斑鳩の里観光ボランティアの...第4回王寺町クイズ大会「ゆきまるQ」、王寺観光ボランティアガイドの会が初優勝!(2024Topic)

  • 田中利典師の「8分間修験道入門」(福島県郡山市「祈りの回廊フォーラム」基調講演 2013.2.14)

    今、当ブログでは「田中利典師曰く」として、2015年の師の「蔵王供正行」を追いかけているが、今日は一旦お休みにして、師が3日前にFacebookにアップされた思い出「8分間修験道入門」(師のブログ2017.2.16付)を紹介したい。何しろ、わずか8分間で修験道1300年の歴史を話されたというのだから、すごい。以下、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)「8分間修験道入門」ー田中利典著述集(2017.2.16)4年前(2013年)の2月14日に、東日本大震災復興支援の企画(奈良県・観光庁共同)で、東大寺、薬師寺、法隆寺、興福寺、唐招提寺、西大寺をはじめ、春日大社、石上神宮など、奈良県を代表する寺社のみなさんとともに、当時金峯山寺の執行長だった私は、福島県郡山市での「祈りの回廊フォ...田中利典師の「8分間修験道入門」(福島県郡山市「祈りの回廊フォーラム」基調講演2013.2.14)

  • 私の昼食は、果物です!/奈良新聞「明風清音」第98回

    毎月1~2回、奈良新聞「明風清音」欄に寄稿している。先月(2024.1.25)掲載されたのは〈昼食は「果物」です〉。政府の「食事バランスガイド」(厚生労働省・農林水産省)では、果物の摂取目標を「1日200グラム」(ミカンなら2個、カキなら1個)としているが、なかなかこんなに食べている人は少ないし、そもそも日本人の果物摂取量(140~105グラム)は、世界でも最低レベルだ。※写真はアルギット農法ミカン、ゆら早生(以上、よってって)、味自慢みかん(ダイエー)なぜこんなに少ないのか、なぜ果物を食べないといけないのか、このようなことを果物好きの私が書いた。私は1日2食にしているが、果物はたくさん食べる。主に朝食と夕食の間に食べるので、「昼食は果物」なのだ。果物はカロリーが低いので、太る心配もない。では、以下に全文...私の昼食は、果物です!/奈良新聞「明風清音」第98回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第4日 時間がない」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行第4日・・・「時間がない」〉(師のブログ2015.5.4付)、「化他行・蔵王権現供養法百座修行」の修行記(第4日)である。「時間がない」とは、14時に行を終えたあとも、事務処理などに追われてバタバタされている、ということのようだ。離職される直前まで、イベントや「こころの時代」(NHKEテレ)への出演などで、行の準備ができなかったのだ。「里の行」も大変なのである。それでも「こころの時代」を視聴してお参りされる方もいて、林南院への注目度も上がっている。では、全文を紹介する。蔵王供正行第4日・・・「時間がない」蔵王供正行第4日ー5月4日。曇り一時雨。今日の一日。ちなみに昨日の就寝は11時。5時前に起床。5時半、第7座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本...田中利典師の「蔵王供正行/第4日時間がない」

  • いよいよ明日(2/17)は「王寺町クイズ大会」です、観覧自由・入場無料!(2024 Topic)

    いよいよ明日・2月17日(土)14時から、「王寺町地域交流センターリーベルホール」(王寺駅前・西友のあるリーベル王寺東館の5階)で、第4回クイズ大会「ゆきまるQ」が開催される(王寺町観光協会と奈良まほろばソムリエの会の共催)。観覧自由(予約無用)、入場無料だ。今回は初めて、奈良検定の過去問など、地元に特化したクイズ問題が出題される。出場チームは過去最高の10チームだ。〈大人チーム〉①斑鳩の里観光ボランティアの会②王寺観光ボランティアガイドの会③おうじ・まちの宣伝隊④交通三社JNK連合軍(JR西日本、奈良交通、近鉄)⑤チーム食(王寺町食品衛生協会)⑥チーム東横イン〈中高生チーム〉⑦大阪星光学院中・高等学校クイズ研究会(*前回優勝校)⑧四天王寺中・高等学校クイズ研究部⑨東大寺学園中・高等学校クイズ研究部⑩西大...いよいよ明日(2/17)は「王寺町クイズ大会」です、観覧自由・入場無料!(2024Topic)

