コイヌマ さん プロフィール

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コイヌマさん: 美術作家 肥沼義幸の制作日記
ハンドル名コイヌマ さん
ブログタイトル美術作家 肥沼義幸の制作日記
ブログURLhttps://ameblo.jp/http-koinuma-jp-blog
サイト紹介文美術作家 肥沼義幸が日々起こる出事、制作、展覧会レビュー、音楽、映画についての話題のブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供34回 / 365日(平均0.7回/週) - 参加 2006/10/22 22:15

コイヌマ さんのブログ記事

  • ドイツ、アッシャースレーベンでの滞在制作を終えて
  • オランダに戻ってきました。すぐにオランダの滞在許可証の申請準備をはじめなければならず、ここ10日ほどはアプリケーションを集めるのに忙しい日々を送っていました。先日、イミグレーションを担当している弁護士に全ての資料を渡し終わり、ようやく落ち着いてこれから制作する作品の事を考える時間が持て、ほっとしております。 去年、今年と2年続けてドイツで夏を過ごし、たくさんの作品を創れた事を嬉しく思います。ドイツは [続きを読む]
  • ドネーション作品『 Astro-Power without borders 』
  • さて、ドイツ、アッシャースレーベンでの3ヶ月の滞在制作も今日で最終日となりました。滞在制作をしたアーティストは1作品、アッシャースレーベン市に作品をドネーションとして寄贈しなければなりません。ドネーション作品はアッシャースレーベン市とレジデンスのコレクション作品となります。 せっかくなら、アッシャースレーベンでの記憶、もしくは記念となる作品をドネーションとして寄贈したいという想いがあり、『 Astro ? [続きを読む]
  • 人と馬 (ドイツ、ホース・ショーについて )
  • 2週間前の事なのですが、ドイツ、アッシャースレーベンで3日間に渡ってホース・ショー(馬の祭典)が開催されていました。ご招待して頂いたので、共に滞在制作をしているアーティスト達と一緒に訪れました。 今まで馬との接点はなかったのですが、ドイツ人アーティストのアティが大の馬好きで日々、馬についての熱いパッションを語っていたのと、本屋には数多くの馬についての雑誌が置かれていたりとドイツ人には馬好きが多いの [続きを読む]
  • 無題と有題
  • 作品のタイトルを決めるのは時に難しい。以前の作品は大体Untitled(無題)だったのですが、近年は出来る限りタイトルを決めるようにしている。 絵を描いている時にこれだ!というタイトルが浮かぶ時もあるが多くの作品は描き終わってから、人に観てもらう展示用作品のみ決めることがほとんどである。もしくは、描いている時に聞いていた音楽のタイトルや詩の一文から頂くことも多くなったように思う。 無題とすることで絵のテ [続きを読む]
  • ドイツで鱒(トラウト)釣りはできるのか?
  • 2ヶ月ほど前から共に滞在制作をしているアーティスト同士、日替りでお昼ご飯を作っています。ある日、ドイツ人アーティストのコーネリアが「今日は魚を買ってきたから。」と言った時には「えっ、肉じゃないの?」と耳を疑い、聞き返していた。 というのも、僕の中で「肉とビール」こそが歴史あるジャーマンのソールフードなんじゃないのと思っていたのでついつい聞き返してしまった( 失礼しました )。そしてコーネリアが立派で [続きを読む]
  • 絵と料理
  • さっと炒めて手早く完成。チャーハンや炒め物が好きなのは昔から。絵も同じ、集中してさっと描きあげるのが好き。どんどん次の作品を描いていく。 でも、じっくりことこと煮込まないと美味しくならない料理もあるようにじっくりと時間をかけて絵と向き合わなければ完成しない作品もある。 2ヶ月ほど前からドイツ、アッシャースレーベンで共に滞在制作をしているアーティストが日替りでお昼ご飯を作るようになった。もちろん、僕 [続きを読む]
  • ユネスコ世界文化遺産 ドイツ・クヴェトリンブルク
  • ドイツ、アッシャースレーベンからバスで約40分、ユネスコ世界文化遺産クヴェトリンブルクを訪れました。共に滞在制作をしているドイツ人のアーティスト、コーネリアとアティはジブリ映画の大ファンなのでクヴェトリンブルクはジブリ映画に出てくるような街並みだから楽しみにしておいて〜と言われていたのですが言葉の通り、美しい木組みの家々が立ち並ぶ素敵な街でした。 写真をあまり撮れなかったのですが、市内にはアンティ [続きを読む]
  • 夢を描く
