坂本 博 さん プロフィール

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坂本 博さん: 交心空間
ハンドル名坂本 博 さん
ブログタイトル交心空間
ブログURLhttps://ameblo.jp/skmt/
サイト紹介文文章の書き方、小説や脚本を掲載してユニークな切り口で解説。もの書き目線のオモシロ話もお楽しみ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供44回 / 317日(平均1.0回/週) - 参加 2006/10/07 20:29

坂本 博 さんのブログ記事

  • 言葉の解像度
  •  日本大アメリカンフットボール部の悪質タックル問題で今週、当事者である宮川選手・内田前監督と井上前コーチ・大塚学長が、22日〜25日にかけて日替わりでそれぞれに記者会見を行った。 昨夜の報道ステーション(テレビ朝日)で、これら三つの会見についてコメンテーターが「言葉の解像度に違いを感じる」と表現していた。つまり、宮川選手は“いつ誰がこう言った”と具体的に伝えたのに対し、内田監督らは抽象的に意味合いを発 [続きを読む]
  • 山口達也テレビ復帰へのシナリオは…
  •  TOKIO の元メンバー山口達也の事件発覚後、初となった5日13日『ザ!鉄腕!DASH!!』の放送は、DASH海岸、DASH島、新宿DASH、DASH村と過去の様子を交え現在へと繋げた構成だった。 過去の映像では、山口の姿はすべてカットされており、TOKIO は以前から4人のようにも受け取れる。テレビの怖さすら感じた。唯一といっていいのだろうか、記憶違い(見間違い)でなければ、養蜂の様子で巣箱の正面下に黄色で描かれた“山”の字が… [続きを読む]
  • 五月みどりのシャツ黄みどり
  •  俳優の火野正平さんが自転車で、視聴者から寄せられた手紙をもとに、思い出の場所を巡るNHK−BSの旅番組『こころ旅』がある。正平さんの素朴な姿や自然に対するもの知りがおもしろい。好きな番組だ。 今週分、726日目“佐賀県伊万里市大川町にある駒鳴駅”の再放送を観ていて……。 緩やかな上り坂でのプチ休憩……。女優の五月みどりさんが黄緑色のシャツを着ている写真を見て「シャツきみどり」とダジャレを……。スタ [続きを読む]
  • 心構えと意識
  •  今日のカープ(マツダスタジアム/対DeNA戦)は 18:00開始予定だったが、強まった雨の影響で 18:40に中止が決定……。 先発予定の中村祐太投手(22)は「準備はしていました。残念です。切り替えて調整していくしかない。雨の中で(の登板を)経験したことがなかったので、投げてみたかった」と話した。【日刊スポーツより】 入団5年目の若手投手で、今季は4月18日に対ヤクルト戦で初登板して以降3戦3勝、安定感をみせてい [続きを読む]
  • 脚本におけるPDCA
  •  企業の事業評価では「計画(Plan)→実施(Do)→検証(Check)→改善(Action)」をサイクル的に行い、次の計画や事業に生かす『PDCA』の考え方がありますが、ドラマの創作過程でもこれを実践してこそ、より早い上達法になります。計画と実施が『構成(含む検討)と脚本執筆』に相当します。検証となる『チェック』は「構成 → チェック → 構成改善 → 脚本執筆 → チェック → 脚本改善」となるように、構成と執筆それぞ [続きを読む]
  • カー娘、笑顔と涙の銅メダル
  •  平昌オリンピック、カーリング日本女子が英国と3位決定戦。 どちらも譲らない展開で勝敗のゆくえは、4対3の日本リードで迎えた最終エンドに。後攻英国の最後の一投に委ねられた。2点を獲って逆転勝利を狙ってきたが、日本のストーンに薄く当たり、日本のストーンがナンバー1として残った。この瞬間、5対3で日本が勝利し歓喜と感涙に包まれた。 銅メダルだねー、よかったねー……そだねー。 [続きを読む]
  • カーリング漬け
  •  平昌オリンピック。カーリング日本女子・男子の試合(TV中継)観戦の一日だった。午前中は日本女子(8:5)デンマーク戦で勝ち。午後は日本男子(5:6)イギリス戦で惜敗。 そして夜は日本女子(7:5)韓国戦で勝ち……9エンドで6:5と逆転した日本は、10エンド、逆転負けの可能性もある韓国最後の一投に対し、“守りを固め相手にプレッシャーを与える作戦”に出た。これが功を奏し(韓国は日本のNO.1ストーンをはじ [続きを読む]
  • 発想後のイメージを膨らませるには…