  • 蘇我氏の始祖を祭る「宗我坐宗我都比古(そがにますそがつひこ)神社」(橿原市曽我町)/毎日新聞「やまとの神さま」第73回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.2.8)掲載されたのは〈蘇我氏の始祖を祭る/宗我坐宗我都比古神社(橿原市)〉、執筆されたのは、同会会員で橿原市在住の田村基樹さんだった。※トップ写真は、宗我坐宗我都比古神社の拝殿=橿原市曽我町で同欄では前回、〈蘇我入鹿を祭る唯一の神社「入鹿神社」(橿原市)〉(近鉄橿原線の八木西口駅から徒歩約10分)を紹介したが、今回は蘇我氏の「先祖」を祭る神社で、近鉄大阪線の真菅駅からすぐのところにある。では、全文を紹介する。宗我坐宗我都比古神社(橿原市)飛鳥時代に活躍した豪族、蘇我氏の始祖を祭る宗我坐宗我都比古(そがにますそがつひこ)神社(橿原市)は、蘇我氏の本拠地として有力な曽我町に鎮座します。この地...蘇我氏の始祖を祭る「宗我坐宗我都比古(そがにますそがつひこ)神社」(橿原市曽我町)/毎日新聞「やまとの神さま」第73回

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第3日 NHK 恐るべし…」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行第3日「NHK、恐るべし・・・」〉(師のブログ2015.5.3付)、「化他行・蔵王権現供養法百座修行」の修行記(第3日)である。この前月(2015.4.26)、師はNHKEテレ「こころの時代」に出演された。私も拝見したところ、師の思いがビンビン伝わってくる良い番組だった。※トップ写真は、師のブログから拝借した師は〈録画でじっくりみると、まあまあ、言いたいこと、伝えたいことが、だいたい出ていたのではないかと思っています。見ていただいた私の周りの方の感想も概ね、上等でした。再放送は5月2日午後1時からです。見逃した方は是非、ご覧下さい。自坊の映像も、おもったより、美しく処理されていました〉(2015.4.27付)とお書きだった。この番組の再放送とラジオ版がこの頃にオンエ...田中利典師の「蔵王供正行/第3日NHK恐るべし…」

  • 「シャクヤクどぶろく」で地域活性化!御所市の葛城酒造と、さんろく自然塾うめだファームがコラボ

    日曜日(2024.2.11付)の毎日新聞奈良版に、〈シャクヤク酵母で酒の花咲かす葛城酒造、新人女性杜氏が挑む仕込み終え月末に完成予定〉という記事が出ていた。※トップ写真は、毎日新聞の記事サイトから拝借したシャクヤク(芍薬)の花から分離した酵母(花酵母)を使って、どぶろく(濁り酒)を作るというのだ。仕込む量が少なくて搾れないので、搾らない「どぶろく」になったそうだ。どんな味がするのか、これは楽しみだ。以下、記事全文を紹介する。銘酒「百楽門」で知られる御所市名柄の「葛城酒造」が、薬草のシャクヤクの花由来の酵母菌を使った日本酒造りに取り組んでいる。作り手不足で一時は事業断念の危機にあった老舗酒造を救おうと、他業界から飛び込んだ新人女性杜氏(とうじ)が前人未到の挑戦を決めた。9日に仕込みを終え、順調なら今月下旬に...「シャクヤクどぶろく」で地域活性化!御所市の葛城酒造と、さんろく自然塾うめだファームがコラボ

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第2日 妙音声」

    今日の「田中利典師曰く」は、〈蔵王供正行第2日「妙音声」〉(師のブログ2015.5.2付)である。金峯山寺から自坊に帰られた師は、22年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願された。※トップ写真は、師のブログから拝借した今回はその2日目である。1日2回(2座)の修法なので、すべて(百座)やり遂げるには、50日かかる。なお「千願」とは、「多くの願」ということのようだ。タイトルの「妙音声」とは、修行中に聞こえてくるウグイスの声や耕耘機の音。動物と人が調和しながら自然の中で暮らしているという有り難みを感じられたという。時々座禅を組む私の友人も、「目を閉じて座っていると、鳥のさえずりや野良猫などがガサゴソする音がよく聞こえる」という。時には、静寂の中に身を置くこ...田中利典師の「蔵王供正行/第2日妙音声」

  • 奈良まほろばソムリエの会「こころときめく春、大和路」(3~4月)、4本のツアーを募集中!(2024 Topic)