  • 自分の夢(願い)を言葉にする事は大切だと思う。想いは言葉に宿るから。 でも、僕は絵を描いているので言葉にする代わりに夢(願い)を描いてみることにした。 ................................................................................................................................. 昨日8月29日のドイツ中央部の新聞Mitteldeutsche Zeitung に開催中のグループ展「 Internationales Sommeratelier Aschers [続きを読む]
  • Summer Group Exhibition in Aschersleben, Germany
  • 先週24日からドイツ、アッシャースレーベンでの3ヶ月間の滞在制作の成果発表として、4人のアーティストのグループ展がはじまりました。まだ滞在制作の期間は終わっていないのですがとりあえずここ3ヶ月でやってきたことの全てが出せたように思います。 膨れ上がった風船が一気に萎んでしまうように、内なるエネルギーを使い果たした感じがあります。ちょうど週末にホース・ショー(馬のショー)があり、とても大きなイベント [続きを読む]
  • 秋 Lady Rabbit
  • ドイツ、アッシャースレーベンでの滞在制作も残り2週間。オランダに戻る電車のチケットを予約したり、作品の写真撮影、運送の予定を考えたりと忙しい日々を過ごしています。同じ時期に制作している3人のドイツ人アーティスト達もそれぞれ普段生活している国に帰るための準備を始めています。やはり寂しいものですね。 昨年の3ヶ月のライプツィヒ滞在と今年の3ヶ月のアッシャースレーベン滞在。合計半年間、ドイツで過ごした事に [続きを読む]
  • 神道 Shintoism
  • 日本に滞在している時に神社を訪れるのが楽しみです。もともと神社好きで、美術館やギャラリーの展示を観に外出する時は神社にも足を運んでいたのだけれど、最近は神社メインで外出する事が多くなった。ふと立ち寄った駅で見つけた神社を訪れる事もあるので御朱印帳は常にリュックの中に。 1年の大半を海外で過ごしていると、神社のありがたみが良くわかるようになりました。当たり前かもしれませんが、ヨーロッパには神社は無い [続きを読む]
  • ドイツ滞在制作・オープンスタジオを終えて
  • 8月16日のオープンスタジオが終わり、ホッとしています。10時から16時までのパブリック・オープン、そして18時からはスポンサーなどを招いてのプレゼンテーションを行いました。 とりあえず、インターナショナル・サマー・レジデンス・アッシャースレーベンでのここ2ヶ月間の制作の成果をきちんと発表できたように思います。訪れてくれた方とは作品を前に出来る限り作品のストーリーや普段の制作に対しての考えを話させて頂きま [続きを読む]
  • 弁財天 美しい白蛇
  • 僕がその美しい白蛇と出会ったのはドイツ、アッシャースレーベンに着いて2日目の事だった。市内を散策中に年季の入ったペットショップを見つけ、そのペットショップのウインドディスプレイ越しに1匹の白蛇を見る事ができた。ふと、数ヶ月前に訪れた川越熊野神社、4つの摂末社の内の厳島神社の鳥居をくぐり、右手にある白蛇神社での強烈なデジャブ体験を思い出した。 神社を巡るのは僕の趣味なのですが、絵を描いているので芸術の [続きを読む]
  • 月と星 Starfox
  • 滞在制作をしているドイツ、アッシャースレーベンの宿泊施設(アパートメント)は最上階の5階にあり、暑くて寝付けない時は窓を開けて星空を眺める。夜の匂いが不思議と心を落ち着かせ、明るい月と星々が出迎えてくれる。 こうして、夜空を見上げるとついついUFOが現れないかと期待してしまうのは今も昔も変わらない。残念ながらエイリアンには出会ったことはないが、その代わりに現代美術のフィールドで宇宙や、惑星、月をテー [続きを読む]
  • 画家は猫好き?アッシャースレーベン動物園
  • 1年程前の事。犬をモティーフにした作品「ドックマン・シリーズ」を制作するために、地元の犬と猫を保護している施設を訪れました。しかし、僕が訪れた時に施設で保護されている犬はおらず、たくさんの猫達が僕を迎えてくれました。これも何かのお導きだと思い施設の方にお話しを聞き、猫の写真を撮らせてもらいました。 丁度、ドイツに来る前に「ドックマン・シリーズ」が一区切りしたところだったので何か新しい動物を描いてみ [続きを読む]
  • Coffee break on the Mushroom