  •  その人は、脚本に関しては素人ですが、素敵な感性と魅力的な個性を持った雅やかな女性です。いつだったか彼女に、「もしも君が、外国の人をもてなすとしたら、どんなもてなしをする?」と問いかけました。以降、大まかな会話を脚本形式で続けましょう。彼女「もてなすって、料理でですか?」坂本「それでええよ。君が好きな外国の俳優を思い浮かべて」彼女「(誰かを想像している)……」坂本「その人をもてなすとしたら、どうい [続きを読む]
  • 佳作『母の島唄』の作品評
  •  平成29年度「NHK中四国ラジオドラマ脚本コンクール」で佳作に輝いた『母の島唄』(作・江口香奈子)の作品評を掲載します。*--------------------------------------*『母の島唄』(佳作)  作・江口香奈子 瀬戸内海の野島で暮らす直(43歳)は、東京から訪れた優衣(21歳)と知り合い、口説きと呼ばれる島唄を通して打ち解けるうち、直は22年前に出産し養子に出した自分の娘であることを知る物語。 最終選考に残った8作 [続きを読む]
  • 入選『ボクの、いじわるでえらそうなヒール』の作品評
  •  平成29年度「NHK中四国ラジオドラマ脚本コンクール」で入選に輝いた『ボクの、いじわるでえらそうなヒール』(作・菊池百恵)の作品評を掲載します。*--------------------------------------*『ボクの、いじわるでえらそうなヒール』(入選)  作・菊池百恵 父親のパニック障害のため東京から瀬戸内海の島に引っ越してきた翔(8歳)は、下校中に友だちに追いかけられ息苦しくなり倒れてしまう。島のアイドル猫(ヒール) [続きを読む]
  • 推敲の余地…
  •  平成29年度『NHK中四国ラジオドラマ脚本コンクール』の審査結果が発表されました。■中四国ラジオドラマ脚本コンクールの審査結果【NHK松山局】入選 『ボクの、いじわるでえらそうなヒール』  菊池百恵佳作 『母の島唄』               江口香奈子そのほか最終選考作品   『愛の夢なら』              黒瀬ゆか   『耳をすまして、よろこびの歌を』     瀬津 広   『ぼっ [続きを読む]
  • ○○してこそドラマ
  • 新年 あけまして おめでとうございます ドラマ脚本は、最初の発想があってから“背景・人物・エピソード・ストーリー・テーマ”を探り考え検討を重ね……固めた“構成”に基づき執筆します。ファーストシーン、そして起承転を経て結句で魅せるクライマックスとラスト……これらから描き上げらた世界観やメッセージ性あるいはいろいろな意味合いでオモシロさによって、人物像とテーマを浮き彫りにしていきます。 と、堅苦しい説明 [続きを読む]
  • 広島弁「ぐべんしゃ」
  • 「あんにがたはぐべんしゃじゃけえ」 おふくろが買い物から戻るなり、近所の人と話したときに聞いた言葉です。「まあ、古くさい言葉ァ聞いたわ」と懐かしんでいました。 広島弁で「あんに」とは“あの人”のこと、「あんにがた」は“あの人の家”のことです。これはおふくろもよく使うので知っていました。  ◆こんに = この人   こんにがた = この人の家  ◆うち  = わたし   うちがた  = わたしの家といった感 [続きを読む]
  • 気休めの奥底
  •  ──脚本創作で上達する方法は何か。 よく言われるのが「書き続けること」です。駄作だろうが凡作だろうが、書き続けなければ上達もあり得ません。書きもの界では“ごもっとも”といえる教訓ですが、結果が伴わない人からみれば“気休め”とも受け取れます。だからといって書くのをやめてしまえば上達どころか次の結果もありません。やはり正論なんですよ……。ただこれは「同じ失敗を繰り返さない、何かしら成長の術(すべ)を [続きを読む]
  • 完全主観映像“一人称映画”
  •  小説であれば《僕は》《私は》といった“一人称”描写で書くのは珍しくない。 ──では脚本はどうだろう。 小説の描写がト書きに相当すると考えた場合、《坂本は》《博は》《男A》はと“三人称”で書くのが通例だ。台詞(音声面)においてはモノローグが“一人称的”表現といえるが、映像は語っている人物が映されていれば“三人称(客観映像)”表現になる。それにしても一時的であり、小説のように全編を通じた表現ではない [続きを読む]
  • 脚本『放課後泥棒』の解説(おまけ)
  •  ドラマ創作において登場人物のキャラクター表現は重要です。 この作品解説の冒頭で「一ノ瀬の扱い方(展開やキャラクター)に問題あり。ドラマ性は当然のこと、子どもらしさも壊している」と評しました。この中で“子どもらしさ”に対し、作者(塾生Aさん)から次のような返答と質問がありました。    *--------------------*    極端な環境に置かれた小学六年生ならば、一ノ瀬ぐらい極端でもいいんではない    か [続きを読む]
  • セミに寄生したエイリアン