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」ガイドグループは、「こころときめく春、大和路」として、4本のツアーを募集している。懇切丁寧なガイドと低廉な参加費で、いつもすぐに満員になる。ぜひ、お早めにお申し込みを!参加者募集ツアー奈良まほろばソムリエと巡る2024春こころときめく春、大和路◆ただいま受付中。各コ-スのタイトルをクリックし、コースの記事内からお申し込みくださいR1~R4受付開始2月1日午前9時R1)春の奈良公園から高円へ:2024年3月30日(土)R2)畝傍山周辺四代の天皇陵を巡る:2024年4月7日(日)R3)いにしえの「大和郷」をぐるり探訪:2024年4月13日(土)R4)大和高田の歴史をタイムトラベル!:2024年4月29日(月・祝)奈良まほろばソムリエの会「こころときめく春、大和路」(3~4月)、4本のツアーを募集中!(2024Topic)

  • 田中利典師の「蔵王供正行/第1日 初日」

    今日の「田中利典師曰く」は、「蔵王供正行初日」(師のブログ2015.5.1付)である。金峯山寺から自坊に帰られた師は、22年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願された。いよいよこの日から、正行(本行)が始まった。5月に入ったばかりなのに、〈護摩道場の中は、護摩中は60度近くになる〉とは、大変だ。以下、全文を紹介する。蔵王供正行初日「初日」蔵王供正行初日ー5月1日。晴。今日の一日。5時前に起床。5時半、第1座目蔵王権現供養法修法於脳天堂7時、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、第2座眼蔵王権現供養法修法於脳天堂10時半、本堂法楽・例時作法於本堂12時半、風呂場にて水行13時、法楽採灯壇護摩供修法於脳天堂14時本堂法楽・法華経読誦於本堂以下、作務と事務に没頭。*...田中利典師の「蔵王供正行/第1日初日」

  • 御所市出身のJRA騎手・藤井勘一郎さん

    会社の先輩だった藤井さんのご長男は、日本中央競馬会(JRA)の騎手だ。御所市の中学を卒業後、オーストラリアに渡り騎手デビューを果たし、シンガポール、韓国などでレースに騎乗した。2019年にはJRAの騎手免許を取得した。当ブログでも、2011年と2013年の2回、彼を紹介している。※写真は承諾を得て、ご本人のX(旧旧Twitter)から拝借したしかし残念ながら2022年4月のレース事故で落馬し、脊髄を損傷された。今は懸命にリハビリに取り組まれているが、このたび引退が正式に決まり、今年2月17日(土)京都競馬場で引退式が行われるという。藤井さんはこの間の経緯を日本経済新聞「スポートピア」(2024.1.30付)に寄稿された。以下に全文を紹介する。〈スポートピア〉藤井勘一郎落馬後の歩みは「冒険」レース終盤、近く...御所市出身のJRA騎手・藤井勘一郎さん

  • 田中利典師の「修行日記/前行3日目」

    今日の「田中利典師曰く」は、「前行3日目ー4月30日」(師のブログ2015.4.30付)である。金峯山寺から自坊に帰られた師は、20年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願された。正行(本行)の前の3日間、師は「前行」に取り組まれた。今日はその最終日である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)翌日(5/1)から、50日間の正行(本行)が始まる。師は〈事務の面ではまだまだ準備不足であるが、十八道行法を九座行ずることで、蔵王供に向かう心と体の準備がだいぶ整ってきた〉とお書きである。22年前に建てたプレハブの物置きで寝泊まりされるとは少し心配だが、無事、満行されることをお祈りしたい。故五條順教猊下が揮毫された色紙は、「一行三昧」と読むのだろうか。...田中利典師の「修行日記/前行3日目」

  • 蘇我入鹿を祭る唯一の神社「入鹿神社」(橿原市)/毎日新聞「やまとの神さま」第72回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。先週(2024.2.1)掲載されたのは〈全国唯一蘇我入鹿祭る/入鹿神社(橿原市)〉、執筆されたのは、同会会員で橿原市在住の田村基樹さんだった。※入鹿神社の本殿=橿原市でこの神社は私もお参りしたことがあるが、明治政府からご祭神と神社名を変えるように指示されたが、住民が拒んだ、という話は初耳だった。では、全文を紹介する。入鹿神社(橿原市)飛鳥時代の豪族、蘇我入鹿(そがのいるか)の名を冠した入鹿神社(橿原市)は、近鉄大和八木駅の西に鎮座しています。この辺りは入鹿の母の出身地で、入鹿は幼少期をこの地で過ごしたとも伝わります。祭神は蘇我入鹿と素戔嗚尊(すさのおのみこと)で、入鹿を祭神とする全国で唯一の神社です。64...蘇我入鹿を祭る唯一の神社「入鹿神社」(橿原市)/毎日新聞「やまとの神さま」第72回

