zen9you さん プロフィール

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zen9youさん: 住職のひとりごと
ハンドル名zen9you さん
ブログタイトル住職のひとりごと
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/zen9you
サイト紹介文広島県福山市神辺町にある備後國分寺から配信する住職のひとりごと 幅広く時折々の思いを語る
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供25回 / 365日(平均0.5回/週) - 参加 2006/08/24 17:53

zen9you さんのブログ記事

  • なぜ秘仏なのか
  • お正月には、何組かのご家族が玄関から客殿に上がり、新年の挨拶をしてお茶を飲み歓談されます。そして、本堂にお詣りして御先祖のお位牌を御本尊前に出して心経をお唱えになります。そのあるご家族の方から、「御本尊様はこの次はいつ御開帳ですか」と問われました... [続きを読む]
  • 一本の電話から
  • 昨日三日昼前に一本の電話があった。かつて日本の古寺巡りというバスツアーで案内をしていた頃に、よくご参加下さったご主人からだった。電話の要件は、身寄りの無い知り合いが亡くなったのだが、長く施設にいたこともあり、葬儀に立ち会う人もないのだが、今はやり... [続きを読む]
  • 平成31年元旦護摩祈祷
  • 元旦護摩祈祷後の法話あけましておめでとうございます。ご苦労様です。今年もこうして皆様の読経の中元旦のお護摩を焚いて年越しすることができ誠にありがたく、感謝申しあげます。護摩札をお加持していて気がつかれたかもしれませんが、今年は特に除災招福、無病... [続きを読む]
  • 昨日の薬師護摩供後の法話より
  • 最近あったことからお話し申し上げる。先月ある高僧と話をしていましたら、真言宗は本覚思想であるから、みんな仏の命をいただき生まれてきて、死ぬるときには仏の命に還っていくのだ、自分が仏と思えないのは心がいろいろな煩悩で曇っているからであり、自分が本来... [続きを読む]
  • 雲照大和上遺墨展によせて
  • 雲照大和上を学ぶ会の松本宣秀師が23日来訪された。来月14日から18日まで倉敷市立美術館にて、倉敷仏教会主催「雲照大和上遺墨展と講演・明治150年を雲照大和上に問う」が開かれるにあたり、國分寺所蔵の雲照和上直筆の書額などをご覧になるためである。因みに... [続きを読む]
  • 本堂の両部曼荼羅について
  • この度、写真にあるように、大覚寺所蔵の両部曼荼羅(複製)を國分寺本堂にお祀りしました。今年七月六日に搬入され、八月十三日に本堂正面左右奥の壁上部に取り付けられました。約百六十?四方の額装仕立で、壁の上から下まで覆っています。この両部曼荼羅は、この... [続きを読む]
  • 万燈会法話④
  • では輪廻する自分とは何なのか、という観点から少し考えてみましょう。私たちは、今のこの人生を生きる私が自分と思っていますが、前世があり、その前のいくつもの過去世があったわけです。さらには死後も生まれ変わり別の身体をもらって生き続けていきます。そこに... [続きを読む]
  • 万燈会法話③
  • 三日目にお訪ねしたお寺では、やはり多くのお参りがあり、本堂よりも境内のテントの中に沢山の檀信徒が椅子に掛けてお参りされていた。何か質問があればと申すと、早速に、「木魚はなぜ魚なのか」との質問があり、「もともと禅宗寺院で、実際に魚の形をした木製の叩... [続きを読む]
  • 万燈会法話②
  • さて、2日目のお寺では御堂一杯の参詣があり、ついつい、こんな話題から話し始めた。「今世界的に宗教は衰退していて、アメリカのカトリック神父の不祥事が報道されたばかりではありますが、日曜日に教会に行く人も急減して教会自体の存続が危ぶまれていたりします... [続きを読む]
  • 万燈会法話①
  • ことのほか暑い猛暑に責任を押しつけるわけではないが、今年の万灯会5ヶ寺の法会後の法話を担当するとなっても、何も頭に浮かばず、初日から皆さんに何か質問があればと問うてみることになった。初日のお寺には丁度中学生がお参りになっており、その子から早速に「... [続きを読む]
  • 勅封心経に願う
  • 7月の中国地方全域を襲った豪雨災害から3週間ほどが経過しました。皆さんの身近なところでも、報道はされなくても床下床上浸水の被害や親族や知り合いが断水で困っていたり、交通手段を失ってしまったところも多々あったことと思います。まだまだ被災地では復旧に向... [続きを読む]
  • 玄関から寺内へ案内
  • 玄関から寺内へ多くの方からご心配をいただきましたが、おかげさまで國分寺は大雨の被害も特にありませんでした。多くの方がお亡くなりになり、お悔やみ申し上げます。被害のあった地区の皆様に、またボランティアで救援活動中の皆様に御見舞いを申し上げます。こ... [続きを読む]
  • 備後國分寺の風景 5
  • 備後國分寺の風景 5仁王門の上には「國分寺」と書かれた額がかかり、額の裏には仏教のシンボル「法輪」が彫刻されています。法輪はお釈迦様の教えの中でも最も実践的な八正道を表現したものと考えられています。本堂正面には「医王閣」とあります。ともに戦前の京... [続きを読む]
  • 備後國分寺の風景 4
  • 備後國分寺の風景 4仁王門を入ると、西側中央に大きな曼荼羅石、その右左に観音菩薩、行基菩薩が祀られています。曼荼羅石は、中央に大きく梵字で大日如来を表すアクとあり、それを梵字の光明真言がぐるりと下から右回りに配されています。光明真言はすべての仏の... [続きを読む]
  • 備後國分寺の風景 3
  • 備後國分寺の風景 3今年3月25日6年に一度の涅槃会があり、2年半の修理を終えてお帰りになった仁王尊の開眼供養が行われました。30人を超える御稚児さんによる、稚児行列が行われ、一人一人に花を仁王尊に供えてもらって賑やかに開眼されました。300年近い... [続きを読む]
  • 備後國分寺の風景 2
  • 備後國分寺の風景 2元禄七年に水野勝種侯により再建された際に、引き続き客殿北側に作られた元禄庭園。客殿に座して鑑賞する庭園で、西側上部に蓬莱山に見立てた石を置き、そこから爆水が庭園の池にそそぐ。その様子を、住処にかかる程であったと「爆流懸住処」と... [続きを読む]
  • 備後國分寺の風景 1
  • 今日の備後國分寺境内の宝篋印塔に、経に曰く「もし衆生あって、この塔において一香一花を礼拝供養せば、八十億劫の生死の重罪、ひと時に消滅し、生じては災い横死を免れ、仏土に生ぜん」と刻まれています。劫とは、果てしなく長い時間のことで、一劫は牛車で一日... [続きを読む]
  • 仏教を説く難しさについて
  • 私たち日本では人が亡くなることを仏になった、成仏されたと言います。そのために、仏教の悟りということと死ということが混同されているように感じます。人が亡くなると仏さんのところに行ったなどと表現をしてしまうこともあります。そのためか、普通に死ねたら救... [続きを読む]
  • 水子の葬儀について
  • 先日、水子のお葬式をさせていただきました。水子は葬儀をしなくてもよいもの、供養のためには墓所に地蔵尊を祀りそこに遺骨を納めたらよいという程度に考えていました。しかし、この度、若いお父さんから、たとえ14週までであっても母親のお腹の中で命をともにした... [続きを読む]