  •  おそらく制作者には、蝉(せみ)の抜け殻の丸まったフォルムが、あの映画に登場するエイリアンの頭部に見えたのだろうか……。それにしても全身を抜け殻で創り上げてしまうとは、驚きを飛び越えた芸術としか言いようがない!■セミに寄生したエイリアン【制作者のTwitter/たにさき(公式) @tanisaki2525さん】■蝉の抜け殻で作った「エイリアン」のクオリティーに称賛と驚きの声続々…【ねとらば】 ──発想の広がりが、エイ [続きを読む]
  • 鼻水美人との一夜
  •  それはNHK岡山放送局からの依頼で、ラジオドラマ番組『FMシアター』の執筆をしたときです。担当ディレクター(演出)は入局三年目の女性で、名前にインパクトのある人でした。なんとアイドル女優と同姓同名です。最初電話があったとき(1997年11月)本人には失礼ですが、やはりその話題から入って本題の脚本執筆の依頼です。提示されたお題(彼女が取り組みたい素材)を基にネタの収集をし、人物像やエピソード、構成を組み [続きを読む]
  • ことばは自由だ
  •  広辞苑が10年振りに改訂され、来年1月に第七版として発行されるとのこと……。 もの書きにとって“辞書”は必需品だ。脚本や小説はもとよりブログの記事内にも「辞書によると」「辞書で調べてみると」などの文言が見られ、結構辞書に頼っているのが判る。その局面においてどの表現が適切か、辞書というものは“厳選の道しるべ”として欠かせない存在だ。 インターネットの普及に連れてネット内の辞書を活用するようになったが [続きを読む]
  • 死のゲーム再び
  •  好きな映画に『ソウ(SAW)』シリーズがある。猟奇的殺人鬼ジグソウにまつわり、密室に閉じ込められた曰(いわ)く付きの人間たちが死のゲームに課せられる物語だ。単なるホラー(恐怖)映画ではなく、人間性(ヒューマンドラマ)を根底に心理や欲望を衝いた創作ポリシーを感じる。制作的にはフラッシュ映像の列挙で記憶の再現(回想)を見せているのが説明っぽくなく、巧妙さ、テンポの良さ、迫力さを生んでいるのが、とても [続きを読む]
  • 放送化率の高い脚本コンクール
  •  気がつけば『中四国ラジオドラマ脚本コンクール』の締め切り(11月6日)まで一ヶ月を切りました。このコンクールは例年応募総数が、哀しいかな 100作品に満たないのが現状です……。その分、受賞率やFMシアター(NHK)での放送化率にしたら高いといえます。過去5年間の結果は次のとおりです。2016年度・総数 80  入選『母の自転車に揺られて』    作・柿沼伸良  佳作『誰が言うた、あまが言うた』  作・朱花か [続きを読む]
  • 6歳でも論理
  •  日本テレビの報道番組『news every』で“そらジローあのね”が流れていた。子どもと、天気予報マスコットキャラクターのそらジローが会話するミニコーナーだ。聞こえてくるやりとりに耳たぶがピクピクッとなった。りょうじ くん「そらジローって好きな食べ物 なに?」そらジロー  「何が好きだと思う?」りょうじ くん「バナナ?……だって黄色だから」そらジロー  「なるほどね」■そらジロー【日本テレビ】■そらジローあの [続きを読む]
  • 脚本『放課後泥棒』の補作と解説(7)
  •  ドラマとは“人間性・葛藤・変化”の三要素をいかに描くかにあります。 この作品は、人物像やテーマも特異とはいえません。ありきたりで素朴といっていいでしょう。しかしながら、人物の役割やエピソード、台詞などを再検討再構成すれば、原作とは違った印象を提供できると考え、補作に踏み切りました。 いよいよクライマックスととラストです。脚本創作のノウハウを吸収し役立ててもらえたら幸いです。*--------------------* [続きを読む]
  • 「考える」とは…
  •  会社勤め(システムエンジニア職)をしていたころ、課長のデスクに『THINK』と書かれた三角プレートが置いてあるのを覚えています。感化されたわけではありませんが、システム開発をしたり、脚本や小説など創作をするにあたり、考えることと対峙してきました。 やみくもに考えても時間ばかり費やしてしまいます。また「これだ!」と閃きがあったにしても、どんな根拠や意味などがあるのか不明瞭では“思いつき”にすぎませ [続きを読む]
  • つもり癖・はず症候群・だろう病
  •  塾生の脚本を読んで展開に疑問があれば、その根拠や意図を問います。返ってきた答えに該当するエピソードや台詞を求めて再度検証します。しかし脚本のどこを探しても見当たらないことがあります。結果現状では、意外性と受け取るにしてもムリがあり、論理の飛躍としか言わざるを得ません。納得性に欠けます。つまり安易な発想(思いつき)で書かれた……と判断できます。 その旨を伝えると、   「そんなつもりではなかった」 [続きを読む]