  • 田中利典師の「修行日記/前行2日目」

    今日の「田中利典師曰く」は、「修行日記/前行2日目」(師のブログ2015.4.29付)である。金峯山寺から自坊に帰られた師は、20年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願された。正行(本行)の前の3日間、師は「前行」に取り組まれた。今日はその2日目である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)「修行日記/前行2日目」日程は昨日通り。やっぱり準備が整っていないので、空いた時間にいろいろ雑務に追われる。とくに1座目と2座目があまり時間がないので、食事をするだけで、休息が取れない。幸い家人が道場の支度をやってくれるので、食事はゆっくり出来る。2座目が終わって、あやべ市民新聞の取材を受ける。行中とは言え、全てを受け入れる気持ちで、やっていくつもり…。...田中利典師の「修行日記/前行2日目」

  • おしゃれな中華ビストロ、「中華屋 炫(げん)」(橿原市今井町)

    2023年11月、中華屋炫(橿原市今井町1丁目4-12)がオープンしたと、会社で先輩だったFさんに教えていただいた。お店の公式インスタグラムは、こちら。※トップ写真は1/26(金)夜の部に撮影これらの写真は、2/2(金)に撮影した「奈良グルメ図鑑」には、〈八木西口駅から飛鳥川を渡ってすぐ、町屋風の建物。奈良県の食材を使った創作中華がいただける。店内はテーブルが5つとカウンター席、清潔感があり、高級感も漂う〉とある。私はこれまでに昼2回、夜に1回、お邪魔した。以下、訪問日ごとに紹介させていただく。場所は今井の町なかではなく、飛鳥川に沿った南北の広い道沿いなので、比較的分かりやすい。蘇武橋を渡り、「今井まちなみ交流センター華甍」に向かって南下する途中にある。二階建ての長屋の一部をリノベーションされている。駐車...おしゃれな中華ビストロ、「中華屋炫(げん)」(橿原市今井町)

  • 田中利典師の「修行日記/前行初日」

    今日の「田中利典師曰く」は、「修行日記/前行初日」(師のブログ2015.4.28付)である。金峯山寺から自坊に帰られた師は、20年ぶりに自坊での護摩供修行と、「化他(けた)行・蔵王権現供養法(蔵王供)百座千願祈祷」を発願された。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)正行(本行)のスタートは5月1日だが、師はその前の3日間、「前行」に取り組まれた。行の合間には来客応対や作務・事務に従事されているので、これは忙しい。今日はその初日の様子を紹介する。「修行日記/前行初日」今日からいよいよ蔵王供前行。今日はその初日。行中は日記がわりの備忘録をつけたいと思うが、毎日、アップ出来るかどうかは自信がないです。今日の一日。5時すぎに起床。6時、十八道行法修法於脳天堂7時10分、本堂法楽・法華懺法於本堂9時、十...田中利典師の「修行日記/前行初日」

  • 王寺町クイズ大会「ゆきまるQ」(第4回)、装いも新たに2月17日(土)開催!(2024 Topic)

    2月17日(土)14:00~17:00、王寺町観光協会と奈良まほろばソムリエの会の共催で、第4回王寺町クイズ大会「ゆきまるQ」が開催される。会場は、王寺駅北口の「リーベルホール」(リーベル王寺東館5階)で観覧は無料だ。詳細は末尾に掲載(王寺町観光協会のHP)したが、すでに8チームの出場が決まっている。私も問題解説の補助員として、登壇することになっている。今回、初参加されるのが「交通3社JNK連合軍」と「東横インチーム」。前者はJR西日本、奈良交通、近鉄の交通3社からお1人ずつ参加して1つのチームとして戦う。後者は東横INN奈良王寺駅南口の従業員さんで構成されるチームだ。しかも今回から、問題は、「奈良まほろばソムリエ検定」(奈良検定)の過去問を中心に、出題される。「地元を知って、地元愛を育んでもらう」という...王寺町クイズ大会「ゆきまるQ」(第4回)、装いも新たに2月17日(土)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「自坊生活3週間…」