  • 先週の土、日曜日。朝起きた瞬間に分かる。あぁ、今日は絵が描けないなぁと。体が重く、何もする気が起きない。こういう日が月に2、3日ある。今はドイツで滞在制作をしているので宿泊先のアパートメントにはテレビしか無く、持ってきた本は全て読んでしまった。家に居ても無為な時間を過ごしてしまうので、とりあえず朝食を済ませてスタジオに向かう。 絵を描く、描かないは別にしてスタジオに行く(外に出る)事は気分転換にも [続きを読む]
  • 紀行文集と画家の日記
  • 日本、異国でも本屋を見て周るのはとても楽しみです。異国で小説や雑誌などは買いませんが、その代わりに画集、図鑑、写真集はたとえ全く字が読めなくても、そして少し値段が高くても買うようにしている。これらの本は大抵重いのが難点だが、絵を描く上で参考にもなるので大切である。日本とオランダの自宅の本棚にはもう何回も繰り返し読んだ本が並んでいる。 特に好んで読んでいるのは紀行文集と画家の日記である。紀行文集で [続きを読む]
  • 米と麦
  • しっかりとした仕事をするには、まずエネルギー源となる「食」はとても重要である。とはいえ、異国では普段食しているものが必ずしも食べれるとは限らない。『 郷に入れば郷に従え 』とはよく言うがまずは「食」からである。6月後半から滞在制作しているドイツで言えば、とにかく肉とビールである。 アッシャースレーベンに来た時に1つ決めたことがある。それはお米を(できる限り)食べずに3ヶ月過ごしてみようと思ったのだ。僕 [続きを読む]
  • アッシャースレーベン、日々の制作について
  • ここのところドイツも暑い日が続いています。滞在制作している他のアーティスト達も各自プールや湖に泳ぎに行くなど、この暑さをしのぎ、制作に集中するための気分転換をしている。滞在制作も折り返し地点、ひとときのショートブレイクを楽しむのも大切である。 とはいえ、夏は暑いもの。こうしてモチベーションを保ちつつ制作に打ち込める環境に感謝。おそらく、この夏を一人で自宅スタジオで過ごしていたら、暑くて制作も出来 [続きを読む]
  • カメレオンのように
  • アッシャースレーベン市内。日々制作しているスタジオと宿泊しているアパートメントは約2キロ離れており、その中間地点にかなり年季のいったペットショップがある。一度中に入ってみたのだが、たくさんの生き物の入り乱れた強烈な臭いに圧倒され、このペットショップが一見さんお断りなのだと理解して急いで外に出た。アッシャースレーベンに来て早々に強烈な一発をくらってしまったのである。 しかし、このペットショップの道路 [続きを読む]
  • The Painting Says / 終わりの見えない終着点
  • 「完成。」絵を完成させて夕刻にジャーマンビアーを飲めれば1日の終わり方としては上出来だと思う。先週の中間発表会の時に「 Yoshi はいつ絵が完成したと決めるの?」という質問を受けた。『!?』投げぱなしジャーマン・スープレックスのような受け身の取れない地点に私が放り投げられているような浮遊感を味わう。完成...どう答えればいいのだろうか。 しばらく考えたのち「 The Painting says (絵が言っている)」と答えて [続きを読む]
  • The Power of Music / 画家はシャーマンである
  • ドイツ、アッシャースレーベンでの滞在制作も折り返し地点。少しずつ作品の方向性が見えてきているような気がします。先週の中間発表会の時。隣のスタジオで制作しているドイツ人アーティストのダニーから「 Yoshiは制作中、いつもイヤホンで音楽を聴いているけど、足でリズムをとったり、鼻歌を歌ったり、時に踊っている時もあるよ。気がついてた?」と言われた。 そうダニーのスタジオと僕のスタジオはバルコニーで繋がってい [続きを読む]
  • The World map in my heart ・レジデンス中間発表
  • 自宅のキッチンの壁には大きな世界地図が貼ってあり、料理の合間にラジオを聴きながらそれを眺める。今までに旅した国、そしてこれから旅をするであろう国を思い描きながら。 色々な国を見てまわりたい。そう昔から思っていた。とはいえ、現実的に全ての国を見てみたいと思えるのは某女性タレントのように特別な運とガッツがなければ、そして何より職業としての旅人でないと思い描けない夢かもしれない。 しかし、実際にその国に [続きを読む]
  • 「 猪熊弦一郎のおもちゃ箱 やさしい線 」を読んで
  • 旅に持っていく本を選ぶのはいつも楽しみだが、果たしてこの本でよいのだろうか、荷物が重くなるだけになってしまわないか、パッキングの最後まで迷う時がある。今回、3ヶ月のドイツ滞在では結局4冊を持っていくことにしたが、その中の1冊「 猪熊弦一郎のおもちゃ箱 やさしい線 」( 文:小宮山 さくら、小学館 )を繰り返し読んでいる。 画家の猪熊弦一郎氏の絵画は美術館で幾度か拝見することがあったが、この著作を読み、画家 [続きを読む]