    今日の「田中利典師曰く」は、「自坊生活3週間…」(師のブログ2015.4.22付)。この年の3月末、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。今回は、この3週間の様子をお書きになっている。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)師は、学校を卒業されたご長男の助けを借りながら、相変わらず精力的に仕事をこなしておられる。5月からの「化他行蔵王供千願百座祈祷行」も目前だ。そんなあわただしい日々の生活(里の行)を読み取っていただきたい。では、全文を紹介する。自坊生活3週間…まあ、3週間と言っても、じっとしていたわけではなく、九州への出向巡拝や沖縄旅行などがあり、実質は10日あまりしか、いなかったのですが…。九州では10体の蔵王権現様を開眼させていただ...田中利典師の「自坊生活3週間…」

  • 雨乞いにご利益、池がご神体の「池神社」(吉野郡下北山村)/毎日新聞「やまとの神さま」第71回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。今週(2024.1.25)掲載されたのは、〈役行者ゆかり池がご神体/池神社(下北山村)〉、執筆されたのは同会会員で、吉野郡天川村にお住まいの奥田八尋(やひろ)さんだった。※トップ写真は池神社の拝殿、下北山村で下北山村と言えば1ヵ月ほど前、国道169号で土砂崩れがあり、今も通行止めが続いている。池神社の取材や写真撮影は、土砂崩れの前に済ませていたようで、原稿が間に合って安堵している。では、全文を紹介する。池神社(下北山村)池神社は下北山村池峰にある明神池のほとりに鎮座します。この池は周囲が約1㌔もある県内最大の天然池で、神社のご神体です。1300年ほど前に池の水面が荒れ狂ったとき、修験道の開祖、役行者(えん...雨乞いにご利益、池がご神体の「池神社」(吉野郡下北山村)/毎日新聞「やまとの神さま」第71回

  • 田中利典師の「花も終わりになりにけり…」

    今日の「田中利典師曰く」は、「花も終わりになりにけり…」(師のブログ2015.4.14付)。この年の3月末、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。今回は、それから2週間の様子をお書きになっている。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)こんなに多忙にされているのに、沖縄へご家族で5日間のご旅行をされていて、これはご立派だ。同年4/3付のブログには、〈1日からは腸炎になり、下痢が続いています〉とあったが、おそらくストレスや生活の変化から急性腸炎を発症されたのだろう。まあ、よく乗り越えられたものだ。なおタイトルの花の終わりとは、〈今年こそ、蔵王堂の四本桜の苗を移植した、自坊のご神木桜の満開を見られると思っていたのに、九州に行く前に咲きかけて、...田中利典師の「花も終わりになりにけり…」

  • 吉野山の金峯山寺で「仁王門修理現場見学会」、2月25日(日)開催!(2024 Topic)

    金峯山寺では、国宝の仁王門を修理中である。その現場で2月25日(日)、見学会(説明会)が開催される。参加費は3,000円、要申し込みで定員は20名。先着順なので、ぜひ今からお申し込みを!同寺のHPによると、※トップ写真は、同寺のHPから拝借した国宝仁王門修理現場見学会参加者募集金峯山寺仁王門の大修理事業は、建物の解体が完了し、基壇の発掘調査が行われています。建物の解体途中には新たに墨書が発見され、発掘調査では古銭などが発見されるなど、仁王門の歴史解明に近づいています。その仁王門の修理現場見学会を下記のとおり開催いたします。*開催日時:令和6年2月25日(日)13時30分~15時30分*集合場所:金峯山寺蔵王堂前受付所(13時より受け付け開始)*参加費用:3,000円(蔵王堂拝観料・資料代を含む)*募集定員...吉野山の金峯山寺で「仁王門修理現場見学会」、2月25日(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「宝勝院誕生!!」

    今日の「田中利典師曰く」は、「宝勝院誕生!!」(師のブログ2015.4.1付)。この前日、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。今回は、その感慨をお書きになっている。以下、全文を紹介する。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)宝勝院誕生!!今日は4月1日…こんな日に情報を出すと、真実みがないがねえ。昨日、吉野を帰山しました。たくさんの方に別れを惜しんで泣いていただきました。いろいろな思いも交錯して、帰りの車での道中ではちょっとうるうるしました。ただまあお坊さんを辞めるわけでもありません。少し本山を離れざるを得ないのですが、これは新管長さまの就任時に2年で離職するのは決まっていましたので、淡々と仕事に専念してきましたから、ありがたく全う出...田中利典師の「宝勝院誕生!!」

  • 磯田道史さん、桜井市で講演会「考古学ファンとしてヤマトを語る」2月18(日)開催!(2024 Topic)

    歴史学者・磯田道史(いそだ・みちふみ)さんの講演会が、2/18(日)14時から、「桜井市立図書館」(桜井市河西31)で開催される。要申し込み、定員は300人で先着順、参加費は1,000円(当日現金支払)。主催者である「うるわしの桜井をつくる会」のHPによると、NHK「英雄たちの選択」や多くの著書で知られる歴史学者磯田道史氏の公開講演会を開催します演題「考古学ファンとしてヤマトを語る」1日時2024年2月18日(日)14:00から16:00先着300名2場所桜井市立図書館0744-44-2600奈良県桜井市河西31番地3参加費1000円4申込みチラシをダウンロードしてFAXにて、又は下記メールアドレスへ氏名・住所・電話番号をご記入し申し込んでください。後日、参加証を郵送しますので、当日はご持参いただき受付に...磯田道史さん、桜井市で講演会「考古学ファンとしてヤマトを語る」2月18(日)開催!(2024Topic)

  • 田中利典師の「さらば吉野!また会う日まで」(退任のご挨拶)

    今日の「田中利典師曰く」は、〈さらば吉野!また会う日まで…「退任のご挨拶」〉(師のブログ2015.3.31付)である。この日、利典師は34年間お務めになった金峯山寺を退職され、京都府綾部市の自坊「林南院」にお戻りになった。この年、師は還暦の60歳だった。※トップ写真は朝日新聞奈良版(2015.3.31付)このあとも師は怠ることなく、自坊で50日間の参籠修行などをされている。「これは、60歳のお体には堪(こた)えただろうな」と思いながら拝読したが、それはまた追って紹介する。では、ご退任の日の全文を以下に抜粋する。さらば吉野!また会う日まで…「退任のご挨拶」私は3月31日を以て、金峯山修験本宗の宗務総長を辞するところとなりました。足かけ15年の長きにわたる在任中、本当に多くの方々に支えていただきましたこと、心...田中利典師の「さらば吉野!また会う日まで」(退任のご挨拶)

  • 村の恵みを凝縮した「山添プレート」 by 奈良ホテル

    月曜日(2024.1.22)、当ブログに〈山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!〉という記事をアップし、「お客さんの少なそうな日に、訪ねてみることにしよう」と締めた。ちょうど水曜日(1/24)に時間が取れたので、午前11時のスタート時間に合わせて、奈良ホテルを訪ねた。こんな「お品書き」をいただいたランチが提供されているのは「メインダイニング」かと思ったが、そこは「準備中」だった。聞いて見ると「ティーラウンジ」だと言うことだったので、そちらに向かった。早い時間帯だったので、お客さんは1組(2人)だけで、そのあと1人と1組(2人)が入って来られた。「山添プレート」を注文したのは私1だけのようだった。まずはライスバーガーとピクルスが到着。ライスバーガーにはたっぷりのミンチ肉と...村の恵みを凝縮した「山添プレート」by奈良ホテル

  • 田中利典師の「修験道の廃絶」(世界遺産登録10周年記念講座)

    今日の「田中利典師曰く」は、「修験道の廃絶」(師のブログ2015.3.6付)、前年に開催された「吉野大峯世界遺産登録10周年記念連続講座in東京」の中の〈日本が日本のままで生きている世界遺産「吉野大峯」〉(2014.7.11)の話である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)明治維新後の神仏分離令・修験道廃止令によって、日本の宗教は大きく変わった。しかも〈これは何も修験だけの問題であったわけではなくて、日本国全体の大きな転換期でありました。私はある種の文化大革命、日本人の精神文化がここで大きく変えられたと思っています〉と持論を展開されている。ぜひ、全文をお読みいただきたい。「修験道の廃絶」今から1400年ほど昔、西暦538年、あるいは552年といいますが、仏教が正式に日本に伝わってまいりました...田中利典師の「修験道の廃絶」(世界遺産登録10周年記念講座)

  • 當麻寺「練供養」が、国の重要無形民俗文化財に指定!

    當麻寺の「聖衆来迎練供養会式(しょうじゅうらいごうねりくようえしき)」が、国の重要無形民俗文化財に指定されることになった、おめでとうございます!発表当日(2024.1.19)のNHK奈良放送局のサイトには、※トップ写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した葛城市の當麻寺に伝わる菩薩に扮した人たちが境内を練り歩く伝統行事「練供養」が、新たに国の重要無形民俗文化財に指定されることになりました。葛城市の當麻寺の「練供養」は、寺の本尊になっている、国宝の曼荼羅を一晩で織り上げたとされる「中将姫」の伝説を再現した平安時代から続く伝統行事です。毎年、4月に生きたまま仏になったという中将姫の化身の仏像を迎えようと、仮面をかぶって菩薩に扮した人たちが、寺の境内に設けられた長さ100メートルほどの橋の上を練り歩く様子が見どこ...當麻寺「練供養」が、国の重要無形民俗文化財に指定!

  • 田中利典師の「蔵王権現信仰の伝播」(世界遺産登録10周年記念講座)

    今日の「田中利典師曰く」は、「蔵王権現信仰の伝播」(師のブログ2015.2.28付)、前年に開催された「吉野大峯世界遺産登録10周年記念連続講座in東京」の中の〈日本が日本のままで生きている世界遺産「吉野大峯」〉(2014.7.11)の話である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)スキー場としてよく知られている山形の「蔵王」、もとの名前は「刈田嶺(かったみね)」。ここにあった刈田嶺神社の寺(神社寺、別当寺)に吉野山の蔵王権現を勧請した(招いた)。そこから山の名前も、蔵王と呼ばれるようになったそうだ。このように吉野山・金峯山寺の蔵王権現は全国に勧請され、伝播していった。では、全文を以下に紹介する。「蔵王権現信仰の伝播」吉野の権現信仰を中心とする修験信仰は、全国に伝播をいたします。蔵王権現の話を...田中利典師の「蔵王権現信仰の伝播」(世界遺産登録10周年記念講座)

  • 山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!(2024 Topic)

    金曜日(2024.1.19)の奈良新聞に〈地域共生地産地消村産野菜たっぷり奈良ホテルがランチメニュー「山添プレート」開発〉という記事が出ていた。山添村(奈良県山辺郡)の野菜や味噌などを使ったプレートランチに、村産の茶葉を使った和紅茶がセットされていて@3,500円(税サ込)なのだそうだ。記事によると、※トップ写真は、奈良新聞の記事サイトから拝借した奈良市高畑町の奈良ホテル(原田隆太社長)は、山添村産の野菜をふんだんに用いたランチメニュー「山添プレート」を開発した。同村や地元農家の協力を得て企画された地域共生、地産地消を意識した期間限定商品で、20日から提供される。県内市町村の魅力を発信しようと同ホテルが昨年5月から展開している体験イベント「奈良をつなぐ・チェーンなら」に合わせて考案。ランチ提供は今回が初め...山添村の野菜がたっぷり、奈良ホテルのプレートランチ、2月29日(木)まで!(2024Topic)

  • 田中利典師の『山に祈る~峯寺(みねじ)老僧随想録~』レビュー

    今日の「田中利典師曰く」は、〈『山に祈る~峯寺老僧随想録~』を読んで…〉(師のブログ2025.2.25付)である。真言宗の機関誌「六大新報」に寄稿された書評である。※トップ写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)本書著者の松浦快芳大僧正は、峯寺(島根県雲南市)の名誉住職である。利典師は〈山あいの風土に溶け込んだ老僧の人柄と、まさにローカリズムを生きることの豊かさを教えてくれる〉と評されているように、いかにも「近代と戦う山伏」らしい書評をお書きである。以下に全文を紹介する。先日少し書いた『山に祈る~峯寺老僧随想録~』の書評が、六大新報の2月25日号に掲載された。ちょっと分量が多すぎたので、200字ほどカットされたが、読み返して、まあ、頑張って書いていると思う。以下、オリジナルの文章を貼り付けます。掲載され...田中利典師の『山に祈る~峯寺(みねじ)老僧随想録~』レビュー

  • 2月11日の奇祭・砂かけ祭で知られる廣瀬大社(河合町)/毎日新聞「やまとの神さま」第70回

    NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は毎週木曜日、毎日新聞奈良版に「やまとの神さま」を連載している。早いもので、今回(2024.1.18付)で70回を迎えた。今回は〈河川群交わる地に水神/廣瀬大社(河合町)〉、執筆者は同会会員で、京都市在住の砂田信夫さんだった。※トップ写真は、廣瀬大社の拝殿=河合町川合で廣瀬大社は古くから「水の神」として知られ、「風の神」の龍田大社(三郷町)と合わせて祭られ、かつては2つの神社に毎年4月と7月、勅使が遣わされていた。では、全文を紹介する。廣瀬大社(北葛城郡河合町)廣瀬大社(河合町)は、大和川、飛鳥川、曽我川など奈良盆地を流れる多くの河川が合流する地に鎮座します。このため、主祭神は水をつかさどる若宇加能売命(わかうかのめのみこと)(大忌神=おおいみのかみ)です。山谷の悪水...2月11日の奇祭・砂かけ祭で知られる廣瀬大社(河合町)/毎日新聞「やまとの神さま」第70回

  • 田中利典師の「能 春日龍神」鑑賞記

    「田中利典師曰く」、朝日新聞連載の紹介が終わったので、今回から師のブログ記事の紹介に戻る。今日は「能春日龍神」(師のブログ2015.1.21付)、NHK奈良放送局による「能春日龍神」(於:奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~)の鑑賞記である。※トップ写真は、フリー素材サイト「ぱくたそ」から拝借した師は〈昔の人たちは、とても細やかに生きていたのだなあという感想である。近代の幕開け以降、年を経るほどに、日本人の消費生活が蔓延して、おおざっぱで無教養な生活が広がっているように思えてならない〉とお書きである。確かにテレビをつけると「おおざっぱで無教養な」番組が多いので、それが原因かも知れない。では以下に全文を紹介する。「能春日龍神」今日は奈良県新公会堂で行われた「能春日龍神」に招かれて、行ってきた。大変勉...田中利典師の「能春日龍神」鑑賞記

  • おめでとうございます、鶴舞東町の「万惣」さんが40周年!

    日曜日(2024.1.1411:00~16:00)、「小粋料理万惣(まんそう)」(奈良市鶴舞東町2-26サンクレイン201)さんの開店40周年記念パーティが、「奈良春日野国際フォーラム甍~I・RA・KA~別館」(もと奈良公園シルクロード交流館)で開催された、おめでとうございます!写真で、楽しかったパーティの模様を振り返ることにしたい。開会のご挨拶、ご店主・長田耕爾さんと奥さん主賓として挨拶された石村由起子さん(くるみの木代表)と、乾杯ご発声の仲川げん市長当日のご参加者は、スタッフを含めて約160人だった。飲食コーナーでは、約10店舗が料理を提供された。お酒もたっぷりあった。いただいたご案内状に、お店の名前が出ていた。BarSavant(バー・サヴァン)、焼肉とみや、中華料理桂花、元町NEWS、寿司れんと、...おめでとうございます、鶴舞東町の「万惣」さんが40周年!

  • 田中利典師の「修験道ルネサンス」(朝日新聞「人生あおによし」第20回)

    田中利典師の「人生あおによし」(朝日新聞奈良版に2014年11月9日から20回掲載)、私は2023年12月4日から断続的に紹介させていただいたが、いよいよ今日で最終回となった。最終回にふさわしく、タイトルは「修験道ルネサンス」だ。※写真は、吉野山の桜(2022.4.7撮影)修験道では、人工物ばかりの都市で病んだ心を修行で回復させる。私は、これは養老孟司氏の『唯脳論』(ちくま学芸文庫)での主張と同じだ、と気がついて〈「脳化社会」と修験道〉という文章を奈良新聞に寄稿したことがある。近代と戦う山伏・利典師の面目躍如である。以下に全文を紹介する。修験道ルネサンス暑ければ冷房、寒ければ暖房、移動は車や飛行機で、電子レンジに冷蔵庫……便利なもの、体が楽をできるものばかりが増えました。高度な物質文明社会の発展は肉体が楽...田中利典師の「修験道ルネサンス」(朝日新聞「人生あおによし」第20回)

  • 西大和さえき(北葛城郡河合町)新年のグルメサークルは、お正月料理!

    シニア向けのカルチャースクール「奈良シニア大学」有志によるクラブ活動として、年に何回か「グルメサークル」を開催している。今月(2024年1月)は、12日(金)のランチタイムに、「西大和さえき」(北葛城郡河合町大輪田1674-2)を訪ねた。※トップ写真はお雑煮。さすが、料亭のお雑煮はとてもおいしい!お正月らしい器に入って、前菜が出てきた蓋を取ると、こんな感じ近鉄大輪田駅(田原本線)から、徒歩10分とかからない(下見では道を間違えて、30分もかかったが)。総勢28人。メニューは平日限定の「古都点心」にソフトドリンクをセットした。お正月には「お正月料理」が出てくると聞いていたので、大いに期待していたが、全く期待以上の素晴らしい料理と設(しつら)えだった。お店のHPには、関西風白味噌雑煮。この下には薄く切ったダイ...西大和さえき(北葛城郡河合町)新年のグルメサークルは、お正月料理!

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